前回までのあらすじ:
ルナ姉ちゃんが、Sとの子供を身ごもっていた(笑)
そして、その驚愕の事実を知り、涙するエルフ達や、竜族達(笑)
しかも、エル様が、彼らのカップリングを暴露(笑)したものだから、哀れとしか、いいようがない(笑)
そして、とある面白いことを思いついたエル様がある提案をする。(とゆーか、命令・笑)
さてさて、どうなるのかな(笑)


リナの約束・其の32  ~赤瞳の魔王復活編~


「そうだ(はあと)あんた達、この星では、結婚してもいーわよん♪」
エルが何かを思いついたらしく、姉ちゃん達にいきなり言う。
『本当ですか!?』
思わず、Sや姉ちゃん、そして、腹心全ての声が一致する。
「ただし♪この星だけね♪他では、きちんと、お仕事すること♪」
エルがいうが、
どうやら、そうした方が、面白くなりそうだからのよーだ。
確かに、そのほーが、あたし達としても、役にたつ存在が出来るわけだし・・・。
・・・・いっかも(はあと)
『嘘だといってくださぃぃぃぃぃ(涙)』
普通の存在であるミルガズィアさんや、メフィ、
そして、ラークやその他のエルフ達と竜達は、完全に涙をだくだくながして、お願いモードであるが。
『面白そうだから、あんた達の意見は、却下♡』
あたしとエルの声が重なり、彼らに向かっていう。
『しくしくしくしくしくしくしくしく・・・・・・。』
なぜか、頭をかかえて、泣き始める彼らだが。
うっとーしいので、ほっておく。
「とりあえず、エル♪用事も済んだことだし♪町に下りましょう♪ついでに、オリハルコンとって帰るけど♪」
あたしが言うと、
「そーね♪じゃ、オリハルコン、発掘して、町に行きますか♪あ、あんた達も来なさいな♡」
エルがS、姉ちゃん、覇王、魔竜王、ゼラス、ダルフィン、アクアに向かっていう。
とうぜんながら、彼らの部下の神官や将軍も一緒に町にいくこととなった。
さーてと♪
ふふふふ♪さあ!!!たのしい、イベントがはじまるわよ♪

