こんにちは♪よーやく、あの御方の登場(!?)までに、こぎつけました。
ではでは、頑張って、打ち込みますので、またあとで、会いましょう。

#####################################
  前回までのあらすじ:
     ガウリイと一緒にゼフィールシティにもどっているリナ。
     そこで、リナはガウリイにはめられたことを知る。(笑)
     そして、姉ちゃんの命令で、デーモン討伐隊に加わったリナ達。
     そこで、ゼロスと再会(?)して、とんでもない、事実を知る。
     ・・・あんだけやってれば、無理ないとおもうけど・・・。
     リナ:ん〜!?なにか言った〜!!?
     ま゛・まずいです。では、つづきをどうぞ。


       エクセレントパニックinゼフイーリア編・3


月日は流れ(?といっても二・三ヶ月後)明日は、あたしの誕生日!!
よーやく、あたしも十八歳!!
その日、朝早く、姉ちゃんがあたしを起こしにきた。
どうもどこかに連れて行きたいらしい。
ガウリイに気づかれないようにして、ベットから起き上がり、服をきがえて、姉ちゃんについていくあたし。
やがて、ついたのは、町からかなり離れた山の懐。
・・・・・・こんなところに何の・・・・と思ってると、姉ちゃん、何やら、言っている。
ズゴゴゴゴゴゴゴ!!
音を立てて、山の一部が開いた。
どうも、姉ちゃん、ここを封印してたらしい。
「ここ、どこだ?!」
いきなり、声がした。
「うどあああぁぁ!ガウリイ!何で!どーして!寝てたんじゃ!!」
ガウリイの声を聞き、ふと振り返ったら、案の定そこにガウリイはいた。(笑)
「普通、気づくぞ、いくら何でも・・・一緒に寝てたんだから・・・。」
とガウリイ。
う゛っ!!!
くっそー、気づかれてない・・・と思ったのにー!!!
「あら、ガウリイも来たの?しょーがないわね。じゃ、あんたもいらっしゃい。」
言って奥へと進んでゆく姉ちゃん。

