前回までのあらすじ:
結局、惑星トリフィルにて、リリーに捕まってしまったリナ。
力づくともいえる説得をカウリス(ガウリイ)がリナにして。
リナは結局、ガウリイの封印を解くハメに・・・・。(ご愁傷様・・)
トリフィルにて、全員が一同に介し。
シェリフスターズのメンバー、レティシア・メニィ・サミィ・イーザー・クイーン(ナーガの転生)・コラード・スティッキー・トゥーラ。
まあ、クイーン曰く、部下その一とそのニは無視するとして。
リナ・アメリア・ゼルガディス・エリ・ラーディ・ゾムド・メイ・アレクサンドラ・が合流する。
ついでに、ルナとキャナル(ルビー)。リナスとカウリスの子供、エリアンヌとユリウスもいたりするが。
あと、アニス(アリシアの転生)もいるけれど。
はてさて、こんなメンバーで何が起こるのか!?
彼らの向かう先は―惑星アテナ。
リナ達の干渉・第16話
―人目で表現するなれば、銀の惑星。
深く表現するるなれば、まるで、ウォーターオパール。
漆黒の宇宙に、ぽっかりと浮かぶその姿は、宇宙(道)をゆく人々を絶賛させるであろう。
だが・・・・。
今、この場には、この惑星以外には・・・・。
ほとんどといっていいほど、銀河や惑星が消滅していた―。
銀の髪が風に揺れる。
「プラチチ!!また、星から移住者よ!!」
黒い髪の少女がいう。
彼女の名前は、アーリィ。
プラチナの妹。
「・・・また、惑星が、あのイブに吸収されたのね・・・・。」
かなしそうな表情のプラチナ。
「あら♡大丈夫だって♪吸収されても、完全消滅してないし♪」
「そうそう♡別に消滅しても、また簡単に復活するって♡」
黒髪のポニーテールの少女と。
完全美少女であるあたしの台詞が一致する。
あたしが、直すのでは、面白みがないし♡
ここは、やっぱり、高みの見物である。
ユニットも、それはやっぱりあたしと同じ意見。
あたし達が、干渉したんなら、すんなり解決しちゃうからね♡
やっぱり、引っ掻き回して楽しまなきゃ♡
「簡単に復活するって・・それって、無理なんじゃ??」
淡い金の髪のおっとりした表情の少女。
シルメリアが、あたしとユニットに言ってくる。
『大丈夫だって♪簡単だから♪』
あたしとユニットの同時の台詞に。
「なんか、エルちゃんと、ミリアムちゃんの言葉・・聞いてると、無理でもできそうな気がするから不思議よねぇ・・・・。」
くすりと笑うプラチナ。
っていうか、あたし達には出来ないことなんてないんだけどね♡
正体教えたら、面白くないしね♡
ここは、惑星アテナ。
今、リナ達が向かってきている星である。
あたしとユニットは、ここで、暇つぶしがてら、のんびりと楽しんでいるのだ。
どうやら、リナは、カウリスの封印・・とかされたみたいだし♡
楽しくなりそうよねぇ♡
「それはともかく。ダミアも手伝ってよ!!食事の用意!!」
ピンクの髪の少女にいっている緑の髪の少女。
彼女達は、分担して、食事を作っているのだ。
この惑星には、いま存在しているのは、子供達しかいない。
大人は、全員といっていいほどに、先の戦いにおいて、すべてあたしの所に戻ってきている。
いちいち把握するのが、面倒だから、あまり気にしてはいないけど。
その他の生命は、ほとんどが、イブに吸収されている。
歪みから人の手によって、造られたイブ。
その思いは純粋。
ただ、父たる人物の役にたちたい。
ただ、それだけ。
その父たる人物が、宇宙の征服なんて、無謀ともいえる、笑い事させ考えなければ。
ヴィオラのあの精神世界との隔離装置♡
起動ができるはずもないのにね♡
オブシディアンと、協力体制に入って、まあ、少しは楽しめそうな雰囲気だし(はあと)
「そうはいうが・・・・。グリューリィ。・・・・お客だぞ?」
剣を構えて、一点を見つめるダミア。
ピンクの髪が殺気で立ち上る。
