リナ達の干渉・第36話


「あなたもしつこいですねぇ・・。」
にこにこにこ。
コックビットの中から、語りかけている男性が一人。
「レイル警視?誰なんですか?これ?」
外にいる、闇が人形になっている人物を指差していっている、ポニーテールのそばかすのある女性。
「ニーナは初めてあうんだっけ?」
「というか、私、しりませんでした。宇宙空間の中でも。人間って、生きることができるんですねぇ。」
どこか違うところを感心しているニーナ。
「まあ、人といえるのかは分かりませんが。ただ、感情の起伏が激しいのが、人間だから。
 この姿を保っているんですよね?そうですよね?ソリテア?」
「・・・久しいな・・・。レイル=フレイムロードか・・。」
「へ?レイル警視は、レイル=フレイマーですよね?」
その言葉にレイルをみているニーナ。
「ま、今はそうですね。」
いいつつ。
にこにこにこ。
「それで?あなたが出てきたということは?メシアも出てくるということですか?メシア第一幹部、ソリテア?」
ひたりと、見据えているレイル。
彼らの宇宙線の外に。
宇宙空間に漂う人影一つ。
すでに、数多の敵は、すべてレイルが排除しているがために。
「レイル警視?お知り合いですか?お友達ですか?」
にこにこいっているニーナ。
「違うぞ!!それは!」
すぐさま否定しているソリテア。
「まあ、知り合いといえば、知り合いですねぇ。長い付き合いですからねぇ。」
「ふん。我とて好きで、付き合っているわけではない。
  ―我の究極の望みをかなえるためには。貴様ら、監視者や、組織の存在が邪魔なだけ・・・。」
「やれやれ。別にいいじゃないですか。与えられている任務をまっとうすれば、それはそれで。」
にこにこというレイルの言葉に。
「五月蝿い!!ようやく、行動が出来るまでに、力が満ちたんだ!今度こそ!まず、手始めに。ここを拠点として!」
「でも、はっきりいって。貴方たちの場合は。私達、監視者達と違って、終わりがないでしょうに。」
自分達は、一応、休憩とかを兼ねての、寿命の終わり。
というか、任務休憩の機関が設けられている。
レイルはそう思いつつ、目の前の空間に浮かんでいる男性に語りかける。
いや、女性というべきか。
見る人によって、男性にも、女性にも取れるその容姿。
・・実際に、どちらでもなく、どちらでもあるのだけど。
黒い髪に黒い瞳。
肌の色だけが異様に白く、宇宙の深淵の闇に浮き上がっている。
「だからだ!この、終わりのない、苦痛を終わらせるためには!」
―――すべてがなくなればいい。
そうすれば・・・。
ソリテアと呼ばれている存在は、ゆらりと姿を無数に分離させてゆく。
「やれやれ・・・・・。まだ、無駄なことをお望みですか?」
「勝てるかな?貴様に?メシア様は、大分力をつけておられるぞ?」
「いや、勝てないでしょうよ?」
「レイル警視ぃぃ!あっさりと敗北宣言しないでくださぃぃ!!」
あっさりというレイルに、つっこんでいるニーナ。
「それでも、とりあえず、また、力を削ぐことくらいはできますから。」
にこにこにこ。
そして、ふと思い立ったように。
「・・・・なるほど。今回の一件は、すべて、メシアとオーボスの作戦・・ですか。
  思うに、目覚めたのは、二千年前ですか?」
あっさりいったレイルの言葉に。
「ほぅ・・。わかるか?」
「なるほど。」
一人うなづいているレイル。
「情報によれば、二千年前、リナス様が、カウリス様のために。エル様・・完全召喚したそうですからねぇ・・・・。
  しかも、その後、神魔融合呪文&金色の力を使って、私達の世界と、あちらの世界をつなぎましたしねぇ。
  その影響ですか・・・なるほど・・。」
一人うなづいているレイルの言葉に。
「確かに・・。あれで、動けるほどに、我らが主も、我も、オーボスも復活した。今までは、分担して、力を蓄えていたのみ。」
淡々といっているソリテア。


