お世話になります♪かおです♪次は第二編突入です。
言い忘れてましたが、このお話、私のオリジナル・キャラがずいぶんと出てきます。(先に言えって)
自分でも、何人だしてるか、覚えてません。きっぱり。(まてまて)
それでもよければ、読んでやって下さいな♪
では、またあとで・・・。
#####################################
前回までのお話:
リナとガウリイが結婚した。で、エル樣もリナのところへやってきている。
しばらく、暇つぶしに、この世界に留まることにされたらしい。
とりあえず、リナ達は結婚の報告へガウリイの実家にいくことにした。
エクセレントパニックinエルメキア編・1
あたしとガウリイの結婚式から、三ヵ月後。
一応ガウリイの実家へも挨拶にいこーということになり、
エルメキア帝国、ミプロス島へと向かったあたし達。
ミプロス島。
なんか、なつかしい所である。
以前、とある事情で、いったことがあるのだが・・・・。
「そうねー。リナ、過去に送り込むの許したもんね~、あたし。
何しろあのまんま、島の時間を狂わされた、ままでも、困るからね~。」
・・・・・何でか、エルまでついて来てたりするが。
「な~リナ。言い忘れてたんだが、俺って、一族からねたまれてるらしーんだ。
ばーちゃんの遺言で俺に『光の剣』が渡されたことをねたんでるらしくてなー。」
ガウリイが言う。
「・・・・ちなみに、ガウリイの一族って、どんくらいいるの?」
あたしは一応聞いてみる。
「さー?何しろ、長老とか呼ばれてる人達もいるしー。それに俺、三男だし・・・。」
「へっ!?」
間の抜けた声をだすあたし。
三男で、光の剣を受け継いだ!?
そりゃー、お家そーどーになるわな・・・。
でも、なんで、ガウリイのお婆さんは、ガウリイにって遺言したんだろ?
「んっふっふっふっ♪それはねー、リナ。その方が面白くなりそうだったから、もう一人のラウリィを、メリルの夢に送り込んだのよねー♪」
エルがさも楽しそうに言う。
「・・・・・って、エル、メリルばーちゃん知ってるのか?」
ガウリイが聞く。
何でも、あたしの一応夫だからということで、
ガウリイもエルと呼び捨てでいい、とエルが言ったのだ。
・・・ガウリイ・・エルに知らないことはないって・・・・。
「エルー、何でそんなコト・・・。」
「あら♪先見したら、そのほーが面白かったから♪」
さも当然のごとくに言うエル。
・・・そういや、かつてのじ~さんラウリィも先見で、
あたしにも関わりがあるとか何とかいってたっけ・・・。
「おーい。リナ。エル。お客さんだぞ~。」
ガウリイがのんびりと言う。
「へっへっへっ、きれーな姉ちゃん達よー、いーことして遊ばないかい?」
いかにも、頭の悪そうな盗賊共が出てきた。
「あっら~♪盗賊の方から出てくるなんて・・・何てラッキー♡」
「そうねー♪あたしも面白そうだからやろっと♡盗賊いじめ♡」
あたしの言葉にエルも同意。
かくして、
「「うどわあぁぁぁぁ!!??」」
盗賊達の悲鳴が、こだました。
「へー♪結構面白いじゃないのよ♪盗賊いじめ♡」
「でっしょー♪」
「今度から、部下達だけでなく、こいつらにもやろっと♪」
なんか、恐ろしいことを言っているエル。
「・・・・リナが二人になった~(泣)・・・。」
つぶやきながら、涙を流しているガウリイ。
『そこ!何かいった!?』
あたしとエルの声がみごとにハモった・・・・・。
ともかく、ミプロス島行きの船に乗り込み、島へと渡るあたし達三人。
その夜・・・。
「なー、リナ・・ここどこだ?」
ガウリイが聞いてくる。
「ここって、夢の中・・・よね。」
あたしはつぶやく。
「面白そうだから、ラウリィのヤツ呼んじゃった♪」
エルが言う。
「・・・・って・・ええええ!?」
あたしが叫ぶと、
「ひさしぶりじゃのー、リナ=インバースよ・・・・」
言って現れるラウリイのじーさん。
「あれ?何かラウリイじ~ちゃんの絵とに似てるけど・・・?」
とガウリイ。
「うんうん。そりゃーそうじゃろ。わしが、ラウリィ=ガブリエフ。ま、ガウリイ、お前のご先祖じゃよ・・。」
かるーく言うラウリイ。
「おひさしぶりです。リナ=インバースさん。」
言って、現れるのは、年取ったエルフのメリルーン。
「ほんっと、ひさしぶりねー。けど、メリルーン?あんた何年生きたわけ?」
あたしは、一応疑問に思ってたことを言う。
一応、ラウリイは人間。メリルーンはエルフである。
が、メリルーンの姿はラウリイとあんまり変わらない。
「さあ?何しろ覚えてません。あれから、私たち、結婚して、子供も生まれ、その矢先に、降魔戦争が起こったもので・・・。」
とメリルーン。
「なあなあ、メリルーンって、誰だ?」
「あなたが、ガウリイね。始めまして。子孫に会えてうれしいわ。」
にこにこしながら言うメリルーン。
「・・・?ああ!!」
ぽんと手を打つガウリイ。
「ラウリイじーちゃんの奥さんのメリルーンばーちゃんか!!」
納得するガウリイ・・あっさり、納得するか?ふつー?
