前回までのあらすじ:
リナとエル様が盗賊いじめをいつものように、しているとき、そのアジトにて、ある少女が泣いている
のを洞窟の奥で発見した。
でも、この少女、実は、人間じゃなかったりして(笑)
リナの爆弾発言に全員がびっくり仰天(笑)
「つまり、残る可能性は母様達のころしかないいぃぃぃぃ!!!」
エメロードが行方不明ときいて、兄弟姉妹たちは、神と魔全体で総動員して、探しまくってたが、
いっこうに、ここの世界にいる気配がない。
そして、全員一致で、この可能性が浮かび上がったのは・・・当然なのであろう・・。
「しかし、じゃ、誰が連れ戻しにいく?」
エメロードのすぐ上の兄のフェンリルが意見した・・。
リナの約束・其の22 ~赤の竜神達の受難~
さて、なんて説明しよーか?
そだ♪
「姉ちゃんの隠し子♡」
・・・嘘ではないし・・。とりあえず、こういっておくあたし。
瞬間。
『ぶぶぶぶぶぶううぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!』
あ、ゼルにアメリア、ガウリイまでもが、むせ返して、噴出してる・・・。
「ほほほほんとうですかぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ままままじかかぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ななななんだってぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!??」
みごとに、アメリア、ゼル、ガウリイの叫びが洞窟いっぱいに響き渡ったのである。
「ちなみに、この子の名前、エメロードっていうから♪」
エルが説明してるけど・・・。
完全に石化しているアメリア、ゼル、ガウリイの三人だし・・・。
そんなに、驚くほどのことかなぁぁぁ?
「ぐしっ・・。エル様、なんで、こんなところにいらっしゃるのですか?」
涙をふきつつエメロードがエルに聞いてくる。
「面白いから♪」
即答してるエル。
「くすん・・。私、母様と父様に会いたくて・・・。
ここに来たのはいいけど、なんでか、知らない人間がついてきたら、
母様達に合わせてくれるっていうんで、付いてきたんですれどぉ・・。
全然、母様達にあわせてくれないし、私の涙がなんでか欲しいというし・・。」
・・・・・・。神がそうあっさりと、普通、だまされるか?!
しかも、エメロード自分の涙が人間にとって、貴重な物質となるということに、全然自覚・・ないし・・。
「・・・・。知らない人についていったら、ダメ・・・って、教わりませんでした?」
アメリアがどうにか声を出して聞いてるけど。
「確か、赤の竜神の騎士は、今、二十五歳のはずだったよな・・・。
ってことは・・・・十七~八歳のときの子供か?!」
ゼルが姉ちゃんの歳を換算して、計算してるし・・。
別に、今産んだんではないけどなぁ?
かなり、昔だよな・・・。この銀河ができる前だったし・・・。
とりあえず、そんなどうでもいいことは、おいといてっと。
「?知らない人間?だって、どうせ、ほとんどが、始めからしらない存在ばかりだし・・・。
そんなの、気にしてると、お仕事・・・できないし・・・。」
エメロードがアメリアに対して返事を返してるけど。
「まあねぇ。いちいちそんな細かいこと、気にしてたら、役目、果たせないわよね♡あんた達も♪」
エルが完全に関係ないといった感じで話しているし。
「なぁ・・・。腹へったから、とりあえず、どっかに食べにいこーぜ・・。こんな洞窟の中で話してなくても・・。」
ガウリイがいきなり話の腰を折ってくる。
「それもそーね♪それじゃ♪」
「ちょ・・ちょっと!?エルー!??」
エルがいうのと同時に、あたしの意見もむなしく。
・・・・・エルはいきなり、皆をつれて、空間移動したのだった・・・。
ざわざわざわざわざわわわ!!!!
