前回までのあらすじ:

リナ達は、いきなりセイルーンへと戻ることになる。
(エル様の強制的な瞬間移動によって)
リナ達一行に、ゼラスとゼロスも復帰して、ガーヴにアクア、ゼラスにゼロス、
リナ、ガウリイ、アメリア、ゼル、エル様の九人旅に(笑)
これで、Sとルナ姉ちゃんが戻ってきたら、十一人だぞ!?(笑)
とゆーわけで、いきなり、移動してしまった、リナ達は、どうなるのでしょうか(笑)

リナの約束・其の26    ~水竜王復活編~


『わっきゃゃゃぁぁぁぁぁ!!!!????』
ゼルとアメリア、ガウリイの叫びが響き渡った。
あたしとしては、移動・・自力でできるので、今はもう、さしては驚かないけど・・・。
どうも、ゼル達は、まだ、空間移動に慣れてないよーである・・・。
いいかげん、なれないと、これから、エルに付き合うのは、・・大変なんだけどなぁ・・・。

どてがじゃん!!

わけのわからん音を立てて、落下するアメリアとゼル。
あたしはちゃっかり、力を使って、宙に浮いてから地面に降り立ったけど・・・。
あり・・・・?セイルーンじゃあない?
あたし達がエルに連れられてやってきたのは、セイルーン領内でも、キューザックだった。
ここって、森と湖に囲まれているのよね~・・・。
ん!?そーいえば、今日は、何日だ?!
「んっふふふふ♪やーばり、買い物は楽しまなきゃぁね♡」
エルがうきうきといってるけど。
そーいや、今日は、十五日だったっけ♪
ここ、キューザックでは、毎月、0か5のつく日に町中でバザーが開かれているのだ。
しかし・・・ここの酒場のマスターの食事って・・おいしいのよねぇ♪
・・・作っている人間の外見は別として。
「あれ!!ここって、キューザックですね!!
  はっ!!今日は、バザーがある日ですね!!ゼルガディスさん!!一緒に回りましょう!!」
アメリアが瞳をきらきらさせつつ、ゼルに迫っている。
「あ・・ああ・・・。/////」
顔を赤らめつつ、返事を返しているゼル。
ん?!んっふふふ♪ゼルちゃん、とうとう、告白するつもりだな♪
アメリアと二人になってから♪
「・・・とりあえず、先に、宿屋を決めませんと・・・。ですよね。エル様?」
エルに聞いているゼラス。
「そね。どっちの宿がいい♡」
エルの言葉に、
「・・・安い方といいたいけど・・・金貨二枚の方の宿屋がいい・・・。」
あたしとしては、安い宿の方が魅力なのだが、あっちだと、夜が・・・その・・
ガウリイの関係で・・響くし・・声が・・・。
・・・作りからして、違うのよねぇ・・・。ここの宿屋って・・・・。
ま、とにかく、もろもろの事情で、高い方の宿屋を選ぶあたし。
「じゃ、とりあえず、チェックインだけでもしときましょ♡」
エルが言うと、
「あ、エル様、私達が行ってきますわ♡」
アクアがエルに言う。
「じゃ、お願いね♪」
あっさりとアクアとガーヴに頼むエル。