『で、ところで、なぜ、貴方様がここに?!』
みごとに声をハモらせて、ラウリイとメリルーンがエルに聞く。
「面白いから♪]
・・・・・・・・・・・・・・・
エルの一言に固まる二人。
「あ♪そうだ♡リナ、もう一つ、面白いこと教えてあげる♪
フィブリゾのヤツが、降魔戦争、起こしたきっかけってね~。
一応、中級の下位だった、ジョイロックが、人間・・・つまり、リナとラウリイに、滅ぼされたから。だそーよ♪」
何気に楽しそうに言うエル・・・
・・・っておい!!!すると何か!?
つまり、あたし達のせいで、あの戦いって起こったわけ!?
「ねー♪面白いでしょー♪」
からからと笑いながら言うエル。
・・・・お・・・・面白いって・・・・・・そりゃ、エルにとっては、そーだろ~けど・・・・・。
一方、それを聞いて、ラウリイとメリルーンも固まってたりする。
このこと、絶対、他の人には、内緒にしとこっと・・・・。
一夜明けて。
「さて・・・と、どこ?ガウリイの家?ひょっとして、まだエルフの村の中とか?」
あたしは聞く。
「ついてこいよ。案内するよ。」
ガウリイが言ったその時に、
『ガウリイ!?お前、いつ戻ったんだ!?』
男性二人の声が響いた。
「お~!兄ちゃん達、ただ今~!いや、一応結婚したんで、報告に戻ったんだけど・・・。」
「な!?お前!!それこそ反感買うぞ~!俺やライルはともかく!!なんせ、未だにお前を光の剣の継承者だと認めてないやつらもいる!!」
「ときに・・・ガウリイ。お前・・・光の剣どーした?」
ライルと呼ばれた男が、ガウリイに聞いてくる。
「あ、あれ?もとの世界に戻した。」
あっけらかんと言うガウリイ。・・・・ま・まあ・・・事実だけど・・・・・。
『元の世界!?どーいうことだ!?』
叫ぶ二人。
「あら、あんた達、ミルガズィアからきーてないの?百年前から、ミルガズィアと交流があったでしょーに。
あんた達が、光の剣って呼んでたあれが、何なのか?」
エルが、とーぜんのごとくに言う。
「・・・ミルガズィア・・・って、黄金竜の長老様のことか!?何でそんな人を呼び捨てに・・・
・・って、今、長老様、ちょーど、屋敷に見えられてるが・・・・。」
とガウリイの兄ちゃんは言う。
「へー。ミルガズィアさん達、来てるんだー。」
あたしは思わず声を出す。
『・・・・・知ってるのか?』
と二人。
「そーよ。」
「ときに、ガウリイ。紹介してくれ。この二人・・・。」
と兄ちゃん。
「そうだな。こっちの栗色の髪の方がリナ。俺の奥さん。一応、以前の名前は、リナ=インバース。」
『リ・・リナ=インバース!?』
ハモって叫ぶ二人。
そして、辺りの道行く人達までもが固まっている。
「で・・・・こっちが、エル。・・・・・くれぐれも失礼のないよーに。でないと・・・(汗)。」
ガウリイ、そこまで言っておいて、無言になる。
「・・・・?と、ともかく、一度、家に戻れ。ちょーど、一族の長老とかも来てるから・・・。」
と促すガウリイの兄ちゃん。
「あ、そうそう。俺の名前は、カイルだ。で、こっちが、二番目のライル。」
言われて、ペコリと頭を下げるライル。
そして、ライルとカイルに連れられて、ガウリイの家にたどりつく。
結構、大きい。
「まだまだね・・・。あたしの宮殿、こんなもんじゃないわよ♪」
エルは言うが・・・エルの宮殿って・・・・やっぱ、とてつもないんだろーなー。
そして、屋敷の中へと入るあたし達。
「あら、カイル、ライル、お帰りなさい。」
ひょっこり言って、出てきたのは・・・・・
「きゃあぁぁぁぁ!!!エ・・エエエル樣~!!!」
「うどわあああぁぁ!!姉ちゃん!!!」
「ル・ルルルルナさん!!!」
「あら、ルナ。あんたも来てたの。」
そう。
出てきたのは、あたしの姉ちゃん、ルナ=インバース。
「も・・・もももう来られたのです!?」
姉ちゃん、冷や汗かきつつも言ってくる。
「え!?あんたら、・・・赤の竜神の騎士と知り合いなのか?」
カイルが聞いてくる。
「あ、カイル。リナ、あたしの妹だから。」
姉ちゃん、汗をかきつつもカイルに説明してる。
『何(だって)!?』
