前回までのあらすじ:
エル様をみて、気絶したアメリア達。
アメリア達を部下達に運ばせて、宿に寝かせる。
そして、Sが残り、海王神官までもが、巻き込まれてる・・・。気の毒に・・・。
アメリア達が目を覚ましました♪
さーて、エル様は一体、どこに行こうとしてるのでしょうか(笑)
リナの約束(其の10) ~火竜王のひざもとにて~
アメリア達がどうにか、こうにか、目を覚ました。
そーいや、アメリア達はあたしが以前、
エルに身体乗っ取られたとき、エルの正体を話しているから、知ってるだろーけど、ミルガズィアさんはどうなんだろう?
アメリア達は凍り付いている。
「・・・・レイ=マグナスどの・・?な・・なぜ、貴殿がこのような場所に?」
どうにか、声を出すミルガズィアさん。
「あら♪水竜王ラグラディアの長老だったのに、ミルガズィア、知らないの?
こいつが、『北の魔王』ってあんた達が呼んでいる部下Sよ♪」
エルがさらっと言う。
『ちよっとまままってくださいいぃぃぃぃぃ!!!??』
ミルガズィアさん、アメリア、ゼル、メフィ、Sの声が重なる。
「エエエル様!?そんな、いきなり!?」
うろたえてるS。
「何よ。うるさいわね。黙らないと、これ、ばら撒くわよ♡」
ぽっ!エルはある紙のよーなものを手に出現させる。
「題して、Sの子育て奮闘記録♪」
エルが面白そーに言いながら、それをひらひらさせている。
ばばっ!!!!
Sがあわてて、それをとろうとする。
『写真!?』
あたしとガウリイが同時に叫ぶ。
・・・・あれ?なんで、そんな名前がでてくるんだ?
とゆーより、何今、あたし口走ったの!?
『写真』って・・何!!??
どうやら、ガウリイも今、自分が言った言葉に戸惑っているよーである。
―ひらり・・。
『それ』があたしの前に落ちてくる。
あたしは、それを拾い、覗き込む。よく出来た、絵のよーである。
まるで本物みたいな。
なんでかわかんないけど、この紙の名前が「写真」というものであるというのが分かる。
・・・・なんでだろ???
「ありゃ!!??」
あたしは、よーく、それを見てみる。
そこに映っているのは、目の前にいるSとあたしがよく知ってる人物と・・赤ちゃんの姿だった・・。
「これって・・・姉ちゃんと・・Sと・・・赤ちゃん!!?」
あたしがふと声を出すと、
「きゃああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!なんで、そんなものがあるのよー!!!!!」
悲鳴とともに!!
いきなり、姉ちゃんが現れた!!!
「貸しなさい!!リナ!!!」
あわてて、あたしの手から写真をもぎ取る姉ちゃん。
「はー・・。はー・・。」
「ぜー・・。ぜー・・。」
Sと姉ちゃんは、顔を真っ赤にしていたりする。
「あら♪スィーフィード♪いらっしゃい♪他にもあるのよねー♪」
エルがいって、さらに、数枚の写真を手に出現させる。
『エエエエエル様~!!!!』
エルに泣きついている姉ちゃんとS。
そーいや、姉ちゃん・・・バイト・・どーしたんだろーか?
「リナさん!?」
「赤の竜神の騎士ルナ=インバース!?」
アメリアとゼルが叫ぶ。
「げっ!?」
スピネルが以前にも増して、完全に石化する。
昨日から、ずっと、石化してたままだったのだが。
関係ないので、ほっておいたのである。
「?なんなんですの?」
いきなりの姉ちゃんの登場にびっくりしているミルガズィアさんとメフィ。
「写真・・とは、何だ?」
ミルガズィアさんが言う。
「あら♪見てみる♪楽しいわよ♪」
エルがミルガズィアさんに写真をと渡そうとする。
『やめてー!!!!』
姉ちゃんとSの魂からの血の叫びが上がる。
「ね・・姉ちゃん・・何?今の?え・・と、Sが赤ちゃんのおしめを変えてて、姉ちゃんが・・。」
あたしが今見た、写真について、聞くと、
「・・・リナ・・・。それ以上、いったら・・・。お仕置きする・・・。」
姉ちゃんが声を座らせまくって言う。
うぐっ!!それは・・・死にたくないし・・・。やめとこ・・・。
ふっと頭に今の写真の赤ちゃんの名前が浮かぶ。
なぜだか。
「・・・・?エメロード?」
ぽそっとあたしがつぶやくと、
『あ゛う゛??!!』
姉ちゃんとSは凍りつく。
「あら♡リナ・・・違うわね・・・。思い出したのではないのか・・。」
エルの残念そうな声。
「どっかで、聞いたことあるなー。あと、ロキ・・とか・・。」
ガウリイまでもがつぶやく。
『う゛ぐっ!!!!』
さらに、永久凍土の塊と化してゆく姉ちゃんとS。
『ガウリイ(さん)が、人の名前を覚えてるなんて・・・・。』
アメリアとゼルが同時に言う。
確かに。ガウリイが覚えてるとゆーことは、あたしも知ってるはず・・なのだが。
・・・・・全然、心当たりがない!!