「では・・・。」
かくして、あたし達は、別行動をする事になった。
アメリアはゼルと。あたしはガウリイとエルと。ガーヴはアクアと。ゼラスはゼロスと。
なんでか、ゼラス、買いたいものがあるとか、なんとか・・・。
そーいや、あっちの世界の魔王の品が・・・また、混ぎれこんで、売りに出されてるんだっけ・・・。
しかし・・・ゼラスに会いに来てから、品物を落として帰ってるあいつって・・・鈍感・・・。
どうも、ゼラスはその品を他に気がつかれない内に回収してしまいたいらしいよーである。
そんな理由で、別行動をとっているのだ。ゼラスは。
ま、どーでもいいけど・・・。
「そーいえば、今回は、結構、面白いわね♪インバース商会で発売されてる新製品もあるし♪」
エルがバザーの品をみてから言ってるけど。
そーいえば、今回から、あたしの実家(人間のときの)で売り出している『世界地図&グルメ版』
と『手軽に、一飛っび♪簡単旅行記(レイウィングの魔法石入り)』が売りに出されてたりする。
ちなみに、『魔法石』とは、特定の魔法を石に封じ込めて、誰でも利用ができる品である。
これ、使うと、たとえ、魔力がない人でも、魔法が使えない人でも簡単に魔法が使えるのである。
ついでといってはなんだけど、この品、魔道士教会からも注文が殺到してたりするのが実情だけど。
ガウリイは、やっぱりというか、
・・・くらげのヌイグルミ(着ぐるみねまき)が気に入ったらしく、さっそく購入しよーとしてるし・・・。
・・・誰が買うかい?!んなものを!!
「ガウリイ!!そんなものは、かわないの!!」
「え゛え゛~!!?・・あっ!!じゃ、これなんか、どうだ♪リナ♡」
ガウリイが手に取ったのは。
「・・・・・・!!!????////////」
んなもん、バザーで売りに出すなぁぁぁぁぁ!!!!!!
すっごくエッチな下着の数々・・・・・・。
「リナに似合うと思うな~♪俺♪」
そーいう、問題かぁぁぁ!!!!
「おっちゃん!!これとこれ、もらうわ♪」
ガウリイ、いつのまにか、自分でもお金、持ってるし!!?いつの間に!!?
お金はあたしが管理してたはずなのに!!
「そーいえば、ガウリイ、どっかの馬鹿、役所に突き出して礼金もらってたけど・・。」
エルが言う。
いつのことだ!?それは!?
「ちなみに、ガウリイ、そいつ、半殺しにしてたけど♡なんたって、リナの入浴、覗いてたやつだから♪」
ずごしゃぁぁぁぁ!!!!
あたしはおもいっきりこけた。
いっ・・いいいいいつ??!!
・・はっ!!もしかして、あのときか!?
混浴だったので、しかも、あたしとガウリイしか入浴してなかったのもあって・・その・・ガウリイが///
そーいや、あんとき、あたし、不覚にも、気絶して、ガウリイが部屋に運んでくれてたけど・・・。
そんときかぁ!!?
「そうそう♪あのときよ♪」
エルがあたしの心を視て言ってくる。
・・・・そいつ、殺す・・・。
「もう、すでに、植物状態になるまで、ガウリイが半殺しにしてるわよ♡」
エルが言ってくるけど・・・。
・・・でも、殺す・・(怒)
「でも、すでにあたしのとこに戻ってきてるわよぉ♪その馬鹿♡)今、あっちで、皆に殺されてるけど♪」
エルがさも楽しそ~に言う。
・・だったら、あたしも今晩にでも、あっちに一回戻って、参加しよう・・・。絶対、ただではすまさん!!(怒)
あたしがそんなことを思っている間にガウリイは、その服とは呼べない品物を買ってたのだが・・。
い・・・いやぁぁ!!
まさか、あたしにあれ、着ろってかぁぁぁぁ!!ガウリイ!!!

・・・・・そのまさかだった・・・。
その晩・・・・・。しくしくしくしくしくしく・・・・・・。
そんなんで、戻れなかったのよォォ!!ガウリイの馬鹿ぁぁぁぁ!!!!!

一方、アメリアとゼルは二人して、湖のほとりを歩いている。
あたしがガウリイに///のころ。アメリアとゼルは宿から抜け出て、夜の散歩を楽しんでいる。
ゼルはなにやら、懐から、ごそごそと取り出して・・・。
「・・・アメリア。」
アメリアを呼び止める。
「なんですか?ゼルガディスさん?」
アメリアが振り向く。
ゼルの目には、月の光を浴びて、一瞬、アメリアがまぶしく感じられたよーだけど。
「・・これ、アメリアに・・。」
いって、ついとアメリアにそれを手渡す。
・・あ、ゼル、前から、隠し持っていたあれ、アメリアに手渡してるし・・(笑)
「なんですか?」
アメリアがそれをうけとり、それは、小さな包装紙でつつんである箱。
かさかさと、それを開いて・・・。
「・・こ・・・これは!!?」
かなり驚いているアメリア。
「・・・人間に戻れたら、アメリアに渡そうと思ってな・・・。勝手に指のサイズ・・以前測らせてもらった・・。」
ゼルが顔を赤らめつつ言っている。
アメリアの手の中にある小箱の中には、
銀色に輝く、オリハルコン製のアメリアの誕生石でもある、宝石が埋め込まれている指輪が・・・。
「ゼルガディスさん・・・。」
アメリアがゼルに瞳をうるうるさせつつ言う。
「・・・・照れくさいが・・・。アメリア、俺と、一緒に生きてくれれないか・・・。」
ゼルがそっぽを向いて、アメリアに言う。
しかし、ゼル・・・アメリア・・王女なんですけど(笑)これでも(笑)
「は・・はいぃ♪」
すぐさま返事を返しているアメリア。
そのまま、アメリアとゼルは二人の世界へと旅立ってるし・・・。

