リナの約束・リナの約束編 ~番外編2~
「そーですか♪だれか、アメリアをよんできなさい!!」
・・・・・はい?
今、レーヴェさん・・・・アメリアって・・・言わなかった?
やがて、
「おじ様!!なにか、用ですか!!」
聞き覚えのある声が・・・。
『アメリア!!?』
あたしと、ガウリイの声が重なる。
現れたのは、まぎれもなく、アメリアであった。
でも、違うといえば、服装ぐらいなものである。
「・・・?誰です?この人達?」
アメリアが言ってくる。
「おお、来たか、アメリア。実は、この人達のおかげで、例の宇宙船が完成したんだよ♪
それで、この人達にあの宇宙船、差し上げるので、
アメリアには、この方達と一緒に、いってもらいたいんだが・・いーかな?」
レーヴェさんは、アメリアに言う。
「え!!あれが、完成したんですか!!もちろん!!!」
ガッツポーズをとるアメリア。
・・・・・やっぱ、本人じゃないのかい?このアメリア・・・あのアメリアと・・・。
「気配は、アメリアと一緒なんだがなー・・。でも、ちょっと、違うな。」
とガウリイ。
「始めまして!!私、アメリア=シルク=トゥエル=セイルーンです!!!」
元気いっばいに、あたし達に向かって、挨拶をしてくる。
「・・・・あ・・あの、レーヴェさん・・?アメリアって・・もしかして、セイルーン王国の第二王女とか?」
まさかと思い、あたしが聞くと、
「セイルーン王国?!それは、昔はそーでしたけど。今は、セイルーンという、一つの地区ですよ?
何言ってるんですか?この星自体が、かつての国々と連合して、ひとつの共和国になってるのは、御承知でしょう?」
レーヴェさんが、言ってくる。
・・・・・はい????!!星じたいが、ひとつの共和国!!??
「しかし・・・なぜ、ご存知なんです?この、アメリアが、セイルーン地区の都市長の次女だなんて?」
・・・・はい!!?
「・・・・・もしかして、もしかしますと・・長女は、行方不明・・とか?」
あたしが、恐る恐る聞き返すと、
「グレイシア姉さんなら、インバース財閥に何でも、魔道を習う!!とかいって、見習いにいってますが?」
とアメリアは言ってくる。
「グレイシアって・・誰だ?」
すっとぼけたことを言う、ガウリイ。
「アメリアのお姉さんでしょーが!!フィルさんの長女の!!」
あたしは突っ込む。
「あ・・あの?父さんを知ってるんですか?」
とアメリア。
・・・・あ゛う゛・・・・。完全にあたし達の世界と設定が一緒のよーである・・・。
「アメリアの父親でなくて、もう一人、あたし達の仲間のアメリアの父親を知ってるのよ。」
あたしが言うと、
「????」
首をかしげるアメリア。
「ちなみに、アメリアの姉さんの名前って、何てゆ~んだ?」
ガウリイがアメリアに聞く。
そーいえば、あたしアメリアの姉さんのフルネーム・・聞いたことがなかったよなー・・。
次の瞬間。
あたしは、恐ろしい名前を耳にした!!
「姉さんの名前は、『グレイシア=ナーガ=ウルトス=セイルーン』です♪」
どごがしゃ!!!
あたしは、思わず、ひっくり返る・・・・。
「そ~言えば、あたし達の名前、かつてのご先祖様から、取ったと母さんは言ってましたけど?」
アメリアがふと思い出したよーに言う。
なんか、すっごーく・・・いやな予感がするんですけど・・・・・。
・・・・・その先は、絶対、聞かないほーが、いいと思うくらいに・・・。
「あたしの名前は、『アメリア=ウィル=テスラ=セイルーン』という、ご先祖から。
で、姉さんは、『グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン』と言う、ご先祖から名づけられたんです♪」
・・・・・・あ゛う゛う゜ぅ・・・・・・・・。
まさかまさかまさかまさかまさまかさまかま・・!!!!????