二千年前。
まだ、まったく覚醒すらもしてなかった、リナ。
ガウリイが冥王に捕らわれて助けるために、あたしの完全版の召喚呪文を唱えた。
それは、リナスの力を使ったものでなく。
本当にあたしの力の召喚。
まあ、多少はリナスの力もあったりしたけど。
その後。リナスとカウリスは、たがいに覚醒を果たして。
今に至っているんだけど。
そのときの、干渉力の影響で。
というか、あまりに強い、リナスの思いから。
眠っていた彼らを起こしたのよねvv


「それで?どうして、ここの世界。
クラフトルイスの世界なんですか?」
「たまたま目覚めて始めに目に入った世界がここだっただけということ。」
・・・・ちょっとまってください!。
思わず突っ込みそうになるニーナ。
「つまり、行き当たりばったりで、また始めた・・と♪」
「痛いところをいうなぁ!だが!今回はちゃんと作戦を踏んでいるんだぞ!
  メシア様が、ナドゥーライト星大銀河に干渉して!
  オーボスが、お前たち、デュグラディグドゥ達の世界に干渉して!ちょうど、時期がよかったからな!」
というか、何また乗せられて、話しているのかしらねぇ。
ソリテアはvv

目覚めたとき。
しばらくして、部下Dの世界が混乱しているのを発見した彼ら。
まったく。
押しもどされたくらいで、右往左往していたのよね・・・
結局、その星での決着はつかないまま。
互いに、なぜか、弱体してて。
・・まったく、少しお灸をすえたくらいで・・・・。
精神世界でなぜか安静にしていたルビーとティス。
そんなとき。
第3546エリア、太陽系、月。
そこで開発されていた、精神を利用した機械を器とし、活動を開始した、Dたち。
そのしばらく後に、ルビーも活動を開始したんだけど。
その時。
そこの大銀河は、戦争真っ只中。
その混乱を利用して、オーボスは、種を仕掛けていたらしいけど。

・・・・律儀よねぇ・・・。

「我らの干渉の力と、メシア様の力と、オーボスの力で。根底から、時間率が狂っている。
  そういうわけで、我らの有利に今度こそなるはず!
  我らの力の源たる力は、充満すぎるほどに満ち足りているからして!」
高らかに言い放つソリテア。
「・・そりゃ、あなたは、すべての存在の、孤独と絶望。それらの象徴というか、それように創り出されている・・・」
レイルが言いかけると。
「いうな!それは!我とて、好きでこのように生まれたのではない!だからこそ!運命に抗ってみせる!」
「一つ聞きますが?諦めって・・しってます?」
「誰が諦めるかぁ!・・・というわけで、死んでもらうぞ。悪いが。レイルよ・・」
いって、ソリテアは、その気を開放した。



ドォォン・・・・。

漆黒の炎が舞い散ってゆく。
闇の中にと。
「まったく。いいかげんに諦めてくれないか♪あいつは俺だけもの♪」
すべての攻撃をかわしているカウリス。
「五月蝿い!貴様に何がわかる!」
ムキになって、つっかかっていっているオーボス。
「そうはいってもなぁ。おまえは、いってみれば、俺とリナスの愛!の結晶から、形になったようなものだしvv」
さらりとのろけてるし・・・・。
「五月蝿い!そうだ!何が悪い!貴様が彼女を思わなければ!我とてこうして存在はしていない!
 我の魂が自我をもったのは、貴様らのせいだろうが!素直に渡せ!」
「・・・誰が渡すかよ・・。」
その刹那。
辺りの空間そのものが、その冷たいまでの殺気によって、瞬時に無にと還りゆいてゆく。
あたしがリナスを創ってしばらくしてからのち。
リナスを影ながら思う存在などか出没し始め。
でも、リナスは一行にそんなことには気付かないでvv
そのリナスの心をしとめたのは、このカウリス。
まあ、それで嫉妬しない、存在がいるはずもなく。
はっきりいって。
二人が付き合い始めて、婚約して、そして結婚。
そこまでいくのに。
九十九%の部下達が、反逆していたりしたんだけど。
そのうちの、半数以上は、リナスに気付かれないように。
カウリスが滅ぼして、人格から何から何まで変換させてたりしたんだけどねぇ。
残りの1%の部下達は。
カウリスの怖さを知っていた部下達なんだけどね(笑)
そんな、反旗を翻した、部下達の思いの結晶体。
それがこのオーボス。
でも、それだけでなく。
それに、リナスとカウリスの感情のすれ違いが加わって。
・・・リナス、あれだけストレートに言い寄られてても・・・。
しばらくまったくといっていいほどに気付かなかったからねぇ(笑)
しかも、自分がカウリスを好き。
ということすらも、気付いてなかったし・・・・。
当分の間は(笑)
そんな二人の感情が加わって、自我を作り出した、このオーボス。
なぜか、そんな理由から。
彼の目的は。
ただ。
『リナスを我がものとすること』
だけ。
・・・・この辺りは、思いっきり、カウリスの影響が強いってわかるけどv
だから、面白いの何のってvv