「じゃあ、レイス、いいのね♡」
姉ちゃんがうれしそうにSに言っている。
ミルガズィアさん達は、泣いているけど。
なんでか、付いてきた、ミルガズィアさんと、メフィである。
ラークは、完全に混乱しているらしく、焦点があっていない(笑)
ここは、カタートに近い、とある町。そこのある宿の食堂である。
「一応、復活したことだし。ルナと結婚してもいいと、エル様のお許しもでたことだしな。」
Sがお茶を飲みながらいう。
「じゃ、Sは、姉ちゃんと、一緒に、家の実家手伝うのね♪」
あたしが言うと、
「ま・・まあ、そうなるか・・・(汗)」
なんでか、汗をかいているS。
「大丈夫よ♪ゼフィーリアって、少々のことでは、動じないし♪
  それに、魔族なんかがいても、全然、町の人達、どうじないし♪」
姉ちゃん、心配する場所が違うのでは?(笑)
「じゃあ、部下Sは、これから、ゼフィーリアにいって、ルナの両親に挨拶するのね♡」
エルは完全に面白がっている。
「そうしようかと、思いますのです。エル様。」
なぜか、ですます口調のS。
「じゃあ、Sも、リナの身内になるのかぁ。形式上は。じゃ、俺のおじさんだな。」
すっとぼけたことをいうガウリイ。
ぶぶぶぅぅ!!!
ごほごほごほほっ!!!
「い・・いや、それは、かなり恐れ多いです・・・。カウリス様、リナス様・・(汗)」
Sが冷や汗かきつついうけど。
「・・・前から、つねづね疑問だったのだが・・・リナ=インバース・・お主、本当に人間か!?」
ミルガズィアさんがいう。
「今は、リナは、人間よねぇ♪覚醒はしてるけど♪力も戻ってるけど♪」
エルが楽しそうにいう。
『・・・・・?』
ラーク、ミルガズィアさん、メフィ、そして、神官&将軍達が首をかしげている。
「俺も、今は、人間やってるしな♪な、リナ♪」
ガウリイがあたしに言ってくるけど。
「そうですよね。今、ガウリイ様も、リナさんも、一応、ここの中宇宙の監視者ですしねぇ・・。」
お茶をのみつつ、言っているシルフィール。
「ま・・ねぇ。一応、あっちは、休暇中だからねぇ・・。ただ、遊んどくのも、なんだったから・・。」
あたしが同意すると、
「?なんだ?その中宇宙とか、監視者とか?しかも、休暇中とか?」
ミルガズィアさんが疑問に思ったらしく、聞いてくる。
「エル、教えてもいーい?」
「いいわよ♪その方が、楽しいし♪」
エルがあっさりと許可を出す。
「んじゃま、エルがいいっていうから。あたしの名前は、リナ。リナ=インバース。
  でも、これは、今の人間の名前ね。本来の名前は、リナスレイヤー=トゥエル=ウル=ナイトメア。
  あたしは、エルの代理として、創りだされてる存在なわけ♪」
びっしぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんんんんんんん!!!!!!!!
あたしの台詞に、知らなかったラークや、神官&将軍そして、ミルガズィアさんとメフィが完全に固まる。
「ちなみに、リナスは、あたしの力、ほぼ、百パーセント、使えるから♪」
これまた、楽しそうにエルが追加説明する。
「俺は、リナスの夫で、カウリス。カウリス=ガブリエル=ドナ=ナイトメア。
  エルに許可もらって、リナスと結婚した存在だ。
  ちなみに、俺達は、元々、エルが混沌の一部に感情与えて創り出した存在だが。」
ガウリイがいい、
「そうそう。そして、その存在というのが、各世界の監視をしているんですよ。
  魔王達や神々以外に。かく小宇宙別にいますけど。監視者は。」
シルフィールが丁寧に説明する。
「ちなみに、魔王達や神々なんかより、よっぼど、強いから♪」
エルが駄目押しの説明をしているし。
「・・・ま、まあ、そういうことです。ちなみに、小宇宙というのが、四界の世界のことですわ。ここでわね。」
姉ちゃんが追加説明している。
「リナス様とカウリス様は、エル様の次に強い存在だしなぁ・・・。」
これまた、Sが説明している。
ばっしぃぃぃぃんんんんん!!!!!
もはや、単なる神官や将軍クラスは、完全に消滅しかけ、
ミルガズィアさん達などは、言葉を失い単なる人形と化している。
「でも、カウリスは、もともと単なる監視者であったのに、
  リナスに人目ぼれして、自力で、力つけて、ここまで、這い上がってきたのよねぇ♪なんて、根性あるのかしら♪」
エルが楽しそうにいうけど。
それは、あたしもそう思う・・思うけど~!!!
「だって、リナスに近づく、方法といったら、それしかなかったし・・。あ、なんか、我慢できなくなってきた・・。」
ガウリイがポツリという。
ぎぎくぅぅぅ!!!
ひょい!!!ガウリイがいきなりあたしを抱き上げる。
「と、いうわけで、俺達は、お先に休ませてもらいますので♪」
ガウリイがいうけど。
「何が、というわけで!よぉ!!離しなさいぃぃ!!ガウリイぃぃ!!」
あたしがわめくが、
「やだ♪」
一言で、ガウリイは済ます。
「あ゛゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛ぅ゛~・・・・(涙)」
そして、ガウリイは、あたしがじたばたしてるのに、問答無用で、部屋へと入ってゆく。
どさっ!!がばばっ!!!
あ゛ぅぅぅ~!!!!!!


