打ち込みはじめようとして。
気づいたらなぜかその手に漫画の本が・・・。
ついつい、気づけば全巻読破・・・・おーい!
今日は朝五時から出勤だったから四時過ぎにはもどったのにねぇ・・・・(汗
気づけばすでに十二時超えてるし・・・あはははは(だめじゃん・・・汗
何はともあれ、いっきますv
2004年1月7日某日(というか深夜というか午前・・・・1時・・・)
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狭間の選択 ~覇王グラウシェラー~
「ですからどうしてあんなことがすんなりと可能に…」
ぶつぶつとつぶやいているのは。
少しかわった鎧をその身にと身に着けているエルフの少女。
「つーか、気にしたら負けだとおもうぞ?」
などといいつつ、どこか顔色の悪い目つきの鋭い黒髪の男性。
「メフィ、この二人に関してはあまり深く考えないほうが無難だ。」
コツコツコツ。
長い廊下をあるきつつ、そんな会話をしているのは。
エルフのメンフィスと黄金竜のミルガズィア、そしてトレジャーハンターのルークたち。
「それより、いったいどこに向かっているのですの?」
一人冷静に先を進んでいるリナとガウリイにと聞いているのは銀色の髪をポニーテールにしている女性。
その言葉に。
「―この先にあるもうひとつというか本来の謁見の間よ。」
一言、説明している栗色の髪の少女。
ここ、ディルス城には謁見の間が二種類あることはあまり知られてはいないが。
事実、二種類、それは存在する。
そして、彼らが向かっているのは今はあまり使われていない、といっても、
何か大きな祭典など以外では使われることのない、大きな謁見の間。
そんな会話をしつつも、無駄に曲がりくねっている長い廊下をすすみつつ。
「ところで?ミルガズィアさん?少しお聞きしたいのですが…」
いって視線をミルガズィアにと向けているのは。
「うん?何だ?人間の娘よ?」
そういって銀色の髪の女性-ミリーナにと問い返しているミルガズィア。
そんなミルガズィアの言葉をうけ。
「何か今までの戦いで、魔族が精神世界面(アストラル・サイド)からの攻撃など。
されていたようですが、もし私たちにあれをやられた場合、防ぐ手段はあるのでしょうか?」
それでなくても、リナとガウリイとかかわりあってからというもの。
魔族がらみの事件に巻き込まれる回数が増えたのは、絶対に気のせいではないと思う。
そんなことを思いつつ、ミルガズィアにと質問するミリーナのその言葉に。
「ない。」
一言のもとにあっさりと言い切るミルガズィア。
その一言の元に思わず言葉を失っているミリーナ。
「おいおい。」
そんなミルガズィアの言葉にルークが何やら言いかけるものの。
「だが心配するな。リナ殿やガウリイ殿に対してならいざしらず。
魔族が人間相手に精神世界面(アストラル・サイド)からの攻撃を
仕掛けてくることはまずはないであろう。」
淡々と歩きつつも語るそんなミルガズィアの言葉に。
「ちょっと、ミルガズィアさん、それってどういう意味かしら?」
そんな彼の言葉に当然のことながらリナの突っ込みはいるが。
「どういうことだ?」
そんなリナの言葉とは対照的なルークの突っ込みがミルガズィアにと向けられる。
こいつ、オレのミリーナにあっさりと返答を返しやがって。
などと心の一部では思いつつ。
だがそんな二人の様子にはまったく動じることもなく。
淡々と表情ひとつ変えることもなく。
「人間のことわざに『竜は小鳥を倒すにも全力を尽くす』というのがあるときく。
だがしかし、こと魔族に関してはこれはあてはまらぬ。
彼ら、魔族からみれば、人間は戦う相手…というよりは、彼らにとってはエサ…
つまりは『恐怖』という名の負の感情を搾り取るためだけの対象-といったところであろう。
