※今回はスミレちゃん(一部)とエル様一人称ですv
リナ達の干渉・第38話
『オーボス、ソリテア・・・・・。力は満ちた・・・・。』
空間に響き渡る声。
『御衣』
その言葉とともに。
オーボスとソリテアは。
その声の元にと、ゆらりと姿を消してゆく。
このいつ終わるともない、永久の果てに。
それなら、いっそ、自分から、幕を下ろす・・。
煌くように光る、銀の髪が揺れる。
彼はそう思っているけども。
彼などはまだいいほう。
いくら、永久とはいえ。
ここの空間でも、最後はある。
・・・でも・・・私達には・・・・
「それで?現状はどうなっている?」
ふと見れば。
ここに集わしていた戦力は。
なぜか、人間達にと駆逐されていっている。
まあ、ここに、かなりの数の反逆者がいたのが、仮にとって都合がよかったのであるが。
目の前にいる、二人に話しかけている男性というか、女性というか。
どちらでもあり、どちらでもない存在。
彼には性別などは当てはまらない。
基本的な本質からしても。
彼の問いかけに。
「とりあえず、やはり、ここに、あの。
『リナスレイヤー=トゥエル=ウル=ナイトメア』はいます。というか、いましたけど・・。」
答えている、こちらは、淡い銀色の光を纏っている男性。
「・・また捕らえ損ねたのか?オーボス?」
冷徹な目を向けているのは、黒き闇をそのまま形にしているような人影。
「・・先に、あのカウリスガ出てきたんだよ・・。」
「・・・・・・なるほど。」
それだけで、なせか、汗を流している彼の姿。
「ソリテア、それで、レイルもいたのですね?」
にこにこといっているその人物の言葉に。
「はい。レイル=フレイムロードもここにいます。」
膝をついて、報告しているのは。
黒い髪に黒い瞳。
闇の衣をまとっている、ソリテア。
「我の力も、大分満ちています。」
ソリテアの力の源は孤独と絶望。
元は、メシアと共にあった、精神であるのであるが。
積もり重なるようにして、自我が別れたのが。
このソリテア。
メシアは、この空間そのものの。
大きすぎる、様々な要因の事柄を吸収するための存在。
生の感情にしろ、負の感情にしろ。
しかし、存在は、生きていく上において、負の感情が著しく高い。
まあ、滅ぶときなども、まず、喜んで滅んでゆく存在など・・。
皆無に等しいから。
滅びを目的に創り出されている魔族ですら、滅ぶときには恐怖を感じる。
それは、すべての命あるものに関していえること。
母なる元にと還り行くだけだというのにも関らずに。
まあ、限るある命だからこそ、美しいともいえるのだけど。
・・・・私達は・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・。
「ふむ。ここに勢ぞろいですね。それに、どうやら、ここの空間。切り離したようですね。」
ふと。
虚空を見上げて、つぶやいているメシア。
この空間に、生命が存在する限り。
消滅することのない存在。
生命といっても、星なども含まれる。
星等を含めて、すべてのものは生きているのだから。
空間すべての大きすぎるその要因を吸収するために、創られているこのメシア。
だからこそ。
リナ達も、誰も彼を消滅させることなどはできない。
言い換えれば。
彼が存在しているということが。
ここに生命が集う空間となっている。
という照明でもあるのだから。
そこに、生命がなければ。
彼もまた。
実体化することなく。
ただただ、虚無の空間にと漂っているのみの存在にしか他ならない。
それでも、なぜか、反旗を翻しているこのメシアに対して。
処置を施すというか、できる事柄は。
ある程度、力を削ぎ、実体化させるのを防いだ後に【封印する。】という手段のみ。
ここの空間―エルが、監視者として、また、そういう仕組みにと作り出しているこの宇宙空間すべてのそのもの。
それがなくならない限り。
彼は、言い換えれば、滅ぶことがない。
まあ、それは、リナも似たようなものだけど。
何しろ、エル。
自分の側近としてリナを作り出したときに。
ここの空間に連動するようにして、創り出しているから・・・。
メビウスの輪。
誰かが、以前、そう称してしたけども。
終わりのない、無限。
それでも、私達からいえば・・・やはり、終わりはある。
だから。
存在している限り、楽しませてもらわないとねvv
カチャカチャカチャ・・・・。
「へぇ。起用だね。ユーリ君。」
感心しているシルメリア。
「まあ、鍛えているからね。」
「ユーリ、よく、人の心、装置で覗けるような機械創って、人に覗かせたりもしてるから。」