「うーん・・・。名前は、ぱっと浮かんだのよねー・・。あと、フェンリルとか・・・フレイヤとか・・。
他にも何人かの名前が。全部で、八人の名前・・かな?」
あたしは腕をくみつつ考え込む。
「そーいや、八人だよなー。でも、名前が浮かんだだけで、覚えてない・・。」
ガウリイまでもが考え込む。
『う゛~ん・・・???分からん・・・・???』
あたしとガウリイは考え込む。
「リリリリナ~(泣)」
姉ちゃんが泣きついてくる。
・・・・・天変地異がおこるか!?姉ちゃんがここまでなるとわ!?
絶対に見られない、姉ちゃんの情けない姿!!!
「頼む!!リナ=インバース!!忘れてくれ!!」
Sまでもが、あたし達に頼み込んでいる。
『いったい、何なんでしょうか??』
アメリア、ゼル、メフィ、ミルガズィアさん、スピネルの声が重なる。
「さーて♪何でしょーか♪くすくす♪」
エルは完全に楽しんでいる。
「・・・考えても、分からんものは、分からん。そーいや、ミルガズィアさん達に聞きたいんだけど・・・
・・・エルの本当の正体って・・しってるの?
アメリアとゼルには以前、あたしが話したから、この二人は知ってるはずだけど・・。半信半疑でも・・・。」
とりあえず、一番初めに思った疑問をミルガズィアさんにあたしはぶつける。
「・・・以前、水竜王様から、お聞きした・・・。『金色の魔王(ロードオブナイトメア)様』の真実は・・」
ミルガズィアさんが、めずらしくも、汗をながしつつ言う。
「私は、詳しくは、知りませんが、『神と魔王、それぞれの最高神様』だとお聞きしております。」
とメフィ。・・・・・間違っては、いないけど・・・・。
アメリアとゼルも言葉を発する。
「私達は、以前、リナさんから、『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』は、万物の母。
すべてを産み出した(創り出した)金色の王だとおききしています。」
とアメリア。
「ディルスの伝説では、『金色の魔王』天空より落とされた混沌の海に漂う、魔王の中の魔王だったがな・・。」
とゼル。
例の間違った解釈の伝説である。かくいう、あたしも、始めはそう思っていたのだが・・・。
異世界黙示録(クレアバイブル)に触れるまでは・・・。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・うむ。アメリア殿の言われているのが、『真実』だ・・・・。」
ミルガズィアさんが重い口を開く。
ぱしゅっ!
小さな音が聞こえた。
あ、いま、気が付いたけど、・・・・・スピネル、物質化する力・・・うしなっちゃった・・。
かなりのダメージだったらしい。
今の真実は。
んー・・。
でも、ゼロスは知ってたけどなー・・・。
でも、ダメージ受けてなかったけど・・あいつは・・。
「リナが言ったことが、真実よ。本当に。」
と姉ちゃん。
話題が変わって、ほっとしているよーである。
うんうんうなづいているS。
「それじゃ、他の写真をだしましょうか?いやなら、さっさと、案内しなさいね♡部下S♪」
エルがSに向かって言う。
そーいや、どっかに出かけるとかいってたっけ・・・。
「・・・レイス・・ちょっと待ってて・・・。私も一緒にいくから!!」
姉ちゃんがそう言って、一瞬、掻き消えて、すぐに戻ってくる。
んっ!?