・・・・間違いなく、ここは、あたし達の世界の未来のよーである・・。
でも!!認めない!!断じて!!絶対にー!!!
「ご先祖様、『白蛇(サーペント)のナーガ』と名乗って、各国を旅して修行していたそうですよ♪」
アメリアの駄目押しの一言っ!!!
み・・・・認めるもんかーー!!!!(絶叫!!!)
・・・・・お願い・・違うよね?!違うといって!!?
とゆーより、ここ、異世界よねー!!!??(現実逃避・・・)
信じないったら、信じない!!
「あの」ナーガが、アメリアのお姉さんだなんてー!!!(魂の叫び)
・・・・誰か、そりは、夢だといってくれ・・・プリーズ・・・・。
「何、うなってるんですか?」
アメリアとレーヴェさんが、あたしがうなっているのに気が付いて、聞いてくる。
「・・・・・いまの・・・・ま゛じ?」
あたしが聞くと、
「そーですけど?」
不思議そうな顔をするアメリア。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。知りたくもない、っとゆーか!!絶対に認めない!!!
「?とりあえず♪よろしくお願いしますね♪」
アメリアは元気にいってくる。
・・・・あぅあぅあぅあぅぅぅ・・・。(涙涙・・・)
あたしが、涙してるのを不思議がりながらも、レーヴェさんは、ある倉庫へとあたし達を案内してくれた。
そこは、かなりの広さであった。
レーヴェさんが、パネルに手をかざすと、部屋全体が明るくなる。
どーやら、かなり、強い、ライティングの光に近い明るさである。
実はこれ、「電気」とゆーもの、らしーのだが・・・。
部屋の中央には、一つの物体があった。
いや、船・・か?
見た事もないよーな、形である。
強いていうなれば、どこかの戦艦に近いかもしんない・・・。
・・・全然違うけど・・・・。
『ごきげんよう。』
その物体がいきなりしゃべった!!
「う゛どわっ!!??」
あたしは叫び声を上げる。
何でか、ガウリイは、
「へー・・。こんな『ヤツ』もあるんだなー・・。」
と感心していたりする。
その言葉で、その物体をよーく、視てみると・・・・。げげっ!!?
ちょ・・ちょっと??!!この物体、精神生命体じゃないかい!!?
でも、魔族でもないぞ!!??
そう。この物体、ボディーは金属(らしきもの)だが、精神生命体に間違いがない。
「・・・・レーヴェさん?これって?」
あたしが、レーヴェさんに聞くと、
「いやー。ははは♪以前、見つけた、古文書と、以前知り合った、女性の人の助言で、これ、作ったんですよ♪
でも、これ自体がもつ、『力』を増幅するのができなくて・・。
『宝石の護符(ジュエルズアミュレット)』を使えば、出来るとゆーことまでは、つきとめたのですが・・。
何しろ、その必要な品である宝石の護符が大きすぎて・・。手にはいらなかったんですよ♪
リナさんのおかげで、こーして、無事に起動ができました♪」
明るく言うレーヴェさん。
どーやら、あのばかでかい、アミュレットはこれに必要だったらしい。
しかし・・・・。
「・・・・あんた・・・・。魔族に近くない?」
あたしが、その物体に問いかけると、
『すごいですね!!この世界で、そこまで、的確に、魔族の本質を知っているなんて!!
確かに、私は、魔族に近いです。精神生命体ですので。でも、本質的にはも神族ですよ♪
私のこの製作方法を考え出したのは、スィーフィード樣や、竜王様達ですので♪』
答えてくる。物体・・・。
『あ。私の名前は、エメラーダと言いますので、よろしく♪』
明るく言ってくる。
『・・って、話にくいですね・・。』
そういって、
う゛んっ!!!
