リナ達の干渉・第37話



「それで、物は相談なんですが♡協力していただけませんか?―――運命の歪みを訂正いたします♡」
にっこりといった、サーラの言葉に。
「・・・それって・・つまり・・・。」
「はいvvメシアをまた弱体化、または封印してくださいなvv
  父様と母様は、今回、父様が母様を手放さないと思いますのでvvあてにはできませんのでvv
  私達で時間修正と、歪みの修正。いたしますので♡」
にっこりいったサーラの目は笑っていない。
言い換えれば、拒否は許さない。
と物語っていたりする。
『・・・・・・・・・・・・・。』
なぜか。
その場の全員が顔を見合わせ。
『えええええ!!!そんなむちゃなぁぁぁぁ!!!!!』
めずらしく、サミィの絶叫までが一致していた。
「ちょっとまってよ!何で私達が!?」
抗議をしているサミィ。
「姐さぁぁん!大変ですぅ!シールドが持ちませェン!」
スピーカーから。
ステッィキーの声が響き渡る。
すでに、泣き声を通り越して、悲鳴に近いけど。
「あら、それじゃ、ここから移動するわよ!」
クイーンの言葉に従って。
・・がくん。
星が揺れてゆく。
「ちょっとまってよ!どうして私達がやらなくちゃいけないの!?」
レティシアの言葉に。
「あら。」
にっこりと。
サラディナが微笑みかける。
「エミーリアキャロラインさんと、クラフトルイスさんから、何も聞いてないのですか?」
「??お爺様達から?どういうこと?」
レティシアが首をかしげると。
「ティモシーさんには伝えてあると連絡受けてますけど♡」
「・・・・・兄さん・・・・」
レティシアの声に殺気がこもる。
あ・・・あのぼけさく兄さんは、いつも肝心のことを言わないんだからぁ!
内心、絶叫を上げているレティシア。
「つまりですね。今回の一件。彼らから、正式に、ティモシーに任せると、命令というか、依頼が下ってますし。
  その表にたつのは、シェリフスターズカンパニーの、機動部隊の皆さんvvということでvv」
『かなりまてぃ!何考えてるのよ!(兄さん)(あの社長)はぁ~!』
その言葉に、同時に突っ込んでいるレティシアとサミィ。
この辺りは、かなり気があってるわよね。
この二人vv
「あらv」
クイーンがそんな二人のやり取りの間をぬって。
ぽつりと声をだす。
「ねえねえ?クイーン?どうかしたの?」
キョトンと聞き返しているメニィ。
「ふ。ちょっとね!こら!何やってるのよ!運航係!」
クイーンの言葉に。
虚空から。
― 駄目です!引っ張られます!というか、巻き込まれました! ―
悲鳴に近い声がその部屋と。
移動要塞惑星、トリフィルに響きゆく。
「ちょ!?巻き込まれたって!?」
ミリィの叫びが響き行くのと同時に。
「ふっ。どうってことないわよ。ただ、あのカウリスって人とオーボスの攻撃の余波。
  まともに受けて、この星が、その余波にのって、飛ばされているだけよ!おーほっほっほっ!」
汗をながしつつ、高笑いしているクイーンの言葉に。
『・・・・・・・・・・・・・・・。』
えっと・・・・・。
しばし、全員の考える能力が一時停止していたりするけども。
やや、しばらくして。

『ええええええええええええええ~~!!!!!!!!?』
『いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~!!!!!!!!!』

エリ、ゾムド、ラーディ、レックス、クルーガー、メイ。
ケイン、ミリィ、ゼルガディス。
サミィ、レティシアこの計11人の悲鳴が響き行くのと同時に。
ルナ、ルビ、レイス、ティスこの四人の叫びがなぜか一致する。
――――――ガゴン。
ブワっ!
そのまま、攻撃の余波に巻き込まれて、飛ばされてゆく惑星トリフィル。
まあ、星ひとつくらい、軽く吹き飛ばせる攻撃の余波が吹き荒れているからねぇ。
この辺りはvv
銀河も移動するくらいの余波だしvv
まあ、この余波だけで、完全にあたしのところに戻ってくるほどの。
攻撃力があるんだけどねvv

『うきゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!?』
なぜか。
星に存在している生命、全員の叫びがこだましてゆく。