彼らにとっては。
やろうと思えば簡単に出来ることでも。
なぜか一般の人々などは、そういうことができない。
・・・・やろうと思えば誰にでも、その能力は授けているはずなのにね・・・
ここの存在達って・・・エルは・・・そーしてたりするし・・・・
「ときどき、それが原因で、なぜか別れる恋人たちもいたりするけどねv」
修復装置をつくりつつ。
とめどもない会話をしているユーリ。
「なぜか、いつも、それ母様に見せたら。顔を真っ赤にして、父様にどなりこんでいって。
しばらく、短くても、二十日はでてこないけど。二人の私室から。」
「父様の心・・・・分かるだろうにね・・母様なら・・・。」
そうはいうけども。
カウリスは、リナスに気付かれないように、かなり訓練をつんでいるからねぇ。
「まあ、仲がいいから、私は別にかまわないけどv」
だって、閉じこもったりすると。
赤ちゃんが出来てることが多いしv
父様も、子供を作るのが目的って、以前いってたしv
それで納得しているエリー。
「・・・・・あいつらは、昔からああなのか・・・」
その言葉に、少しあきれているゼルガディス。
「そうはいうけど。ゼルガディスさん。
ゼルガディス叔父さんも、アメリア叔母さんと、同じようなもんでしょ?今だって、昔だって・・。」
ユーリが言いかけると。
「まだ俺はそんな歳じゃない!」
「まだ私だって、叔母さんと言われる歳ではありません!」
むきになっているアメリアとゼルガディス。
まあ、十ニ歳と、十六だからねぇ。
今。
「というか、突っ込むところが違うんじゃ?」
「・・・じゃ、今ユーリ君がいったのは、事実なんだ・・」
突っ込んでいるアーリィに。
うなづいているシルメリア。
「それに!まだ、アメリアには手をだしてない!」
むきになっていたりするゼルガディス。
「まだってことは、いつ手をだすつもり?」
「そりゃ、せめて、十三か・・十四になって・・って!何を言わせるんだ!//」
「ぜ・・・ゼルガディスさん////」
「あ・・・す・・すまん//」
ダミアの突っ込みに。
素直に答えているゼルガディス。
しばらく、互いが顔をふせ。
真っ赤になって、黙り込んでいるアメリアとゼルガディスの姿。
「うーん・・・。この二人も、母様と父様に負けず劣らず。結構ラブラブだよねv」
「ねv」
にこにこといっているユーリとエリー。
そんなやり取りを眺めつつ。
カチャカチャ・・・。
「よっし!完成!!」
いって。
ちょっとした、小箱程度の黒い物体を掲げるユーリ。
『あ、姉様達!出来たよ!こっちの準備もオッケー!』
サラディナ達の元に、ユーリからの通信が入る。
今だに、リナスとカウリスは、部屋に閉じこもっているままとなっているのは、いつものこと。
「ええと。ミリーヌと、ルーカスに連絡とれた?」
「ミリーヌもルーカスもオッケーよ。」
淡々と仕事をこなしていっている。
リナスとカウリスの子供達。
「何か、グリューゲル達が、わめいているみたいだけど。無視するとして。」
それですませている、レーン。
緑碧の魔王、グリューゲルイスラーダ。
エリーが監視者を務めている世界の。
一つの北を収めている魔の王の名前。
その世界も隣接している世界の収縮の影響で。
やはり、消滅のカウントを開始していたりするんだけど。
「それじゃ、あの大宇宙空間、シャットダウン!開始!!!」
サラディナの号令のもと。
わらわらわら。
全員があわただしく動き始めてゆく。
「修復装置、転換!!初期化、開始のカウント開始!!」
・・・・・・どくん。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
―――――――ピシ・・・・・・・・・・・・・・・。
力あるもの達以外の存在達の時が。
そのまま、凍り付いてゆく。
「よし!凍結良好!次元隔離転換!」
「ルーカスに申請を!」
ばたばたばた。
走り回りつつ。
こなしていっている彼らの姿。
染めている黒い髪が、たなびく。
その鋭い眼差し。
「まったく。まぁた、メシアがらみか・・。」
ぶつぶついいつつ。
それでも。
自分が管理している世界をそのまま、凍結次元にと隔離してゆく。
「まあ、仕方ないじゃないのよ。ルーカス。こうでもしないと。
・・・・・また、世界、カウリス様のことだから。・・・・完全に消滅させかねないわよ?」
その横で。
同じく。
自分が管理している世界を、これまた凍結世界にと隔離している銀色の髪の女性。
「あのリナが鈍感なのがいけないんだよ・・。」