不可思議な音をだして、「それ」は現れた。
「この方が話しやすいですね♪」
と言う彼女。
「やった!!完全に成功だ!!完全な立体機能をもった、宇宙船!!しかも、意思をもっている!!」
喜んでいるレーヴェさん。
「うわー♪おじ様!!やりましたねー!!」
アメリアまでもが、はしゃいでいる。
そう・・。
本質的に、精神生命体であるその宇宙船の意思は、魔族と同等に、実体化することが出来るよーなのである・・・。
・・・・なんか・・・・彼女って・・・アクア婆ちゃんの若いころに似てるかんじがする・・・・・。
多分、アクア婆ちゃんの若いころは、こんなだったのよ。
と、ゆーよーな、感じた。
「では、よろしくお願いしますね♪」
そして、あたし達は、宇宙へと旅立った。・・と、その前に・・・。
「ねえ。ゼフィーリアによってほしいんだけど?」
あたしが言うと、
「ゼフィーリア?神々の聖地であるあそこへ?」
とエメラーダ。
「インバース財閥の本家がある所ですね!!」
とアメリア。
「・・・・その。聖地ってのが、わかんないけど・・・?とにかく、言ってくんない?」
「分かりました。」
フシュン !!!
・・・さすがに、早い。これ・・。
あたしが、ゼフィーリアに付くと、・・・ぶったまげた!!!
あたしの実家であったであろう場所は、豪邸(ハッキリ言って、お城である!!)になっているし!!
ある場所は、自由に出入りができるらしーので、
そこにとりあえず、あたしは入ってみたのだが・・・。
ずごごげっ!!!
あたしは、おもいっきり、ひっくりころげた!!!
「あれ?この絵・・・リナさんにそっくりですねー♪あ、ガウリイさんまで♪
この絵、この『インバース財閥』を発展させるきっかけになった、昔のインバース商会の夫婦と、
その子供達の絵・・らしいですよ♪」
アメリアが律儀にも説明してくる。
「・・・・・なー・・・・。リナ・・・。これ・・・・。」
「・・・・・何も言わないで・・・・・。ガウリイ・・・・。」
ガウリイのいいたいことは、よーくわかる・・・。
どーみても、あたし達であるのだから・・・。
ってことは・・。異世界にしろ(まだ認めていない・笑)。
子供の姿はこんな子供が欲しいな♪
子供達の絵は、はっきりいって、すっごくかわいい!!
あたしに似て、美人である!!
しかし・・・何人いるんだ・・・?一・・二・・・五・・・・・・(汗)
数えるのよそ・・・(滝汗)
とりあえず、あたし達は、次の目的に向かって進むことにする。
・・次の目的は♪
ちゅどおおぉぉんん!!!
やっぱ、これに限る!!わけの分からん場所でもやることは一緒!!
「リナさん!!すごいですー!!伝説と化している魔法を使えるなんてー!!」
アメリアが感激しまくっている。
あたし達は、アメリアに聞いて、盗賊・・ここでは、宇宙海賊とか、宇宙盗賊団とか呼ばれてるらしーが。
とにかく、そいつらの本部があるともっぱらの噂の星に来ている。
何でも、ここは、協力な武器をもってるとかで、警察も手がだせなたとか・・。
警察というのは、ここの世界のま、お役所みたいな役割をしているところらしい。
・・・犯罪解決などが専門の。時々、護衛とかも請け負うらしい。
「アメリアにも、出来るんじゃない?」
あたしは、アメリアに精神世界の活用法などのレクチャーをする。
・・・と、しばらくして、アメリアは、あっさりと、『ファイアーボール』が扱えるよーになった。
やっぱ、このアメリアにも、あのアメリアと一緒で、素質があるよーだ。
「くそっ!!」
盗賊が放ってきた武器から、ある呪文が炸裂する。
しかし・・・。
「なっ!!?なぜ、きかん!!??」
ばかなことを言う盗賊。
今の呪文・・「烈火陣(フレアビット)」である。
少し威力のあるパンチ程度の呪文で・・・。
あたしは、あっけにとられる。
「くっ!!相手も魔法弾がつきるころだ!!」
訳のわからん指示をだしてる頭らしき人物。
「ふっ。魔法ってのはね!!こーやるのよ!!」
「暴爆呪(ブラストボム)!!!」
あたしはいきなり、ブラストボムをぶちかます。
『何っ!!うどわわぁぁ!!??(混乱)』
吹っ飛んだり、炎にまかれてく盗賊達。
「・・・・ストレス・・溜まってんなー・・・・・。リナは・・。」
ガウリイのあきれている声。
ガウリイにも責任があるんだから!!