まあ、確かにお前たちのような魔にも対抗できるような力をもった人間や。
またはとんでもない力をもっているここにいるリナ殿やガウリイ殿のような人間もいたりするが。
それはまう、一部のみ。
人類、いや、人間、という種族全体から見れば、
魔族に比べて人間の力とは、あまりに小さい。」
ミリーナの素朴な疑問に淡々と答えていっているミルガズィア。
「ゆえにこそ、いや、まあ、リナ殿やガウリイ殿はどうなのかはわからぬが。
貴殿らとて、人間である以上、魔力という面だけでみるならば、
下級の魔族すらにも遠くに及ぶまい。」
淡々とそんなことを語ってゆくミルガズィアの言葉に。
「…えらいいわれようだな…おい…」
憮然とつぶやくルーク。
「ちょっと…だから、何?その『私やガウリイはどうなのかはわからない』っていう注釈は!?」
そんなミルガズィアにと突っ込みをいれているリナ。
「言葉どおりの意味だが?」
あっさりとそんなリナの言葉に回答を返してくるミルガズィア。
…まあ、確かに、目の前で【かの御方】が
この二人がらみで降臨している様を目の当たりにしているミルガズィアにとっては。
しごく当然の理論というか結論であろう。
…それはあるいみ、かなり正しいが。
「まあ、それはそうとして、気を悪くはしないでくれ。
魔族がそう認識している、という話だな。
魔族からみれば、人間などは相手にならん。とな。」
彼らにとっては、人間とはただの【餌を提供してくれる存在】に他ならない。
もしくは暇つぶしの対象者か。
…それは、かの御方いわく悲しいかな下級にいけばいくほどにその思いは強くなっていいるらしい。
かの御方いわく、彼らを統治するものがきちんとしていないから。
とか何とかいって、この世界の闇というか魔を統べている魔王に幾度その手がはいったことか。
…まあ、リナはガウリイと一緒に行動をはじめ、ちょくちょくやってくる金色の母より、
そのことを聞いているのであまり何とも思わないが。
淡々と、そしてさらに言葉をつづけ。
「つまり、相手にもならない人間などに本気…すなわち、精神世界面からの攻撃をしかける。
ということは、魔族にとっては
『本気にならなければ人間程度も倒せない実力しかもっていない。』
と認めることにも等しい。そして、その『認識』は-容易に致命傷になりえる、
ということだな。ゆえに人間には彼らはそのような攻撃はまずしかけてはこないだろう。」
そう、淡々と語るミルガズィアに。
「そーいえば、オレが小さいころ、物心つく前くらいからなぁ?
よくエルさんにつられて部下とかいうやつらのところにいったときも。
はじめは彼ら、物質世界のみの攻撃だったなぁ。
エルさんにいわれて相手をするように、といわれてたときも。」
などと過去を思い出してしみじみといっているガウリイ。
『・・・・・・・・・・・・・・・・』
そんなガウリイの言葉に思わず無言になっているミルガズィア・ルーク・ミリーナ。
「?どういう意味ですの?」
一人理解していないメフィに。
「…ガウリイも苦労してるからねぇ…」
しみじみと自分の過去と照らしあ合わせてそんなことをつぶやくリナ。
そんな会話をしつつ、やがて一行はそのまま、階段をのぼり、無人の廊下を進んでゆく。
廊下を渡るかすかな風にのって、先ほど聞いたことのある小さな音が、
リナたちの耳にと届いてくるが。
「おいおい、まさかこの声の主のところにいくんじゃないだろうな。」
そういうルークの声に。
「ある意味そうかもね。」
そういいつつも、そのまま進んでゆくリナ。
しばらくたわいのない会話をしつつ、やがて一行は。
長い廊下の果てに唐突にその視界が開け。
彼らがたどり着いたのはちょっとした広い空間。
大理石の柱がたちならば、柱と柱の間をとおり、赤い絨毯が先まで伸びている。