「・・・・あら、また、こりずに、ユニット♡貴女を捕らえにきたようよ♪」
「・・・こりないわねぇ♡」
あたしとユニットは、そんなノンビリとした会話をしつつ、生クリームたっぷりのショートケーキをたべている。
『エルちゃあん!!ミリアムちゃあん!!もう少し、あわててよぉぉ~!!!!』
そんなあたし達に、あたし達と一緒にいる子供達全員の声が一致した。
「じゃ、やってもいいの?(はあと)」
ユニットがうきうきという。
『・・・・・・いや。やっぱりいい。』
先日。
ユニットがちょっと、簡易ブラックホールを出しただけで、
なんか、それが怖かったらしく、『あまり派手にはしないで。』とユニットとあたしに言ってきている皆。
ウラノフェンは、理想の女性とばかりに、ユニットを捕らえるべく。
この惑星に、オブシディアンの持っている力を使い、いろいろと刺客を送り込んできているのだ。
・・・・目的が、完全にすり替わっているし♡
ユニットも、そんな状況を楽しんでいるけど。
あたしも面白いから、いろいろとスコップなんかを振り回したりして♡
あたし達の力は、彼女達や彼らにとっては、とっても、ありがたいものにうつっているし。
何分、彼らの戦力は。
プラチナのもつ力と。
この惑星がもつ、意思の力が現実となる力しかないのだから。
この惑星まで、ウラノフェン率いるイブに、攻撃、吸収されていまうと。
生命の保護できる惑星は一気にこのあたりの銀河からは消滅する。
惑星があいつの手に渡ると。
宇宙は、あいつの意思のままに、牛耳られてしまう。
それをなんとか阻止したいプラチナ達。
こくこくこく。
あたしは手にした紅茶をのみつつ。
「まあ、そろそろ、シェリフスターカンパニーがくるから♪のんびり待ちましょ♪」
あたしの言葉に。
「??そういえば、星星の魂がそんことをいってたけど・・??何??それ??」
プラチナが首をかしげる。
「トラブルシューター。事件処理業の会社。ただ今、創立記念の無料キャンペーンの延長期間にある会社♪」
ユニットがにこにこと説明する。
「っとことは、報酬なんかなくても、あいつら、どうにかしてくれるってこと!?」
ダミアがガッツポーズをとる。
そういえば、ダミアは兄であるウラノフェンの資金管理してたからねぇ・・。
趣味の子供達を捕らえている兄曰くの人形にかなりお金を使うって、よく愚痴・・こぼしてたっけ♡
「ダミア・・今、ここには、お金なんてものは、必要ないでしょう?」
プラチナが冷静に突っ込む。
「まあまあ、でも、何にしろ、ただ!!いいじゃない!!!!それで、この事態が解決するなればよし!!」
おー!!!!
手を上げているダミア。
「ちよっとぉ・・。それより・・来るわよ!!!」
『うるがぁぁぁ!!!!!』
丁寧にも、雑魚魔族を利用しているウラノフェン。
「五月蝿い!!!!!」
ばしゅ・・・・・・。
『・・・・・・あ゛・・・・。』
情けないにも、あたしの一括で、一瞬にして、それらは消え去る。
「まったく・・。静かに、紅茶くらい、飲ませてよね。」
「そうよねぇ。」
『・・・・・・・・・・・・・・・。』
(いったい、このエルちゃんとミリアムちゃんって・・・・汗)
なぜか、全員が冷や汗ながしながら、ほのぼのとお茶している、あたしとユニットをみて思っているようだけど。
「・・・ま。とりあえず、今後の対策考えましょ。」
プラチナがどうにか、話を切り替えた。
移動要塞、惑星トリフィル。
「・・・ちょっと。なんで、リリー・・・・。男性になってるのよぉぉ~!!!!」
リナの悲鳴がこだまする。
「何いってるんだ?今回では、男性の方が動きやすいだろ?」
にっと笑うリリー。
「リナさん、何で、ガウリイさんと呼ばないんですか?」
アメリアがリナに聞く。
「今回のガウリイの名前はリリーだからに決まっているじゃない!!!!」
ごがしゃ!!