こんなわけの分からん世界で毎日、毎日、やってくるんじゃない!!
おかげで、あたしのストレス溜まるし、寝不足よー!!!
ここで、ストレス・・発散してやるー!!悪人に人権はないから、文句はでないはず!!
ちゅゅどどぉぉぉぉんんんんんん!!!!
かくして、その盗賊をぶっ潰し、「警察」に引き渡して、礼金をもらい。
そしてまた、別の盗賊をいじめに・・・もとい、つぶしに行く。
「竜破斬(ドラグスレイブ)!!!」
あたしが放った、ドラグスレイブで、かなり、広ーい範囲にわたって、クレーターと化す、盗賊アジト。
ここは、星全体が盗賊のアジトらしーので。いっちょ暴れてみたのだ。あたしは。
アメリアは、
「・・・すごい・・・。伝説の中の伝説のあの、黒魔法、最高級の魔法を・・・。」
と絶句していたが。
「んふふふ♪あーすっきりした♪」
あたしが、ストレス発散に、ぶっ放してすっきりしているとー・・・。
「で・・げ・・え゛・・でえええ!!??リナ様!!??」
どこかで、聞き覚えのあるよーな声が聞こえてきた。
ふと、視れば、闇が一瞬、固まり、一つの人物へと変わってゆく。
あたし達は、それを目にするなり―。
「ぷっ!!!」
「ぶっわはははっ!!」
あたしとガウリイは笑い転げる!!!
「何よ!!ゼロス!!その格好!!ぷくくくくっ!!!」
「ぷくくっ!!はっきりいって、似合ってないぞ!!??ぶわっはははっ!!!」
現れたのは、あの生ごみ、ばしり魔族のお役所仕事のゼロスであった。
しかし・・ゼロスの格好が・・・。
ぷくくくっ!!!
ゼロスはいつもの格好では、なく、この世界で言うところの神官の格好らしいのだが・・。
ぶくくくっ!!
はっきりいって、にあっていない!!
全身をびしっと固めたよーな黒の上下の服に、腰には、ベルト式かばん。
それに、黒い、マントを羽織っているのである。
いつもの姿の方が数倍ましである!!
・・・多分、この世界では、違和感はないだろーけど。この格好ならば・・。
しかし・・・。それにしても・・。ぶくくくっ!!!
「えっ!?ガウリイさんまで!!??リナ様!!??どーいうことですか!!??」
ん?笑い転げてて、気づかなかったけど・・・。
「ゼーロースー・・。それ・・いやみ?あたしに『様』をつけるなんて・・・。」
いいながら、あたしは、ゼロスを締め上げている。
「ぶくくくっ!!ひさしぶりだな。ゼロス。ルークの一件以来だな。ぶくくっ!!」
ガウリイがまだ笑いながら、ゼロスに言う。
「・・・はい?ルーク・・さん・・ですか?千年前のことですよ?あれは?」
ゼロス。
『・・・・・は!!??千年!!??』
あたしとガウリイの声が重なった。
「・・・ちょっと・・それ。どーゆーこと?ゼロス?」
あたしが聞くと、
「え?ええぇ!!??じゃ、もしかして、もしかすると、リナ様は、リナ様じゃ、まだないんですか!!?」
訳のわからん驚き方をするゼロスである。
「・・・・どーゆ~意味じゃい!!??」
「リナが、魔王を二人も滅ぼしたこと、言ってるんじゃないのか?」
ガウリイがのんびりと言う。
一方、アメリアは、いきなり現れた、ゼロスに対して、戸惑っている。
「あ・・あのー?リナさん?この人は?」
アメリアが聞いてくる。
「おや?アメリアさんの子孫の人間のよーですねー・・。これまた、そっくりで♡」
とゼロス。
「こいつ。生ごみお役所仕事のゴキブリゼロス。」
あたしが事実をありのままにいうと、
「って!!??やっぱり、まだ!!??リナさんですか!!??リナさんは!!??」
「・・・・だから、どーゆ~意味じゃい!!!」
あたしが突っ込むと、
「だったら!!助けてください!!」
いきなりゼロスがあたしにすがってくる。
「誰が魔族なんかを助けるか!!!」
あたしは、ゼロスを足蹴りする。
「そこをなんとかー!!ある御方から、預かっていた、『生き物』が、結界に捕らわれてしまったんですー!!」
ゼロスが泣きながらあたしにすがり付いてくる。
・・・・ゼロスが言う、ある御方って?
