前回までのあらすじ:
エルと一緒に朝食を食べている、セイルーン王家の人達。
ルナが赤の竜神の騎士ときいて、いまだに固まってたりするが。
ちなみに、アメリア達は、泣いている。
理由は・・・わかるよね?
エクセレントパニックinセイルーン編・3
エルの一言で。
「ア・アメリア・・ゼルガディス・・あんた達、それでいいの?」
つつーと、汗を流しながら、ナーガが聞く。
「断れると思います?(泣)」
「まず、無理だな。(汗)」
アメリアとゼルが即座に返事を返す。
「?ともかく、すでに、外の国々からも、招待客が集まっています。
・・・・と、いっても、まだ、交流が始まったばかりの国々は、来られてませんが・・・。」
とクリストファさん。
「そういえば、ある国では、魔道士がいなくて、伝説だけ残ってて、自称魔道士が、悪事を働いてるってゆーところもありますしね・・。」
ぽつりとダルフィンが言う。
「そーねー。そーいうところにいきなり、魔術が使える人間がいってもねー。」
とゼラス。
「そういえば、さらに他の国では、闇の祝福(ダーク・ブレス)とかいう宗教が、やりたいほーだい、してますしね~。
コブリンとかを使うくらいなら、ついでに魔族を使うくらいしてもいーでしょーにね。」
さらっと言うゼロス。
ごふごふごふごふ!!!
クリストファさんと、エルドランさんがむせこんだ。
一方、アメリア、ナーガ、ゼル、フィルさんは冷や汗流している。
他の人達は完全に凍りついている。
「でも、そんなことより♪面白いことがあるわよー♪」
エルが楽しそうに言う。
「天竜王バールウィンと地竜王ランゴートの部下が、この城下に来てるみたいよ♪」
とエル。
エルの一言に、姉ちゃんと、魔王は石化した。
「・・・・あ゛・・・・本当だ・・・・気配がする・・・。」
姉ちゃんが、つぶやく。
「ねーねー、火竜王ヴェルハザードはきてないの?」
あたしは言う。
もし、きてたらおもいっきり、いやみをいってやるー。
逆恨み、というなかれ、誰でも当たり前の心情である。うん。
「闇を撒く者の件で、配下の黄金竜全滅しちゃってるしねー。」
と姉ちゃん。
全滅って・・・一人(?)は、生きてるけど・・・・。
「・・・・でも、スィーフィードよ・・。それ以外の配下の者がきてるぞ・・・。」
と魔王。
「・・・・みたいね。下手に私の力、使ったら、・・・バレるわね。復活してること・・・。」
と姉ちゃん。
「べーつに、バレても、いーじゃない♪あんた達、最近、職務怠慢なんだし♪」
とエル。
・・・・・そーいう問題じゃ、ないと思う、絶対・・・・。
それに・・・他にも、人間がいるんだけどな~……
……ここ、今……
んな話をしてもいーのか?!
ちなみに、この会話を聞いて、・・・・全員、約、半時ほど・・・・凍りついていた・・・・。
・・・深く、追求してこないでよー(汗)
お願いだから・・・・。
そして、朝食も無事に(!?)終わり。
その日、まだ、あと結婚式まで一日あるから♪
という理由で、エルと一緒にセイルーンの城下町を、遊び歩くことになった。
エルがいく!と言った為。
姉ちゃんは、赤の竜神の騎士として、いろいろと手伝うことがあるから!