「・・・・・姉ちゃん、どこまで行くの?」
何しろかれこれ大分進んでいる。
何時間たっただろーか。
「もうすぐよ・・。」
姉ちゃんが言った言葉の後に、突然視界が開けた。
広い空間に中央に何かどこかでみたよーな気のする魔法陣が書かれてある。
「リナ。あんた裸になって、あの魔法陣の中心に寝っころがりなさい。」
姉ちゃんは唐突に言う。
「ちょっ!ちょっと姉ちゃん!?」
「いーから!!」
「で・・でも・・・」
ちらりと、ガウリイの方を見るあたし。
「まったく・・・今更恥ずかしがることでもないでしょーに。
仕方ない、ガウリイ、あんたちょっと眠ってなさい。」
ガウリイに『スリーピング』をかける姉ちゃん。
「じゃ、リナ・・いーわね!?」
何だか分からないけど・・・とりあえず、姉ちゃんの言う通りにするあたし。
あたしが、横になると、何やら姉ちゃんは唱えはじめる。
・・・・これ、もしかして・・・・神族の言葉!?
ふいに、魔法陣が輝き、金色の光が立ち昇る。
・・・っ!おっ・・・思い出した〜!!
たしかこれ、彼女の力を表してるとかゆ〜!!魔法陣!!!
あたしは、目をつむっているはずなのに、あたりの様子が、はっきりと視えている。
―どくん!!―
あたしの身体が震える。
何かが・・強いて言うなれば、今まで押さえられてたのが、一気に湧き出るかのごとくに。
姉ちゃんは、額に汗をかきながら、まだ呪文を唱えてる。
―どくん!どくん!!−
あたしの中に、何かが広がってゆく。
・・ふいに、それのイメージが、とーとつに浮かんだ!
えっ!!?
ちょっ・・ちょっと・・・何で彼女のイメージが!!!
やがて、魔法陣から、立ち昇る光が、あたしの身体を包む。
『―身体にかけられし、封印。今こそ解き放たん―』
頭の中に声が響く。
―びくん!!!―
あたしの身体は・・急激にその・・なんてゆーのか、成長していった。
そのなんてゆ〜か、身長はそのままなんだけど・・・スタイルがむちゃくちゃ良くなったとゆーか。
なんてゆーか。
とにかく、ナイス・バディな身体へと変化していった。
・・・封印?
あたしが、不思議がっていると、またしても、声が響く。
『―我が力を受け、この世に生を受けし者よ。今こそ、その力、解き放たん―』
?????
『―肉体を通じ、封印せし、その力、解放により、汝の本来の姿へと戻らん―』
ちょっとまて!一体全体!!???
―カッ!!!!―
瞬間、部屋の中が、金色に染まった。
あたしは、その瞬間、目を開き、飛び起きた。(!?)
・・・一瞬、あたしの目が、金色になったのが、自分でも分かった。
どーやら、姉ちゃんの呪文も終わったようだ。
「これでよし、と。リナ、あんたに赤ん坊のトキかけてた封印解いたから。」
さらりと言う姉ちゃん。
え・・ええと・・・封印って・・・・・そういや、彼女の力で生を受けたとか何とか・・・・。
「あんたね。それ、実は私のせいでもあるのよねぇ。
  私があの御方とよくコンタクトとってたせいで、・・・・・母さんのお腹にいたあんたに、あの御方の力が染み込んじゃったのよね〜。」
「・・・・・やっぱこれって、彼女の力?」
あたしは、自分の中にある力に気づいた。
「そう。ま、今のあんたなら、使いこなせるでしょう。あの御方の正体、完全に知っているんだから・・ね。」
そう言って姉ちゃんはウィンク一つ。
・・・・・それで、何でか、彼女の力よく使えたのか。
あたしはみょ〜に納得してしまった。
と、視線を感じた。ふと見れば、何とガウリイが目を覚ましてこっち見てる!!!
「きっ・・きゃあああああぁぁ!!ボム・スプリッド!!!」
あたしは、叫んでガウリイを吹っ飛ばす。
―は〜。は〜。
お・・おのれ、いつの間に目を覚ましとったんじゃい!?
「リナ。とりあえず、一応、その力使って、着がえることもできるから・・・やってみなさいな。」
姉ちゃんの言葉に、あたしは意識を集中した。
あたしの服などが、瞬時にあたしにまとわりつき、着替えは終了。
あ♪これ便利♪・・と、まてよ。もしかして、完全版重破斬、使えるんじゃ〜。
『使えるが、我と同化することになるぞ。最も、汝の意識はあるままでな』
彼女の声が頭に響く。
・・なるほど、つまり、あたしは、彼女にとんでもなく近い存在ってことか。
何しろ、姉ちゃんの説明によると、
あたしの魂の元は・・・彼女の力の一部らし〜から。
ま、いいや♪あたしはあたし♪
『・・・・やっぱ、さすがにあたしの力が元になってるだけはあるわね。あたしによく似てるわ。リナ、あんた・・・。』
え・・・えっと、ま、彼女の言葉は、とりあえず、おいといて・・・と。
「じゃ、姉ちゃん、とりあえず家戻ろう!!・・・・ガウリイ!あんたもさっさと起きんかい!!」
ドゴメキシッ!!
あたしのけりが、ガウリイを直撃する。
「い・・いたいじゃないか〜!リナ!!」
ガウリイが抗議してくる。
「やかまし〜!さ、とっとと戻るわよ!お腹もすいたし!!」
家に戻ってさ〜、ごはん♪と思ってたんだがな〜。
くっそ〜。ガウリイのヤツ〜〜
ともあれ、結局あたしとガウリイがご飯を食べに1階へ降りたのは、
夕食のときだった。
・・・・・その間何をしてたかは・・・・・聞かないで・・・・・。

「いよいよ、明日ね〜。楽しみだわ♪」
のんきに言う母さん。
どーでもいーが、あたしいきなり、スタイル変わってたのに、何にも言いやしない。
ただ・・・『もう、十八だからでしょ♪』の一言で、父さんも母さんも納得していた。
・・・ま、それ言ったのも父さん達だが。
う・・・うちの家って・・・一体・・・・。