「・・・・・ちょっといいですか?あれ・・何でしょう?」
アメリアが空を指差し指し示す。

移動した。
というので。
もしかして?
と、プラチナが、星に張ってあった、太陽のシールドを解いてみたところ。
空に輝くのは。
本当の恒星。
今までの、幻の存在としての太陽でなく本物の輝き。
まあ、今までのここでの太陽は。
イブに滅ぼされたとある恒星の魂達が。
協力して、この星、惑星アテナに恵みをもたらしていたもの。
それは、すべて、プラチナの人柄によっての協力なのだけど。
「ああ・・・太陽だ・・」
「・・あれが・・・・」
涙ぐんで、太陽を見つめている子供達。
彼らは、生まれて初めて。
本当の太陽というものを目にしていたのだけど。
まあ、ここにいる子供達は。
ほとんど、人口太陽の世界で育っていたからねぇ。
新しい銀河のここ、中心地帯。
まあ、届いている、夜空の光は昔の光だからして。
もはや、その光の星のすべては存在していなくても。
今までは、夜空というものは、彼らは知っている。
とりあえず、移動したので。
ここは、彼らが見知っている星の配置とはかなり違うけど。
それでも。
ここは、彼女達とあたし達とで作った新しい銀河だしvv
無意識のうちに、自らの故郷である銀河とほぼ、
彼らは同じような配置に創り出している、この大銀河系。

そんな中。
ここ、アテナから、一億4800万キロメートルほど離れている太陽の光をまぶしくみつつ。
空を見上げていると。
アメリアが、ふいに、空に異なる異物を発見する。

「ちょっとぉぉぉ!?」
パニックになっているルナとルビ。
「あら、おーほっほっほっ!」
「だぁあ!クイーン!何とかしろぉ!」
視界に入ってきたのは。
ぐんぐん近づいてくる、とある惑星。

「って・・・あれ、近づいてきているじゃないですかぁぁあ!!!!!?」
アメリアが悲鳴に近い声をだしている。
「そうみたいねvv」
「あら♪トリフィルじゃないvv」
にこにこというあたしとユニットの言葉に。
「だぁ!エルちゃん!ミリーちゃん!何をのん気に!このままいったら、あれ・・衝突するじゃないのよぉぉお!」
なぜか、悲鳴を上げているプラチナ達。
視界の先には。
ぐんぐんと近づいてきている移動要塞トリフィルの惑星の姿。

「おーほっほっほ!どうやら、このままだと、あの惑星に、この要塞、衝突するわね!おーほっほっほっ!」
「だぁ!そんなに悠長にいわないでぇ!」
エリたちの悲鳴がこだましてゆく。
「・・・・ちょっと!?軌道修正はどうしたのよ!」
ルナが叫ぶ。
「ふ。そんなもの。余波の攻撃で壊れて使い物にならないにきまってるじゃない!」
『威張るなぁぁぁぁ!!』
クイーンの言葉に。
突っ込んでいるレティシアとサミィ。
「このままだと、約、十分後後には。ここと、あの惑星。衝突し。我々も死亡するな。」
淡々といっているイーザー。
「ええ・・・。死ぬのやだぁ。お豆腐が食べられなくなるぅ。」
いかにも残念そうにいっているメニィの言葉に。
そういう問題か!?
おもわず、つっこみそうになっているミリィとケイン。
「形成状態は使えるのだろう?」
一人冷静に分析しているSことレイス。
「ふ。まあね!このクイーン様に不可能はないのよ!」 
『なら早くやれぃぃぃ!!!』
『なら早くやってくださぃぃぃ!!!』
リナの子供達と、アニス以外。
全員の叫びが、一致していた。


ぐんぐん近づいてくる星の姿。
「うきゃぁぁぁ!ぶつかるぅ!」
アテナの大地では。
うろたえている子供達の姿。
「あら、大丈夫だってvv」
「ねぇvv」
のんびりとしているあたし達の言葉は。
なぜか、さらりと交されていたりするけども。
ぐんぐん近づいてきている星の姿に。
なぜか全員、パニックに陥っているし。


「衝突まで、あと!」
一人がカウントを開始する。
「軌道に乗ったところで!形成、転換!」
ピッ。
ポインターを振りかざし。
命令を下しているクイーン。

「形成、転換!要塞変形!―リング!!」


その言葉とともに。

ぐわっ!