ぶつぶつぶつ。
あいつは、いつでもそうなんだ・・。
ぶつぶつ・・・
「ルーク、文句を言わないの。」
「はい。」
素直にいうことを聞いている男性。
彼は、彼女のいうことには逆らえない。
何しろ、ルーカスにとって、ミリーヌは命だから。
これでも、結婚・・しているからねぇ・・・
この二人は・・・。
ラブラブ攻撃をしてくるルーカスをいつもさらりとミリーヌはかわしているけど。
・・まあそれでも、よく掴まっているようだけどね。
・・・リナほどじゃないけど。
「・・・・なあ、ミリーナ?」
・・・・
「・・何よ?」
何となく不吉な予感を感じさせつつ、問いかけるミリーヌ。
「俺達も、これから忙しくなるだろうし。・・もどるか?あっちに?」
「・・・ここの、空間の、監視はどうするのよ?」
休暇中というのを兼ねて、ここで監視者の役について。
休暇期間は。
ここの空間が消滅するまでの期間。
「だからvv継ぐ存在を創ればいいわけでv」
「・・・・え・・いやよ//」
真っ赤になりつつ、否定しているミリーヌ。
「もう決めたvこれが終わったら・・・な♡」
「・・・・・馬鹿!!////」
真っ赤になっていっても。
こちらもおなじく。
説得力はないというのを。
・・・・ミリーヌ、ルーカスがらみだと。
とことん、今だに不器用なのよね・・・・。
「・・・・空間が・・・・。」
「・・・・凍りついた?」
目の前の光景を。
呆然とみている二人。
一体、何が起こったのか。
しばし理解不能に陥るが。
そこに。
・・・・・・ピピピピ・・・・。
通信が入ってくる。
『―こちら、ティモシー、お爺様、お婆様、応答願います―』
これはこれは・・・・。
どうやら、世界凍結装置が作動したようですね。
それも、上層部の方から直接に。
レティシア達の方に、メシアが出現した。
というのですから。
当然の結果なんでしょうね。
そんなことを思いつつ。
ここ。
シェリフスターカンパニーの社長室で人払いをし。
祖父であり、ここの監視者と、神魔の王である彼らに連絡をとっている。
ティモシー=マイスター。
レティシアの実の兄であり、シェリフスターカンパニーの社長。
細かい知識等は、クラフトルイス達から叩き込まれているし。
ティモシーは。
「えっ・・えっえっええええ!!!!?」
一人、絶叫を上げているのは。
そばかすが入ってポニーテールをしている女の子。
まあ、私もポニーテールはしているけども。
「・・・・どうやら、本格的に。始まるようですね。」
修復が。
見れば。
周りがすべて、そのまま、ぴたり。
と。
時が止まり。
風の一つ、星の煌き。
船の動き。
仲間たちの、動きが。
まるで、閉じ込められた写真のように。
そのまま、凍りつき。
身動き一つしなくなり。
そして。
「ああああ!!消えていきますぅぅぅぅぅ!!」
ニーナの視界の先で。
一つ、また一つと掻き消えてゆく宇宙船。
ユニバーサルガーディアンのものもあれば、銀河警察機構のものもある。
「大丈夫ですよ。安全な次元に隔離されているだけですから。」
いいつつ。
「しかし・・・本気で、再び・・・メシアを封印するようですね・・・」
レイルがぽつりという。
メシアを封印するときに生じる力の余波は、かなりの威力をもち。
まず、リナス、もしくはカウリス。
それ以外だと、エル。
ソレくらいしか防ぐことは皆無。
まあ、私もできるけど。
ここ、私の抱擁しているところじゃないしv
まあ、隔離しても、安全・・とは言いがたいですけどね・・。
以前のときなどは。
隔離していても。
殆どの世界が消滅したりしていたりする。
まあ、滅んでなかっただけましというか。
その後、すぐに、その訂正をリナスが行ったので、事なきを得た。
という事実もあるのだけども。
まあ、それから数年以上。
カウリスに捕まったままだったけどね・・リナスはv
「レイル警視?」
「ニーナ、レイルでいいですよ?」
「ええ!そ・・そんな・・じゃあ・・・レイルさん・・きゃvv」
いって。顔を覆いつつ。
真っ赤になっているニーナ。
その反動で、辺りの機械に触れていて。
ぱちぱちとショートしていたりするけども。
うーん。
二ーナに機械ショートしてもらって。
組織の組み換え、したほうがてっとりばやくていいですね。
そんなことを思っているレイル。
まあ、力ある存在は。
そのまま、動くことができるから。
この、凍結措置転換中でも。
・・・・・・・・ぴたり。
「・・・え?」
空気が、すべてが。
今・・・・活動を停止した・・・というか・・・・そのまま、凍り付いてる??
