前回までのあらすじ:(第一章のあらすじ)
さてと・・。何をいいましょうか?
かいつまめば、ただリナがエル様と意気投合して、友達になったのです。
そして、今生が終わり次第、エル様の側近になると約束したリナなのです。
一応、リナはただ今、妊娠中なのです。
ちなみに、これから、フィルさん・・もとい、セイルーン王国の依頼を受けて、結界の外(元)
に出かけるリナ達一行。はてさて、何がおきるのかー♪


リナの約束(其の8) ~火竜王のひざもとにて~



とりあえず、フィルさんから、今回の依頼内容を聞いたあたし。
何でも、とある国で、デーモン使って、悪さしてる盗賊や、なぜか、大量に発生したとゆー、デーモンの討伐。
それと、その原因の調査である。
王国の船は、なんでか、全部出払っているとかゆーので、他の方法で移動することになったのだが・・。
原因は、あたしを探しに、全船が出払っている為らしいのだが・・。
ちなみに、今回も、アメリアとゼルと一緒にいくこととなった。
「正義の仲良し~四人組み~♪正義の~名の基に~♪」
アメリアは、また変えたのか、新しい、『仲良し四人組み』の歌を歌っている。
「・・・・頼むから、やめてくれ・・・。」
ゼルが恥ずかしそうに、アメリアに頼んでいるのだが、聞く耳などをもたぬアメリアである。
「そういや、リナさん、身体・・大丈夫ですか?」
アメリアがふと思い出したよーに、あたしに聞いてくる。
セイルーンを出発してしばらくのこと。
すでに、七日は経過している。
その間、お金の調達も兼ねて、盗賊達を根こそぎ、ぶちのめしたりしてたのだが・・・。
「アメリア・・それ、言うなら、ガウリイに言って・・。」
あたしはアメリアに言う。
あまり、セイルーンから離れていないのに、なぜ、七日もかかっているのかとゆーと・・。
・・・・・・つまり・・その・・そーいうことなのだ////
「ガウリイ・・・ちょっとは、考えてやれよ・・・。ま、リナだから、大丈夫だとは思うが・・。」
とゼル。
おいっ!!
「ちょっと・・ゼル!!?ど~ゆ~意味よ!!?」
あたしが突っ込む。
「言葉でおりだが?」
とゼル。
あ・・・・あ~の~ね~・・・。
「考えてるさ♡だから、毎日、してるだろ?」
とガウリイ・・。
すっぱこおおぉぉぉぉんん!!!!
「バカっ!!!そーいうこと、言うもんじゃ、ないでしょ~が~~!!!!」
あたしは、ガウリイをスリッパ&ハリ船でたたいてからわめく。
『あ゛・・////』
アメリアとゼルは顔を真っ赤にしている。
・・・・まったくもう!!!!
でも、そーよねー・・・。身重の身体でちまちま歩いて、港にいくのもねー・・・。
そだ♪
「でも、この身体であんな遠くまでいくのもねー♪そうだ♪みんなで、さっさと移動しちゃいましょう♪
目的地まで♪」
あたしは言って、カオスワーズを唱える。
「リ・・・リナさんめ・移動って・・。」
「・・ま・・まさか!!」
アメリアとゼルが抗議してくるが、
「アストラル・テレポート♡」
あたしの呪文が完成した。
『うきゃああ!?』
『うどわああぁ!?』
アメリアとゼルが悲鳴を上げる。
一瞬、ぐらりと視界が揺らぎ、あっという間に目的地へと到着する。
ガウリイは・・ま・・。以前のも~一つの呪文の失敗に巻き込まれているせーか、反応なし。
ただ、はあ・・。とため息をついていた。
到着したのは、目的地の町より少し離れた場所。
さすがに、町に直にいくのは、やばいかなー?と思って、あえて、別の場所に移動したのだ。
でも、実は、町とは目と鼻の先の距離なのだが(笑)
「やー♪やーっぱ、早いわ♪この呪文♡」
あたしがうれしそ~に言うと、
「リナさ~ん・・。もし、失敗したら、どーするんですか~(泣)」
とアメリア。
目にうすら涙さえ浮かべて抗議してくる。
「・・・まったくだ・・。」
ゼルは完全に疲れきっている様子。
そんな、二人の心配をなくするように、
「大丈夫だって♪使い方、ちゃんと『彼女』に教えてもらったから♡
  それに、失敗しても、別に『彼女』のとこに移動するだけだって♪」
あたしは二人に言う。
『・・・・・・・・・・・・っって・・・・・・・・・(汗)』
なぜか、アメリアとゼルは二人して言葉に詰まって、顔を見合し汗を流している。
・・別に、たいしたことじゃないと・・・?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
やっぱ、たいしたことか。はははは♪まっいっか♡
「さて、じゃ、町に入りましょ♡」
あたしは皆を促し、町へ向かってゆく。
ここはもう、例の国。
さてさて、まずは、聞き込みから開始しましょーかねー♪
町まで、あと数メートルと言うところで、
「あら?ひさしぶりじゃない?」