「獣王のこと?」
あたしが、聞くと、ぶんぶんと首を横に振るゼロスである。
「何で、ゼロスでは、無理なんだ?」
ガウリイがゼロスに聞くと、
「僕らでは、下手に手出しすると、その『生き物』に傷つける恐れが・・。」
泣きながら、冷や汗かいてるゼロス。
・・・・ちょっとまて・・・・。
まままさか。ゼロスがここまで、怯えているとゆーことわ?!
「・・・・・ね・・・ねえ・・・ゼロス・・。ちょっーと聞くけど・・・。その預かってる人物って・・??!」
あたしはある可能性を思いつく。
それだと、ゼロスがここまで、怯えているのも、あたしに協力をお願いしてくるのも、分かるよーな気が・・。
ゼロスは顔面蒼白にしながら、たてにコクンと大きくうなずく。
「・・・・・って!!?なんで、『彼女』から、あずかってる大事なもんをそんな目にあわしたのよー!?」
あたしは、叫ぶ。・・・トー全である。よりにもよって・・・。
確かに。今のあたしなら、ラグナブレードをもって、結界をあっさりと絶ち破ることが可能である。
何しろ、ルークの一件で欠片全て飲み込んでしまったので、魔力が格段にあがっているのだ。
あたしは。あれならば、対象物に傷つけることなく、無事に結界から取り出すことができるであろう。
「僕らにも、どーにも、できなかったんですー!!火竜王さんの子供が遊びでやっちゃったんですよー!」
半泣き状態のゼロス。
・・・・火竜王に子供なんているのか?
・・・・多分、いなかったと思うのだが・・・??
「今は、いるんですー!!リナさんのいた、千年前にはいませんでしたけど!!」
ゼロスがあたしの心情を理解してか、言ってくる。
「・・・・あ゛う゛・・・・。とにかく!!案内なさい!!」
あたしは、仕方なく、ゼロスに協力すことにする。
でも、見返りは、無事に元の世界に戻すことを約束させて。
ゼロスは、結界といてくれたら、教えるといってきたのである。
とりあえず、あたし達の乗ってきた、宇宙船に乗って、移動することにした。
「こんなんじゃ、間に合いません!!!」
いって、ゼロスは宇宙船ごと、空間移動する。
「え!??空間転移(フエイズアウト)!!??そんな!!まだ、実用化されてないはずよ!!?
しかも、何で、人間がそんなの扱えるんです!!??」
アメリアが驚愕の叫び声をあげる。
「・・・この感じは・・。あなた・・・。誰です?」
とエメラーダ。
「自己紹介が、遅れまして。僕はゼロス。獣神官ゼロスです。リナさんとは・・・昔からの知り合いです。」
ゼロスが言う。
「えーえー・・。さんっざっん、人をいーよーに、利用しまくってくれましたわよ・・。あんたは・・・。」
あたしがじと目でゼロスに言うと、
「や・・やだなー(汗)リナ様・・じやなかった。リナさん、上からの命令に従っただけですよー・・。僕。」
そりはそーと、なんで、ゼロス、あたしに様なんか、つけるんだろーか??