と、エルに断って、王宮へと留まっている。
・・・・うまいぐあいに、逃げたな・・・・姉ちゃん・・・・。
<間>
「あ、それとこれも♪」
エルが言う。
あたし達、(エルとあたしとゼラス、ダルフィン、ゼロス、ガウリイ)は、買い物をしている。
「じゃ♪支払いはそいつもちね♪」
とSをさして言うエル。
何しろ、エル、とんでもなく、いろいろ買い込んでるのである。
そして、全て支払いは、魔王持ち・・・・・かーいそ・・・・・。
しかも、Sは荷物持ちまで、やらされている。
なんか、足元がふらふらとおぼついていない。
ちなみに、ゼラスとダルフィンも、エルに付き合いなさい♪
といわれて、買い物を楽しんでいる。
かわいそうなのが、ゼロスである。
Sにさからえるはずもなく、Sの荷物まで、もたされて、で、ゼラスとダルフィンの荷物まで、持っている状況に陥っている。
あたしはというと、もちろん、ガウリイにぜーんぶ、荷物(買い物したやつ)を持たしている。
あたしと、エル、ゼラス、ダルフィンは次なる買い物を物色している。
「きゃー♪これ、かわいー♪」
「ゼーラス♪今度、こーいうのきてみなーい?♪」
「あっ、これ、部下達のお土産にいーわー♪」
「あっ、これ、おいしそー♪」
すっかり、意気投合している、ゼラスとエルとダルフィンとあたし。
買い物をつうじて、すっかり、わきあいあいとしてたりする。
ガウリイとSとゼロスはただ、荷物をもって、涙を流している。
・・Sは、お金がなくなると、どこからもってきてるのか、オリハルコンを売って、お金にしている。
・・・・あとで、どこからか、問い詰めてやろーっと・・・・。
そうこうしている内に、日も傾いてきた。
いやー、買った、買った。
お金を一銭もつかわないで、いろいろ手に入ったし♪
上機嫌なあたし♪
ゼラスとダルフィンとも、仲良くなれたし♪
結構話あってみたら話があうものだわ♡
ま、魔族といっても、やっぱり、友達は、話の合う人(?)じゃなくっちゃねー♪
そして、次の日。
いよいよ、アメリア達の結婚式である。
パ~パ~パッパラパッパッパ~~!!!!!!
盛大にトランペットの音がこだました。
・・・・アメリア・・・・それ・・・・ちょっと・・・・
あたしは思う。
いや、うれしいのは、わかるけど・・・・
あたしは、アメリアをみつつため息をもらした。
・・一応、王族なんだから、馬車の上にのっかって、ぶんぶん、民間人に手を振らなくても・・・・。
「みなさぁん!!ありがとうございま~~す!!」
アメリアの元気な声が響いている。
・・・・止めろよ・・・誰か・・・・。
ドレス姿のままで、馬車の屋根の上に乗ってる花嫁・・・・。
ゼルは・・・あ、あまりの恥ずかしさに、小さくなっている。
フィルさんは、ガハガハわらっているし・・・。
ナーガは・・・?
・・・・・・期待したあたしが、ばかだった・・・・・・。
ナーガも一緒になって、アメリアと、高笑いを始めたのである・・・・・。
誰か、とめてくれ~~~!!!
あの姉妹!!!
「へー♪結構やるじゃない♪」
エル一人が喜んでいる。
「ありがとうございまぁす!!」
「おーほっほっほっほっ・・・」
アメリアとナーガの声が響く。
・・・あ゛あ゛・・・頭が痛くなってきた・・・。
しくしく・・・・
そんなこんなで、パレードは、無事終了。
気絶者約三十人以上。混乱した人、約百人以上の被害がでたらしいが・・・
・・・・・エルがなんかするより、すでに、ダメージ受けたセイルーンに来てた人達・・・・。
ちなみに、ゼラスやS達、魔族連中は、ちょーどいい、食事ができたよーだ。
そして・・・
結婚式は、次に、各国の代表者のくそ長い話が始まった・・・・。
何で、こんな無駄なことが好きなんだ?お偉いさん達って・・・・。
「・・・・・であります。では、次は、ルナ=インバースさんと、レイ=マグナスさんよりの挨拶です。」
司会を務めてた、神官が言う。
・・・・・何話す気なんだろ?姉ちゃん達・・・・。
「えー、ただ今、ご紹介に上がりました、ルナ=インバースと申します。ここ、セイルーン王国は、私ととても、縁の深い王国であります。
赤の竜神スィーフィードの記憶と力を受け継いでおります、私こと、赤の竜神の騎士にとっては・・・」
姉ちゃんが言うと、
「どおおおおおおおおおぉぉぉ!!!!!」
国、全体が揺れた。
あ、神族達の部下連中も、固まっている。
「スィーフィードとも、いろいろ、話あった結果。この場にふさわしいと思われるこれを捧げます!!」
とS。
・・・・話あったんかい・・・・魔王と神が・・・・・。
「では、この世界のことの成り立ち・・・・始めの原因ともなった、『神魔戦争』の映像を流します!!
これは、過去、本当にあった出来事です!!降魔戦争よりもはるかに昔・・・。」
「我・・・と違った。赤の竜神スィーフィードと、赤瞳の魔王シャブラニグドゥの最終決戦(?)の映像です!!」
姉ちゃんと、Sが交互に言う。
・・・おや?いつの間にか、姉ちゃん、セイルーンに結界を張ってる・・なんで?
