まえがき:
こんにちわ♪
編集するのが面倒なので(こらまて!)
一気に、ページに打ち込んでいる管理人です♪クライマックスとは違い、本日、本当に打ち込んでます♪
それでは♪
・・・と、その前に、ちよっと、息抜きして、ページめぐりの旅に・・♡
(かなりまてぃぃい!)

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        過去からの希望  ―エピローグ―


「ん・・・・・。」
「お早う、リナ。」
「・・・・お早う、ガウリイ。」
いつもと同じ朝。
だけど、確実に、確かに。
今までとは異なる朝。
「・・・ん?リナ、どうした?」
とすん。
ガウリイの胸に顔をうずめてくるリナに、ガウリイが耳元でやさしくささやく。
「・・・・どこにもいかないよね・・・・カウリイ・・・・。」
「あたりまえだろ?」
もっとも、最愛な女性にキスをする。
「・・・・・・守るから、あたし・・・・カウリイを・・・・。」
「それは、俺の台詞だな。リナ♡」
がばっ。
「ちょっ!?///」
「そんなにかわいい表情でそんなこというと・・・・我慢できないぞ?」
「や・・・やめっ///」
「やだ♡」
「・・・・あ・・・・///」


ガウリイは、一応、ゼフィーリアで、リナとともに暮らすことを選んでいる。
ガブリエフ家の方は。
なぜか、ちょっとした騒動で、発狂者が続出し。
ガウリイに、暗殺者を仕向けようなどといった、馬鹿なものは、存在しない。
リナを狙った。
というのが、とある存在の怒りを買い、ちょっとした、お仕置きが、それらに問答無用で、与えられたのもあったりしたが。
今。
ガウリイは、ゼフィーリア王国で。
剣の指導などをしつつ、リナと静かに暮らしている。
ゼフィーリア王国の、少し離れた、人気のない、小さな家。
それが、リナとガウリイのすんでいる家。
辺りをハーブなどの花々で覆われて。
ちょっとした、乙女チックの家である。
リナはリナで、乞われるままに、魔道の手ほどきをしたり、魔道士教会の先生をやったりしつつ生活している。


リナとガウリイが結婚して。
確実に変わったことが一つだけ。
それは、今まで、表にもでてこなかった、竜王や腹心といった、神族と、魔族が、一般にも分かるくらいに、活動を開始したたこと。
なぜかというと。
「・・・・また、きたし・・・・。」
「・・・こら、リナ、俺とやってるときに、他のこと、考えるな♡」
「ちよっ//だってっっ///」
どうにか、ガウリイから逃れようとするリナ。
「だぁめ♡」
「や・・・・ぁ・・ん・・・・。かう・・りい・・・・反逆・・者・・・が・・・・あんっ!」

ぐでっ。
ベットの上の乱れた白いシーツの上で。
完全にうつぶせになりへばっているリナ。
「まあ、せっかくの楽しみを邪魔されるのもな・・・・。」
そっと。
リナを起こさないように、ベットから起き上がる。
ふい。
「やれやれ、飽きないな。」
リナがここにいる。
という情報を得たためか。
リナを手に入れようとしている存在や。
まあ、それゆえに、反逆者となってる存在もいるのだが・・・。
または、金色の王に反逆している存在。
それが、こう、ランダムにこの世界にやってきたりする。
「さて・・・・と。」
にっこり。
ガウリイが手を一閃させただけで。

どォォォォぉぉぉぉぉんんんん・・・・・・・・

・・・・ばしゅう・・・・・・・・・


攻めて来ていた存在達は。
あっという間に、混沌へと戻りいかされる。
リナと結婚した、彼は。
カウチェリイ=キルティッシュ=スティルバイト。
に。
追加して。金色の王から。
別に、ファレス=ナイト=ロード。
という名前を賜っている。
つまりは、リナを守るナイト。
ついでにいえば、リナと力が同等・・
実は少し上・・
となり、完全に、それが、コントロールできるのである。
今はまだ、とりあえず、人の身体。
だというのに・・である。
さすがというべきか・・・・。