そのことに気付き。
しばし、呆然となっているプラチナ。
「・・・・何?何が起こったの?」
いつも聞こえる、星の声も、聞こえない。
感じるのは、【そのまま、すべてが凍り付いている。】ということのみ。
「ああ、問題ないわよ。ちょっと、ある影響で。
この辺りの空間の生命という生命の時間率を凍結させただけだからvサーラさん達が♡」
「大丈夫よ。ここはvだって、あたしもいるんだしv」
私とエルの言葉に。
「・・・でも・・・・。」
不安の色を隠せないプラチナ。
・・・・・命そのものが、完全に通信不能・・コンタクト不能になっている・・。
ここの星にいたはずの。
魂だけの存在達である精神体たちですらも、凍りついたように動かない。
雲も一つも動かずに。
まるで、閉じられた、絵の中にいるように。
「ああ、ちなみに。今なら、何やっても。何も困ることは起きないから。たとえ、宇宙空間にでようが。何をしようと・・ね。」
宇宙空間そのものが、完全にフリーズしているし。
今、動けるのは。
この星に存在していた生命達と。
そして、ルナ達や、今回の一件に出向いてきている存在達。
「隔離!終了!」
「・・・・・・ほう、今度はこういう手できたか・・・。」
ゆら・・・・・・。
何もなくなっている空間そのものから。
淡い銀色を纏っている存在が。
まるで、陽炎のごとくに出現してゆく。
『―――――メシア!!!!!!!!』
ルナ、ルビ、レイス、ティスの声が一致していた。
「・・・・何だ?あいつは?」
そんないきなり出現した人物を怪訝そうに見ているケイン。
「あれが、今回の騒動の原因というか、最後にして、最大の敵。メシアよ。ケイン兄ちゃん。」
そんなケインに丁寧に説明しているアニス。
ついでにいえば。
すべての元凶・・ともいえるべき存在なんだけど・・・。
かつての、星間戦争。
以前に滅んだ古代文明。
それに関しても。
メシアの力が暗躍していたのをアニスは知っている。
そして。
そんなことなどもあり。
実体化することすらままられなくなった、ルビ達が。
人が作った、装置に、その精神を置いた・・ということも。
まあ、時間をかけて。
そのままその装置を媒介に実体を持つようにと行動し、そして、今に至っているのであるけども。
大概。
ここで起きる戦争などの原因の根本には。
なぜか、必ずといっていいほどに。
少なからずの、メシアの思惑などが絡みゆき。
いいように、手の平で遊ばれている傾向があったりするこの空間の世界。
メシアは、すべての生命の代表であるのと同時に。
逆に、それらすべてを何もせずに操ることなど、たやすいことであるからして。
まあ、リナスやカウリス。
または、監視者。
といった、エルの力を多少なりとは使える存在には。
その力は、通用しない。
という欠点もあるけど。
それ以外は。
どうにでもすることができたりする。
「・・・・・なんか、動きが鈍ったし!」
これで、お豆腐がさらにゲットできる!