「ちょっとまってよ!オーボスがいるってことは!メシアもいるってことぉ!?」
パニックになっているルナ。
「いるみたいだよ?姉様からの連絡では。」
さらりといっているユーリ。
さすがに、船だけでの、結界は無理があり。
あわてるように、移動要塞トリフィルの中にと。
全員が、空間転移をして、移動している。
今、かろうじて、何重にも結界を施し。
星の機能を保っている状態に他ならない。
「・・・ねぇ?メシアって・・なぁに?」
メニィが言いかけると。
「それは、僕ちゃんが説明しましょうvvその代わり、僕ちゃんといいこと・・・。」
どぐわぁぁぁぁんんんんん!
言いかけたその刹那。
一億トンハンマーが飛んでくる。
「リョォォォォォゥ!!いい加減にしろぉぉぉぉ!!」
ズゥルズゥルズゥル・・・。
ハンマーの下敷きになった、リョクサンドラを引きずってゆく、カオリナイト。
緊張感が一気にそれで溶け、辺りが和む。
しばし、全員の目が点と成り果てる。


「ええと、それは、私達から、説明いたしますわ。」
ふわり。
いって、その場に現れる。
栗色の髪に碧い瞳の少女。
少しくせ毛がはいり、ふわふわの髪の質。
「あ!サラディナ姉様!」
「あ!サーラ姉様!」
ぴょん!
飛び跳ねて、抱きついているユーリとエリー。
『・・・誰?』
ルナ達以外、ケイン達の声とエリ達の声、レティシア達の声が一致する。
「あ、始めまして。私、リナスとカウリスの長女。サラディナと申します。サーラって呼んで下さいvv」
にっこりと。
面影は、リナスに似ているが、大人びた雰囲気の少女は微笑んで、レティシア達に微笑みかける。
リナスとカウリスの初めての子供であるサーラ。
時を同じくして、レーヴェルも誕生してるけど。
「とりあえず、オーボスは父様に任せておいてもいいですし。母様は、今、シュスランが呼びにいってます。
  すぐに来るでしょうから。それまでに、説明をいたしておきますね。」
「説明って・・」
レティシアが言いかけると。
「順番を追ってご説明いたしますわ。」
にっこり。
サーラが微笑み。
説明を開始しはじめた。



世界を創り始めて、少し困ったことが出現した。
それぞれに、闇、光を持たせたのはいいものの。
それで、自滅する世界のまあ、多いこと、多いこと・・・
そして、ふと、ここでは、ちょっと変わったことをしてみようvv
という、あたしのナイスな心遣いで。
ここ、監視者がそれぞれ治めるようにと作り出した、この次元の混沌の空間。
シンボルを一つ。
作り出すことで、負担を軽くしてみよう。
という、何とも優しいこころで作り出したのが。
メシア。
さまざまな、『負』の要因。
大きすぎるその要因を吸収するためだけの存在。
なぜか、そしてリナスを創り出して。
監視者を多々と設定していく中で。
その役目がいやだとかごね始めて。
ぐれて、反旗を翻したりしてるんだけど。
くぅ!お母さん、悲しい!!
いってみれば、世界が存続する限り、永遠にその本質は変わらないわけで。
何を考えたのか、あたしを滅すれば、その束縛から逃れられる。
とかいって、反旗を翻したのよね・・・・。
・・・面白そうだから、ほっておいてるけどvv



そして、今現在。
今だに、こうして、思い出したように、いろいろと仕掛けてくるけれど。
いっつも失敗してるのよねvv
いつも、リナスとカウリスに封印されているようなものだしvv