村は、ざわざわしていた。
理由は簡単。
いきなり、人間が出現したと思えば、しかも、見たことのないような絶世の美女のエルがいるのだから。
これが当然の反応であろう。
「なんか、目立ってますうぅぅぅぅ。」
アメリアがいっいるけど、仕方がない。
ゼルなんかは、あわててフードをかぶってるし。
「おっ♪食堂みっけ♪」
ガウリイがめざとく、一件の食堂を見つける。
「じゃ、入りますか♡」
そしてあたし達は、その食堂へと、足をふみいれた―。
「いらっしゃいませ・・。って・・・・。き・・・・き・・・・きゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」
いきなり水を運んできたウェイトレスが悲鳴を上げる。
あれ?この人間・・・。姉ちゃんの欠片・・少し、もってるみたい・・・。
「なななんだって、ロードオブナイトメア様がこんなところにぃぃぃぃぃ!!!!!」
エルをみて、いきなりわめいてるし。
「あら、暇つぶし♪に決まってるじゃないの♪」
エルが言ってるけど。
ふと、視線が、あたし達の方に向けられて・・・。
「エ・・エエエエエエエエメロードちゃん!!!!??」
エメロードをみて、石化してたりする。
「一応、ルナの力の欠片、もってるだけあるわね♪ルン♪」
エルがいきなり名前、呼んでるし・・・。
「へえ・・。ルンっていうんですか・・。貴方・・・。私はアメリアです!!」
いきなり、自己紹介してるアメリア。
「こちらこそ。私は、ルンです。って・・なんで、エメロードちゃんがこんな所に!!?」
かなり驚いてるルン。
「?知り合いですか?ルンさん?このエメロードちゃんと?」
アメリアが不思議がっている。
「ま、ルナの記憶・・少しだけど、受け継いでるからねぇ。ルンは。」
「ぶびっ!!!」
エルの言葉にゼルが水を噴出してるけど。
「確かに。私は、スィーフィード樣の記憶の欠片、預かっていますけど・・・。(汗)
それより、なんで、この世界にいるのですかぁ!?エメロードちゃん!?」
さらにエメロードに聞いてくるルン。
「母様と父様に会いに。」
にっこり笑って言う、エメロード。
「だからって、あっちの世界ほってきたっていうんですかぁぁぁ!!?」
ほとんど絶叫。
『?あっちの世界?』
ゼルとアメリアはその台詞に多少の疑問をいだいたようである。
すると、
どうやら、このルンの悲鳴が届いたらしく・・・・。
いきなり出現する二人の姿が(笑)
『エエエエメロードドォォォォォ?????!!!!!なんだって、ここにぃぃ!!??』
「は、母様、父様♡」
ぴしぃぃ!!
その台詞をきいて、アメリアとゼルは凍り付いてるけど。
「なんで、魔王が、父なんですかぁぁぁぁぁ!!!!!」
「なんだって、スィーフィードが母でシャブラニグドゥが父と呼んでるんだぁぁぁぁぁ!!!!!」
アメリアとゼルの叫びが村中に響き渡る。
そう、現れたのは、姉ちゃんと部下S。
二人とも、かなりあせっているようだけど(笑)
「そりゃ、このエメロードが、Sとスィーフィードの末娘だからよ♡」
いきなり暴露してるエル。
ぽんっ!!いきなり手をうつガウリイ。
「そっか。この前の写真に写ってた女の子だ。この子。あれはまだ赤ちゃんだったけど。」
いきなり思い出したように言うガウリイ。
そーいえば、エル、この前(?)姉ちゃんとSがエメロードあやしてる姿・・・写真、取り出してたっけ・・・。
ガウリイ、どうやら、そのことを言ってるよーである。
「エメロード!!あんた、ちゃんといってきてるのぉ!!」
姉ちゃんが聞いてるけど・・・。ちゃんといってるわけないよな・・。
言ってきているんだったら、エメロード、一人でここに来させるわけないしなぁ・・・。
「そうだぞ。きちんと部下達や、兄弟たちにはここに来るって言ってあるのだろうな?!!」
姉ちゃんとSが交互に聞いてるけど。
『じょうだんだっていってくださいぃぃぃぃぃ(くれぇぇぇぇぇぇぇぇ)!!!!!!!!』
なんでか、アメリアとゼルの叫びともいえる声が一致している。
「ううん。いきなり来たの♪エメロードは♪母様、父様、会いたかった♡」
そう言って、姉ちゃんとSに抱きついてるエメロード。
『ま・・魔王と・・・神って・・・・一体・・・(涙)』
アメリアとゼルはなんでか泣いている。
すると、
「やっぱりこにいたぁぁ!!エメロード!!って・・・きゃあああ!!エル様にリナス様までぇぇ!!」
いきなり入り口の方から声が聞こえてくる。
ん?この声は・・・・。
「?リナ・・ス?どっかできいたことがあるよーな?」
ガウリイがあたしの名前に反応して、なんだか考え込んでいる。
『フェンリル!!フレイヤ!!あんた達!!?』
Sと姉ちゃんの声がハモる。
「お・・おひさしぶりです。エル様・・・。」
「・・エル様・・・。すみせん・・・。エメロードがご迷惑・・おかけしませんでしたか?」
ロキとフレイヤが同時にエルに言っている。
容姿は、一人は、漆黒なまでの黒い髪を肩の辺りで切りそろえている男の子。
もう一人は、暁色をした髪を腰まで伸ばして、みつあみにしてたりする。
そう。この二人は・・・。あたしは、ちらりとエルを見る。
「あら♪速かったね♪あんた達、エメロード、迎えにくるの♪」
エルがにっこりと笑って言ってるけど・・・。
エル・・・完全に面白がってるわ・・。こりは・・・・。
「あ、母様、父様、ごぶさたしております。」
妙にかたぐるしく、ロキがいい、
「母様、父様、お久しぶりです。・・あれ?父様、・・・欠片、吸収されたんですね♡おめでとうございます♡」
フレイヤが姉ちゃんとSに言ってるけど。
「・・・・二人も迎えにきたのか?あっちの世界、放っておいて?四界の神と魔王がそれぞれに・・。」
いきなり爆弾発言してるS!!