「奇遇だな。人間の娘よ。それと、後の三人よ。」
あたし達に声をかけてくるのが二人。
「ミルガズィアさん!!おひさしぶりです!!メフィさんも!!」
元気にしゅたっと挨拶するアメリア。
「久しぶりだな。奇遇だな。」
とゼル。
「おー。でっかいとかげ・・・とと、ミルズガィアさんにメフィ。久しぶりだなー。」
とガウリイ。
『ミルガズィア(だ)』
全員の声が重なる。
「まだ、覚えてないのか・・。」
ため息をつくゼル。
「ガウリイとんですからねー・・。」
とアメリア。
「くらげ頭だし、脳みそヨーグルトだし・・・。」
とあたし。
「そーだっけ?」
のほほーんとしてるガウリイ・・・。
「はあ・・・・。ま、とにかく、久しぶりね♡ミルガズィアさんにメフィも♪」
あたしは、気をとりなおして、再度言う。
そう、あたし達に声をかけてきたのは、
わがまま無分別のエルフのメフィと、人間の姿はしてるものの、黄金竜の長老、ミルガズィアさんの二人連れ。
アメリアとゼルはあたしとガウリイの結婚式ですでにメフィには初顔合わせをすましている。
「それはそーと、なんで、二人がこんなところにいるんだ?」
とゼルが二人に聞く。
「・・・・・デーモン発生を聞いてな・・・。なにか、よからぬことではないかと、調べているのだ。」
とミルガズィアさんは言う。
あいかわらず、表情はくそまじめな顔のままであるが。
「それより、さっきまで、いなかったはずですけど、どーやって来た?」
ミルガズィアさんが聞いてくるる
「本当。さっきまで、人っ子ひとりいませんでしたのに・・・。」
とメフィ。
どーやら、二人は、この道に人がいないのを確認していたらしい。
・・・ま、確かに人っ子一人、通ってないわなー・・。この道・・・。
ひゅるるる・・。
道をみると空しくなるほどに。
「それはもちろん♡瞬間移動で♡」
あたしが言うと、
「何!?・・・・・人間に、それができるのか!?」
と表情はいっさい変えずに、驚きの声をだすミルガズィアさんである。
そーいや、竜族も移動・・できるんだっけ。
ま、あたしのとは、違う方法で。
「赤の竜神の騎士のルナ=インバースさんなら、納得できますけど・・。」
とメフィ。
かなりメフィの方は、とまどっているよーである。
「・・・・・・・ミルガズィアさん・・・・。聞かないほーが、いーですよ・・。どーやって、それをやっているのかってコトは・・・。」
とアメリア。
諭すようにミルガズィアさん達に向かって言う。
「悪いことはいわん。聞くな・・・。」
ゼルもが、諭すように、あきらめきったように言う。
「・・・・どういうことですの?」
不思議がるメフィ。
『絶対に、知らない方がいいですよ。二人とも。』
アメリアとゼルの声が重なる。
「・・・・?どーゆーことだ?人間よ?」
ミルガズィアさんの表情が少し曇る。
「・・・・だって・・・。」
「なぁ・・・。」
アメリアとゼルは顔を見合している。
さすかに、ミルガズィアさんとメフィは不思議におもったらしく、互いに顔を見合している。
しばらく、その状態が続く。
と、静寂を破る一つの声。
「は~い♡リナ~♪遊びにきたわよ~♪
  って、あら♡水竜王の長老、黄金竜ミルガズィアに、エルフの村の長老の一人娘のメンフィスもいるの?」
とーとつに、声をかけてくる一人の女性。
透き通った、くらくらするよーな、美声の持ち主である。
アメリア達は、そちらを振り向いて、はっきりいって、口をあんぐりあけて、みとれている。
そこにいたのは、黒いゆったりとしたローブに身をまとった一人の女性。
長いまぶしいほどの金髪がふわりとなびく。
どこをどうとっても、非の打ち所がない、美女。
絶対、同じ姿は二つとないだろう。
あったら、恐ろしいが・・汗
今回は、よく手にしてる大鎌はもっていないよーである。
「わっっ!!エル!!もーきたの!!早い!!」
あたしは言う。
そう、そこにいたのは、『金色の魔王(ロードオブナイトメア)』ことエル!!!
いや・・。そりゃ、遊びにくるとはいってたけど・・・・。
先日の今日とは・・・・。
「いやー♪実は、部下Sいびった帰りについでにそのまま、こっちに遊びにきたのよ♡」
とエル。
どーやら、北の魔王を物質世界と精神世界でいじめて・・もとい、注意をしてきたらしい。
