リナさんとガウリイさんが人間やっていた世界より、はや二千年。
漆黒の竜神さんと闇を撒く者さんとが、宇宙を舞台に戦いを繰り広げていた最中。
リナス様が再び、赤の世界にて、人として、降臨し。
人が開発した、精神生命身体捕獲装置にて、赤瞳の魔王さんと、闇を撒く者さん。
その他の魔王や神々。そして、監視者。彼らまでもが装置の開発者。オブシディアンという人間に捉えられてしまい。
とりあえず、世界を保つために、救助にのりだした、赤の竜神さんとその一行。
そして、今。
エミーリアキャロラインさんと、クラフトルイスさんの世界で。
すべての生命を糧として、力となすべく存在。イブをウラノフェンが創り出し。すべての命あるものを取り込んで。
今、絶滅の危機を迎えているエミーリアさん達の世界。
そこに、オブシディアンが、加わって。イブに、監視者や、魔王と神々。といった能力がそなわり。
協力関係のもと。それぞれに求める存在のため、事柄のため。事を起こしているこの二人。
無謀にも、一人は、リナス様・・一人は、姫様を狙ってるし・・。
そんな宇宙の姫様と、金色の王様は、惑星アテナで人の姿して、降臨して遊ばれてますし・・。
まあ、私としては、姫様が楽しんでおられるのですから・・。
いいですけどね♡
「あら、フェアリー、何やってるの?」
「姫様!!今回は、私が、司会役をやってみましたのです♡」
「あらそう♪あんまり無理はしないでね♡」
「はい!!!!!(嬉々!!)」
リナ達の干渉・第28話
星系ナドゥーライト。
メニィ、レティシア。
イーザー、サミィ。
彼らの乗船している、ワイバーンと、ドラグーンの窓の外で。
そして、その思考回路に直に語りかけられてゆく。
今回の騒動の一人。
ウラノフェンの過去が。
ウラノフェンの本来の、主人格であるウランを通して。
イブの体内に入り込んでいる彼らに淡々と語られてゆく。
― 自らを止めてもらうために。
「・・・母様?ここ・・静か過ぎて・・怖い・・。」
その言葉に。
にっこりと笑いかけるイラベル。
「大丈夫よ。何も感じないんでしょう?」
「うん。とっても静か。」
何かあったら、いつも、自然が、その声が危険を教えてくれる。
だから、今まで、無事に逃げ切ることができたのだから。
耳を済ませても、とても静か。
・・・・そう。
何も聞こえなかった。
ここ、ナドゥーライト星系に到着してからというもの。
一度もそんな声をきいていないのである。
「何かあったら、いつも、危険をおしえてくれるんだもの。そうなんでしょ?それがないってことは、大丈夫だってことよ。」
ふわ。
ふわふわのストレートの水色の髪をなでるイラベル。
ウラノフェンは、母にこうやって、頭をなでられるのが好きだった。
「わぁぃ♡」
母親に頭をなでられ、喜ぶウラノフェン。
その水色の目が細く笑う。
その様子に、彼ら親子をまもりつつ、逃走している人達も顔をほころばせていたりする。
「でも、ここ、よくまあ、王の手がとどいてないわよね。」
「王とて、ここには手がだせないんだろ?」
ここ、ナドゥーライトは。
初代王の誕生地。
そう伝えられている、この銀河の中でも、聖地的な場所。
ここにくれば、何でもかなう。
そういわれているほどに。
ここは、平和に満ち溢れている。
・・・・・傍目にはそう見えていた。
「ここだ。」
「ここって・・・かなりの有名な・・。」
思わず、示された病院をみて、絶句するイラベル。
示された病院は。
ここ、ナドゥーライト星系の中でも、この首都、ナドーライト星の中でも、一番の病院である。
― ナドゥラガナス。
ちなみに、ラガナスというのは、初代の王の名前であるが。
それほどまでに、有名な病院施設。
「ちょっと・・ここ、高いんじゃない?ヒドゥ?」
彼女達のメンバーのリーダー、長的存在の銀髪の男性ヒドゥに聞いているイラベル。
「でも、ここなら、何も心配ないだろ?」
「・・確かに。ここなら・・・。」
ここなら、王の手も、入らないはず。
いや、はいるはずもない。
「とりあえず、頭金は、そろったんだ。これを院長に渡す。それから、残りは、また後で。
・・・・ウランが十になる前には、何としてでも、助けないと。」
性別を固定して、そのまま、この星に、ウランたちをのこして、立ち去るのも手かもしれない。
そんなことを彼らはおもいつつ。
「そうね。ここなら、いくらなんでも、非道なことが行われるはずないしね。」
手術をする。
といっても、この世の中である。
どこで、売られるか。
下手したら、どんな目にあうか分からないほどに、この大銀河でもある宇宙は荒れ果てている。
そんな分からないところに、希望であるウランを預けるよりはと。
少々金額が高くても、安全な対策をとった彼ら。
「それもそうね。じゃ、いきましょ。ウラン。」
「・・・・・うん。」
何か、とてつもなく怖い予感がする。
けど・・それは、母親と別れることになるから?