どうやら表口ではなく、関係者が出入りする出入り口からそこに入ったようではあるが。
赤い絨毯の先にあるのは無人の玉座
-ではなく、そこにどっかりと腰を下ろしている一人の男性の姿が見て取れる。
『-!!!』
思わず口を押さえているミリーナとメンフィスに。
そして、その人物をみてとり、緊張を高まらせているミルガズィアとルーク。
絨毯のさきにある玉座に座っている人物は、年のころならば三十半ば。
さきほど、リナたちがであったとある人物-ここ、ディルス王国。
ガイリア国王。
「…ヴェルズ=ゼノ=ガイリア国王…」
その姿をみてつぶやくミリーナに。
「…まさか…」
どこかで信じたくなかった、というのが本音。
そんなことをおもいつつも呆然としてつぶやいているミリーナとルーク。
そして、目の前にいるリナたちをみつつ。
その内心の動揺を押し殺し。
威厳のある口調で。
「何の用かな?このような時間に?それにその方たちは、狼藉ものではないのか?」
そういう『ヴェルズ国王』の朗々たる声が部屋にと響き渡る。
「それはこっちのせりふね。こんな時間にまがりなりにも国王が、武装して謁見の間に普通いるかしら?」
さらっと言い放つリナに。
「逃げてないのが何よりの証拠だなぁ。」
なごやかにそんなことをいっているガウリイ。
今、この場から、魔たる存在は逃れられないのだ。
そんなリナとガウリイの言葉にすくっと立ち上がり。
「…聞いておるのはこちらだが?」
いまだに国王の威厳を保ちつつ、言葉を発してくる『ヴェルズ国王』。
そんな彼の言葉に。
「あら?いうまでもなくわかってると思うけど?そうでしょう?
『ヴェルズ国王陛下』。」
そんな彼の言葉にわざとらしく言い放つリナ。
ミリーナも、そしてルークもミルガズィアもメンフィスも気づいている。
彼が立ち上がったときに鋼でできているはずの鎧たるそれは、
カチャリとも音をひとつも立てなかったことを。
「…ふ…ん。やはり無駄か。」
そう言い放ち、口元に笑みを浮かべつつ。
その刹那。
ドン!!!
あたりに、いや部屋全体を突き抜ける強烈な衝撃。
いや、威圧感、というべきか。
「くっ!?」
「な゛!?」
そしてリナとガウリイ、ミリーナとルーク。
彼らの後ろよりこの部屋にと入ってきていたミルガズィアとメンフィスの驚愕の声。
今のは別に衝撃派などではなく、ただ、『彼』がもつ自分自身の存在感を隠すのをやめた。
ただそれだけのこと。
「―やはり、さすがはインバース一族のリルナ=インバースだな。
そして…」
いいつつ、ぎりっと歯軋りをしつつ、その視線をガウリイにと向け。
「…よもやその方たちがこの一件にかかわってくるとはな…」
なぜかどこか疲れたような声を発する国王陛下。
「よくいうわよ。あのねぇ。そりゃまあ、魔族からすれば、
とっとと魔王でも発見したいのはヤマヤマだろうけど。
何しろ…まあ、事情は何となくわかるからあえては聞かないけど。
だけど!私たち、というか人間社会に迷惑をかけないでよね!」
いいつつ、ピシッとそんな彼にむかって指をつきつけ言い放つリナ。
「そうそう、別にほかのやつらとかはオレとしてはどうでもいいけど。
でも、あんたの配下がリナを狙ったことに関しては、オレ許せないからなぁ。」
などといいつつ、口調はかるいが、その目は笑っていなかったりするガウリイ。
「そうはいうがな。そこのルシフェル=ララァ=ガウリイ=ガブリエフが誕生してからというもの。
われ等魔族は弱体化する一方。そこのルシフェルを強くするために、
かのお方がわれ等が主を実験材料などにされてるからな。
少しくらい大目に見てもいいのではないか?」
そういいつつ、すくっと立ち上がり数歩前にとでる国王の姿に。
何かどこかものすごく低姿勢なのは気のせいであろうか?
