前回までのあらすじ:
かわいそーに、ガウリイが覇王の台詞のせいで、覚醒してしまい、泣いているリナ(笑)
ついでに、シルフィールも、思い出してたりして。
さて、これから、どうなる(笑)

リナの約束・其の31  ~赤瞳の魔王復活編~


「アリガト♪シルフィール♡助けてくれて♡」
あたしが言うと、
「リナス様と、カウリス様は、私の両親に近い存在ですから♡私にとっては♡」
シルフィールがにっこり笑っていう。
実は、シルフィール、あたしとカウリスの二番目の子供達と同期(?)の存在なので、
よく、あたし達の子供と遊んでいたのである。
ま、よく、シルフィールの両親でもある神々がエルに呼び出しを受けてたとゆーのも、あるけど・・。
とにかく、あたしにとっては、子供も同然、の存在なのである。
「とにかく、ありがと。・・・エル、まだ、面白いこと、やってるみたいねぇ・・・。」
あたしが外を視て言うと、
「そうですね。」
あっさりとシルフィールも肯定する。
「とにかく、これ、あっちにもどして、あたし達も、エルに合流しましょう。」
あたしは、そう言って、ガウリイが親切にも、あたし達の部屋から持ち出してきてた、
ベットをエルの宮殿へと戻す。
「さて、じゃ、いきますか。」
そして、あたしはシルフィールに助けられて、洞窟の外へと進んでいく。
あたしが、洞窟の入り口付近にいくと、ラークとガウリイがなにやら、話し込んでいた。
「あ!!リナさん!!今まで、何やってたんですか!!ガウリイさんに聞いても、答えてくれないんですよぉ!!」
ラークが聞いてくるが・・・。
言えるかぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!(赤面)
「お♡リナ♪きたか♡」
ガウリイがあたしをみて、なにやら笑っている。
うぐっ!!この表情は・・・(汗)
「続きは、今晩な♡」
や・・やっぱりりぃぃぃぃぃ!!!!!
いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
「続きって・・・?ガウリイさん、リナさん食べちゃったりしてたりして♪」
ラークが冗談交じりでいうが、
「・・・ふふふふ。ラークゥ~・・・。あたし、すっごく、お腹が、すいてるのよねぇ・・・。
  エルフって・・・どんな味がするのかしらねぇ・・・・ふふふふ。」
「リ・・・リナさん・・(汗)目が笑ってませんよ・・・(汗)」
ラークが思わず、後ずさる。
「これは、これは。リナ殿、ガウリイ殿、ご無沙汰しておりました。」
シルフィールの父親でもある、そして、かつて、根性の曲がった偽賢者のせいで、死んでしまった、
元サイラーグの神官長であるエルクさんがあたしに挨拶してくる。
どうでも、いいけど、なんで、同じ、ひげでも、こちらは、まともなのに、フィルさんは、ああなんだろーか?
同じよーに、伸ばしているようなのに・・・・。フィルさんとエルクさん・・・。
「あら。お久しぶりです。エルクさん。そっか。エルに生き返らしてもらったんだ。」
あたしが言うと、
「え・・ええ。まさか、あの御方がここに、しかも、リナ殿と一緒におられるとは、思ってもいませんでしたが・・。」
