・・・・・あははは。
  黄昏、今月更新たったの二回・・・や・・・やばひ・・・(汗)
  くすん、何か打ち込みする気力がのらないよぉ(まてやこら
  ・・・頂き物更新もできないし、(かなり他力本願希望してたり・・・・
  とりあえず。
  このハザマ、もう少しで(多分)完結できるし。
  どうにかファイトでがんばろう!
  ・・・それがすんだら、涙・・・かなぁ?(こらこらこら
  何はともあれ、いっきますvv

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        狭間の選択     ~無謀ものの結末?~
   

  「何を遊んでいる?ミアンゾ……命令は速やかに遂行しろ…」
  天井を埋め尽くさんばかりにあふれた生首女性にと、声をかけているのは。
  まったく別の声。
  リナとガウリイは当然のことながらその気配にもすでに気づいていたがゆえに。
  まったく驚いてはいないが。
  もうひとつの声に目を見開きつつも、そちらにと視線を向けているミリーナ。
  ミリーナが視線を向けたその先にいるものは。
  見た目、人間の男性のような容姿ではあるが。
  だがしかし。
  頭のあるべき部分には、ねじれた角のようなものが無数に生え、
  そして固まっていたりする。
  こちらもこちらで見た目のインバクトが強烈な容姿をしている魔族ではあるのだが。
  『なら…すこし派手にいくよ…ツェゾナーグ……』
  その言葉とともに。
  気づけば天井にと張り巡らされている根のようなものは。
  すでにガウリイにより切り刻まれ。
  もはや原型すらもとどめてはいない。
  「ちょっとまってください!派手にって!」
  魔族の派手にって何か洒落にならないような気が。
  などとおもいつつ、そんなことを叫んでいるミリーナ。
  「…それはそうと。」
  「えっと、防御、防御。あ、ミリーナ、防御張ったほうがいいわよ?」
  それぞれに、気づけばいつのまにかリナをかばうようにリナの横にきているガウリイと。
  そして、とある気配に気づいてそんなことをいっているリナ。
  「え?」
  ミリーナがその言葉の意味を問い返すまでもなく。

  ぐがぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


  ほとばしる閃光が、宿の建物を吹き飛ばしてゆく。

  「…リナ、無事か?」
  「んー。まあ。」
  リナが気配を感じ取り、防壁をはり。
  さらにはそれに何重にも、ガウリイがリナの周りに防御結界を張れば。
  無事も何も、怪我ひとつするはずもない。
  「ミリーナ!?無事か!?」
  いいつつも、ミリーナを庇うような格好で、瓦礫の下から這い出しているルーク。
  どうやら先ほどの一瞬でミリーナを庇うようにと今の爆発からミリーナを庇い。
  そのまま宿の崩壊にと巻き込まれたようではあるが。
  ザァァァ。
  雨があたりを打ってゆく。
  「って何なんですかぁ!?」
  こちらはこちらで。
  どうにか偶然にも瓦礫の下敷きになりながら。
  瓦礫を押しのけ顔をだしているジェイド。
  「何っていわれても…あれ。」
  そういいつつ、ふと気づけば。
  いつのまにか肩に手を乗せているガウリイの手をピシャリと払いのけ。
  そこに見えている影を指差すリナ。
  みれば。
  降り注ぐ雨の中たたずんでいる魔族の二体の姿。
  ミアンゾの用紙は地面から生えたつたが絡まったような形にと変形し、
  その半ばから女の頭をやはり逆さにとぶら下げていたりする。
  そして、そんな魔族二体の前には。
  彼らの視線はリナたちを見てはおらず。
  『……なぜ……こんなところに竜(ドラゴン)がいる!?』
  驚愕の声をあげているツェルゾナーグ。  
  そんなツェルゾナーグのその言葉に。
  「説明するまでもない。」
  淡々と表情ひとつかえずに。
  「お前たち魔族の悪計、われらが見逃しているとでもおもっていたのか?」
  などといいつつ、淡々と言い放つそんなミルガズィアの言葉に。
  『…ならば…本気でゆくしかあるまい…』
  ミアンゾがくぐもった声でつぶやくそのせつな。
  ヴン゛。
  虫の羽音にも似たような音をさせ、ミアンゾは体を振るわせる。
  それと同時にミルガズィアの周りにいくつもの小さな光がきらめいてゆくが。
  「うーん。かなりヤケになってるわねぇ。」
  彼らが空間を通じて精神世界(アストラル・サイド)より攻撃を仕掛けているのは、
  目にも明らか。
  普通、魔族というものは自分の力に絶対なる自信?持っているがゆえに。
  めったとそんなことはしないのだが。
  まあ、それを得意とする存在もいたりするのも事実ではあるが。
  だがしかし、別に得意とするわけでもなく、ほとんどヤケ。
  そんな感じがリナもガウリイも放たれている力の具合から感じ取られる。
  「無駄だ。」
  普通の竜族ならばそのまま精神世界面よりの攻撃でいとも絶やすくやられるであろう。
  そう、かつての降魔戦争のときに、獣神官ゼロスのたった一撃の精神世界面からの、
  攻撃にて竜族が壊滅の状態にまで追い込まれたときのように。
  そして、ミアンゾもまた、勝利を確信し。
  だがしかし。
  ミルガズィアが片手を振っただけでそれらの攻撃はいともあっさりと振り払われる。
  『な゛…なんだと!?』
  小さく身じろぎつつも驚愕の声をあげているミアンゾ。
  「うーん。というか、やるんだったらもう少し威力のあるものにしないと。」
  「そうそう、たとえばエルさんの力とか。」
  さりげにそんなことをいっていたりするこの二人。
  リナとガウリイ。
  二人の目には普通は人間の目に見えるはずもない世界、つまりは。
  精神世界面の様子がくっきりと視えていたりする。
  そんな二人の会話はまったく聞こえてないらしく。
  自分たちの世界にと浸っていたりする魔族たち。
  『…いかなり竜族といえど、今のをあっさり跳ね除けるとは……』
  などとつぶやいているそんな魔族の言葉に。
  「…今の子供でも跳ね除けられるわよね?」
  「だよな?」
  そんな会話をしていたりするリナとガウリイ。
  そんな二人の会話をききつつ。
  とりあえず、雨でへばりつく瓦礫の粉をふるいつつ。
  「…つーか、そんなのどっちも無理だって…」
  思わずそんなことをつぶやいていたりするルーク。
  ちなみに。
  彼が着ていた服は。
  彼いわく、愛しのミリーナがぬれては大変だ。
  などといって、ミリーナの頭にとかぶせられていたりする。
  ミリーナはミリーナできちんと雨よけの風の呪文を唱えている、というのにもかかわらず、である。
  そんなリナたちが会話をしているなどとは露にも知らず。
  「われらとて、いつもでも変わらぬ存在ではない。
    命あるものはおぬしらと違い、変化を受け入れ進歩する力をもっている。
    おぬしらの力を知っておればそれに抗する力を編み出すのも必然。
    それだけのことだ。」
  淡々と語るそんなミルガズィアのその言葉に。
  『…なるほどな。ならば…』
  いいつつも、ツェルゾナーグの頭部の角がぎちりときしむ。
  ぎちぎちぎち。
  「うわっ。見た目、何かいやね…あれ…」
  などとそれをみてのんびりとそんなことをつぶやいていたりするリナ。
  ま、まあ、角がうねりの音をあげつつ、ねじくれながら。
  伸びている様子は、見た目にいいとは言いがたいが。
  「まあ、それはそうと、まぁぁたしてるみたいだぞ?」
  「…というかとめる義理もないし。」
  さりげにさらっとひどいことをいっていたりするリナ。
  そんな二人の会話に首をかしげるよりも早く。

  ジャっ!