「人間の中では、ただの伝説!!と思われているよーですが!!」
と姉ちゃん。
「事実をしるのに、聖王国・セイルーンは、ちょーどいい場所だとおもわれます!!」
と魔王。
・・・・・・なるほど。
さんざん迷って、二人共同で、挨拶することにしたんだな・・・
・・・・姉ちゃん達・・・・
「ちなみに、あくまでも、映像です!!過去に起こったことですので、安心して、楽しんでください!!」
と姉ちゃん。
・・・・いや、楽しめって・・・・。
そーいう問題なのか・・・・?
姉ちゃん達・・・思考が混乱してるな・・・・。
「あら♪面白そうなこと考えたじゃないのよ♪あいつらにしては♪」
エルは二人の説明をきいて、かなり上機嫌になっている。
『では!!皆様、上空・・・空を見てください!!』
姉ちゃんと魔王が同時に言う。
――と。
空が、いきなり、スクリーンへと変わる。
・・・なるほど、これを外にみせない為に結界を張ったわけか・・。
姉ちゃん・・・。
空には・・・・・魔王と赤の竜神との戦いが・・・・・映し出されている・・・・・。
ちなみに、音なども、しっかり、あったりするので・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・大パニック・・・・・・・・・・・
そりゃ、そーだろー。立体映像で流れて(?)いるのだ。その映像・・・・。
魔族など、みたことないよーな人達にとっては、脅威以外の何者でもない。
・・・あ、アクアばーちゃんがでてる♪
おや?
・・・や・やばくないか?
魔王の腹心の部下まで、出てきてる。
当たり前といっては、そーだが・・・。
ここに、今、二人も本人がいるし・・・・。
『うどわああああぁぁぁぁ!!??』
叫ぶ一般の人々。
「なるほどー。伝説にあった戦いはこんなだったのか!!記録!記録!!」
と言ってる人。
「・・・あっ!!なつかしい、顔ぶれがでてる!!」
と神族の部下の人(?)達。
「ふふふふふふ♪」
エルが何やら、含み笑いを始める。
・・あ゛っ!!エル!!
姉ちゃんが張った結界・・・・解いてるー!!?
まじ、ヤバっ!!!!????
・・・・・・・・・・・・・・・・星、全体に、これ・・・・・・・映し出されてるんだろーなー・・・・。
エルの力ぞえで・・・・・・・・・・・・
「こ、これは・・・・結構、正と負の感情が星全体にあふれてますねー。」
とゼロス。
・・・・・ヤバイって・・・・・。
たぶん・・・・絶対、竜王達もかぎつけたぞ・・・・この騒ぎ・・・・。
姉ちゃん達も、結界が解かれたことに、気がついたようだか、すでに遅い。
やがて、姉ちゃん・・もとい、赤の竜神スィーフィードと赤瞳の魔王シャブラニグドゥが、眠れる竜の大地と呼ばれてた、大陸で、戦い・・・・・。
魔王は、七つに分かたれて、封印され、竜神も混沌の海に帰っていったところで、映像は終了した・・・。
・・・・・いまので、竜王達の動きに変化があった・・・・
と姉ちゃんがぽつりと言った言葉を、あたしは・・・・聞き逃さなかった・・・・・
「ふふふふ♪あんた達にしては上出来ね♪お仕置きはまた今度ってことで♪」
エル一人が上機嫌である。
しばらく、各国が、この現象について・・・・緊急会議を開いてたことは・・・・・・・言うまでもない・・・・。
・・・・・・やっぱ・・・起こったな・・・・・・とんでもないこと・・・・・・。
しかも、こんどは、星全体レベルにまで、発展してるし・・・・。(涙)
うううう・・・・。
これ以上、騒ぎに巻き込まれたくないよぉ・・・・(泣泣)
そーして、アメリア達の結婚式は・・・・
・・・・とんでもない終わり方を迎えたのであった・・・・。
-セイルーン編終了ー
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まえがき:
こんにちは♪またまた、同じ過ちを繰り返してるかおです。
エル:・・・・わかってんなら、どうにかしなさい・・・・あんたも・・・・・。
はははは(から笑い)
ま、どうにもならない。こればっかりは。(まて!!)
ってことで、またまた、前回の続きです♪(お゛ーい!!)
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あとがき:
エル:あら?たしか、もう一回、あるとか言ってなかった?前回?