「うきゃぁぁ!ぶつかるぅぅぅ!」

すでに、ぶつかる余波で。
空気なども振動しているこの大地。
とことんまで、星の姿が近づき。
もう駄目だ。
と、なぜか全員が思ったところで。
ぶわっ!
近づいてきている星の形が。
―――変形していた。


――ゴガァァァン!
ピィ・・ビィ・・ビィ・・・・。

「あら、ちょっと、移動するところの機械が壊れたみたいね。――このままだと、ここの星、真空状態になるわね。」
さらりと。
龍の形から、輪・・つまりは、リング形態にかえたところで、クイーンが何のきなしに、ぽつりという。
「・・・・ちょっときくけど・・・それって?」
汗をながしつつ、問いかけるレティシアの言葉に。
「ちっちっちっ。人の話はよく聞かないといけないよ。
  ――ここが、すべて、真空状態になる。そういうことだよね?クイーン?」
コラードが、指をふりつつ、説明する。
『・・・・・・・・・・・。』
しばし、その場にて。
しばらく全員が石化する。

「あ、本当だ。生命維持装置も壊れてる。」
「空気発生装置もね。」
「ついでに、ナーガが作ってる、プログラムまで暴走しているみたいよ。」
ふと、視て、いっているユーリに。
それに追い討ちをかけているエリー。
そして。
サラディナの止めの一言。
「あ、本当だ。何か自爆装置のスイッチが入ったみたい。」
アニスもふと、そのことに気がつく。

『ど・・・・どわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!!』


 ――――全員、退避!!一時撤退!!!!

トリフィルに。
撤退放送が響きわたる。

ドドォォン!!
ドガガァァァン!


「ほら、宇宙花火よvv」
「星のどこでも見れる花火vv」
星の外で。
火花が舞い落ちてゆく。
大地からみれば、それは、花火に他ならない。
星を取り巻くリングと化した、トリフィルは。
クイーンのプログラムの暴走により、いたるところで火花を撒き散らせていた。

「ぜ・・・ぜぃぜぃ・・・・。」
息を切らしているレティシア達。
彼らが脱出するのとほぼ同時に。
要塞の爆発は時を同じくして、開始されていた。
「・・・・どーすんのよ・・あれ・・・。」
メイがつっこむと。
「あら。大丈夫よ。自動修復装置、備わっているから。かってに爆発しても、元に再生するように。おーほっほっほっ!」
よく、暴走させるので。
その仕組みというか、バックアップはしっかりしている。
移動要塞トリフィル。

彼らが空を見上げれば。
空にかかる帯のあちこちで。
火花が舞って、まるで花火をみているよう。
「綺麗な花火vvねvvレティvv」
「そうよね!メニィv」
一緒になって、はしゃいでいる、アニスとメニィ。
「あ、それと・・・・。どうやら、お客さんもきたようだよ?」
ユーリが多少うんざりしつつ、溜息をつく。
「あ、そうらしいわね。じゃvv後はよろしくvv」
「あああああ!まってぇぇぇぇぇ~!」
誰かのひきとめる声もむなしく。
その場から掻き消えているサラディナ。