<間>

「じゃあ、セイルーンに着いたら、父さんに話してもらえるんですね。」
「ああ・・。そのつもりだ・・。」
そうして、二人は宿へと戻ってくる。

翌朝。
「あら、アメリアさん、素敵な指輪してますわね。」
アクアがアメリアの指輪に気がつく。
朝食を食べているときのこと。
「あら。本当。」
「どうしたんですか?それ?」
ゼラスとゼロスが言う。
「んっふふふふ♡」
アメリアはただただ笑っているだけだけど・・・。
「ゼルガディスがアメリアにプロポーズしたのよ♪」
『ぶぶぶぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!』
エルのいきなりな発言に、ゼラス、ゼロス、アクア、ガーウが噴出した。
「そっかー。アメリアとゼルが結婚かぁ!!おめでとう!!」
すっとぼけて、ガウリイが言う。
・・・まだ、フィルさんの許可が出てないってば(笑)
「さてと・・・。じゃ、朝食、食べ終わったら、今度は、セイルーンへと出発しますか♡」
エルの言葉をうけて、あたし達は、キューザックをあとにして、
一路、目指すはセイルーン♪
しかし、ゼル(笑)ついに、アメリアにプロポーズしたな(笑)
さてさて、フィルさんはどう反応するか♪
とりあえず・・と♪

ちゅどおおおおおおおんんんんんん!!!!
やーぱ、これをやっとかなくちゃ、始まらない♪
近くの盗賊アジトを急襲して、盗賊壊滅を楽しまなくちゃ♪
「た・・助けてくれぇぇぇぇ!!!!」
「悪人に人権はない!!」
盗賊の叫びにきっぱりと返事するあたし。
「あら♡面白そう♪エル様、リナさん、私も参加してもいいですか♡」
アクアが言ってくるけど、
『もっちろん♪』
エルとあたしの声が一致する。
「・・・アクアさんって・・・・本当に、竜王なんでしょーか・・・。」
その光景をみて、アメリアがそんなことを言っているけど。
「そーいえば・・・アクアさんの趣味も・・盗賊いじめでしたねぇ・・・。昔から・・・。」
ゼロスがなにやら思い出したように言う。
「ついでに、俺も一緒にやってたがな。」
とガーヴ。
『・・・・・・・・・・。深く考えないことにします。(する。)』
なぜか、アメリアとゼルの声がハモってるし。
「あら♪結構、ストレス発散にはいいのよ♪」
「そうそう♪乙女のストレス発散方法♪」
「部下達をいじめるのも、けっこう、楽しいけど、こっちも楽しいからいいじゃない♪」
(・・・・汗)
アクアとあたしとエルの言葉に完全に無言になってるアメリアとゼル。
ゼラスとゼロス、ガーヴにいたっては、エルの今の言葉に、冷や汗かいてたりするけど。
とにかく、ここの盗賊は、結構、溜め込んでいたので、あたしとしては、超ラッキー♪
だったことは、いっておく。
ついでに、ゼロスもラッキーだったよーだけど。ついでに出てくる写本があったし・・・。
さっさと、お仕事してるぜロスである(笑)
しかし、ゼロス・・まだ、写本の処分なんか・・やってるのねぇ・・・。
・・・あたしがエルに関してとか、世界のしくみとかの本・・出版したら、どーゆー、反応するだろーか?
(あら、面白そうね♪やってみましょうか♪)
あたしの心に答えて、エルが言ってくる。
(そね♪面白そうだし、やってみよっか♪エル♪)
そんな会話をあたしとエルのみで聞こえるよーにして、会話してるとは、
露知らず、ゼラス達は、この場に漂ってる負の感情で、ちゃっちゃと食事・・してるし・・・。
ともかく、やることやったので、あたし達は、セイルーンへと再び出発する。

さーて、ゼルはフィルさんに何って言うつもりだろーか♪
・・そーいや、覇王の馬鹿の気配もしてるけど・・・。
何たくらんでるんだろーか・・・。・・・シルフィールにチョッカイかけてるみたいだけど・・・。
・・・覇王、あとで、苛め抜く・・・。(精神世界を通して視たらなんか、やってるし・・覇王は・・・。
そーいえば、以前は分からなかったけど・・・。
・・・・・シルフィール・・・・・Sの魂の欠片・・・・持ってるんだよなぁ・・・・・。
あれ、シルフィールの中から取り出さなきゃ・・・。