ふと、エルは、エルに見とれているアメリアとゼルに向かって、
「あら。アメリアにゼルガディスじゃないのよ♡久しぶりね~♪あんた達♪」
アメリアとゼルに向かっていうエル。
いきなり、いわれてびっくりしたのか、
「久しぶりって・・・・。会ったことありませんよ?貴女の様な美人の女性、見忘れるはずもありませんから。」
アメリアが「ほう・・。」とため息をつきながら言う。
「俺も忘れるはずはないが・・。」
とゼル。
はっきりいって、アメリアとゼルは理解していないよーである。
「あら♡ありがと♡そういや、あたしこの姿であんた達に会うのは初めてよねー・・。
  以前会ったときは、あたし、リナの身体寄り代にして具現化してたし・・。」
そっか。というような納得の表情をしているエル。
ざああぁぁぁぁ!!
見る間に、アメリアとゼルは血の気をひかして、冷や汗かいている。
ある出来事を思い出したためらしい・・・・・
「リナ殿?その・・こちらの御方は?」
とミルガズィアさん。
「本当っに、綺麗な方ですねー。」
とメフィ。
どーやら、二人とも、自分達の名前をいきなり呼ばれたことにすら、気づかないぐらい、エルにみとれているらしい。
「で?その具現化とは?どういったことですかな?」
不思議におもったのか、ミルガズィアさんがエルに質問している。
アメリアとゼルはだくだく汗をながしている。
「別に。言葉通りの意味よ。以前、リナ、あたしの完全版呪文唱えて、あたし召喚したんだから。」
あっけらかんと言うエル。
『やややややややっっぱりりーーーー!!!!!????』
驚愕の叫びを上げて、あわてふためくアメリアとゼルガディス。
「まーまー。アメリアにゼルも、落ち着いて♡別に彼女何もしないから・・。ね♡」
あたしはふたりに向かって言う。
「・・・・だから、どういうことですの?」
不思議がるメフィ。・・・あ、目が据わっている・・。
「落ち着けって!!?(混乱)リナさん!むちゃいわないでくださいよ!!」
アメリアが悲鳴を上げる。
「あわわわわわ!!?」
ゼルは完全に混乱してるよーである。
「あら、そんなに、怖がらなくても、いーじゃないのよ。あんた達もあたしの子供達の一人なんだから。」
エルが笑いながら言う。
「・・・・話が全然、みえないんだがな・・・。」
とほーにくれているミルガズィアさん。
「あら、リナ♪あんたこのミルガズィアにフィブリゾの件の時のこと、話してないの?」
エルがあたしに聞いてくる。
「いやー♪話そびれちゃって♪てへ♡」
あたしはペロっと舌を出す。
「・・・・・冥王?そういえば、どうやって倒したのか、聞いてなかったな。」
いまさらながら、思い出したよーに言う、ミルガズィアさん。
「いやね。皆を人質に取られちゃったんで♡
  『重破斬(ギガスレイブ)』完全バージョン、ぶっ放して、暴走さしまくったあげくに・・・・。
  彼女に身体、乗っ取られちゃったのよねー・・。」
あたしはエルを見て言う。
『・・・・はぁ!!!!????』
間の抜けた声をだしているメフィとミルガズィアさん。
「いえね♡あたしも、あまりにも、純粋な願いだったもんで♡自分の全てと引き換えにしてでも、
  そこのガウリイって人間を助けるって♪だから、あたしもリナの願い、聞き届けたのよねー♪」
エルがうきうきとして言う。
「そーいや、あの時のお礼。いってなかったわよね♪ありがとね♪エル♡」
あたしはエルにお礼を言ってなかったことを思い出して、エルにお礼を言う。
「あら♡いいのよ♪そんなコト♡」
エルが言う。
『ちょ・・・・ちょっちょちょちょちょっとまてー!!!もしももしももしももしかしてっ????!!』
見事にいまさらながら、気が付いたらしく、声をハモらせ、叫んでいるミルガズィアさんとメフィ。
『金色の魔王(ロードオブナイトメア)!!!!』
アメリア、ゼル、メフィ、ミルガズィアさんの声が重なった。
「あら♡正解♡」
エルが言う。
ぴっししししぃぃぃぃぃぃぃぃぃんんんんん!!!!
みごとに、固まり、凍りつく皆。
・・・・・ま、無理ない反応なのかなー???多分・・・・。
                                             -続くー