「今回は、どうやら、母様が、二千年前。覚醒してないときに使った力。
  あれが原因で目覚め。二千年間、まめまめと力をこつこつ蓄えていて。
  そして、その大元のコマを作り出せたのが。あの、オブシディアンとウラノフェンのようなんですよ。」
にっこりと説明してゆくサーラの言葉に。
しばし全員が意味を取りかねて黙りこんでいるし。

「・・・やっぱり・・・時間率がおかしいと思ったのよ・・。」
ぽつりとつぶやいているウラン。
水色のその髪と瞳は、薔薇色とほんのりと、本質たる水晶の色に色づいていたりする。
本来ならば。
自分は・・・。
まだ、産む時期ではなかったはず。
・・・・本来ならば、父親は、それなりに、適した存在。
性格形成の上で、もっとも最適な人と、結婚し。
そして、子供が・・イブが誕生するはずであった。
だが・・。
王が、狂い。
母が捕らわれ。
自らも、監禁状態となり。
子供をいやおうなく、作らされたウラン。
そもそもがそのことからが狂っている。
自分が、『イブ』を産むのは・・・・。
完全に大人にとなってから。
という運命だったからにして。
「確かに、貰っている、設定レコード表にも。オブシディアンのことは載ってないからねぇ・・」
しみじみいっているルナ。
載ってはいるものの。
それは・・・。
ああいう運命では載っていない。
一応、ルナ達、部下達の元には。
それぞれのそこに誕生する存在の、運命表。
そういうのを配布していたりする。
見る、見ないは別として。
部下達いわく、かなりの量があるから、いちいち見ていられない!
となぜか嘆いているので。
そのあたりは、心優しいにも、あまり深く追求せずに、運命の歯車が異なったら、その歪みの訂正を押し付ける。
そんな些細なことで不問に付しているあたし。
何て親切vv


「それで、物は相談なんですが♡協力していただけませんか?―――運命の歪みを訂正いたします♡」
にっこりといった、サーラの言葉に。
「・・・それって・・つまり・・・」
「はいvvメシアをまた弱体化、または封印してくださいなvv
   父様と母様は、今回、父様が母様を手放さないと思いますのでvv
   あてにはできませんのでvv私達で時間修正と、歪みの修正。いたしますので♡」
にっこりいったサーラの目は笑っていない。
言い換えれば、拒否は許さない。
と物語っていたりする。
『・・・・・・・・・・・・・。』
なぜか。
その場の全員が顔を見合わせ。
『えええええ!!!そんなむちゃなぁぁぁぁ!!!!!』
めずらしく、サミィの絶叫までが一致していた。




「私はどうなるのかな?本来なら、もう、死んでるよね?」
アニスがちょっと悲しそうな表情をする。
まあ、あのままだったら。
アニスの肉体、耐えられなくなって、消滅していたからねぇ。
「大丈夫だよ。アリスの肉体でいけば。一応、神魔の力、宿している存在だし。」
「あ、そっか。」
そんな会話をのんびりとしているユーリとアニス。
子供達は子供達で。
いつのまにか。
ここの世界の運命表を取り出して。
何やら書き込んで遊んでいたりするけれど。
とりあえず、レコードの書き換えによって。
カウリスの暴れる余波を。
何とか最小限に抑えようとしている涙ぐましい努力をしている子供達。
くぅ!
本当にいい子ね!
全員にも見習って欲しいものだわ♡