                                              ー続くー

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おまけ♪

エル様の秘密の部屋コーナー♪
はーい♪やってきました♪
第五回♪エルの秘密の部屋コーナー♪
今回は、リナスがいる世界に関係している存在の面白い組み合わせを♪
まず、リナ達のいるあの世界では、
赤瞳の魔王(ルビーアイ)レイス=シャブラニグドゥ・ことSと、
赤の竜神(フレアドラゴン)ルナ=スィーフィードが恋人同士だったりします♪
ちなみに、この二人には、すでに子供が八人はいますけど♪
ついでに、その子供達は、あの中宇宙に隣接してる世界の神々と魔王達にしてますが♡
それと、
水竜王(アクアロード)アクア=ラグラディアと魔竜王(カオスドラゴン)ドルス=ガーヴが恋人同士だったり♪
こちらは、Sとルナの腹心同士が光と闇に互いに惹かれあってのカップルですね♡
天竜王(エアロード)エマ=スカイ=バールウィンと覇王(ダイナスト)ストラス=グラウシェラー
がこちらも腹心同士でカップルに♪
あと、あたしに攻撃しかけて、一回滅ぼして、あたしのとこでまだこき使ってる冥王(ヘルマスター)は、
闇双地の魔王ヘルタネスラーダと恋人同士♡
こっちのパターンは、闇と闇が惹かれあった結果ね♡
他には、
緑碧の魔王グリューゲルイスラーダが蒼窮の神(部下Kと相対する部下)と恋人どうしだったり♪
それと、面白いのが、
ゼロスの設定かしら♪
実は、ゼロスは、ゼラスの子供だったりします♪
獣王(グレータービースト)ゼラス=メタリオムと闇双地の魔王ヒルフシィルミルラーダとの間に出来た、子供です♪
ちなみに、ゼラスはごまかすために、
部下として、ゼロスに精神身体をあたえて、(創り出して)精神は、ゼロスをいれてたりします♪
ついでに、ゼロスの記憶もちょっと、封印してたりして(笑)
さすがに、Sより、ゼロス・・強いのよねぇ(笑)

ま、こんなとこですか♪面白い組み合わせは♪
ふっふふふ♪あたしを楽しませるのであれば、どんなになってもオッケーよ♡
どんどん、あたしを楽しませてね♪あたしの部下達♪
ではでは、今回はこの辺りで♪じゃーねー♪

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まえがき:

はーい♪よーやく、第五章の第二話♪
どーもー♪かおの代理のエルでーす♪
なんか、この章、短いはずとかおがいってますけど、
なんか、だんだん、短くなってない!?
一章が7話で二章が6話で三章が5話で・・・。・・・一個づつ、短くなってるし・・・。
・・その代わり、終わりの方が長いとゆー・・・。
・・・何かんがえて、この話・・書いたんだろ?こいつは・・・。
ではでは、駄文ですが、読んでやってくださいな♪

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あとがき:

かお:はい!!今回は、ゼルのアメリアへのプロポーズ♪
    なーんか、もーちょい、いい台詞が思いつかなかった私なのです!!書いてる当事も、今も♪
    と、ゆーわけで、次は、フィルさん登場(笑)
エル:で、グラウシェラーは、どうする♪(うきうきしつつ、ハンマー握ってるエル様・・)
リナ:とーぜん、シルフィールにちょっかい、かけてるから、苛め抜いて、殺す!!
かお:(・・・覇王としては、北の魔王の身を案じて・・別の欠片・・差し出すつもりで、行動してるよーだけど・・・。)
リナ:そーいや、エル、前、エルがもってた、Sの欠片・・どーしたの?
エル:あ、あれ♪今、フィブと一緒に混沌のごみ掃除させてるわよ♪素手で♪
リナ:おおっ!!それは、的確な判断ね!!さすがは、エル!!
かお:・・・・・・(汗)
リナ:じゃ、ついでに、S復活させて、あたしとエルとでいじめない♡Sのやつ♪
   どーせ、ここにも『欠片』ルーカスとミリーヌから預かっていることだし♪
エル:それもいーわね♪ついでに、アクアも復活させるつもりだし♪じゃ、そーしましょう♪
    Sと同時にじゃ、ルナも完全に復活させましょ♪
リナ:おおー!!それも面白そう!!
かお:(まてぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!!!!!)
エル:んでもって、第二次神魔戦争、起こさしてみるとか♪遊びで♪
リナ:いーかも♡
かお:んなぁぁぁぁぁぁ!!!!!????
エル&リナ:あんたは、さっきから、うるさい!!
ーどすぐしゃ・・・・・ばしゅうううぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!-(混沌へ沈むかお・・・・)
エル:さってと、うるさいやつは、いなくなったので♪
エル&リナ:それでは♪また、次回で♪

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