リナの力の入った台詞に、アメリアとゼルガディスはずっこける。
「しかし、便利だな。男性にも、女性にもなれるとは。」
「・・・・こういう種族もいるのねぇ・・・・。」
勘違いしまくっているイーザーとサミィ。
種族の問題じゃないのにね♡
「ちっ・・・。じゃあ、リリーを生贄に差し出せないじゃないのよ・・・・。」
リナ、おとりに、カウリスを生贄に差し出す気だったらしく、舌打ちをしているけど。
リナは心でつぶやいただけなのだが。
カウリスには、完全にリナの思考は読まれていたりする。
「そうそう。ええと・・・・。クイーン・・だっけ??あっちには、いつつくんだ??」
にっこりと笑いかけて聞くかつての元ガウリイ。
「惑星アテナ?そうねぇ。正常だと、あと、一週間ってところね。」
クイーンの言葉に。
「だってさvvリナvv」
ひょい。
リナを抱き上げるガウリイ。
「ちょ・・ちょっとまさか!!!!!!!」
リナが抗議する。
「それまで、俺達、ちょっと、今までの積もる話もあるから♪部屋に閉じこもってるな♡じゃあな♡」
ガウリイは、リナを無理やり、抱き上げて、与えられている部屋へと入ってゆく。
「いやぁぁぁぁあ!!!!!!!!!!」
リナの悲鳴ともいえる、叫びが、廊下といわず、惑星全体に響き渡る。
「じゃあ、私達は、母様が使っている部屋に父様がいくらしいから♪父様の部屋で寝よう♡ユーリ♪アニス♪」
「そだね♡」
『母様、父様、ごゆっくりぃ♪』
にこにことそんな両親を見送っているエリーとユーリ。
「いやぁぁぁあ!!!あんた達!!助けなさい!!!」
リナがわめく。
『無理!!だって、父様の目・・まじだもん♡』
きっぱりといいきる、リリーとユーリ。
(・・・・げ(汗))
リナは、カウリスの目が完全に笑っていないのに気がついた。
それは、つまり・・・・。
「やだやだや゛たぁぁぁぁぁ~~!!!!!」
「じゃあ、また後でなぁ♡」
かまわずに、リナを連れて行くカウリス。
「・・・・あいかわらずだな。あの旦那も・・・・・。」
ゼルがあきれたようにつぶやき。
「・・・・・ええと?つまり??」
よく理解してないミリー。
「・・・・・・・・・・・・・・・。男と女の関係・・・ということなのよねぇ。」
「・・・あ゛!!//////」
キャナルとルナつぶやきに。
ミリー他、理解した全てのものは、全員真っ赤になっていたりする。
どさっ。
「いやいやいやいやぁぁぁぁぁ~!!!!!!」
「償いは♪当然してもらうからな♪リナス♪」
「いやぁぁぁぁぁ~~~!!!!!!!」
あらあら、いつものことだし♡
リナスもいい加減にあきらめなさいよね♡
さぁてと、あと、一週間♪
楽しみよねぇ♡
それまで、暇だから、別のとこでも見て見ますか♡
ー続くー
HOME TOP BACK NEXT
####################################
まえがき:
・・・ま、いっか。とりあえず、主な長編を打ち込もう・・・(だからまて!!)
ちなみに、悪夢の午後の方の題名の理由(爆!)
ガウリイが追い込み漁法を知っていたから(笑)
あのシリーズは、悪夢の午後シリーズにするつもり♡
ま、とりあえず、いくのです。
####################################
あとがき:
かお:ふふふ・・・(汗)
なぁんか最近、無償に見果てぬ夢の二部を打ち込みたい病が・・(汗)
いかんなぁ・・・・・(涙)
まだどれも打ち込んでないというのに・・・・・。
エル:・・・・あんたがトロイから・・・・・。
姫:そうそう♪最近、打ち込みが遅いわよ!!!他の人達を見習いなさい!!!!!!