「あら♪プラチナvv今の余波で、ここの結界、解かれたようよv」
あたしの言葉に。
「・・・・えええ!?」
悲鳴を上げているプラチナ。

プラチナが。
星と意識を共にすると。

この星に侵入している存在を多数に捕らえていた。



「ふむ。とりあえず、敵・・のようだな。」
イーザーが、二十キロ先の敵の姿を認めてつぶやく。
「敵の弱点は?」
「どうやら・・。」
ふふ。
ちょっとは暴れられるかも。
ストレス・・・大分たまってるのよねぇ。
そんなことを思っているサミィ。
「ねえねえ!やっちゃってもいいの!?いいの!?」
目をきらきらとさせているメニィ。
「あまり無茶はしないのよ。――そうね。十人につき、お豆腐、一丁。」
視界に広がる、無数の影。
それらが、すべて敵だと理解したレティシア。
メニィに言っている。
「やったぁぁ!お豆腐!!わぁぁぃ!」
 そのまま、はしゃいで。
その人影にと向かってゆくメニィ。
「クイーン、そっちは、修理、お願いよ!」
脱出するときに。
宇宙船は、多少ダメージを受けている。
まあ、そのまま、消滅しなかっだけ。
シールドを張っていたという甲斐があるようなものだけど。
「・・・私達は、何ができるかしら?」
エリが考え込むと。
「エリ、私達は、ここのプラチナさん達と合流しませんか?力はあわせたほうがいいでしょう。」
にこにこというラーディ。
「・・・・私達は、ここの辺りの空間。とりあえず、結界を張って、守るわ・・」
汗をかきつついっているルナ。
「・・・どこまでできるかわからないがな・・・・。」
それに賛同しているレイス。
「ねえねえ?母様?私は?」
キョトンとして聞いているフィライト。
「・・エメロード。この子つれて、エリー様達と行動、共にしてくれる?」
ルナの言葉に。
「うん。わかった。・・・死なないでね。」
『あ・・・あはははは(汗)』
娘、エメロードの言葉に。
冷や汗かいているルナとレイス。
・・・あんた達ねぇ・・・・。
「では、我々は・・。」
「というか・・・・・。今だけ協力しているんだからね・・。・・・ダークスター・・。」
ぎろりと睨んでいるミリィ。
まあ、こいつのしがない部下Dの分際の所為で。
ミリィ達の家族は殺されたようなものだからねぇ。
ナイトメアに協力しないからといって。
ミリィの目の前で殺されたしねぇ。
以前。
こいつが無事である。
というんだったら。
復讐を多少してもかまわないわよね?
と内心思っているミリィなんだけど。
まあ、殺しても、死ぬだけだからvv
どんどんお仕置きしておきなさいなvv
あたしが許可するからvv
「まあまあ、ミリィ。とりあえず、これが終わったら。みっちりと、どんな目に合わしてもいいから。」
「ルビィぃぃぃぃ!(汗)」
「あらそう、キャナルv話がわかるじゃないv」
ルビの言葉にうきうきしているミリィ。
そんな二人に泣き言をいっているティス・・・。
・・・・くぅぅ!
そんな魔王に育てた覚えはないわよ!

「じゃあ、時空修正装置、作るから。手伝ってよねvv」
「二度目かぁ。この修復装置生成って・・」
しみじみいっているエリー。
まあ、二千年前。
エリーとユーリに、完全に監視者の役目を引き継ぐときに。
一回、作ったことがあるからねぇ。
この子達はvv
「はぁぃ♪」
ぴっと手をあげて了解しているエメロード。
「私もはぁぃ!」
何か面白そうなことかもしれない。
ちょっと初めてのことなので舞い上がっているフィライト。
まあ、面識はあるからね。
フィライトとエリー達は。

そんな会話をしている、ルナ達とは裏腹に。

「よぉぉし!お豆腐のためにかんばるぞぉ!」
いいつつ、どかばきと、反逆者達をなぎ倒しつつ。
一人倒すごとに、お豆腐○丁まであと○人!
と叫んでイるメニィ。
「ふふ・・・。なぁぁんか、私、ストレス・・たまってるのよね・・・。」
うふふふふ・・・。
笑いながら、倒していっているサミィ。
「ふむ。なかなか手ごたえがある連中だな。」
いいつつ、淡々とこなしていっているイーザー。
「だぁぁぁ!もう!どうにでもしてぃ!」
パンパンパン!
レーザー銃を撃ちまくっているレティシア。
普通のレーザー銃では効くわけないんだけど。
レティシア、無意識に、力、上乗せしてるから。
反逆者達にも有効に働いていたりするけどvv
――本当、役にたつ子達よねぇ♡
しがない部下達とは大違いvv



「・・・・あれ?確か・・・。」
近づいてくる人影に心当たりがあるプラチナ。
というか。
先日まで、ここにいた人物でもあるのだが。
「ああ!プラチナちゃん!」
エリがその姿をみつけ、ぶんぶんと手を振る。
「あ、やっぱり、エリさん達。・・・どうしたんですか?」
とりあえず。
惑星接近による、星の被害を修復していたプラチナは。
見回りの最中にエリ達と合流していた。




「・・・・・・母様の気配察知して・・・・。反逆者のほとんど・・・・。あちらに移動・・・・。(汗)」
震える声で、シュスランが報告をかもし出す。
『はぁ・・・・』
溜息をついている子供達。
「まあまあ、物は考えようだよ。一箇所に集まってくれたほうがやりやすいし。」
にっこりといっているレーヴェル。
「そりゃ・・まあ。確かに・・・。」
一人のつぶやきに。 
「それより、メシアの拠点。はじき出せた?」
「あ、うん。」
ピピピピ・・・・。 
無限に広がる銀河の中の立体映像のホログラフを前に。
「・・・・どうやら、今。ここみたいだよ。」
トン。
指を指した場所は――。