「あーあ。また、カウリスやってるわね♪」
エルが面白そうに言っている。
「リナス様、おかわいそうに・・。ご愁傷様・・・。」
シルフィールがいう。
「そういえば、カウリス様って、いきなりリナス様をあっちから連れてきては、何かしてましたねぇ・・。」
姉ちゃんがふと思い出したよーに言う。
「それとか、いきなりあっちにいったことも何度もあるぞ。・・・報告途中でも・・。」
Sがいう。
カウリスったら、仕事中でも、いきなり問答無用なのだ・・。しくしくしく・・・・。
「最高では、一億年だけどね♡」
エルの台詞に、
『ぶぶぶぅぅぅぅぅ!!!!』
S、姉ちゃん、覇王、海王、獣王、魔竜王、水竜王、ゼロスが噴出す。
どうやら、意味が理解できたらしい。
「そ・・それは・・。ちょっと/////」
顔を赤らめている姉ちゃん。
「あら♪Sと、ルナだって、確か、一年、ぶっ続けはしょっちゅうだったじゃないのよ♪」
エルがいきなりいい、
『ぶばぼっ!!!』
姉ちゃんとSが噴出す。
「俺は、二ヶ月だなぁ・・・。最高でも・・。」
ガーヴがとんでもないことをさらりという。
「・・・・・・我は、確か・・・三ヶ月・・・・・(汗)」
グラウシェラーも思い出したよーに言っているけど。
ゼラスとダルフィンは、だた、顔を赤らめている。
そーいえば、ゼラスは、確か、半年はしょっちゅうで・・・ダルフィンは、こちらも半年だったっけ・・・。
「あんたたち、面白いから、許すけど♪」
エルの台詞に、
全員が脂汗かいてたりする。
「・・と、とにかく、私は、一応、ルナの両親に挨拶にいくから・・。(汗)」
なんとか、Sが話題を変える。
「じゃあ、私も、両親にレイス、紹介するわ♡」
Sと姉ちゃんが盛り上がる。
「ま、まあ、魔王様が幸せなら・・。」
覇王がいうけど、魔族がそれでいーのか!?
「俺は、じゃあ、アクアとあそこで住もうかな?」
ガーヴがいう。あそことは、元アクアの神殿のことらしい。
アクアが死んでた間は、廃墟になってたけど。
「大歓迎よ♪ドルス♪」
アクアがガーヴにひしっと抱きつき、アクアの子供達も喜んでたりする。
そして、ただ、涙しているミルガズィアさん達・・・・・・・・。
「いーなぁ・・。私も会いにいこうっと・・・・。ルシキに・・。」
ダルフィンがいう。
「ダルフィンたちは、いいわよ。私なんか、別の小宇宙にいるのよ?彼・・・。くすん・・。」
ゼラスがいって、涙ぐむ。
「あら♪たしか、ゼラスは、獣王神殿にあちらとの直通回路創ってるじゃないの♪部下H1が、創ってるでしょ♡」
エルが図星を指している。
「そうですけど・・・。そういえば、ヘルさんは、どうされたのかしら?確か、フィブとの子供を身ごもってたんですけど・・。」
ゼラスの台詞に、
ぶばぼっ!!!!
またまたミルガズィアさん達が、噴出し、そして、全員が吐血している。
実は、冥王は、西双地の魔王ヘルシータネスラーダとできてたりしたのだが。
あの二人、性格がよく、似てて・・・。
ちなみに、ヘルシータは、ゼラスの恋人のヒルフィルミルラーダの双子の妹である。
「まあ、フィブリゾは、このあたしによりにもよって、攻撃なんて、してきたから、ただでは、すましてないけど♪」
エルが面白そうにいう。
そーいえば、フィブは、まだ、混沌のごみ掃除をしてるんだった・・・。
それを親切にも、ヘルは手伝ってたりするんだけど・・。ほっとけばいーのに・・・。
仕事になんないから・・・・・。
だって、フィブもかなり、しつこいよーだし・・・。かわいそーかも・・・。ヘルも・・・・。
ま、あたしほどじゃないけど・・。くすん・・・・。
とりあえず、そんな会話をしつつ、約一週間が過ぎていく。
その間、ダルフィンやグラウシェラーはエルより結婚の許可がでたので、それを報告にいって・・・。
まだ、戻ってきてはいない(笑)
Sは、とりあえず、実行あるのみと、あたしの実家に姉ちゃんとの結婚のお願いにいってるけど。
ちなみに、あっさりと魔王というのも、ばらしてたりする。
でも、平気で、許可してる父さんと母さん・・・・・。
やっぱ、家の親って・・・・。かなり変わってる・・と、思う・・・・。
あたしはというと。・・・・・・・・・まだ、カウリスにつかまったままだったりするけど・・・・。しくしくしく・・。
とりあえず、姉ちゃんの結婚の噂は、瞬く間に全世界へと広がっていった。