汗をかきつつ、言っているエルクさん。
確かに。エルがここに降臨してきているだけでも、ものすごいことだし・・・・・。
そーいや、このエルクさんは、あたし達のこと・・・知らないのよねぇ・・・。
当たり前だけど。
あたしやカウリス、そして、その他の監視者などの存在は、一般には、知られていない。
いいとこ、高位辺りの存在までである。
中には、魔王や、神々に、聞いてる存在もあるけど・・・。
なせがとゆーと、はっきりいって、分が悪いから。というのがそもそもの理由らしい。
だって、全ての監視者達は、全員、当たり前ながら、魔王達や神々達よりも力が上なのだから。
そんなのを知ると、・・・馬鹿がいるのである。
つまり・・。魔王や、神に反逆して、で、監視者に成り代わろーとする愚かな存在が・・・。
それを極力抑える手段であるらしい。
あたしとしては、別に、そんなやつは、消滅させればいーと思うのだけど・・・。
滅ぼすのでなくて、完全に消滅させて、んでもって、新たに構成し直したほーが、よっぽど、役にたつ存在になるし・・・。
「私は、お父様が生き返ってくださって、うれしいですわ♡」
シルフィールは、喜んでいるけど。
そーいや、シルフィール、エルクさんに話してないよーである。
つまり、自分の存在の真実を。
別に、話さなくても、今は、休暇中で人間だからいいと思っているよーだ。
「それはそーと、ふふふふ♪あたしもストレス・・溜まってるから、ちょっと、エルに参加してくるわ♡」
あたしが言うと、
「リナさん・・目がマジです・・。どうやって、こんな混沌の力があふれている外に出ると・・(汗)」
ラークがしり込みしながらいう。
「なんだ、リナ♡まだ、たりなかったのか♪なら♪」
ぼけをいってるガウリイ。
「ちっが~う!!!もとはといえば、あんたのせいでしょ~が~!!カウリスぅ~!!!!!」
あたしは思わず叫んで、ガウリイをハリセンですっぱたく。
がっきぃぃぃぃぃんんん!!!!!
軽やかな音が洞窟に響く。
「いってぇなぁ・・・、なにすんだよぉ・・・。リナぁ・・・。」
ガウリイが頭を抱え込みしゃがんでいう。
「あ、ハリセンがいつのまにか、鉄製になってる。」
ラークが突っ込むが、
「いーや♪これ、オルハリコン製のハリセンよ♪」
つまり、この世界では、一番硬い物質である。・・ここの世界ではね。
「・・・・・・。なんで、そんなもの、持ち歩いてるんですかぁぁ・・・。(涙)」
ラークがいってくるが、
「相手をどつく為!!」
きっばりいった、あたしの言葉に、無言になるラーク。
「とりあえず、あたし、エルと一緒に、ストレス・・発散してくるから♪」
いうだけいってから、あたしは、エルの方にいきなり移動する。
「な゛!?」
言葉を失っているエルクさんとラーク。
「とりあえず、私達は、ここで、退避してたほーが、いいですわよ。お父様、ラークさん。」
シルフィールがのんびりとラーク達に言っている。
「それじゃあ、俺は、リナスの暴走を止めるとするか・・。」
いって、ガウリイまでもが洞窟から出てくる。
・・・あたしがストレス溜まってるのは、ガウリイの責任だっちゅーの・・・。