静か過ぎるのが・・・不安なの。
ウラノフェンはそう思うが。
何しろ、まだ、三歳になったばかり。
不安の原因は。
親達と一時でも、放れることになるからだろう。
そう自分に言い聞かす。
「大事をとって、病院に、ウランを預けたら、我らは再びここをでて、残りの資金を稼ぐ。」
このヒドゥの言葉に、誰一人として反対はしなかった。
というか、誰もが、ここに預けていたほうが。
ウラノフェンの無事が確保できる。
そう信じてやまなかったのである。
「それでは、確かに。・・しかし、かわいい子ですね♡女の子にしたいですな♪」
院長・・エロイムの言葉に。
「院長、今、この銀河がどういうことになってるのか、わかっておっしゃっているんですか?
― この子は・・・希望です。王の手には渡すわけにはいかないんです。」
イラベルの言葉に。
「しかし、お母さん、彼方も大変お美しい。お子さんと同じ、水色の髪に水色の瞳で♡
どうです?私の妻になりませんか?」
「ま、ご冗談を♡」
「おや、これは、てきびしいですな♡」
どっ。
院長がお世辞をいったのがわかり。
しかも、冗談までその場で飛ばすので。
同行していた人々は安心して、笑みをこぼす。
こんなに、心から笑ったのは・・何年ぶりだろうか。
「ともかく、この子をお願いいたしますね。」
「分かっております。決して、彼方たちには悪いようにはいたしませんよ。
後の残りのお金が入り次第。手術に踏み切らせていただきます。
何しろ、ボランティアでやってもいいのですが。そうなると、隠すのが面倒ですしね。
それより、正規の手術にのっとったほうが。この子のためでしょうし♡」
理にかなった院長の言葉に。
『では、お願いします。』
ウラノフェンを病院・・ナドゥラガナスにあずける。
「あ、そうそう。今晩は、私どもが、宿の用意をさせていただきましたので。
何しろ、これくらいしか、ただで手術ができない。というお返しにはなりませんしな。」
にこにこと。
彼らに手を差し伸べるエロイカ。
・・・こんなに、無償に手を差し伸べてくれる人が。
まだ、この星にはいるのだ。
それがとてもうれしいとともに。
「では、お言葉に甘えさせていただきます。」
「ホテルは・・・ナドゥテスです。」
どよっ。
その言葉に。
全員が思わずどよめく。
ナドゥテスといえば、ここ、ナドゥーライト星の中でも最高級のホテルである。
「そ・・・そんな・・いいんですか?」
おそるおそるいうイラベルたちに。
「何の、何の、彼方たちが、払ってくれた、前金、その一部にも満たない金額ですから。これくらいはさせてくださいな。」
にっこり。
満面の笑みで。
彼は答えて手を差し出した。
「ウラノフェン・・・ウラノと呼んでもいいかな?」
びく。
なんか・・・この人・・怖い。
そうおもいつつ。
「うん。」
「じゃ、来たまえ。部屋に案内しよう。」
手を引かれ。
あてがわられた一室にと、進むために。
ウラノフェンは一歩を踏み出した。
「ずいぶんと、優しいんだな。」
「裏があるんじゃない?」
「確かに・・。いい人すぎるわね。」
「どうして?」
疑心暗鬼になって。
その様子をみていたイーザー、サミィ、レティシアの声が重なり。
一人、信じているのはメニィ。
「この状況で、無償に尽くす。というのが気に入らないわね。」
レティシアのつぶやきに。
「同感ね。」
サミィが同意する。
それぞれのコックピット中で。
『ええ・・・・。確かに・・・その通りでした・・・。これからが・・・悪夢の始まりだったんです・・。』
思い出したくない過去である。
でも。
知ってもらわなければいけない。
― 自分が、使命を全うするためにも。