ちなみに、ちょうど、そのころ。
「がっはっはっはっ!!アメリアとゼルがディスの婚約発表を全世界に向けて、発表じゃ!!」
フィルさんが、アメリアの熱意とゼルの誠実さに負けて(笑)アメリアとゼルの結婚を許してたり(笑)
そして、そこに姉ちゃんの婚約の報告が・・。(笑)
「では、永遠の女王よ、いっそのこと、いっしょに、パーティーせぬか?
家の娘と、そちらの赤の竜神の騎士殿との婚約パーティ?」
フィルさんとヴィーナス(ゼフィーリアの永遠の女王)姉ちゃんとが、連絡を取り合い・・・。
で、なぜか、二つの国、合同で、姉ちゃん達の婚約発表パーティーが開かれることとなったのである(笑)
エルが面白がって、全世界にそのこと・・・神託で伝えて・・・・・。
で、その神託の内容を理解した、神官や巫女たちが混乱したのは・・・いうまでもないであろう(笑)

それはともかく・・・・・。いいかげんに・・・離して・・・・カウリス・・・・・しくしくしく・・・・・(涙)

結局、あたしがよーやく、逃れたのは・・・・それから、約一ヶ月後のことだった・・・・。


                                                -続くー


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まえがき:

さーて、んっふふふ♪前書き乗っ取ったり!!
と、いうわけで、かおの代理のエルです♡
今回で、よーやく、第六章、第三話♪
なーんか、だんだん、打ち込みが遅くなってるのよねぇ・・。こいつ。本当に・・。
今回は、ルナの婚約発表と、アメリアの婚約発表があります♪
もし、この回で両方、打ち込めなかったら・・・。お仕置きしましょっと♪
ではでは、駄文ですが、こころの広い存在は、読んでやってくださいな♡

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あとがき:
かお:さーて!!よーやく、次は、婚約パーティ♪
    多分、次で、この章、終われるはず♪でも、すぐ、次の章に続くけど♪
エル:ま、頑張んなさい。はやく、あたしが、活躍するシーンに入れるよーに♪
かお:(活躍って・・・・結婚のお祝いだとかいって・・・暴れるのは、誰でしょうか?)
エル:ん!?何かいった!?
かお:い・・いえ!!なんでも!!!!!(滝汗)そーいえば、今回、リナさん・・いえ、リナスさんは?
エル:まだ、カウリスと取り込み中(はあと)
かお:そ・・そーですか。//////
エル:そーいや、あんた、今、別の話・・現在進行形で考えてるけど・・・。投稿する気あるの?
かお:ま、そのうちに。とりあえず、昔書いてるこの長編や、他の長編(まだやるか!?)
    の投稿(打ち込み)がすんでから、考えます・・・・。
    気の毒な、部下Sが主人公のあの話も入力しよっかと思ってるし・・・・・。(笑)
エル:・・・あたしが、活躍してないじゃないのよ・・・。あれは・・・・・(怒り)
かお:で・・!!ですから!!おまけとして、後ろにエル様を書こうかと(汗)
エル:・・・・・活躍させないんだ・・・・。
かお:で!!ですから、後ろに、エル様の小説を!!?
エル:問答無用!!!!!
かお:うっきゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!・・・・・・(消滅・・・・・)
エル:ふっ!!あたしのファンといってるのに、あたしが活躍してないなんて!!言語道断じゃないのよ!!
   あら♡えー。今のはオフレコね♪
    なぜか、いなくなったかおのことは、ほっといて、では、次で会いましょう♪
    じゃーねー♪


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