リナ:そーそー。たしか、そーいってたわよねー。
かお:ふふふ♪それには、理由があるのです♪ノートに書いてたのは、この話は途中まで♪
あとは、頭の中で終了させてるので、長さがつかめなかっただけ!!(まて!!)
さすがに、ノートに書くのが疲れたのだ!!
リナ:・・・そりゃ、疲れるわよねー。同時に何本もノートに書いてたんだから・・・・・。
かお:う゛!!的を突きまくった事を言わないで下さい!!
エル:でも、あたしが主人公の『漫遊記』は、今も続けてノート記入してるので許す!!
リナ:・・・・でも、今、ストップしてるわよ・・・・。その、ノート記入も・・・・・。
エル:・・そーいや、そーよねー。何で?
かお:えーと、今、「ロイヤル2」のネタに入ってるんですが、町の名前が思い出せなくて・・・
そのうち、攻略本でも買うつもりですが・・・・。
リナ:・・・・・プレイすればいいのに・・・・・・・・・。
かお:今、小説、入力ばっかりしてるので、時間がありません!(きっぱり)
あ、でも、頭の中では、どんどん、話、できあがってますよー。ただ、書いていないだけで・・・・。
エル:その、「頭の中で」って・・・・何本ネタもってるのよ・・・・あんた・・・。
あんたの、オリジナルの話が、えーと、確か三本に、あたしの話に、スレイヤーズの話に・・・
・・・あと、アンジ○リークの話が何本か・・・だっけ?
かお:うううー(泣)その通りですが、そーいじめないでくださいよー(泣)
そりゃ、7・8本以上は考えてますけど・・・・・お話・・・・・。(実話です)
リナ:・・・・・暇人・・・・・・・・・。
かお:しくしく(泣)いーじゃないですかー。昔っからの趣味なんですよ・・・・。お話考えるの・・・・。
エル:そーいや、一度、それ漫画にしようとして、挑戦して、すぐ、挫折したわよねー。あんた・・・。
かお:コマ割りと、絵が下手だったので・・・まともに出来なかったんです・・・・。
リナ:それで・・・小説・・・・?たんじゅ~ん・・・・・・。
かお:しくしくしく(泣)
かお:でも、そのオリジナルの話を考えてたからこそ、ここまで、エル樣のファンにもなったし、
スレイヤーズにハマりこんだんですよ!?私・・・。
エル:そーいや、そーかもね。
あんた、あたしと同じ存在の人物(?)の話、小学校のころから、考えてたらしーわよねー。あたしと名前は違うけど・・・。
リナ:それの名前、ブリタニカ百科事典等をひきまくって、決めたらしーけど・・。あんた・・・。
かお:いーじゃないですか。それはそれってことで・・・。
エル:・・・でも、漫遊記で・・ゲスト出演させてたの・・誰?その人物・・・・・。
かお:はははっ(汗)いやー、つい、のりで・・・・・。
リナ:・・・それですむ問題!?エルと同じ存在が二人いるってことになってたのよ!?
ま、まあ、違う宇宙(!?次元)から、 来たってことは、書いてあったよーだけど・・。
かお:でも、しばらく、行動を共にして、すぐ、彼女、自分の世界(宇宙)に戻ったじゃないですか~(汗)←どこが(汗)
エル:・・・・どーでも、いーけど、たぶん、これ読んでる人には、何のことか判らないわよ。絶対。
リナ:それもそーね。じゃ、かおをいじめるのは、この辺でやめときましょっか♪
かお:うううー(泣)いじめられっぱなし・・・・。(泣)
エル:自分のホームページ作って、小説書いてけばいーのに・・・あんたも・・・・。
かお:できれば、そーしたいんですけどねー。勝手に書いてもいーんだろーか?
と、ゆーか、許可が必要なのでは?オリジナルがある小説とかのパロディ掲載ホームページ作るには・・・・??
それに、まだまだ、パソ初心者で、そんな難しいことできませんし・・・・。
エル:・・・・・ま、頑張んなさい。(他人ごと)
かお:そーします。
リナ:さてさて、全然関係ないあとがきになってしまいましたが、次の回もよろしくお願いします♪
エル&リナ:またねー♪つぎは、出発編♪そこで、会いましょ~♪♪
かお:しくしく(まだいじけてる。)
☆今は、どうにかこんなページになりました(爆!)←こらこら(笑)☆
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