「・・・・ふあぁぁぁ!!」
「ん・・あ、いけない、エリーが起きちゃった。」
ベットに入るときに身に着けていたバスローブを身にまとい。
リナが、泣き声のする方向にと歩いてゆく。
リナとガウリイの寝室のその中央には。
すやすやと眠っている小さな赤ん坊。
栗色の髪に、碧玉の瞳。
リナ譲りのその栗色の髪に。
ガウリイ譲りの、碧玉の瞳の色。
リナとガウリイの初めての子供である。
まあ、リチェウスィと、スティルバイトが、融合した際に。
誕生した、あの魂なのだが。
ぱたぱた。
「ん?エリー、お腹がすいたのかな?」
かるくあやしつつ、お乳を与えるリナ。
その表情は、幸福で満ち溢れている。
しかし。
そのリナのお腹が。
少し膨らんでいるのは。
気のせいではないらしい。
リナは、続けて妊娠しているのである。
つまりは年子。
このたびは、男の子であるのだが。
リナとガウリイにしてみれば、それは、簡単に分かること。
ちなみに。
すでに名前ももう、決めている。
始めの子供の名前が、エリアンヌ。通称、エリー。
次に生まれてくる、この子には、ユリウス。ユーリ・・と。

「りぃな♪駆除したから、続きしよvv」
あっさりと、駆逐したガウリイが戻ってくる。
それまで戦っていた、竜王達、形無しである。
「しぃ!!かうりい、今、エリーが寝たとこなの!」
「ん?本当だ。リナそっくりだし♡」
「・・・あたし、こんなだった?」
「そりゃもう♡でも、今のリナの方がいいけどなvv」
「ちょ・・・・//やぁ・・・どこ・・さわって・・・・あ・・・//」

数年たっても。
あいかわらずの、ラブラブぶり。
この二人は。
「い・・・・いい加減に仕事にいってこぉぉぉぃぃぃい!!」


どがっ!!

「はぁはぁはぁ・・・・。」
まったく。
気を許したら、とことん・・//なんだから!!
リナが真っ赤になりながら、どうにか、渋るガウリイを仕事に送り出す。
「さて。あたしは、エル母様から言われてる仕事・・しよっと♪」
リナが、修行を終えたとき。
そのまま、この世界を引き継がそうとしている金色の母は。
この、5千年の間に。
リナに全ての仕事内容を把握させる気なのである。
リナには、その知識は入ってはいるが。





一年後。
「くす。かわいー!!」
一歳となった、リナとガウリイの一人娘が、小さな赤ん坊の手を握っている。
きゅ。
小さなもみじの手が、握り返してくる。
「はじめまして。わたしが、ねーちゃんのえりーだよ。これから、よろしくね。ゆーり。」
「きゃきゃきゃ!」
実は、このユーリも、融合の余波で生まれでた、魂である。
つまりは、魂からすると、エリーとユーリは、双子のようなもの。
ここでの、身体における、肉体的には違うが。
父親と同じく、金色の髪に、母親と同じ、紅の瞳。
リナとガウリイの二人目の子供。
ユリウスが誕生したのである。


いつものごとく、母と父は。
部屋に閉じこもってでてこない。
いつも、父が、母をつれて、部屋に閉じこもり、何かやっているのは、エリーにはよくわからない。
ただ、母がいやがりながらも、真っ赤になっているのは分かるが。
部屋から出てきた母が、やけに大人しくなって、父が、かなり上機嫌である。
ということだけ。



「きょーは、まどーのじっけんするひなんだもん!」
まだ、一歳だというのに、魔道士教会に通っているエリー。
すでに、知識を完全にマスターしていたりする。
「ためしたいのがあるんだもん♪なにごとも、じっけんよね♡」
この辺りは、母であるリナとまったく同じ性格であるエリー。
「えるかーさまやははさまたちがときどきいってる。まぞくしょーかんや、かみぞくしょーかん。えりーにもできるはずだもん♡
  でも、おもしろそうだから、まほうじんつかってじっけんするの!」
エリーの実力でも、実は、簡単に出来るのだが。
まだ、エリーはそれを知らない。
一応、リナとガウリイが、エリーとユーリの力を。
人として、形式上は、誕生させているので、封印しているがために。
かきかきかき。
「んと。われ、しんじつのなのもとに、なんじをしょーかんせし。われ、えりー。えりあんぬ=どな=がぶりえふ。
  しんじつのな、えりあんぬ=どな=らな=とぅえる=あびすろーど。われのといかけに、ここに、こたえんことを!!」
六紡星を地面に描き(魔力の光の文字で)自分で考え付いた、召喚呪文を唱えてるエリー。