― あの子を助けるためにも。
― あの子は・・・悪くないのだから・・・。
― そのようにしてしまったのは・・・・他ならない・・・
自分の分身である、・・・・闇の部分の一人歩きをしている意思・・・・・・。
淡々と。
主人格である、ウラノフェンの意識体は。
彼ら、メンバーに過去を語ってゆく。
・・・どうして、今のような『ウラノフェン』になったのか。
というその原因を・・・・。
ぱしゃ。
ほのかな薔薇の香がする。
「こんな世の中でも、いい人・・残ってたのね。」
まだ、世の中捨てたものではない。
そうおもい。
風呂の中で、水を手で掬い取る。
こんなに綺麗なところで。
こんなに設備がととのったところでの、風呂など数年ぶり以上である。
しかも、どうやら、彼女達に振り当てられている部屋は。
いわゆる、最高レベルの部屋であり。
着るものから、何から何まで、すべてが整っていたりする。
各自、一室づつエロイカ院長は用意していたのである。
ばちゃ。
風呂から上がり。
タオルをまきつけて。
シルクのネグリジェに着替える。
肌触りがここちよい。
そして、そのまま、ふかふかのベットに横になる。
まるで、夢のような出来事。
全員が、全員とも。
そのようにして。
ベットにと入り、寝静まった深夜。
かた。
各部屋一声に。
かすかな音が響いた。
「??」
物音に気づき、目を覚ますイラベル。
「・・・・っ!!!!!!!!?」
んんんんん!
いきなり、口をふさがれる。
暗い部屋の中には。
数人の男達の姿。
「これは、上玉じゃないか♡」
「なあ、ここで、やってかないか?」
「上に知られたら、やっかいだぞ?」
「なぁに、子供がいるんだろ?じゃぁ、気づかれるわけないって。」
「それもそうだな。」
んんんんんんんんん~!!!!!!
い・・・・いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!
もがく彼女を尻目に・・男達はそのまま服を・・・引き裂いてゆく・・・・
「何やつだ!?」
すっと、剣を取る。
「へえ、感はいいな。」
「でないと、ここまで生き延びているわけはないな。」
「でも、この体格、王がお喜びになるだろ。」
「それもそうだな。」
暗闇の中に浮かび上がるは。
数十名の男達の姿。
「き・・貴様ら!?」
ヒドゥの言葉は。
次の瞬間。
闇に落ちてゆく・・・。
にぶく、胸に何かが突き刺さる感覚を残したままで・・・・。
「血の跡は消しとけよ?」
「分かってるさ。」
「抵抗したら、殺していいっていう話しだったしな。」
「ちっ。俺も女の方にまわりたかったぜ。」
などと男達は話しつつ。
あっという間に。
ヒドゥの肉体というか体そのものを。
小さな水晶の中に閉じ込める。
「これで、移植のネタがまた一つできたな。」
「エロイカ殿もよろこぶしな。」
「魂は、気絶してるから、このまま連れて帰って、洗脳して、順応な兵士の誕生だな・・。」
いいつつ、男達はその場から移動してゆく。
あとには。
始めから何もなかったかのように。
泊まっていた客すらもいなかったように。
綺麗になっている部屋があるのみ。
「この女、舌を噛み切りそうになったぞ?」
「猿ぐつわ、かましてて正解だったな♡」
「しっかし・・・いい体してるぜ。もう一度やらないか?」
「・・・だな♡」
「こっちに回れてラッキーだったな♡」
などと、イラベルを取り囲み、会話をしている男性たち。
ベットの上ではぐったりとしたイラベルの姿が・・・
「でも、こいつ、エロイカ殿がほしがってたが?」
「らしいな。まあ、王の判断しだいだな。」
王・・・王って・・・。
・・・・ウラン!!!