「ね・・姉ちゃん・・・えと・・分離・・とゆーか、二人にわかれたわけ?」
精神世界を何気なしにみていたあたしが姉ちゃんに聞くと、
「そよ。だって、バイトをほったらかしにはできないでしょう。」
気軽に言う姉ちゃん。
・・・・いーのかなー?そんなことあっさりやって・・・・。
はっきりいって、ばれるぞ?姉ちゃんが、竜神本人ってことが。
あたしはエルに聞いてるから、知ってるけど。
「ま、とにかく♪全員行動ね♪もっちろん♡メフィとミルガズィアもくること♡」
エルがそう言って、宿を出てゆく。
― むろん・・・・・。反対するものなど、一人もいなかったのは述べておく。
「ここです・・。」
Sがある店を指差す。
「じゃ、いきましょっか♡」
エルがその店に入ろうとすると、
「あら!?リナさんにガウリイさん!?それに、スィーフィードナイトまで!!・・って・・えっ?!ミルガズィアおじ様!!?」
聞き覚えのある声が・・・。後ろからしてくる。
『フィリア(さん)??!!』
あたしとガウリイとゼルとアメリアの声が重なる。
えっと・・・。おじ様って・・?
「ミルガズィアさん、えと・・。フィリアを・・・元、火竜王の巫女のフィリアを知ってるの?」
あたしはミルガズィアさんに聞く。
「うむ。親戚だ。」
『・・・はい?』みごとに間の抜けた声を出すあたしとガウリイとアメリアとゼルの四人。
「フィリアの母が私の母の妹なのだ。」ミルガズィアさんが言う。
「冥王の結界が消えましたので、真っ先におじ様にご挨拶にいったんです。」
とフィリア。
「・・・・・・・・・・・。(滝汗)」
フィリアの隣では、硬直して、大量に、脂汗をかいているヴァルの姿が・・・。
視線は、S・・にもいっているが、もっぱら、エルをみて、硬直してるよーだ。
・・・・・・・・。そーいや、ヴァルって・・・・。
『闇を撒く者(ダークスター)デュグラディグドゥ』と同化してたんだっけ・・・・。
ってことは・・・・・。分かるよなー・・・・。エルのこと・・・・・・。
『あっ・・。』
どうやら、アメリアとゼルもそのことに気が付いたようで、同情の視線をヴァルに送っている。
「あら♪ヴァルじゃないの♡そーいえば、あんたへの、お仕置きがまだだったよーな・・・。」
エルがふと思い出した様に言う。
口調は、冗談の口調なのだが、・・・ヴァルにとっては、冗談ではすまなかったらしい。
「すいません!!すいません!!すいません!!(滝汗×2)」
謝り倒しているヴァル。
「・・・・?ヴァル?何、謝ってるの?おじ様?ルナさん?あの・・この女性・・だれですか?」
フィリアがエルをみて、聞いてくる。
ま、そりゃー、気にはなるわな。エルに向かって、ただひたすらに、謝っているヴァルをみたら・・・。
つんつんつん・・。
あたしは、フィリアをつっつく。
「何です?リナさん?」
フィリアがこちらを向く。
「フィリア・・失礼のないよーに。・・・・・・・・・・・ロードオブナイトメア・・・・御本人だから。」
ぼそぼそとフィリアの耳にささやくあたし。
ざざあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
一気に血の気を引かしてゆく、フィリア。
「ロロロロロロロロロロロードド゛・・・・ナナナナイイイイイトトトト!!!!?????」
かなり混乱してる。
「そんなに、驚かなくてもいーじゃない♪」エルの一言。
『それは、絶対に、無理です。(だと思います)!!!!』
きっばりと、全員の声が重なった。
ガウリイまでもが、参加してたりするのが驚きだが。
「そーかしら?とにかく、店に入るわよ♡」
エルは何事もなかったかのよーに、店の中へと入ってゆく。
店に入ると、歌が、聞こえてきた―。
『浜辺にたたずみ遠くを見ている 波も 風も 何も教えてくれない あの人のことを ほんの少しでも
波よ 風よ どうかきかせて・・・・
必ず行くから 迎えに行くから アー その言葉が 今はすべて
必ず行くから 迎えに行くから アー その言葉で 今日も待っている』
・・・心になんだか、染み込んで行くよーな歌である。
『雲のかけらさえ あの人のようで ふいに胸が泣いて苦しくなるから
振り払うけれど 迷いや不安が 強い心 どうか下さい
必ず行くから 迎えに行くから アー その言葉が 今はすべて
必ず行くから 迎えに行くから アー その言葉で 今日も待っている
運命が消えてしまっても きっと奇跡が起こる』
・・・・・ほう・・・・。
「いー歌ですねー・・。」
混乱してパニックになってたフィリアが落ち着いてゆく。
しかし・・・。
いー歌には、違いないのだが・・・・。
何だろう?この感じは??
