前回までのあらすじ:
さて、多分誰も覚えてないでしょう(笑)
このたびのエピソードは、実は、第一章の番外編のエピソードだったりします(笑)
つまり、エル様とリナスがレーヴェにジュエルズアミュレットを使えば簡単に起動(?)が出来ると教えるのです♪
・・・だから、ネタ晴らしになるから、エル様をあの番外編では出したくなかったのにぃ・・・(涙)
というわけで、いきますのです(汗)


リナの約束・其の44    ~約束を果たすとき編~



「さてと。悪は、滅びました。大丈夫ですか?あなた方は。私は、アメリアといーます♪」
「リナスよ。」
「エルよ♪」
とりあえず、アメリアに名前をいうあたしとエル。
がさがさがさ・・・。
「アメリアぁ・・・。いきなりなんですかぁ・・・。」
レーヴェがアメリアをおってやってくる。
「おや?あなた、どこかで?」
レーヴェがエルを視てからいう。
そーいや、レーヴェが集めている資料の中にエルの姿見が乗っているのがあったっけ・・・・・・・・・。
まあ、白黒だけども・・・。
「そりゃ、そーでしょ♪んふふふ♪」
エルが笑いながらいい、
「まあ、エルだからぇ。ちなみに、エルは神族の間でも超有名人だから、そのあたりでも、知ってるんでしょ?レーヴェさんは♡」
あたしがいきなり名前を呼んだので、多少、かなりびっくりしてたりするレーヴェさんである。
「?おじ様とお知り合いなのですか?」
アメリアが首をかしげつつ、聞いてくるが。
知り合いも知り合いである。あたしは約千年前に、この時代にやってきたことがあるのだから。
それに、あたしやエルにわからないことなんて、ないしね♡
まあ、今のレーヴェはあたしのことは、知らないだろーけど。
実は、レーヴェは研究熱心のために、フィブ(冥王)や火竜王と親しかったりする。
フィブに関しては、アメリアの熱き説得で(生の賛歌&説教)すんなりいろいろと聞き出していたりするのだ。
火竜王(今は名前だけの存在・笑)に関しては、古代竜の虐殺にふれて、脅し聞いていたのである。
けっこう、気骨がある人間のよねぇ♡レーヴェさんは♡
今、この地では、移動方法なんかは、ほとんどが、魔法石を使った乗り物でまかなわれている。
上空を乗り物が飛行しているのも日常茶判事である。
竜族たちの乗り物は、あれよりちよっと小型化して、未だに健在だったりするが。
中には変わった存在もここ千年の間に誕生したらしく、
あの竜族やエルフ族のギャグを聞いても平気な存在が突然変異で誕生していたりするが。
まあ、そんなことは、些細なことである。
「まあ、このレーヴェさんは、インバース財団とかなり深い関係があるしねぇ♡」
あたしが言うと、
「ええ!?リナスさんって、あのインバース財団の関係者なんですかぁ!?」
かなり驚いているアメリア。
「関係者というより、本人よね♪」
エルがさも面白そうにいう。
「本人って・・・・・。あ、そーいえば、リナスレイヤーという御方ですか?」
いきなりあたしの本名をずばりいい当てるレーヴェさん。
『当たりぃぃ♪』
あたしとエルが同時にいうと、
「え゛え゛え゛!!?リナスレイヤー様は、確か、金色の魔王・ロードオブナイトメア様の側近になったのではぁぁ!?」
かなり狼狽しているレーヴェさん。
「ロードオブナイトメアって・・・おじ様?(汗)あの万物の王の?」
アメリアはちょっと冷や汗なんかを流してたりする。
「そーよ♪だから、リナスと一緒に遊びに来たのよねぇ♡ね♪リナス♡」
「そうそう♪」
ぴしぴしぴしいいぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!
エルとあたしの台詞に見事に石化するアメリアとレーヴェさん。
「あら?石化しちゃった♡」
「別にたいしたことじゃ、ないのにねぇ♡」
あたしとエルがそんな二人をみつつ会話をしていると、すぐさま立ち直るアメリアとレーヴェさんである。
ちなみに、なんで、このレーヴェさんがあたしのことを知っているかといえば、
インバース財団に伝わっている資料を読んだことがある為でもあり、
アクア(水竜王)やルナ姉ちゃんとSから聞いたことがある為でもある。
ときどき、姉ちゃんたちは三百年に一度くらいの割合でここに生き抜きにきている。
ちょーど、居合わせたので、このレーヴェさん、持ち前の好奇心と探求心で根堀はほり聞き出しているのである。
「ラッキー♪金色の魔王にあえるとは♪」