ゆらり。

ごぅ・・・・・。

その瞬間。

魔法陣の中に、黒い錐が出現する。



リナとガウリイが結婚して。
ようやく、仕事が忙しい。
という理由で、本来の仕事にもどっていた、どこにでもいるあやしい神官。
この、数年間。
ようやく、復活の兆しをみせている冥王と。
魔竜王の食事をあつめつつ。
さすがに、こう、反逆者がおおいと、馬鹿にはならない。
というので、とりあえず、氷の封印(とみせかけていた)カタートの氷の中から、出ている赤瞳の魔王(ルビーアイ)
人としての名前は、レイ=マグナス=シャブラニグドゥ。
正式の名前は、赤瞳の魔王(ルビーアイ)レイス=シャブラニグドゥ。
この世界の一応魔王。
ガウリイ・・つまり、彼の本質でもあるスティルバイトの、同僚たる存在である。


ぐい。
いきなり、空間を移動していた、お仕事の最中に。
何かに引っ張られた。
「な゛な゛な゛な゛な゛な゛にですか!?これはぁぁあ!?」
彼が精神世界で、狼狽する間もなく。
あっさりと、その並に、彼は、捕まってしまっていた。


「うわぁぁい!!なにかでてきた!」
きょろ。
「――――――――はい?」
気づけば、そこには、魔法陣が描かれている。
そして、手を叩いている一歳程度の子供の姿。
この子が・・この僕を召喚したんですか!?
こんな子供が!?
一瞬、信じられなかった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」
彼には、その姿になんとなぁぁぁぁぁぁく、見覚えがあった。
「・・・・・・・・リ・・・・・・・・・・・・ナ・・・・・・さま?」
彼は、まだ、エリーには会ったことがない。
というか、リナ達の所にいくと、むちゃくちゃに、ラブラブ攻撃がまっているので。
いくら、その感情を全てスティルバイトが吸収している。
といっても、少なからずのダメージを受けるために。
「・・・・あれ?母様をしってるの?・・・。」
ぽん。
そして、その呆然といった、男性の姿に。
「そのにこめ!!くろいしんかんふくのどーでもいいひと。ははさまがいってた、ぱしりまぞく!!
  もしくは、ふぃりあねーちゃんがいってたなまごみまぞく!」
ごげっ!!
「その呼び方は止めてくださいぃぃぃぃぃ!!!!僕はゼロスです!!ゼ・ロ・ス!!
   って、やっぱり、リナ様とスティルバイト様のお子様ですかぁぁぁぁぁぁ!!」
ゼロスは、完全に頭を抱えてしまった。

力を封印している。
というのは、魔族の間でも、神族の間でも、誰でも知っていることだった。
二人の子供の力は。
しかし。
それでも、エリーはかんたんに一応高位魔族であるゼロスを。
あっさりと、召喚してしまったのである。
さすがといかいいようがない。


何も考えなかったら、ゼロスだったわけであり。
たとえば、どこかの世界の魔王とかだったらいいな♡
とか思ってたら、それが来たのであるが・・・・・・。
さすが、リナとスティルバイトの初めての子供である。


ここに。
また一つ。
新たなる、物語が、はじまりを告げ始めていた・・・・・・・・・



                         -終わり♪ー




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あとがき:
薫:・・・すごいなぁ。外・・・・。稲妻が・・・・・。
  ・・・・きれぃ・・・・・・・・。停電したら・・・・・なくぞ(涙)
  だって、まだ保存・・してない!!!
  ちなみに、分かりましたでしょうか?運命は回る。
  と、いうわけで。エリーちゃん。
  ゼロス君をこきつかっていく過程の中で。意識しはじめちゃいます(笑)
  ゼロスは、魔族ですし・・・。
  気づいたら、ものすっごくアプローチをかけるのですが。はっきりいって、ユーリに邪魔されて。
  リナとガウリイににらまれて(笑)と、苦難な人生(?・爆!)を送ることに♪
  それでは、ここまでお付き合いいただき、どうもなのです♪
  ではでは♪

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