次の日。
あたしとガウリイの結婚式当日。
「だ〜!ガウリイのせーで、遅くなっちゃったじゃない!!」
「いや〜、だって・・なあ。」
「だって!じゃな〜い!!!」
あたしは、わめきつつ1階へと降りていった。
「あ!リナ!遅いわよ!早く仕度して!ほら、こっち!!あ、ガウリイはあっちね!!」
言って姉ちゃんは、あたしの着替えを手伝う。
ウェディングドレス姿になったあたし。
そうかー、結婚するのかー、と今更あたしはおもってしまう。
―ん?そういや・・・
「姉ちゃん?確か姉ちゃんが、結婚式の進行人やるってきーてたけど・・・・いーの?こんな所で・・・こんなコトしてて?」
「・・・・どうしても、変わってくれって頼まれてね・・・断れないし・・・。」
と、みょ〜に姉ちゃんは、歯切れが悪い。
「・・・・・リナ。結婚式場で何を見ても・・・・・騒がないでね・・・・・パニックになるから。」
と姉ちゃん。
何やら意味深なことを言っている。
・・・・・・・・・・????
ともかく、着がえたあたしとガウリイは教会へと向かった。
ざわざわざわざわ!!!
何かものすごーくざわざわしている。
「あ!リナさん!ガウリイさん!ご結婚おめでとうございます!!」
アメリアが元気に駆け寄ってくる。
「ね!ね!リナさん!あの女性誰ですか!!すっご〜く!きれーな人ですねー!」
アメリアが、目を輝かせて聞いてくる。
「・・・・・・?」
「あそこまで、きれいな人、私、見たことないですー!
それに、みごとなまでの長い金の髪で、うっとりしちゃいます!!」
・・・・・・・・お゛い・・・・・ま・・・・・まさか・・・・・・・・。
あたしは、一人(?)だけ心当たりが・・・・・(汗)
「その人が、余りに美人なんで、みんな騒いでるんですよー。」
アメリアがのんきに言う。
姉ちゃんは・・・いないや。
そういや、真っ先に教会の中へ入ってったっけ・・・・。
「ア・・アメリア・・その女性・・・何してるの?」
あたしは声を震わせつつもアメリアに一応聞いてみる。
「?何って、リナさん達の結婚式の進行人でしょーに。リナさん、知ってる人なんでしょ?」
アメリアが首をかしげる。何でそんなことを聞くのかと・・・。
・・・・・・・・え・・・・・・・えっと・・・・・・・・・・・・。
○髪の長い金髪の女性
○ものすごく美人である
○姉ちゃんが、断れなかった、人物・・・・・・
・・・・・・・・・・・ま・・・・間違いない・・・・・。(汗)
あたしの額から、冷や汗が落ちる。
・・確かに、彼女の正体バレたら、パニック確実だわな・・・・。
「なー、リナどーかしたのか?」
ガウリイの問いに、
「ガウリイ・・・くれぐれも彼女に対して失礼のないようにね・・・・。」
あたしは、声をからせつつも、ようやく声をだした。

教会にはいってゆく、あたしとガウリイ。
そして正面に・・その人物(?)はいた。
ちなみに、この結婚式には、ミルガズィアさん・メフィ・エルフのラークにミネア・シルフィール
アメリア・フィルさん・ゼルガディス・フィリア・ヴァル(卵から孵ったらもとにもどったらしい。)
等等といった、あたしの関係者が、軒並み出席している。
・・・・こんな中で、彼女の正体知られたら・・・大パニック確実だな・・・。
「はーい♪リナ♪ガウリイ♪元気〜♪」
異様に明るく言う彼女。
「・・な、なんで、貴方自らがこんなとこに・・・。」
「あら♪だってリナ、一応あんた、あたしの関係者(?)だし♪
  それに、あたしの力を受けた人間ってあなたが始めてだし♪ってことで、面白そうだったから♪♪」
・・・・・面白そうって・・・・そんな理由で、金色の魔王自らが出向いてきたんかい!?
「ま〜、ま〜♪気にしないの♪リナ♪」
・・・・・・・気にするぞ・・・・ふつー・・・・どー考えても・・・・・・・・。
「じゃ、さっさと、リナの結婚式始めちゃいましょ♪」
彼女の言葉を封切りに、結婚式は開始された・・・・・・。



                 −続きますー


   HOME     TOP     BACK     NEXT



#####################################

あとがき:
ふえー、やっと、エル樣登場のところまで打ち込んだー。
     ではでは。つぎで、ゼフィーリア編は終了です。
     しかーし!!エル様、面白いこと(!)をしてくださいますです!!では!!


   HOME     TOP     BACK     NEXT