なぜか喜んでいるレーヴェさん。
「そーいえぱ、おじ様、この前助けた少女からいろいろ聞いてましたものね・・。」
アメリアがいう。
・・ん?助けた少女?
「まあ、あの子は、お礼とかいって、よく手伝ってくれてるからな♡」
そんなことを言っているレーヴェさん。
・・・ちょいまて。なんかその会話の内容からすると・・・・・。
ま・・まさか(汗)
彼女は、なんか、自分の世界の中の一つの宇宙が面白いことになってるから、
ちょっと戻ってくるとかいって、戻ったはずでは?
「あら♪」
エルが心底楽しそうにいう。
「とりあえず、こんな場所で立ち話というのもなんですので、どうぞ私の家にいらしてくださいな♡」
レーヴェさんがそういうので、とりあえず、あたしとエルはレーヴェさんの家へと移動することにした。
「じゃ、一気にいきましょうか♡」
『え!?うきゃああぁぁぁぁぁ!!!!!??????』
あたしはそれだけ言っていきなり空間転移をアメリアとレーヴェさんを引き連れて行う。
なぜか、かなり二人はたまげたよーだが。
そんなこんなで、あたしとエルはレーヴェさんの家へと移動する。
まあ、あれも見てみたいし♪
たわいのないおしゃべりなんかして、
んで、例の品を見せてくれるというので、とりあえず、それが保管されている場所へと移動するあたし達。
そこには、レーヴェさんが結構精神こめて、作っている、とある物体が・・・。
しかし、よくもまあ、魂までもが作り出せたものである。
・・まだ、完全起動はできてないよーだが。
「あら♪きゃー♪リナスにエルじゃない♡元気ぃ♪」
異常に明るい声がしてくる。
ごげっ!!あたしは思わず転びそうになった。
「・・ユニット。あんた、あっちの方の件は終わったの?」
エルが面白そうに聞くと、
「まあね♡あ、聞いてよー♪エル♪あたしがある宇宙任せている存在のとこで、面白いことかが起こったのよ♪
  かつてのあの少女の実の弟がね♡」
なと゜といって、エルと話し始めているスミレちゃん。
・・・・ってことは、面白そうなことが起こったのって、例の世界のわけなのね・・・。
そーいや、結構あの聖獣がかわいいから、エルんとこでも(つまりここでも)あの方法、とってやってみよう♪
という話になってるいのよねぇ・・・。ここでも・・・。
あの少女もスミレちゃんの世界で自ら望んでエル達と同じよーな存在になんなくてもいーのに・・。
あの宇宙(スミレちゃんの中にあるここで言えば中宇宙的なとこ)の全てを見守る存在になってるからねぇ・・。
彼女は・・・。
スミレちゃんも彼女が棄権したり、
中心部でもあるとある銀河が消滅したら問答無用で消滅させる気のよーだし・・・・・・。
「まあ♪どっちみち、あそこは、ユニットは消滅させる気だったんでしょ?
  でも、あまりに純真な願いと星星の加護を受けていたあの少女に免じて。
  存在を認めてるだけっていってたじゃないのよ♡」
エルがそんなことをいっていたりする。
「まあね♡結構がんばるわよ♪さすがはあたしと同じ名前をもっていた存在だけのことはあるわよね♪」
「そーいや、あの彼女の名前にユニットの名前と同じユニバースが本来あったのよねぇ・・。」
勝手に話を続けているスミレちゃんとエルである。
「あ・・あの?スミレちゃん?なんでこんなとこで手伝いなんかしてるの?」
あたしが聞くと、
「あ、それわね。あたしが盗賊に襲われていたとこをこのレーヴェさんに助けてもらったから♪」
「・・・ユニット・・あんた、また、わざと捕まったわけ?」
エルが半分あきれている。
「あら♪結構楽しいのよ♪とらわれのお姫様になるのって♪」
・・・・そーいう問題ではないとおもう・・・。
そーいや、フェアリーに以前聞いたのだが、
このスミレちゃんの気まぐれの捕らわれで、かなりな存在が大騒動になったとか・・・・・・。
「まあ、確かに、面白いわよねぇ♡」
エルが同意してたりする。そーいや、エルもよく存在自体と気配を完璧に隠して、よく部下達をからかってるんだっけ・・・・・。
かくゆう、あたしはその間、どんだけ対応におわれることか・・・!!!
「あ・・・あのぉ?スミレちゃんとお知り合いなんですか?」
半分驚愕しつつ、レーヴェさんが話しの間に入ってくる。
「おじ様。この御方には、知らないことなんて、ないのだから、当然なのでは?」
アメリアがそんなことを言っているけど。
まあ、エルに分からないことなんてないよなぁ・・・。エルの中に関してのことでは。