カイルとライルの声がハモる。
「・・・・?・・・・どうした・・・?」
言って出てくるミルガズィアさんとメフィ。
『うどわあああああぁぁぁぁ!!な・ななななんで貴方様がここに~~!!!』
みごとにミルガズィアさんとメフィの声が重なった。
「気にしないの♪面白そうだから、とーぶん、リナと一緒にいることにしてるだけだから♪あたし♪」
「それに、会うの、初めてじゃないんだから、いー加減に慣れなさいよねー♪」
無理なことを言うエル。そ
れって絶対無理だって・・・・・。
『・・・・?ルナ様?ミルガズィア様?お知り合いですか?エルさんと?』
ハモって、問いかけるライルとカイル。
『・・・・・・聞かないで(ください)(くれんか)・・・・・』
みごとに、姉ちゃん、ミルガズィアさんの声が重なった。
「・・・・・?ともかく、こっちだ、ガウリイ。一族が待ってる。」
不思議に思いつつも、とりあえず、部屋に案内するライル。
部屋に入ると、そこには、数十人の人達がいた。
あと、何人(?)か、エルフや竜族もいるけど。
ま、よしとしよう。
「よーやく、戻ってきたか・・・ガウリイ。しかも、どこの馬の骨とも知らぬ女と結婚しよってからに・・。」
中でも、一番頑固そうな、じーさんが唐突に言う。
「ち・ちちちょっと!フェイト長老!?リナは私の妹ですよ!その発言取り消してもらいますよ!!」
姉ちゃんが、大声を上げて言う。
どおおおぉぉぉぉ!!!!
ざわざわざわざわ!!!
「何!?赤の竜神の騎士様の妹!?ガウリイの嫁が!?」
「それに・・リナ・・だと!あの、『ドラ・マタ・リナ=インバース』か!?」
「何でも、最近じゃあ、『デモン・スレイヤー』とか呼ばれてるらしいぞ!!」
・・・・・・・・・・・・ぷぷぷぷちぃぃぃぃっっっっ!!!!
「うるさああああああぁぁぁぁいいいいいぃぃぃぃ!!!!」
あたしは、おもわず叫ぶ。
・・・・・あ、エル、笑ってるし・・・・くっそー。
-続きますー
HOME TOP BACK NEXT
######################################
あとがき:
かお:ふふふふ♪またまたオリ・キャラ♪登場です♪今回は、ガウリイの兄達と一族の人達♪
エル:どーでもいーけど、・・・一体これから先・・・何人だすつもり?あんたのオリ・キャラ・・・。
カオ:えーと、覚えてるだけで、十人以上は超えています・・・。(まて!)
エル:・・・・・・・・。ま、いいわ。さて、今回のゲストはガウリイの兄、ライルとカイルです♪
カオ:・・・あっ!私の台詞・・・・。(泣)
カイル&ライル:こんにちわ~。
エル:はい。ちゃんと挨拶できたのねー。感心、感心。
カオ:(小声で耳打ち)・・・エル様には、失礼なこと言ったら確実に消滅させられるからね・・・気をつけて、二人とも・・・。
エル:んっふっふっ♪何を吹き込んでるのかな~?ん?あんたは♪
カオ:ぎぎくっ!!って、・・・エル樣・・その手になされてる鎌は・・・もしかして・・・。(汗)
エル:正解~♪♪
ざくっ!!!
カイル&ライル:(二人とも、怯えている。)
エル:さて、と♪では、改めまして♪カオの代理のエルです。
あいつは今、眠ってますので、勝手に進めます♪
では、始めに、ガウリイの兄、カイル&ライルの挨拶です♪
カイル:・・・・こ・・こんにちは・・・・(汗)
ライル:・・こんにちはです(汗)
エル:二人とも、ガウリイの兄弟にしては、かなりまともです♪
この二人、幸運にも、ゴルンノヴァにあまり、知性を食べられなかったよーです♪
カイル:・・・・?な・・なんなのでしょうか?その、ゴルンノヴァって・・・エル様・・・。
(先ほどのを見て、様づけで呼んでいるカイル。)
エル:本当にしらないのねー♪いいわ♪次回で分かるから♪
カイル:・・・なんか、すごーく、いやな予感が・・・(滝汗)
エル:あら♪次回もすっごく面白いのに♪
カイル&ライル:・・・・・・(滝汗)
エル:なんでか、二人は黙ってしまいましたので、ではでは。次は、エルメキア編、終了です♪
HOME TOP BACK NEXT