世界の凍結に伴い、反逆者達の力もまた、弱体化されてゆき。
メニィたちが対峙していた彼らもまた、力をそがれ、動きが鈍ってゆく。
中には、そのまま、動けなくなっている輩もいたりするが。
どがばきぃ!
「これで、お豆腐一丁追加!」
にこにこと。
宇宙空間には、空気がない。
というのも関係なく。
大地にでもいるように、軽やかに倒していっているメニィ。
邪魔なので、防御服は脱いでいるにもかかわらずに。
「・・・おかしいわよね?なんで、宇宙で息ができるのかしら?」
疑問には思うけども。
とりあえず・・・。
今は、目の前に群がる、敵を何と化するのが先決である。
「・・・・まさか、クイーンのやつ!人が寝ている間とか!食事に変なもの、盛ったんじゃないでしょうねぇ!」
クイーンなら・・・・やりかねないし・・・・。
だから、宇宙服なしでも、息ができるんじゃ・・・・・。
そんな怒りは、すべて辺りにいる反逆者でもある雑魚にと向けているレティシア。
その反対側では。
ちゃくちゃくと、倒していっているサミィとイーザーの姿が見受けられ。
無限にもいたと彼らが感じていた、敵たちは。
数分もしないうちに。
その数を十分の一ほど減らしていたりする。
ごぉ・・・・・・。
凍結した世界を。
メシアの気がすべて覆ってゆく。
「さて・・・・。頑張ってねvルナ姉ちゃんたちv」
人事なエリーとユーリ。
のんびりと。
修復装置の付属である凍結装置をコントロールしつつ、空を見上げていたりする。
「・・・・そろそろ、決着つきそうねv」
「そーねv」
あたしとユニットの会話に。
「・・・・・・もしかして?」
ふと。
プラチナが。
とあるとを思い出す。
今まで、欠片も思わなかったのにね。
プラチナはv
伝説だと思っていた。
自分達を創り出して。
しかも、世界を創造せし存在がいるなどとは。
それは、この宇宙空間の闇を作り出し。
また、抱擁している存在だという。
神の中でも。
魔の中でも。
精霊の中でも。
すべての、生きとし生ける者達は。
その存在のことをこう呼んでいた。
― 悪夢を統べる存在(ロードオブナイトメア) ―・・・・と。
ならば、そんな存在がいるのであれば。
どうして、自分達に手助けをしてくれないのか。
それは、歪みが生じるから。
というのは、生まれながらに、プラチナは理解していた。
・・そのことを。
唐突に、思い出したのである。
・・・・うーん。
回復装置、機動・・・・始めたわねvv
「まあいい。こんな場を用意してくれたんだ・・・。それなりの、挨拶はしないと・・・な。」
「だぁぁぁ!こんなときに、リナ様達はどこいってるのよぉ!」
ルビの悲鳴に。
『寝室のベットにきまってるでしょうが(だろうが)』
きっちしと。
レイス、ルナ、ティスの声が一致する。
その通りなんだけどねv
「私たちだけで、どうしろっていうのよぉぉぉぉ!」
「まあまあ、どうにかなるわよ。」
「ルナぁ!何のんきにいってるのよ!まるで現実逃避みたいな言い方はしないでよぉ!」
「何いってるんだ?ルビ、本気に現実逃避しているに決まっているじゃないか。」
「あっさりと認めるなぁぁ!」
「ともかく!倒せばいいんだろうが!倒せば!」
「ああ!ケイン!喧嘩は相手を選んでぇぇ!」
だくだくと涙をながしているルビに。
「だって、どうにかしないと。どうにもならないんでしよ?キャナル?なら、やるしかないじゃないのよ。」
きっぱりいっているミリィ。
「・・・・・・やる気になったか?
我も・・しばらく、眠っていたからな・・・・。
トレーニングがてらに・・・ゆっくりと滅ぼしてやろう・・・。」
にっこりと笑い。
メシアは、すっと。
纏っていた闇をのけ。
一人の人間の姿にと変形を遂げてゆく。
男でもなく、女でもなく。
その背に、鈍いいろの、銀色の羽を六枚生やし。
「・・・・・しかし、我らの力だけでは。弱体化は・・・無理だな。」
ふむ。
いいつつ。
ドン!!!!