・・・あとで、とっちめて、聞きだそうっと・・・・。
「獣神官!?伝説の『竜を滅する者(ドラゴンスレイヤー)!!?』」
驚愕の声を上げるエメラーダ。
「僕より、リナさん達の方が、すごいですよ。
何といっても、伝説と化した『魔を滅する者(デモンスレイヤー)本人達ですし♡」
と言うゼロス。
「伝説って・・・。あーのーねー・・。ゼロス・・・。」
「伝説ですよ。この世界では。すでに。リナさんとガウリイさんは。ま、まあ、リナさんは・・とととっ!」
あわてて口をつぐむゼロス。
何言いかけたんだろーか?
「本人って!!?」
とアメリア。
「だから、あたし達、この世界の人間じゃないのよ。・・多分。」
はっきりいって、あたしは、まだ、認めたくない!!ここが、あたし達の世界の未来だなんて!!
あのナーガがアメリアの姉のグレイシア姫だなんて!!(←こっちが、重要!!)
そんなこんなのやりとりをしていると、どうにか、その問題の場所へとついたよーである。
-続くー
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まえがき:
はい♪番外編の続きです♪
エル:あんたねー!!あたしを登場させなさい!!!
えっ!?で・・でも!!!
エル:デモも何も、ないでしょ!!あんた仮にも、「あたしを活躍させる会」の会員でしょ!!
(いいつつ、大鎌を握り絞める!!)
わ・・分かりましたよ!!(滝汗)最後に出します!!・・くすん・・・今後の展開、ばれちゃうけど・・・。(泣)
エル:ん♪よろしい♪ついでにさっさと、「漫遊記・番外編」も入力しちゃって、さっさと、投稿してね♪
あうっ!!むちゃくちゃを!!?
エル:何よ!?出でよ!!部下H2!!
H2:はい♪何でしょうか?エル様♪
(いきなり、出現する異世界の闇双地の魔王・ヘルシータネスラーダ)
げげっ!!??
エル:こいつが、きちんと打ち込みするよーに、見張ってなさい♪方法はあんたに任せるから♪
H2:こいつを・・・ですか?分かりました♪
(うれしそうに、ヘルお気に入りの拷問グッズを取り出している。)
ひぇー!!!!・・・・・しくしくしく・・・。あぁ・・。バソから動けない・・・しくしく・・・。(涙)
H2:ほら♪とっとと、しましょうねー♪
(かおの周りには、毒蛇や、猛毒を持つ生物がひしめいている・・・。)
あううぅぅぅ・・・・しくしく・・・・、いきますのです・・・・。
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あとがき:
?:あ・た・しっ!!の出番はどうなったのよー!!!
ちゅどおおぉぉんん!!
かお:うぐっ・・。落ち着いてください・・・。ただ、長すぎたので、次回にまわしたのです!!
その代わり、エル様の登場場面、増やしますので!!
・・・ほんとーは、短かったんですけど・・・。今後の展開・・・あっさり読めそ~な内容で゛すんで・・。
エル:本当でしょーねー・・・。
かお:本当ですってば!!
ですから、棘付きハンマーと大鎌を構えるのだけは、やめてください!!打ち込みに支障がでますから!!!
エル:・・・・ちっ・・。・・打ち込みが遅れるのはいやよねー・・。あたしの活躍が遠のくし・・・・。
かお:(よっし!!次から、これでいこう!!言い訳!!)
エル:でも、今回、登場させなかった、罰はうけてもらうわねー♪
かお:そそそそそそそんんんなーーーー!!!!?????
さてと♪かおの代理のエルです♪
なぜか、前半、後半と分けるはずだった、この番外編、
こいつの打ち込みペースの関係で、前半、中半、後半となるよーです。
一体、いつになったら、あたしが活躍始める、第二章にはいるのでしょーか!!??こいつわ!!??
さてさて♪あたしは、もーちょっと、こいつの根性をたたき直しますので♪
それでは♪ごきげんよー♪
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