ごふぅぅぅぅぅぅ!!!!!
今度は、むせこむだけでなく・・・・。
アメリアとゼルは・・・あ、吐血してる・・・・。
「・・・深く、考えないよーにしよう・・・。アメリア・・・。」
「そーですね・・・。ゼルガディスさん・・・。」
あ、二人とも、現実逃避に走り出してる(笑)
「そーいえば、ここの村ってなんだか、母様に似てる力・・多分、母様の部下だと思うけど。
いますね。というか、なんだか、隠れてるけど・・。」
ロキがふと気が付いたように言っている。
ちなみに、ルンはというと・・・。
あ、冷や汗ながして、固まってる・・・。
「あ、それでしたら、多分、私が結界張っている中に住んでる彼女のことでしょう。ちなみに、男性の精神体もいますけど。」
ロキの言葉に返事を返しているルン。
「そういえば、あいつ、フィブに滅ぼされる寸前、彼女にかくまわれてたんだったな・・・。」
Sがふと思い出したよーにいってるけど。
ま・・ねぇ・・・。ちなみに、あいつ、以前、あたしとミルガズィアさんが、あの空間からいなくなったあとで、
・・・・完全版写本の所にいた、彼女の魔力の欠片・・・渡してたよーだし・・・。
そんなことが、この間のルーカスとミリーヌ・・もとい、ルークとミリーナが持ってきてた資料に書いてあったしなぁ・・・・。
「そういえば、そうねぇ。ま、私も自分の経験から、彼女、応援してた口だし・・・。」
姉ちゃんがSの言葉に相槌を打っている。
「他には、絶対、知られたら、パニックですしねぇ・・・。」
ルンまでもが相槌を打っている。
確かに。そりゃそーだ(笑)とゆーか、姉ちゃんとSの関係が知られても十分パニツクだと思うけど(笑)
「とにかく!!戻るわよ!!エメロード!!」
フレイヤがエメロードに言うと、
「いやぁぁ!!エメロード、まだ母様と父様と一緒にいるぅぅ!!」
そう泣き叫んで、姉ちゃんとSにしがみつく。
「あ、ゼルガディスさん、何、注文します?」
「そうだな。じゃ、これにするか。」
「んじゃ、俺はこれ♪」
ガウリイは天然だが、アメリアとゼルは完全に逃避に走り、
メニューの一覧表をみて、注文するメニューを決めていたりする。
「あ、ずるぅぅぃぃぃぃぃ!!!!じゃ、あたしはこれとこれとこれっ♪」
あたしも一応、メニュー決定に加わってるけど。
「んじゃ、ルン♪これとこれとこれとこれ、五十人前づつ、お願いね♡」
あたしの台詞に、
「ご・・五十人前ですかぁぁぁぁぁ!!!!!」
なぜか、驚くルン。
一方、そんなあたし達とは別に、
「あのねぇ・・・。エメロード、あなた、あっちの神なんだから、ね。」
姉ちゃんがエメロードを説得してるけど。
ぶぶぶぅぅ!!
またまたその台詞がきこえたらしく、むせこむアメリアとゼル。
「やだぁぁぁぁ!!!!!うわぁーーーーーんんんんんん!!!!!」
いきなり泣き出すエメロード。
うわ・・・。ま・・・またかかぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!
一回、泣き始めたら、なかなか泣き止まないのにぃ!!エメロードはぁぁ!!
「いーじゃないの♪面白いから、S、ルナ、あんた達も、一緒に付き合いなさいな♪
もちろん、エメロードも、ロキもフレイヤもね♡」
いきなりエルが姉ちゃん達に命令だしてるけど。
「あ、でも、S♡あたしに付き合ってたからっていって、
提出が遅れてる資料が三日後までに提出されなかったら、どうなるかは、分かってるわよね♡」
エルの言葉に瞬時に顔色悪くしてるS。
「・・・レイス・・・私も手伝うから・・・。」
姉ちゃんがSに向かって言ってるけど。
ぴたり。
いきなり泣き止むエメロード。
「やったぁぁぁぁぁ♪エル様、ありがとうございますぅぅ♪」
大はしゃぎなエメロードとは、対象的に、
『・・・父様、母様、・・すいません・・・。こんな大変なときに・・・。』
ロキとフレイヤは姉ちゃん達の置かれてる立場を瞬時に判断して、謝ってたりする。
「あ、私もお手伝いします♡父様♡」
フレイヤがSにいい、
「じゃ、僕もお手伝いしますので。父様、母様。」
ロキまでもが言う。
「おまたせしましたぁぁぁ♪」
どでででんんんん!!!!