かお:しくしく・・・・。
姫:まあ、ジェムの方は、もう少しで私の登場♡ふふふふふ♪
エル:見果てぬ夢の方のヴァルキュリアの花のほうの話しだと、あたしも出るからうれしいんだけどねぇ・・♡
かお:・・・・・(汗)
あの回・・ですか(汗)まあ、考えてみます・・・・。
姫:でも、あの見果てぬ夢の二部って、基本は無印スレイヤーズでしょ?確か♡
かお:・・・・はい(滝汗)まあ、やばいシーン(こらまて!)は隠し部屋を作ったから・・・。
そこでいくとして・・・・(だからまて!!!)それ以外は、通常でいくつもり。
リナ:つもりって・・・・あんたねぇぇぇぇ!!!!
こ・・これ以上、あたしが・・!?くぅぅ!!!!/////
ガウリイ:リナ♪みぃつけた♪
リナ:いやぁぁぁぁぁ!!!!!あたしは、絶対にいやぁぁぁぁ!!!!!
(リナ、ダッシュで逃げ始める)
エル:ほっときましょう。いつものことだし♡
姫:そうね♪
かお:なぁんか、リナが困っているのを書くのって、楽しいんですよねぇ・・。(だからまて!!)
あのリナが困るなんて、そうはなかなかないから・・(だから!)
ゼロス:・・・・僕としては、本気でリナさんにあの山・・・・・。
ええ。ドラグスレイブでもギガスレイブでもいいですから、あのやま、消滅させてくださぃぃぃぃい!!!!!!!
姫:あら♪ゼロス♪
ゼロス:あ・・ど・・どうも。
エル:あら、ゼロスじゃない。
ゼロス:・・・え゛。(かっちぃぃぃぃんん!!!)
かお:あ・・・・凍った。
姫:私は、あの山の村はあったほうが面白いけど♪
かお:・・・・悪夢の午後・・シリーズですか・・・・(汗)
エル:確かに♡楽しめるわよねぇ♪Sもふがいないったら♡
かお:・・・・あれは、リナさんを知っている存在にとっては、最終兵器です!!
って!!今は悪夢のシリーズじゃないですぅぅ!!!!
エル:あら。ま、いいじゃない。別に♪
姫:で♡私達の登場は?
かお:・・・・・・・・・・・・・。
(何処に入れよう・・・まて!!)←話は出来てるが何処に組み入れるかが問題・・(だからまて!!)
うぅんんん・・・・。
レイルの方の話や、残りのゼラス達の話もあるんだよなぁ・・・・。連動してる話として・・・・・。
視点がエル様だから、それぞれ世界を見て取るか。
それか、そっちは無視するか(かなりまて!)
番外編を作ってそれだけ重点的に打ち込むか。
どういう形にするか、今だに決めかね中・・・・・・。
まあ、リナ達が、仕事(爆!)をしている最中のことだからなぁ・・。とりあえず、メインの話を中心に・・と(汗)
エル:・・・・一体、いつになるのかしら?この話の最終話♡
姫:三十を超えるのに、私は休暇をかけるわvv
エル:・・・五十・・いくんじゃない??
かお:・・・・どっきぃぃぃ!!!(そうなったら、まじでしゃれにならないぃぃ~!!!)
エル:まあ、先は見えてきたけどね。・・・・・ようやく。
姫:でも、私達が活躍・・してないし・・・・・。
かお:・・・・お二方が本気になったら、すんなり解決じゃないですか(汗)
エル:ま、それもそうだけど♡
姫:とりあえず、早く打ち込むことを心がけなさいね♡
かお:は・・・はぃ・・・・(涙)
エル&姫:じゃあ、また次回がどこかでね♪じゃあね♪
かお:・・・・では(汗)
HOME TOP BACK NEXT