「やっほー♪エル♪あたしも参加するわ♪」
いきなり、あたしは、あたし愛用の大鎌を取り出して言う。
「あら♪リナス♪もう、カウリスからは、逃れたの?vv」
完全に楽しんでいたらしい・・・。エルは・・。
「そーなのよぉ・・・。カウリスってば、しつこくてぇ・・・。じゃなくて!!覇王グラウシェラー!!
  あんたが、あたしの本名言ったせいで、ガウリイが覚醒しちゃったじゃないのよぉぉぉぉぉ!!!!」
あたしの叫びとともに、覇王が吹っ飛ぶ。
どうやら、あまりの怒りで、ついつい、気を放ってしまったらしい。
すぐさま、覇王を引張り戻すあたし。
「ふふふふふ♪この怒りと、あたしの空腹の恨みぃ~!!!倍にして、お返ししてやるぅぅぅ!!!」

ちょっどおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉんんんんんん!!!

すがすがしいまでの攻撃呪文の音が響き渡る。

結界をなんとか、張っていたSと姉ちゃんだが、
(でも、エルやあたしに攻撃は受けている)ふいに、姉ちゃんの結界力が弱まり、
「うぐっ!!」
いきなり口を押さえて、うずくまる姉ちゃん。
・・・つわりが出たな・・・。姉ちゃん・・・・・。
「ルナ!?」
顔を青くするSに、
『赤の竜神の騎士様!?』
竜達や、エルフ(気絶してないやつらの)の声が重なる。
「だ・・大丈夫・・って・・・。うぐぅぅぅ!!!!」
隅の方にいってうずくまる姉ちゃん。
背中を親切にも、Sがさすっているけど。
「・・・何で、魔王が赤の竜神の騎士様をいたわっているんだ?」
その様子に、ちょっと、疑問を抱いている存在数名。
「あら♪ルナったら♪今、ルナは人間なんだから、安静期は、無理しちゃだめじゃないのよ♪」
エルが攻撃波を放ちながらも、姉ちゃんにいう。
そりゃそーだ。
『安静期?』
『あ゛////』
エルのいうことを判断できなかった存在と、理解できた、ゼラス、アクア、ガーヴの声が一致する。
しかし、そー思うのだったら、エルがこの攻撃・・・やめればいいと思うんだけど・・・。
あたしは、まだ、気がおさまらないから、覇王をドツクけど・・・・・・。
「ルナね♪今、妊娠、四ヶ月目よ♪オメデトウ♪ルナ♪S♪」
いきなりばらしているエル。
「・・・ルナ!?本当か!?」
Sが姉ちゃんに聞き返す。
どーやら、姉ちゃん、まだいってなかったらしい。
首を縦にふる姉ちゃん。
「よくやった!!」
がしいいぃぃ!!!他の腹心や竜達がいるとゆーのに、いきなり姉ちゃんに抱きついてるS。
おーい……
ぎぎぎぃぃぃぃぃ・・・・・。
『・・・誰と誰の子供・・ですって・・?』
思わず、あたし達以外の全員の声が、洞窟の中でも、ラークとエルクさんが泡吹いて倒れてるけど。
とにかく、全員の声がハモル。
「姉ちゃんと、部下S。」
「スィーフィードと、部下Sの子供よ♪」
あたしとエルの声が一致した。
『まてぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!』
竜達やエルフ達の声と、
『魔王様とスィーフィードって、そんな関係だったんですかぁぁぁ!!?』
混乱している覇王と海王。
あと、そのほかのゼロス以外の神官&将軍は、今のは、かなりの精神ダメージであったらしく、死に掛けているけど。
「いーじゃないのよ♪あたしが面白ければ♪それにね♪覇王は、天竜王と出来てるし♪
  海王だって、地竜王と出来てるじゃないのよ♪ゼラスは、部下H1と出来てるし♪」
エルのとーとつな台詞に、
『ま゛じです゛か゛あ゛あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!??????』
むなしいまでの狼狽した声が山脈に広がってゆく。
「嘘いって、どうするってのよ♪ね。エル♡」
「そうそう♪あたしが面白ければ、それでよし♪たとえ、どんな組み合わせでくっついてもね♪」
あたしとエルがいい、
「そんなに、驚く必要なんか、ないぞ・・。だって、たいてい、他でも、似たよーなもんだし・・。」
いきなり言うガウリイ。
『嘘だあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』
なぜか、現実を直視できないらしく、竜達やエルフ達は、ぶっ倒れて動かなくなるし・・・。