「昔からの知り合いよ♪ね♪ユニット♪」
「そうそう♪ね♪エル♪」
エルとスミレちゃんは顔を見合わせてにっこりとわらっていたりする。
・・・・昔からって・・・・・
。まあ、嘘ではないわなぁ・・・・。
何しろあたしがエルに創りだされたときすでに遊びにきてたよーだし・・・・・。
なんでも、あまりに退屈だったからとかいう理由で・・・。
情報交換なんかするきっかけとなったというのも、
各万物の王が暇すぎるという理由から、あの移動方法を考えたらしーし・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・深く、かんがえないよーにしよっと・・・・・。
「昔からって・・・・スミレちゃん、今は、十歳でしょ?何歳ごろから?」
アメリアがよせばいーのにスミレちゃんに聞き返している。
「まあ、ユニットの姿は十歳の姿よねぇ♪姿は♪」
「あら♪姿形なんて、どうにもなるじゃないのよ♪そんな細かいことは気にしないのよ♪アメリア♪」
そんなことをいっているけど・・・・。
いや、十分、人間としては、細かくないことだと思うのですけど・・・・(汗)
「あら♪リナス♪リナスだって、エルの代理の存在なんだから、
  あたし達と似ている存在なんだから、細かいことは気にしないのよ♪」
あっさりとあたしの心を視て言ってくるすみれちゃん。
そーだ。そーいや、エルと一緒ですみれちゃんにも考えていることなんて、全てお見通しなんだった・・・。
「・・・・・・・・。もしかして、スミレちゃんって・・・・。金色の魔王様とかなり深い関わりのある人間らしいですねぇ(汗)」
冷や汗かきつつ、そんなことをレーヴェさんがいう。
いや・・・。人間ではないんですけど・・・・・。
「ま、いいか♡それより、ちょっとお聞きしたいのですが、これの起動をどうすればいいのか、お教え願えませんでしょうか?」
あっさりと話題を変えているレーヴェさん。
「まあ、この作りだと、起動するのにとある魔法道具を使った方が早いわよねぇ♪」
エルが心底楽しそうにいう。
「まーね♡これに必要なのはかなり大きなジュエルズアミュレットね♪」
あたしも言うが、
実は、あたしはかつて、これのアミュレットを製作してたりする。
そーか。あんときいっていたとある女性って、あたし達のことだったのか・・・・。
ってことは、これが完成間近ってことは・・・・。
昔のあたしが時間移動して、ちょっくらこっちにくるころだな・・・・。
ぽん!!!アメリアとレーヴェさんは手を同時にうち。
「そうか!!じゃぁ、さっそくそれに見合うアミュレットを買わなくては!!」
「あ!!おじ様、私もお手伝いします!!」
レーヴェさんとアメリアは言うだけ言っていきなりばたばたと駆け出してゆく。
「・・・。自分でつくればいいのにねぇ・・・・・・。」
そんなスミレちゃんのつぶやきがもれている。
かくして、アメリアとレーヴェさんがいなくなり、
ここにいるのは、あたしとエルとスミレちゃんとまだ、完全に目覚めていないエメラーダ(宇宙船)の四人である。
「あ♪そーいえば、エル♪新たな宇宙を任せる存在として、今度は動物を創ったんだって?」
どうやらスミレちゃんの関心はもっぱらあのミュイにあるよーである
「そーよ♪あの中宇宙の絶対の意思にしよーかとおもってね♡」
「ちなみに、名前は、ミュイってゆーのよ♪」
あたしが名前をいうと、
「私も見たいぃぃ!!触りたいぃぃ!!!!」
そんなことを言ってくる。
「いーわよ♪じゃあ、ここに連れてきましょう♪」
それだけ言ってエルはとある動物をこの場に呼び寄せる。
外見は猫のようだが、背中に薄い虹色の羽を持っている生物(?)
「みゅ~♪」
一言鳴いて、ミュイはスミレちゃんに擦り寄ってゆく。
「きゃゃあああぁぁんん♪かわいいぃぃぃぃぃい♪」
スミレちゃんはミュイを抱きしめて、えらく気に入っているよーである。
「でしょう?あたしも結構気に入っているから、
  まだあそこの中宇宙が育ってないから、その間リナスと一緒にペットとして、面倒みてるのよ♡」
エルが説明している。
「そーか!!そーいう手もあるのよね♪部下ではなくて、ペット♪いーかも♪」
おいおい・・・。そんなとこで、納得しないでよぉ・・・。
なーんかスミレちゃんの世界の部下達、気の毒になってきた・・・・・・。
スミレちゃんの性格からしても・・・・・・(汗)
まあ、いーか、どーせあたしには関係ないし♪