あたしがそんなことを思っている間にも、歌は続いている。
『必ず行くから 迎えに行くから アー その言葉が 今はすべて
必ず行くから 迎えに行くから アー その言葉で 今日も待っている』
どーやら、終わったようである。
ふとみると、あたしとガウリイ、エル、姉ちゃん、S以外は、完全に歌にのめりこんでいるよーだ。
店の中の客全員もそうである。
やがて、歌を歌っていた、少女が、
「さあ、みなさん、心からの魂の呼びかけに答えてください。そして、約束を果たしましょう。」
なんだか、語りかけている。
あっ!!?分かった!!!
「ちょっと!!エル?!今の歌って・・・もしかして、魂を揺さぶって、奥底に沈んでいる感情などを表にだすんじゃ!!?」
あたしは、自分が感じてた違和感の正体を知る。
確かに、いい歌なのたが、その言葉に、魔力が上乗せしてあったのだ。今の歌に。
「考えたわねー・・・。レイス・・・。
これなら、他の竜王達にも、気づかれずに、レイスの・・魔王の封印されてる人間・・見つけることが、できるわねー・・・。」
姉ちゃんがなにやら、感心してたりする。
「そよ。地味ーな、行動でしょ?魔族のくせして!!」
エルがSをにらむ。
びくっ!!身体を振るわせるS。
ふと、歌を歌っていた、少女がこちらに気づく。
「これは、魔お・・とと、S様。どうかなさいましたのですか!?御自ら出向いて来るなどと・・。」
「海王将軍エヴァンよ・・・。ただ・・その・・・。」
Sが言いかけると、
ぼぐっ!!!!
エルがドツク。
「S様!?」
どうやら、他にも、いたよーである。
こちらも、魔族。
「ふむ・・・。覇王将軍ノースト・・ね。」
と姉ちゃんがポツリという。
・・・・・・はい?
ずるずる・・・。Sを引こずっているエル。
「ルナ!!そいつらも、連れてきなさい!!ちょっと、お灸、すえるから!!!」
エルの声が店の奥から聞こえる来る。
う゛あ゛ー・・・・・。気の毒・・・・・・。
ぽんぽん・・・・・。
「はぁ・・・・。あんた達も災難だったわね・・・・・。どうせ、上からの命令で行ってたんでしょーけど・・・。」
姉ちゃんがため息交じりに言う。
「?この作戦のことですか?!貴女は!?」
エヴァンが姉ちゃんに聞く。
「・・・・・・赤の竜神の騎士・・・・。」
姉ちゃんが答えると、
『ひっ!?』
小さな悲鳴をあげるノーストと、エヴァン。
「・・・・・気の毒に・・・・・。滅びないよう、頑張ってください・・・・。」
アメリアまでもが、同情してるよーである。
―おそいっ!!!―
声が響くと同時に、二人の魔族の姿が掻き消える。
どーやら、エルに引っ張られたらしい。
うきゃああぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
消え行く、悲鳴を聞きながら・・・・・。
あたし達は、ただただ、エルの怒りがこちらにこないことを祈っていたのだった。
その間も、店の客は、まだ歌の魔力の影響か、ぼーとしていたので、助かるのだが。
やがて、エルがすっきりした顔で出てくる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
ノーストと、エヴァンの姿が見えないのだが・・・・・(汗)
気にしないでおこう・・・・。(精神世界面で、倒れている二人が視えてるし・・・)
Sは、身体が半分、透けている。
かつがつ、気力でもたしているよーである。実態を。
「あ・・あの、エル様・・・。ここまで、なりましたら、ご迷惑でしょうから、私が送っていきますわ。
・・・・よろしいでしょうか?」
姉ちゃんが、Sを支えながら、エルにお伺いを立てている。
「そね。そんなんぞゃ、確かに、足手まといよね。好きになさい。」
エルが姉ちゃんに言う。
そーいや、魔王と神って・・・仲・・悪いんじゃないっけ?
とっても、そーは、見えないんだが・・?