自らの身のことより。
子供を気にかけているイラベル。
私は・・どうなってもいいから・・・・。
あの子を・・・あの子だけは・・助けて!!!
次の日。
「ようこそ。スィートルーム、すべて開いておりますが♡」
始めから。
泊り客などいなかったように対応しているホテルの姿。
彼らが泊まっていたはずの部屋には。
ことごとく、部屋からその姿が消失し。
始めから何もなかったかのような、部屋が存在するのみ・・。
「ん・・・・。」
目を見開くと。
始めに案内された、綺麗な部屋ではなく。
目に入るのは、コンクリートの壁。
周りには、窓一つない。
うごけない・・
がちゃり。
何か音がした。
みれば、手がベットに鎖で固定されていたりする。
多少の長さはあるものの・・。
「・・・・何・・・・これ・・?」
「おや、気がつきましたね。なぁに、これから、たっぷり、かわいがってあげるだけですから。」
どこからか声がする。
みれば、隅の方に、スピーカーらしきものが添乗についている。
モニターしてるであろう、機械も。
「あ、そうそう。お母様達ですがね。残念ですが、王の手にかかったようですよ。この星を出た時点でね。
というわけで、残りの代金、彼方には、その身で払ってもらいますので。」
呆然としているその耳に。
エロイカの声がただ無常に響いてゆく・・・。
『・・・静か過ぎたんです。当然だったんです・・。そこは・・すでに、王によって、すべてが支配下に置かれて。
・・・自然の意思なども始めっから死んでいたのですから・・。』
それに気づいたときには。
すでに、もう、どうにもならないことになっていた。
逃げられるはずもなく。
ただ、鎖に繋がれ、死ぬことすらも許されない毎日。
窓も一つもない部屋の中で。
ただ行われるのは、一つの行為。
それが、何年続いたことか・・・。
「・・・・・・下種ね。」
「最っ低!!」
そこまで見て、はき捨てるようにいうレティシアとサミィ。
当然の反応であろう。
「ふむ、どうやら、この子でもなかったようだな。」
「王、どうされます?この子は?」
「ふむ。とりあえず、このまま、洗脳して、我の部下となす。」
虚ろな体にそんな会話が聞こえてくる。
「では、あれはどうされますか?」
「ウラノフェンか。とりあえず、内臓は、のけておけ。何か、能力の手がかりがあるかもしれん。
その他は・・そうだな。洗脳して、こちらもまた、そのまま我が舞台に入れるがよかろう。」
「御衣。」
何年経過したのかすでに分からない。
だが。
その中で。
子供が産める体になったとたん。
一人の男性に絶え間なく与えられる屈辱。
すでに、抵抗する気も起こらずに。
ただただ、虚ろの表情をこぼし、涙するよりすべはなく。
そんな中で。
十になったばかりのウラノフェンは。
一人の女の子を出産した。
父親は・・・・。
この銀河を治めている王、そのもの。
ナドゥーライト星系
ここは、裏で、王のために。
いろいろとやっている星系なのである。
ここをパラダイスと信じてやってきた者達を狩る・・・絶好の狩場。
だからこそ、王は、ここには、手を出してはいないのである。
その必要がないからこそ。
「手術とともに、今までの記憶、すべて忘れてもらうからな。」
生まれたばかりの我が子を取り上げられ。
そのまま、手術にと突入させられるウラノフェン。
男性とすべく。
そういい放たれて、脳の伝達部分を細工されてゆく。
絶え間なく続く涙。
脳裏に、今までのことがよみがえり。
そのまま、ウラノフェンの意識は・・闇に沈んでゆく。
『手術が終わり、男の子として、目覚めた私は。自分の名前以外、すべてを忘れていました。』
このとき。
ウランの中にあった、神聖なる力、つまりは、ウラノフェンの主人格の持つ力とともに。
その記憶とともに。
深く、閉ざされてしまったのである。
そして、残ったのは・・・。
数年間にわたり、与えられていた間に育った。
もう一つの人格。
・・・・まるっきり別人の人格。