ドォン・・・・。

すでに、そこの空間は。
何もなくなっているとはいうものの。
辺りに、虚無と混沌の嵐が吹き荒れている。
しかも。
辺りには、こまぎれ、ミクロと化していて。
それでも、まだ消滅してないオーボスの思念体。
「だぁぁ!あんたわぁ!何やってるのよぉぉ!!」
冷たい眼差しで、にこにことしつつ。
オーボスに攻撃を仕掛けていたカウリス。
その横に出現してくるリナス。
すでに、この余波は。
ここの区域だけでなく。
かなりの範囲に及んで、影響が出ていたりするのを何とか修復しつつリナはやってきているんだけど。
「――!」
リナスの姿をみて。
辺りにミクロの物質と貸していた思念体は。
すぐさまリナにまとわりつこうとしていたりするけれど。
そんなことには一向に気づいてないリナ。
「何だ。リナ、もう起きたのか?あれだけ激しくやってやったのに♪」
・・・・・ボン////
その言葉に。
またたくまに真っ赤になるリナ。
「あ・・・あんたねぇ!あんたが無理やりにって!//そんなことより!
  あんた!また何無茶やってるのよ!世界の修正、結構面倒くさいんだからね!」
真っ赤になりつつ。
ガウリイに抗議しているリナ。
そして。
そのリナの言葉に、リナの方を振り向くカウリス。
――スッ。
あ、カウリスの目が据わってるvv
「・・・・リナ・・お前・・・何でそんな格好してる?」
低い声。
「へ?あ、ああ、あわてたから。」
リナは今。
淡いピンクのワンピース姿。
ちょっと、肩などもあいているやつなんだけど。
そこはスカーフで覆い隠しているリナ。
鎖骨が綺麗に見え隠れしていたりする。
スカーフがなければ。
谷間もくっきりと見えるという♡
「それで?オーボス・・って・・・?何こいつ、あたしのほうをじっとみてるの?」
というか、うーん。
こいつ、もしかすると、カウリスに気があるとか?
とことん勘違いしまくっているリナ。
そんなリナの姿に。
目を奪われているオーボスの姿があったりするしv
「リナ!」
「きゃぁ!何するのよ!痛いじゃない!」
いきなり腕をつかまれるリナ。
「いいからこい!」
「ちょ!何なのよぉ!」
そのまま、その場から、掻き消えるように。
リナスを連れて、姿を消しているカウリス。
・・・あ~あ♡
だからいったのにvv



ドサ・・・。
「ちょ・・何なのよ!?」
覆いかぶされて、見上げるようにガウリイを睨んでいるリナ。
移動して連れて行かれた場所は。
先ほどまで、いた、二人の寝室。
そのまま、強くいまだにリナスの手をつかんでいるカウリス。
「・・・俺以外のやつの前で・・こんな格好するな・・。」
「こんなって・・ちょ///」
「・・・ん・・・・////」
スカーフをのけて。
そのまま、首筋に顔をうずめるガウリイ。
「・・・ちょ・・何怒ってるのよ・・・・」
今だに理解してないリナス。
「お前がこんな格好すると。・・な。俺が困るんだよ・・・。」
お前を邪な目で見られるのが、いやなんだよ・・。
「困るって・・何を?」
キョトンとしているリナに。
「・・・はぁ・・・。リナ、お前、とことんわかってないな・・。」
「何を分かってないって・・や・・やめっ!//」
その言葉とどうじに。
スカートの中に手を入れられてゆく。
「・・やだぁ//やめてぇ//あれだけやったくせにぃ//」
身をよじるリナに。
「俺以外に、お前の肌を見せる格好をするな・・・」
「ん・・・やぁぁ・・・・。」
そのまま、服をずりさげると同時に、そのまま、白い肌がすぐにのぞきゆく。
そして、スカートを捲り上げる。
「やぁぁぁぁぁ/////」
「まったく・・・・。体で納得させないと・・・なvv」
「・・『なvv』じゃなぃ!やめ・・・や・・あんっ……」
そのまま、二人の影が重なってゆき。
ベットのきしむ音と。
何ともいえない声が響いてゆく。





「くっ・・・やるな。」
「いえいえ、それほどでも。」
にこにこと対峙しているレイルとソリテア。
「レイル警視!何か来ます!」
ニーナが悲鳴を上げて身震いをしはじめる。
ブワッ・・・・・。
辺りに広がる。
漆黒の闇。
気を抜けば。
絶望に捕らわれるかのごとくの、暗い、救いのない闇。
「・・・・きましたか。・・・・メシア・・・。」
レイルが、汗をかきつつ、つぶやいていた。