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まえがき:

はい♪こんにちわ♪よーやく、第二章に突入なのです♪
まず、始めに、悩んだ結果、一話を40KB以上にすることに決定しましたので、了解願います。
多分、そーすれば、いくらなんでも、70話は超えないかと・・多分・・・(汗)
エル:ちっ・・。あたしの活躍減らす気だったら、あれやこれやしよーとおもってたのに・・。
エ・・エル様?な・・なんです?その、いろいろ手にもたれているチェーンソーなんかは・・・(汗)
エル:でも、せっかく、用意したんだしね~♪あんた使いなさい♪(にっこり♪)
げえ゛っ!!??
ぢじゅゅじじゅごりごりごりずかずかずか・・・・・・。
さてと♪かおの代理のエルです♪よーやく、このあたしが登場する第二章!!
読んでやってくださいな♪ではでは♪また、あとで♪
(かお、骨粉と肉の塊と化している・・・。)

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あとがき:
 ?:さーて!!よーやく、あたしが出てきました!!長かったわー!!これも、こいつのせい!!
    さてさて、よーやく、あたしがリナと一緒に旅を始めますのです♪
    ふふふふ♪さーて!!暴れるわよ~♪(うれしそうに)
かお:・・・・・・。暴れるって・・・(汗)
リナ:別にいーじゃないの。楽しければ♪
かお:・・・・・・・・・・・・・・。ノーコメント・・・・・。
エル:さってと♪次のお知らせ♪実は、これとは、別の作品のあたしが主人公!!の「漫遊記・番外編」
   の第五話以降の話、見てみたいとゆー、スペシャル版の話があれば、募集中♪
   こいつは、全部をつくっています。どれを打ち込もーかね考えあぐねているよーです。
   ちなみに、三話、四話とオリジナルの話を打ち込む予定のようです。
   で、五話が人様のレスで聞いた、「呪術士の森」ネタです。
   ちなみに、こいつが、もってるのは、ゲームコミックだと、
   「ナーガ様といっしょ♪・ダンジョン大作戦・聖王都アドベンチャー♪」の三品です。まだ、他のはもってないらしー・・。
    ちっ。早く、古本屋で探さずに、注文かければいーものを・・・。
    とゆーわけで、もし、リクエストがあれば、お願いしますね♪
リナ:あれには、あたし、出てないのよねー・・。だって、エルがあたしだし・・。くすん・・。
エル:いーじゃないの♪これの話でリナ、主人公なんだから♪
リナ:まっね・・・・。
かお:えー・・・。エル様に先にいわれてしまいましたが・・・。
    募集してますのです。本当に、どれを打ち込もうかなー・・と考えあぐねていますのです。
    ちなみに、ゲーム(プレステ)ネタは『漫遊記』本編で取り上げてますので、うけつけていません・・・・。
    スーファミのスレイヤーズ・・もってないのよねー・・。
    探してるけど、みつからない・・・・。くすん・・・・。
エル:さてさて!!いったい、全体、何話で終了するのでしょうか!!?
    このリナの約束は!!計画性がないとはこのことです!!
かお:うぐっ!!(吐血)
リナ:っとゆーわけで、次からは、エルも含めた旅の始まり♪
   面白くなるわよ♪
エル:・・・そっかなー?(疑問)ま、ともかく、それでは、次回で♪
エル&リナ:まったねー♪


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