その根底には、根強く、忘れてしまった、記憶が根付き。
いまだ気づいてないが。
歪んだ人格が、今まさに、一歩を踏み出そうとしていた。
「へえ、ウラノフェン、やるな。」
「こんなの簡単だよ。」
辺り前だと思っていた。
だが、どこか、何かを忘れているようで。
何かを探して模索していた。
「そういや、聞いたか?」
「何が?」
「王が、エロイカ院長がもってたオブジェ。気に入って、今度、ここにしばらく安置されるそうだぞ?」
「ふぅん。」
かちゃかちゃかちゃ。
ウラノフェンは、その年齢のわりに。
鋭い視野と、その手先の器用さで、王直属の軍備開発機関の主要メンバーに選ばれていた。
― このとき。
ウラノフェン、12となる少し前・・・。
水色の髪はそのままだが。
その瞳の色は・・水色から、にごった黒い色に変化している。
「よし!できた!」
王にいわれて、試作していた、装置ができあがった。
何でも、抵抗する、銀河をこれで消滅させるとか。
擬似ブラックホール発生器。
である。
たた。
とりあえず、上官にそれを持っていく最中。
ふと。
一室から光が漏れているのに気づく。
「何だ?」
そういえば、ここに、オブジェを安置しているとか誰かがいってたな。
好奇心が働いて。
ウラノフェンは。
一歩。
その部屋にと足を踏み入れた。
こぽこぽこぽ・・・・・。
水の中にたゆとっているその女性は。
水晶の中に漂っているその女性は。
水色の髪に・・・その虚ろの目は水色の瞳。
一糸纏わぬ姿で、水晶の中にただよっている女性の姿。
どこかで・・・というか、どうして。
何となく、この女性は、自分に似ているのか?
ふと、疑問に思い。
その水晶に手を触れる。
― と。
目があった。
「―ウラン・・・・。」
懐かしい声が頭に響き行く。
ウラン・・ウラン・・・ウラン・・・。
言葉とともに、押し寄せてくるのは・・・。
かつての記憶。
・・・・・忘れていたはずの記憶の数々。
「う・・・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
―――――――――――――カッ!!!!
その直後。
ウラノフェンは、装置を・・。
すべての力を最大にして作動させていた。
「― ウラン・・ごめんなさい・・・・。ゴメン・・・・・。」
ぽたり。
水晶の中の女性を解放し、そのまま、ウラノフェンの中で息を引き取ってゆく女性。
それに耐えかねての、発動であった。
「母様ぁぁぁぁぁあ!!!!!!!!!」
ピピッ・・・・。
「この辺りで、大爆発が起こったようですが?」
「確か、ここには、大銀河があったはずたが?」
「何かがあったようですね?」
そこにあったはずの。
一人の人物が治めていたはずの大銀河が・・・一瞬のうちに掻き消えていた。
「長官!あそこに!!人が!」
「何!?」
装置に取り付けていた、作動した存在を保護する結界が、ウラノフェンの体をつつみ。
宇宙空間の中に投げ出していた。
そのほかには。
そこには、何も、銀河があった形式すらものこってはいなかった・・・・。
『こうして、私は・・彼は、とある銀河連盟に拾われたんです。そして・・・軍事関係に属することになりました。』
「坊主、よく生きてたな?この防壁、貴様が作ったのか?」
「・・多分。」
「どうやら、ショックで記憶・・なくしたようですね。」
「まあいい。名前は?」
「名前・・・うらの・・・ウラノフェン・・。」
「なるほど。混乱の中の希望・・か。よい名前だな。」
漂っていたところを拾われるウラノフェン。
ここから、今のウラノフェンの人格が出来上がって行く・・・。
-続くー
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まえがき:
こんにちわ♪
またまたツリーが落ちてるし・・・・(汗)
というわけで、前回までは・・・。
著者別リストからどうぞ・・・(書き殴りにて・・・)
エル:というか、どんどん本筋から外れてない?