『オーボス、ソリテア・・・・・。力は満ちた・・・・。』
空間に響き渡る声。
『御衣』
その言葉とともに。
オーボスとソリテアは。
その声の元にと、ゆらりと姿を消してゆく。



「・・・出てきたし。やっぱり・・。」
「準備はいい?」
「オッケーvvあそこ、完全に閉じたから。」
どんなになってもいいように。
関りがあり、繋がっている世界をつなげたまま。
その空間ごと、隔離しているサラディナ達。
「じゃ、後は、ユーリたちの出番ねv」
いって。
なぜか、全員が。
・・・被害が少なくて住みますように・・・・。
面倒な作業は・・いやですぅぅぅ!エル様ぁぁ!
と、なぜか、心で叫んでいるけど。
あらあら♪


「じゃ、そーいうことだからvv修復装置、手伝ってねv」
にっこりというユーリの言葉に。
ちょうど、彼らと合流した、シルメリア達。
プラチナは、まだここにはきてないけど。
今、エリ達とあたし達と一緒にいるからねぇ。
シルメリアと行動をともにしていたアメリア。
「そういうことでしたら!よろこんで協力します!これこそ正義です!」
一人、ガッツポーズをとっているし。
その前には。
ユーリ達と行動を一緒にしていたゼルガディスをみつけて。
飛びついて、喜んでいたりしたのだけど。
今だに、腕を組んでいるままなんだけどね。
アメリアとゼルガディスはvv
「まあ、このままってわけにも・・いかないし・・な。」
アメリアに腕を組まれて、真っ赤になっているゼルガディスが照れ隠しにそう言葉を切り出していた。



「うーん。修復装置。出来たら終わっちゃうわねぇ。寂しいvv」
「ま、どうせ修復するんだしvvちょっと遊びましょv」
「あ、それもそうねvv」
あたしとユニットが。
ちょっと力を解放しただけで。
なぜか――。

ドドドドドォォォン・・・・・

空間そのものが揺れているし。

ま、そろそろ今回は終わりにしますかねvv
リナとカウリス、であったしねvv


                                     -続くー


  HOME    TOP     BACK      NEXT


#################################### 

まえがき:

こんにちわ・・・・。本気で一年・・・たちます・・・はい・・(滝汗)
ふっ。サボってたのがよくわかる・・。
何しろ、この干渉。打ち込み始めたのが・・・。2001年の12月・・・・。
あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!(滝汗)
エクセレントも一年やってないのにぃぃ!(まて!)
ふっ。
小説打ち込みたい病・・いまだに健在です・・。
誰か・・助けて・・(まて!)
 というわけで、ようやく、終わり近しのこの話!
一年も付き合ってくれている、奇特な皆様!大感謝!
前回までのは『書き殴り』においては、著者別リストをご利用ください♡
(他人任せですいません・・・涙)
ではでは♪
いくのです♪



####################################

あとがき:
 薫:・・・・・・一部、省いている場所あり!・・多分、というか、確実に。
   ページでは記載します・・はい(まて!)
   というわけで♪終わりまで打ち込んで、一気に投稿するのです!!
   あと少しだぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!
   ここまで、お付き合いくださっているそこの皆様。
   こんな意味のない駄文にのお付き合い、どうもありがとうございますぅ!
   ふふふふふふふふふ♪
 姫:あと、修復装置と、再びメシアたちの封印。
     そして、時間率の訂正。
     そして、ラストの、リナと・・・・。
 薫:あああああ!!またネタを!!(滝汗)
   ま、今までの私のバターンから。最後のラスト。
    ・・・・誰もがわかるとおもいますけど(汗)
エル:ワンパターンだからねvv
 薫:しくしくしく・・・(涙)
 姫:何かまたいじけたしvv
エル:何かあたし達が活躍してないのよねぇ・・・・。
 姫:・・そーいえばそうよねぇ・・・。
 薫:・・・・ぎくっ!(汗)そ・・・それでは!
エル&姫:逃げられるわけないでしょvv
 薫:・・ひぎゃ!!!


バシュ・・・・・・。

シィィイン・・・・・・・・・・・。


  HOME    TOP     BACK      NEXT