トントントン・・・。
「母様?」
「・・・・・」
「母様、母様、リナス母様!!!」
・・・・。
「うるさぁぁぃぃ!何なのよぉ!!」
真っ赤になりつつ。
ガウン一枚を羽織って出てくるリナス。
今だに、跡を消すのに、四苦八苦しているみたいだけどvv
だから、それ・・のかないってば♪
カウリス、絶対に、自分以外では、のけれないようにつけてるしvv
首筋から、肩にかけて、かなりの跡が見え隠れしている。
・・・中のほうはもっとすごいけど(笑)
「・・・いい加減に、諦めて。それより、母様?父様があっちに戻っていったけど?いいの?追いかけなくて?」
あきれたように、それとなく、話題を母親の照れ隠しに当てられないように。
振ってゆく、シュスラン。
結局、彼女がまけて。
リナスを呼びにきていたりする。
「・・・な゛//何であたしがあいつをおいかけないといけないのよ!//」
全身がまたたく間に真っ赤になっているリナス。
そんなんだから・・ねぇ?
「ま・・まあ、じゃ、こういったらどう?父様、今、オーボスと対峙中。
  下手したら・・・また、前のようになるとおもうん・・・・」
言いかけるその言葉より早く。
「何ですってぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!まぁた、無茶あいつなぜかするきなのぉぉぉ!!!!!?
   あとがこっちが困るのよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
今だに、どうして、カウリスが、目の仇にしているのか気づいてないリナス。
「いや・・母様・・・なぜって・・・・(汗)」
・・・・・鈍感・・・・
はぁ・・・・。
溜息一つ。
「と・・ともかく!こうしちゃいられないわ!はやいとこ、止めないと!あいつが本気になったら!
  また、世界の歪みの修正と再生がぁぁぁ!ああ!仕事が増えるぅぅ!
  はっ!オーボスがいるってことは・・・メシアもかぁぁ!」
絶叫をあげつつ。
急いで服を着替えているリナス。
着がえるのはいいけど・・。
それ・・・・ワンピース・・・・(笑)
あーあ、しぃらないvv
そのまま、あわてて、移動してゆくリナス。
「・・・・母様・・あんな格好していったら・・・・(汗)」
本当に父様の性格・・・・・。
いまだに把握しきってないのよね・・・・あの母様は・・・・。
「・・・はぁ・・・・」
盛大に溜息ひとつつき。
「これは、本当に、サラディナ姉様とレーヴェル兄さまの言うとおりになりそうね・・・。
  こっちが全部の後始末・・・はぁ・・・・。」
重い溜息をなぜかついているシュスランの姿が。
しばらくそこで、リナスとカウリスの私室の寝室の前で見受けられているけど。


「・・・・・えっと・・・・(汗)移動したって・・・一体?」
おそるおそるあたしに聞いてくるシルメリア。
「見ててvv」
ふわり。
育成ゲームをしていた水晶に手をかざすと。
空に宇宙空間が広がっていき。
そして。
その中の一点に。
「ほらvvここに移動してきてるのよvv」
指をさし。
さらにズームアッブ。
そこには。
あたし達を上空から眺めている姿が。
空にと映し出されていた。
それをみて、しばし一瞬の静寂の後……
『うっそぉぉぉぉお!!!!!!!?』
なぜか、アテナに住んでいる子供達の叫びが一致してゆく。
「あら、そんなに驚くことはないじゃないvv」
「そうそうvvそもそも、ここの星、ここに住んでいる、存在達の祈りの力で、結界を張っているような場所なんだしvv」
あたしとユニットの言葉に。
『それとこれとは話がまったく違いますぅぅぅ!』
なぜか。
パニックになっている子供達の姿が。
しばらくそこにあったりする。
「それより・・・本気で何か起こりそうですぅ・・・。」
静かすぎる空をみつつ。
アメリアがぼんやりとつぶやいているけど。
さって♪
そろそろ、サラディナ達が、歪みの修正。
開始するころねvv
・・・記憶、残したままにしましょうかねぇ?♪♪
んっふふふふ♪
ま、いっか♪
このまま・・・・でねvv


                                                  -続くー

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まえがき:

こんにちわ♪
・・・・まじで一年たつぞ・・・(滝汗)
・・いい加減ですね・・(滝汗)
ま、あと少しだし・・(多分・・まてぃ!)
ではでは・・いくのです♪


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あとがき:
薫:・・・・次回!ようやく全面戦争!?(まて!)
  くぅぅ!長かった・・長かったぁぁぁ!!あと、それの決着が終わって。
  運命の修正と、時間軸の修正。それらが終わって。ここの空間は、正常に戻ります。
  ・・・・ここの空間は・・・ね・・(まて!)←(笑)
  しかし、SとDの世界は繋がったまま♪いいのか!?それで!?
  ・・・・ま、いっか♪(まてぃ!)
  そして。戦いのその後。それで終わりですぅぅ!!
  きゃぁぁ!
  本気で長かったよぉ!一年たったよぉ!!!(かなりまて!)
  ちなみに。何人が気づくでしょうか?何が干渉??
  といことに?(だからまて!)
  答えは・・・・・。

  敵の、メシアとオーボスが握ってる♪(まてまてぃ!)
  んではでは、また♪ 


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