その手に、杖を出現させて。
虚空を貫くレイス。
『うきゃぁぁぁぁぁぁぁ!?』
『うどわぁ!?』
その場に。
男女、四人が出現していた。
あら♡
考えたわねぇ。
確かに。
この八人だったら弱体化くらい、簡単にできるからねv
『あああああああ!!!!!!!メシア!』
『何ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!?』
いきなり呼び出した、同僚に文句を言おうとし。
覚えのある気配を感じ、宇宙空間をみて悲鳴と絶叫を上げている彼ら四人。
まあ、頑張ってねv
-続くー
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まえがき:
・・・・こそこそこそ・・・・・・。
ど・・どうも・・(汗)
きょろきょろ・・エル様達・・・いないよな?な?
?:うふふふふふ♪
全三十話・・一ヶ月で終わらせてるのに・・・。
薫:・・・・ぎくっ!(汗)みつかった!?(涙)
姫:どうして、これが、一年かかってるのかちゃんと説明してねvv
薫:ひ・・・ひやぁぁぁぁぁぁぁ!!
(しばしお待ちください・・・・)
姫:あら。どこかにいったし。ま、いっか♪
さて、皆様こんにちわ♪
薫の代理のユニットです♪
同じような長さの長編・・あの人は、一ヶ月で終わらせてるし・・。
どれだけこっちを打ち込んでないのか。よくわかるわよねぇ。
ようやく、私の二話・・打ち込んでみたらしいけど・・。
・・・まったく・・・。
まあ、とりあえず。その辺りのことは、またあとで、みっちりと問い詰めるとしてvvとvv
またまた間が空きました♪あと少しで終わりという、この干渉♪
意味が分からない人が殆どだと思います♪
この干渉、おもいっきり、約束の二部となってます♪
『書き殴り』にては、著者別リストに登録してありますので♪そちらを参考にしてくださいね♪
薫は、あのツリーが落ちるまでに、完結させたい。といってるけど・・。
まあ、無理でしょうvv何しろ、すでに、ツリーが落ちかけてるしvv
それでは、いってみましょう♪
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あとがき:
姫:今回は♪私の一人称vv
薫:・・・・・何か心の具間が見えたような・・(汗)すみれちゃんの・・・(滝汗)
だけど、たま~にエル様の一人称もちらほらと・・(汗)
姫:とりあえずvv誰でも、この出てきた存在。分かるでしょうねvv
すでに何回もでてるしv約束でv
薫:・・あまり出してないですけど・・(汗)
姫:それじゃ、今度は、いい加減にこっちを重点に打ち込みなさいねv
それとvリレー小説もどきvvどうなっているのかしらねvv
薫:ああああああああ!!!!!!!!!!!
すいませんすいません!二ヶ月たちますぅぅ!!!!あああああああああ!!
とりあえず。あとこれも。戦い、封印。その後。そして、エピローグ。
・・・多分、この調子だと。次回で、戦いと封印のところくらいまではいけると思いますし・・。
姫:その後は、それぞれの世界にもどった、リナ達のさわりだしvv
エピローグは、時間率が正常にもどったウランたちの・・・。
薫:ああああああああ!!それはいわないでくださいぃ!
姫:というか。誰もが検討ついてるわよ。いつものパターンだしvv
薫:しくしくしく・・・(涙)
とりあえず。というわけで。
本気で、四十話までには終われそうです・・・・。
・・・・・なるべく一日一本・・打ち上げます・・・はい・・(汗)
一年・・・がふっ(滝汗)
姫:さぽってるからv
薫:・・そ・・・そーいえば、エル様は?(話題転換)
姫:何でも、とある世界で再放送される、無印に、出られるように、説得にいったわよv
薫:・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・。
・・・・と・・とりあえず、それでは、また次回で・・。
姫:それじゃあねvv
・・・で?打ち込み始めて・・何時間・・たってるのかしらvv
薫:ああああああああ!!!!一時になるぅぅぅぅぅ!一日一本の予定がぁぁ!
姫:休み休みやるからでしょうが!
薫:あうあうあう・・(涙)
そ・・それでは・・・・・。
姫:まったね♪
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