あまりまってもレーヴェさん達が戻ってこないので、
あたし達はとりあえず、彼らに戻ると精神テレパスで伝えてから、エルの宮殿へともどってゆく。
さて・・・・。あたしは、またまたお仕事開始・・・・と。
「あ♪リナス♪あたし、ユニットと、ちょっと出かけるから、ミュイよろしくねぇ♪」
それだけいってエルはスミレちゃんとどこかに出かけていっているし・・・・・・。
まあいーか。さてと、では、手始めに中中の見回りでも開始しますか♪
そして、しばらくしてあたしはミュイを連れてS達がちまちまやっているとある星へと移動する。
なぜか、ミュイがえらくその星で遊ぶのを気に入ったようで、あたしはミュイをその星で遊ばせておくことにする。
S達にミュイは新種だから、十分に扱いを気をつけるよーにと言付けて。

                                     -続くー

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まえがき:

はーい♪かおの代理のエルでーす♪
今回で、よーやく、リナの約束も終わりです♪
かお:あ゛あ゛!?打ち込めるかどうかもわからないのにぃぃ!!
五月蝿い!!!!!!
(どごめぎゃ!!!!!!)
えー、大変、おみぐるしいとこをお見せしました♡
それでは♪
(かお:うう・・・。たぶん、絶対に今回で終了は無理だぁ・・・涙)

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あとがき:

 ?:・・・・・・・・・・・・・(怒り)今回で終了させるんじゃなかったの?(怒)
かお:いくらなんでも、無理ですぅぅ(涙)それか、エル様登場シーンを削ればいけますが?
リナ:・・・・・命知らず・・・・・・・。(あきれ)
 姫:まあ、私とエルの活躍のシーンをなくす気!?あんたは!!!
かお:どこか削らないと、無理ですよぉ!!でも、お仕置きが怖いので、削らないで打ち込んだら
    やっぱ、今回では終了しなかったんですぅ・・・・・・(かなり弱気)
リナ:あんたが、寒いからって、布団にもぐりこみつつ、打ち込んでいるのが原因じゃあ、ないわけね?
かお:ぎっくぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!(かお、ただ今、布団の中でキーボードを打ち込み中・汗)
エル:まあ、いーわ。(あとでみっちりお仕置きするとして)じゃあ、あたしの活躍シーンを増やしなさい♪
姫:余り表現して書いてないとこも、あんたが考えているあのエピソードで打ち込んでね♡
かお:!!??それやったら、収集がつかなくなりますぅぅ!!!(滝汗)
エル&姫:いやなの?(目が怖い・・・・)
かお:・・・考えときます・・・・。
エル:じゃあ、そういうことで、次回はあたしの活躍と♡
リナ:番外編でおまけでこいつが書いてたあの内容の前後がでてきます♪
姫:まあ、あの番外編で実は、この第一部は終了だったのよねぇ♪
   おもいっきり始めっから、終わりをばらしていたのよねぇ・・・。こいつってば・・・。
エル&リナ&姫:ってことで、トリブルお仕置き決定♪
かお:んなぁぁぁぁぁぁ!!!!あれ、打ち込みなさいといったのは、エル樣でしょうう!!(涙)
エル:そんなのは関係ないのよ♡
リナ:そうそう♪あんたの責任には変わりないんだらか♪
姫:それにあのときは、あたし、ちっとも出番がなかったしねぇ♡
かお:どこに理由があるんですかぁぁ!!スミレちゃんん!!??
   ・・・・・・・って・・・・・・・・・。ウっきゃあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・。
(かお、生身のままで、宇宙空間にほっぽりだされそこでいろいろと突き立てられて、・・・消滅・・・)

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