姫:今回もまた、ウラノフェンとオブシディアンの過去話でしょ?
薫:・・・はあ・・まあ・・・(汗)あ、ちなみに。どうして、ウランVSシェリフスターズ。
オブシディアンVSキャナル(ロストユニバース)サイドなのか。理由分かった人はいるでしょうか?
姫:簡単すぎるから誰でもわかるって♪
薫:しくしくしくしく・・・・。
エル:そうよねぇ♡簡単よねぇ♡
モーニングスターがオブジェと対峙したら。悲しませるのがいやなのよね♡あんたは♡
薫:しくしくしくしく・・・・。そうはっきりいわなくても・・・。
はい。何しろ、オブジェ、ある意味、似ている存在ですので・・。
人の手により作り出された生体兵器(汗)
ま、彼もいたから、(こらまて!)
始めは、ロスユニと日帰りクエストだけだったのに。
これにシェリフも加えたようなものですし・・・(まてまて!)
姫:始めは、まだシェリフが発売されてないときは、これ、彼らだけだったしね♡
薫:(きっぱり)それで話が長くなっているという理由があります!(こらまてぃ!)
ま・・まあ、とりあえず、元々行く予定だった場所には。
・・・仲間、エミーリアたちの配下のものが加わる予定でしたからねぇ(汗)
それをシェリフに置き換えたら、まあ、楽なこと♡
姫:・・・・こら。
薫:だって、オリジナルキャラの説明や、容姿の説明がいらないんですよ!!!!
姫:作品があっても説明しなさぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!
薫:しくしくしく・・・・。だってぇ・・・(涙)
ま、そんなこんなで、いくのです♪
もーちょっと、この二人の回想シーン。お付き合いくださいなvv
エル:すべてを知ってから、ウランはもう、一部と化してるでしょ?で、オブジェの取り込み開始で♪
薫:あ゛あ゛!!先をいわないでぇぇ!
姫:・・・・ふふ♪メシアの出てくるのは、いつかしら♪
薫:ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!(絶叫!)
それ以上はぁぁぁぁあ!!!!!!(涙)
そ・・それでは・・・・。
エル&姫:それでは、リナ達の干渉、第28話をどうぞ♪
薫:しくしくしく・・。いつか絶対にネタ晴らし・・されるな・・しくしくしく・・・・。
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あとがき:
薫:・・・・表現が微妙に微妙(汗)
まあ、直接的な表現でなければオッケーと、以前言われているから、問題ないとは思うけど・・・。
とりあえず、ウラノフェンの大元の過去。これで終了。
あとは、オブジェのをゃって。くるってくウランをやって・・・と。
そーして、その対応を決断するキャナル達とレティシア達♪同化した後に、ルナも対応して・・・。
と・・・。
姫:そーして、あいつがでてきて、よーやく、懇願して、でてくるリナスとカウリス♪
薫:あ゛あ゛!!ばらさないでってばぁぅ!!!!!!(涙)
エル:とりあえず、こちらは、ようやく架橋ね♪
姫:あとは、私達の方を早く打ち込んでねvv
薫:・・・・それと、レイルたちの方ですな・・・(汗)ま、それでは、・・また。次回で・・・・。
エル&姫:全然、今回、リナもガウリイも、アメリアもゼルガディスもでてないしvv
姫:スレイヤーズではないわねvv
薫:しくしくしく・・・。
エル&姫:それじゃ、まったね♪
薫、いまだにいじけている・・・・・・・。
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