そんなことをふとルークもミリーナも顔を見合わせつつそんなことを思っていたりするが。
「…まじか?」
「…聞いたことがあります。魔族は契約を交わしたものか、より強いものにしかかしづかぬ。…と。
ということは-」
声を振るわせつついうルークに。
いつも冷静なミリーナではあるが、少しばかり声を振るわせつつそんなことをつぶやくミリーナ。
二人とも、この部屋を埋め尽くす圧倒的な威圧感にどうにか耐えているものの。
その全身からは脂汗が流れ出ていたりする。
当然、後ろにいるミルガズィアとメンフィスも同じく。
「それは自業自得というものよ!覇王(ダイナスト)グラウシェラー。」
「エルさんはあの程度でどうにかなる部下達の再教育もかねてる、とかいってたぞ?」
一方でまったく動じていないのがこの二人。
リルナ=インバースと、ルシフェル=ララァ=ガウリイ=ガブリエフ。
通称、リナ=インバースとガウリイ=ガブリエフ。
そんな二人の言葉に。
「…リルナ=インバース…貴殿、あの御方に感化されてきてないか?」
どこかそんなつぶやきにも近い言葉を発している『ヴェルズ国王。』
そんな二人と『国王陛下』の会話をききつつも、沈黙しているミルガズィアたち。
タネを明かせば簡単なこと。
つまりは、シェーラの色香だか魔力などでたぶらかされた国王など存在しないのだ。
そもそもは、シェーラが城にと入ったときにすでに。
実物の国王は彼-覇王(ダイナスト)とすり替わっていたのだから。
-あの女(シェーラ)が来てから国王は変わった。―
そう、全員が、城の者たち、そして関係者すべてがそ魚持っていたが。
だがそれは根本的に間違っていると同時にある意味では完全なる正解ともいえる。
何しろ魔族は精神生命体。
そのうち、力あるものはどんな姿でもとることができ…すなわち、
人と同じ姿をとることも可能。
ゆえに、【誰かと同じ姿をとることも可能。】なのである。
そう、今目の前にいる『ヴェルズ国王』のように-。
国王は変わったのである。
本物から偽者…つまりは人間から魔族へと。
シェーラが宮殿に入り込むと同時に。
何しろどんな厳重な警備をしていても、彼ら魔族にはそんなものは関係ないのだから。
人間は、精神世界面(アストラル・サイド)まで警備はひかない。
また、人間の力程度で行った対策など、力ある魔にははっきりいって無力。
そしてまた。
シェーラの存在は単なるカモフラージュ。
彼女がいれば、周りは彼女のせいで国王は変わった。
としか見ないがために。
まさか、誰一人とて、国王を疑うものは何人たりともいなかったのである。
―そう、何人たりとも。
少しばかり疑問を抱いたものたちはすべて、覇王とそしてシェーラに。
魔の器とされていった。
そんな覇王-グラウシェラーの言葉に。
「しっかし、ほんと、考えがないわよね…
しかも、今、この城門を閉ざして街との干渉たってるし。
私たちが来た直後から。
しかも兵士なんかには建物の外にすらでないように命令まで丁寧にだしてるし。
―普通、私でなくても、ここまで理不尽な命令だしてたら。
気づくわよ。あんた…つまり、国王が怪しいって。」
あきれた口調で言い放つリナ。
「…まさか、本当に覇王…なのか?おい?」
いいつつ、ルークがそんなことをつぶやいていたりするが。
そんなルークの方をちらりとみつつ。
小さく笑みを浮かべるグラウシェラー。
そして。
「そういえば、一体全体何なんですの?あの命令の意味は?」
どうにか気力を奮い立たせ…というか、どこか自分もどうやらリナさんたちに感化されて、
多少のことでは動じなくなってきているようですわね。
などと自分自身に内心苦笑しつつも、目の前にいるヴェルズ国王の姿をしている、
グラウシェラーにと問いかけるミリーナ。
そんなミリーナの質問に笑みを浮かべ。
―まだ、気づかれるわけにはいかないのだ。
グラウシェラーにとっては。
ゆえに。
「意味?まさか-あれを何かの策だとでも思っていたのか?