「では。失礼して。ほら、レイス。いきましょ・・。」
姉ちゃんが、Sを連れて、空間を渡ってゆく。
「・・・・あ・・あの?さっきから、気になっていたんですが・・・。『レイス』って?ルナさんが呼んでましたけど?」
アメリアが疑問に思っていたらしく、聞いてくる。
「あら。知らなかったの?Sの本名。『赤瞳の魔王レイス=シャブラニグドゥ』これが、S本人の名前。
ちなみに、『赤の竜神ルナ=スィーフィード』これが、スィーフィードの名前。それぞれに、きちんと、名前があるのよ。」
「ちなみに、今、Sが寄り代ろにしてる人間の名前は、『レイ=マグナス』だけど。」
みもふたもなく、さらっと言うエル。
『・・・・・・・・・はっ?????!!!!』
アメリアとゼルとフィリアの声が重なった・・・・・。
その日の夜。
宿に泊まったあたし達。
フィリアも一緒に宿に泊まる。ま、部屋は別だけど。
あたしは、夢を見た。
―・・・・・・・。だから、エルが呼んでるってば。ルナ。
―・・・・・・。!?・・・・この子達を!!??そんな!!??
―俺は、いーと思うが・・・。互いのためにも・・・。あんた達の立場のためにも・・・・。
―しかたない・・。ルナ。エル様の決定だ・・・・。
―・・・・!!!!????そんな!!!!
???なんだか、覚えのあるよーな風景である。
あたしは、漠然とそんなことを思う。夢なのに。
やがて、画面が変わり、
『・・・・♡じゃ♪』
『・・・・!!?ちょっ・・ちょっと・・!!?』
あい?・・・・んっ?
もぞもぞぞ゛っ・・・。あっ・・・・・。
「ん・・・あ・・・・。」
あたしは目を覚ます。
もそもそもそ・・・。
「が・・・ガウリイー!!!!!人が寝てるときになに、しよーとしてんのよー!!!!」
「何って・・・・なにを♡」
「・・・・ア・・・・・あのねー・・・・・。」
ちょ・・ちょ・・・・ああっ!!!!!!
<間>
・・・・・・・・・。疲れた・・・・。
次の朝。
あたしは完全に疲れていた。
ガウリイのせいだ!!!
全然、寝かして、くんないんだもん!!!!!
はて?そーいや、なんだか、重要な夢を見たよーな気が・・・・。
いかん・・・・。
ガウリイのせいで・・・・忘れてる・・・・・・。くそー・・・・・・。//////
あたしとガウリイが食堂に下りてゆくと、
あたしを見るなり、エルがつぶやいた。
「・・・・・。リナ・・・・。この調子だと、そろそろおもいだすわね♪」
?なんのことだろう??
-続くー
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まえがき:
さーて♪今回はあたしが前書き独占!!
と、ゆーわけで♪かおの代理のエルです♡
よーやく、今回、ちらっとだけ、リナ達の設定がでてきます♪←ほんとーに、ちらっとだけ!!!
こいつは、今まで、全然、触れてませんでしたが、
実は、在るんです。リナ達に対する設定とゆーものが!!
ま、それは、おいといて・・と♪
さてさて、今回は、あるCDから、抜粋した歌があるのですが・・・。
何人、知ってるでしょうか!!?
けっこー、レア(?)だからねー・・・。このCD・・・・。
ではでは♪またあとで♪
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あとがき:
はいっ!!ほんっとーに、ちょっとしか、リナ達の設定は出てません!!
一体、いつになったら、あたしが活躍するのでしょーか!!
全然活躍してないのです!!
許せないのです!!それに、あたしが主人公の「漫遊記番外編」も、なかなか続き、打ちこまないし!!
はっ・・・。どーも♪かおの代理のエルです♪
今回も、あたしの占領あとがきです♪
いったい、この第二章、どんだけの長さになるのでしょーか!!
ちなみに、この後、火竜王が出てきて・・・。フィリアとゼロスが言い合いを初めて・・・。
あ、ゼラスとゼロスとダルフィンが旅に加わるのよ。これから。
Sは、なんか、急用が出来てるからって・・・・。
どーせ、また、彼女とデートでもしてるんでしょーけど・・・・。
やっぱ、あの写真、ばら撒こっかなー♪
ちょっと、本格的に考えてみよっと♪
・・あ、でも、あれをばら撒くんだったら、これとか、これも、創りだして、ばら撒くかなー・・・。
ではでは。あたしは、ちょっと、考えることができましたので♪それでは♪
次回で♪
まったねー♪
(かお:・・・・・あの写真の数々・・・ばら撒かれたら・・・大パニックだな・・・。いや、マジで・・汗)
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