とりあえず、あたしは、あたしの気がすむまで、覇王をドついておいてから、
そんでもって、エルと一緒に、遊ぶのをとりあえず、終了した。

「とりあえず、姉ちゃん・・。どーするの?未婚の母は、やぱ、まずいでしょーに?」
あたしが言うと、
「それで、レイスにいおうか、迷ってたのよ・・・。私、一応、この星では、『赤の竜神の騎士』として、名が通っているし・・・。」
姉ちゃんがいうと、
「我の方は、また、さっきまで(何日か前まで)カタートで凍りつけになってたからな・・。それで、言わなかったのか・・。ルナ。」
Sの言葉にコクンとうなづいている姉ちゃん。
「あ゛・・あのぉ?リナさん?本当に、ルナさんと魔王が恋人同士なんですかぁ!!?」
まだ、納得してないラーク。飲み込みが悪い・・・。
「魔王様が、スィーフィードと恋人同士なら、私も隠れてデートすること、ないですわね♪」
うきうきと喜んでいる海王ダルフィンに、
「エマと、隠れて会う必要もないかもな・・・。」
ぽつりと言っている覇王グラウシェラー。
エマとは、天竜王バールウィンのことである。
「ドルス♪じゃあ、私達も、どうどうとお付き合いできるのね♪」
うれしがっているアクア・・水竜王と、魔竜王ガーヴ・・・。
その台詞で、ラークは、顔面蒼白となり、
「・・・・世界って・・・魔族って・・・神々ってぇぇぇ(涙)」
頭を抱えて、泣いている。
「そうだ♡あんた達、この星では、結婚してもいーわよん♪」
エルが何かを思いついたらしく、姉ちゃん達にいきなり言う。
『本当ですか!?』
思わず、Sや姉ちゃん、そして、腹心全ての声が一致する。
「ただし♪この星だけね♪他では、きちんと、お仕事すること♪」
エルがいうが、
どうやら、そうした方が、面白くなりそうだからのよーだ。
確かに、そのほーが、あたし達としても、役にたつ存在が出来るわけだし・・・。
・・・・いっかも♡
『嘘だといってくださぃぃぃぃぃ(涙)』
普通の存在であるミルガズィアさんや、メフィ、そして、ラークやその他のエルフ達と竜達は、
完全に涙をだくだくながして、お願いモードであるが。
『面白そうだから、あんた達の意見は、却下♡』
あたしとエルの声が重なり、彼らに向かっていう。
『しくしくしくしくしくしくしくしく・・・・・・。』
なぜか、頭をかかえて、泣き始める彼らだが。
うっとーしいので、ほっておく。
「とりあえず、エル♪用事も済んだことだし♪町に下りましょう♪ついでに、オリハルコンとって帰るけど♪」
あたしが言うと、
「そーね♪じゃ、オリハルコン、発掘して、町に行きますか♪あ、あんた達も来なさいな♡」
エルがS、姉ちゃん、覇王、魔竜王、ゼラス、ダルフィン、アクアに向かっていう。
とうぜんながら、彼らの部下の神官や将軍も一緒に町にいくこととなった。
さーてと♪
ふふふふ♪さあ!!!たのしい、イベントがはじまるわよ♪

でも・・・その前にぃ・・・・。どーやって、これから、毎日、カウリスから逃れよーか(涙)

                                                       -続くー

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まえがき:

こんにちわ♪
よーやく、第六章、第二話♪
さて・・頑張ろう・・・。と、いうわけで、続きを入力するのです。
それでは。

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あとがき:
かお:よーやく、第二話、打ち込み完了!!!
エル:次は、ルナの婚約発表です♪
リナ:ついでに、ゼル達の婚約もあります♪
かお:うぐっ・・・・。です・・・。両方のイベント(?)が一話で打ち込みができれば・・・・(汗)
エル:たわごとゆーやつは、無視してください。
    次でやらないと、あたしが、ちよっと、暴れますので(はあと)
リナ:あっ!!あたしも参加するぅ♪
かお:・・・・・・・頑張って打ち込みますのです・・・・。(汗)
エル:そうそう、人間、素直が一番♪
    と、いうわけで、あたしの漫遊記の方もちゃっちゃと投稿しといてね♪
かお:まだ、打ち込んでませんん・・・・(涙)
エル:ふーん・・・・。このあたしに口答えなんてねぇ(にっこり)
かお:・・・いや、すぐに、打ち込み開始しますのです・・。
リナ:なーんか、最近、コイツ、素直ねぇ・・・。面白くない・・・。
エル:そーねぇ・・・。でも、やっぱり、やってないことは、やってないので♡
かお:(んなぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!)
ざすどすぐしゃ!!!!ざっぶううぅぅぅぅぅんんんんんんん!!!!!
エル:さてと、どっかの海に沈んだやつは、ほっといて、ではでは、次回で♪
エル&リナ:じゃ、またね♪
(ぶくぶくぶく・・・。かお、深海へと沈んでゆく・・・。そこに群がるなぜか、ビラニアとさめの群れ・・汗)
(エル様が放ったらしい・・・。しくしくしく・・・。)

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