ならば少々考えすぎだな。われ等はただ単に…食事をとっていたにすぎんのだぞ?」
しれっと淡々と言い放つ『ヴェルズ国王』。
「…食事だと?」
その言葉にルークが繭を潜めるが。
「そう。われ等の糧は負の感情。不安と不満。恐怖に苛立ち。
街中にそれらを蔓延させるのは悪くない方法であろう?
まあ、われ等とて、この者たちがかかわってきた、と報告を受けたときには。
精神的な苦痛を受けるからな…」
そういいつつ、ちらりとリナとガウリイをみている『ヴェルズ国王』ではあるが。
「…おいこらまて。どういういみよ!」
そんな『ヴェルズ国王』の言葉に思わず突っ込みをいれているリナ。
「…何か何となくその気持ちわかりますわ」
そんな『ヴェルズ国王』の姿をしているグラウシェラーの言葉に
ぼつりとつぶやきつつ同意しているミリーナの姿がそこにあったりするが。
ちなみに、いまだにメンフィスとミルガズィアは硬直中。
「まあ、その気持ちはわかるとして、あちこちでデーモンの群れとかを出して、
暴れさせているのも『お食事』だってか?
生ごみ神官は欠片の持ち主探してる、とかいってたぞ?」
はき捨てるように言い放ち、さりげにさらりとそんなことをいっているルーク。
「…ちっ。ゼロスのやつめ…」
などと小さくつぶやくそんな覇王の言葉は。
エルフであるメンフィスの耳にすら届かずに。
聞こえたのはリナとそしてガウリイのみ。
「まあ、それもあるがな。何しろこのままでは北のわれらが王は弱体化する一方であるからな。
ゆえに-まあ、欠片を見つけるのもわれ等の役目なれど…
だがしかし、何よりも我は戦いを望んでいるのだよ。」
いいつつ、一歩、また一歩歩み始める覇王。
…が。
「…後ろに退いてどうすんだ?」
「…戦い…って、退いてますわよ?」
「…おーい。」
「…相変わらずだなぁ。このグラウの兄さんは。」
ものの見事に同時に、ルーク、ミリーナ、リナ、そしてガウリイの突っ込みが、
そんな覇王にと入ってゆく。
何しろ、覇王はいいつつも、後ろに一歩、一歩退いているのだ。
そして、そんな覇王の姿をみつつ。
「…とゆーか、腹心である覇王に恐れられてるリナさんとガウリイさんって…」
などと思わずそれをみて目を点にしつつ、いまだに体の震えは止まらないものの。
そんなことをつぶやいているメフィに。
「…普通はヤツは、強い…とかいう次元の相手ではないんだがな…」
などと同じく目を点にしつつつぶやいているミルガズィア。
「んっふっふv逃がすとおもう?」
「そうそう、リナにちょっかいかけてくれた御礼はきっちりとしないとなー♪」
じりじりと後退るそんな覇王にとにこやかに笑いつつそんなことを言っているリナとガウリイ。
「…なあ?ミリーナ?何かオレ…人生観、変わりそうなきがする…」
「奇遇ですわね。ルーク、私もですわ…」
リナとガウリイのそんな様子をみつつ。
そんな会話をしているルークとミリーナ。
そして、どこか遠くをみつつ。
「…さすがに『金色の王』の関係者…だけのことはあるなぁ…」
などとどこか現実逃避に走っていたりするミルガズィア。
そして。
「…本気で、覇王がおびえてますの?いったい…リナさんとガウリイさんって…(汗)」
覇王の恐怖もさることながら、そんな覇王をおびえさせている二人に。
恐怖と戸惑いの視線を向けているメフィ。
しばし、そんな光景がここ、謁見の間にて見受けられてゆく。
-続くー
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あとがきもどき:
薫:次回で戦い(なのか?)までいけそーですv
まあ、この二人ですからねぇ・・・あはははは(笑
何しろ無敵ぃv(笑
でも…覇王さんもとりあえず弱体化を防ごうとする気力はあるのですよ。
・・・・貧乏くじをひいた、ともいいますけどね(だからまて!
何はともあれ、また、次回にてv
2004年1月7日某日