ちょうど、そのとき、あたしが頼んでいたメニューの数々がテーブルへと運ばれてくる。
「さーてぇぇ!!!!!たべるわよぉぉぉぉぉ!!!いっただっきまぁぁぁぁす!!」
とりあえず、エルの方はほっといて、あたし達は、食事に専念するのだった。
で、食後。
「じゃ、S達も加わるから♪この旅にとりあえず♪」
『そんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!』
店からでて、エルの第一声を聞いたアメリアとゼルはなんでか血の涙を流していた・・・。
さーてと、面白くなりそー♪
「いーじゃない♡それより、例の神殿、この村のすぐ近くだし♪いきましょ♪」
あたしが意見すると、
「・・そ・そうだな・・・。(何いっても、無駄だし・・・。金色の魔王の前では・・・。)」
「そですね。(ゼルガディスさんの姿が元にもどるかもしれませんし・はあと)」
ゼルとアメリアはそれぞれに思いが違っているよーだけど、あたしの意見に賛成してくる。
ガウリイはというと、
「うーん・・・。リナ・・・リナス・・・。やっぱ、聞き覚えが・・・・。」
ぶつぶつ言ってるけど、気にしないでおこう。
・・・でも、ガウリイ・・・お願いだから、今、覚醒はしないでよぉぉ・・・。
だって、カウリスったら、しつこいったら//////
最高なんか、一億年も、開放してもらえなかったもんなぁぁ・・・・。あたし////
今は、まだ、覚醒・・・しませんように・・・・。
「じゃ、出発よぉぉ♪」
エルの一声とともに、あたし達は、今度こそ、伝説の神殿とやらに出発した。
-続くー
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まえがき:
さーて♪こんにちわ♡
またまたかおの代理のエルでーす♪
かおは、まだ、混沌から浮かびあがってきませんのです・・。
根性がないったら・・・。
と、言うわけで、またたま心やさしい、このあたしが代理をしてあげてるんだけど♡
ということで、よーやく、第四章も第四話♪
ではでは、また、あとでね♡
さてと・・私はちょっと、G達でもどつきにいこうかしら(笑)
じゃね♪
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あとがき:
かお:ぜー・・・。ぜー・・・。よ・・よーやく、スミレちゃんの力を借りて、脱出に成功してのですぅ・・・。
エル:あら、遅かったわね♪
かお:しくしくしく・・・。いきなり、混沌に沈めないでくださいいぃぃぃぃぃ(涙)
リナ:いーのよ。あんたが悪いんだから。長編ほっといて、他の小説なんか、打ち込んでるんだから。
かお:うぐっ・・・。い・・痛いところを・・・。
ま、いーや、きを取り直して、なぜ、この章の第が受難となってるいか。
実は、Sと姉ちゃんに子供がいた(笑)ということが、人間にばれたので、この副第にしてみました(笑)
エル:次の章なんかは、完全に、とゆーか、この章の終わりで、・・・アクアまで、子供がいるのが発覚してるしねぇ・・・・。
かお:あ゛あ゛あ゛あ゛ー!!!エル様!!!ばらさないでくださいいぃぃぃぃぃい!!!!
リナ:しかも、アクア婆ちゃん・・・なんで、老人の姿をしてたかというと、あいつとの関係、ごまかす為だったよーだし・・・。
エル:しかも、あのとき、リナとミルガズィア、空間の外に追い出したあと、・・・
完全に二人の世界に入ってたしねぇぇ・・・。あの二人・・・・。
かお:・・・・・・汗。え゛・・・え゛ー・・・。なんだか、またまた、今後の展開、ばらされそうなので、この辺りで退散しますぅ!!
あ、エル様、番外編、打ち込んで、ますので、そちらにどーぞ♪(←必殺、話のすり替え!!)
エル:あら♪じゃ、そうしようかしら♪
リナ:いーなー・・。エル、あたし、あっちには、出番・・ないしなぁ・・・。ま、いっか。
リナ&エル:それじゃーねー♪
かお:さて・・と、では、私は、番外編の打ち込みを・・・と。ではでは・・・。また、次回で・・・。
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