  雨音を切り裂き、あたりの闇夜を切り裂く白い閃光。
  「―っがぁぁ!?」
  闇夜を切り裂く白い閃光がツェルゾナーグの伸びた角、
  そのことごとくを焼き払ってゆく。
  「な゛…何っ!?」
  そういいつつ、頭を揺らしつつ、視線をむけた彼の目にと映ったものは。
  白く異様なデザインのよろいをまとっているメンフィスの姿がそこにあったりするが。
  「とりあえず…あれだけは心理的によくないから。
   ちゃっちゃと片付けときましょう。」
  いいつつ。
  いまだに、うねうねとその根っこのようなものを這わせつつ。
  ミルガズィアたちにむかって間合いをとっているミアンゾにと視線をむけ。
  そんなことを言い放ち。
  「カオス・ランス!」
  ―パシュ。
  いともあっさりと。
  まさか人間風情が放った術など。
  とタカをくくっていたミアンゾにとその術は直撃し。
  「な゛!?」
  声を上げる間もなくミアンゾは黒い虚無の槍にと貫かれ。
  活躍の場もなくむなしくそのまま一瞬のうちにと無にと還りゆく。
  「な゛!?ミアンゾ!?」
  その仲間の最後に驚く間もなく。
  ふと視線をうつせば。
  「な゛!?馬鹿な!?エルフぬ゛と!?そんなはずは!?」
  などと驚愕の声をあげていたるするツェルゾナーグ。
  そんな魔族の動揺はまったく異にも解さずに。
  あげていた左手を下ろし右手でよろいの左腰のパーツを取り外す。
  「封印解除(ディス・シールド)!魔力収束(マナコンバージョン)!」
  いいつつ、左腰から今取り外したいびつな形の白い剣もどきを構え。
  「ゼナフスレイド!」
  そう言い放ち、居合いの形で空を薙ぐ。
  そして、その直後。
  「―がぁ!?」
  いいつつも、叫び声をあげているツェルゾナー゛。
  光の衝撃派が空間を超え、ツェルゾナーグ自身の体の中より生まれでて、
  そのまま背にと抜けてゆく。
  そして、その直後に。
  崩れ行くそんな魔族を見逃す間もなく。
  「カオテック・ディスティングレイト!」
  いいつつも叫ぶミルガズィア。
  「・・・・・・!!」
  声にならない悲鳴をあげ。
  そのまま光にのみこまれてゆくツェルゾナーグと名乗っていた魔族。
  いったいどちらが幸せだったのであろうか。
  一瞬にして消滅していったミアンゾのほうがまだましなんじゃ?
  などと思わず、魔族に同情していたりするルークではあるが。
  「…つ…つよい。」
  当然のことながら光の消えたその後には何ものこっておらず。
  ただただ呆然とそんな戦いの様子をみていたジェイト゛がぽつりともらす。
  「…ま、まあリナさんに関してはまあいいとしましても…
    でも、ミルガズィアさんとメンフィスさんもやりますわね。」
  とりあえず、今リナがつかった術についてのことには触れずに。
  何気に話題を変えているミリーナ。
  ある意味懸命な判断なのであろうが。
  「うーん、やる、というか、宿の中だというのに、
    攻撃を解き放つ。それのほうが問題だと私は思うわよ?」
  そういいつつ、ちらりとがうりいにと視線をむけ。
  「ということでvガウリイちゃん、いつものように宿の修正、お願いねv」
  にっこりと微笑みつつガウリイにと話しかけるそんなリナの言葉に。
  「つーか、宿壊したの、あのエルフなんだから、エルフにやらせればいいんじゃないのか?」
  もっともなことをいっていたりするガウリイ。
  「無理でしょ。いくらエルフでも物質構造再変換は。」
  きっぱりいいきるそんなリナの言葉に。
  「…で、結局オレに回ってくるのか?」
  「当たり前vさ、ララァちゃんきりきり働くvでないと村人たちがおきてきちゃうわよv」
  にこやかにそんなことをいっていたりするリナ。
  まあ、確かに。
  宿に泊まっていたのはリナたちだけではない。
  当然、今の宿の崩壊に数名のまったくの無関係な者たちまでもが巻き込まれていたりするが。
  いまだに彼らは瓦礫のしたで気絶したまま。
  「はふっ。」
  ため息ひとつ。
  そんなため息をはきつつ。
  「はいはい。」
  そういいつつ、口の中で何やらつぶやきつつ、―手をかざす。
  先ほどまで宿屋であり、そして今はただの瓦礫の山と化しているその物体にむかって。

  それと同時に。


  ―カッ!!!!

  瓦礫を光が包み込む。

  『――な゛!?』

  光とともに再生された宿屋を目の当たりにし。
  驚愕の声を上げているメフィ、ミルガズィア、そしてルークとミリーナ、そしてジェイド。
  この五人。
  「…そういえばこの人間、あの御方の関係者だし…何があっても不思議ではないか…」
  などとどこか遠い目をしつつつぶやくミルガズィアの姿が。
  しばし見受けられてゆく。

  「というか、どうしてあんなことが簡単にできるんですか!?」
  ダン!
  とりあえず、テーブルをたたきつつ、そんなことを叫んでいるメフィ。
  そんなメフィに対して。
  「ふぅん、すると、宿の中で結界も張らずに攻撃をぶちかますのは、悪くない、と?」
  にこやかにいいつつも、リナの目は明らかに据わっていたりする。
  「何を馬鹿なことを、そう簡単に結界なんて張れるわけないじゃないですか。
    魔族であるまいし。」
  人々は、おそらく。
  何がなんだかわからないであろう。
  瓦礫に確かに埋まっていたはずなのに。
  気づけば、宿屋は元通り。
  ついでにいえば、夢だろうと片付けている人々などもいたりする。
  「…ま、まあ、リナさんとガウリイさんですし…」
  つぶやくミリーナに。
  「確かにな。って、ちょっとまてぃ!さっき宿を壊したの。
    あの、魔族のやつらじゃなくて、このエルフの姉ちゃんってことなのか!?」
  こちらもまた少しばかり冷や汗をながしつつ。
  ふとリナの台詞に思い当たり。
  思わず叫んでいるルーク。
  そんなルークの言葉に。
  「何だ?気づいてなかったのか?
   確かに先ほど宿を破壊したのは魔族たちではなくてメフィだ。」
  淡々と悪びれもなく言い放つミルガズィア。
  「ふっ。あなたたちが魔族と戦っているのを察して。
    援護射撃をしてあげたのよ。
    おもったより建物のつくりが甘かったから壊れちゃったけど。
    でも宿の人に死人はでてないから問題はなかっでしょう?」
  さらっとそんなことをいっていたりするメフィだが。
  「いっとくけど、メフィ。あんた、確か宿帳に本名かいてなかったから。
    ガウリイがこうして宿屋再生しなくても問題ない、と踏んでたんでしょうけど。
    おあいにく様。あんたの名前はきちんと本名にと書き直してあげていたのよ?
    んっふっふっ。」
  さらりとそんな事実をメフィに告げていたりするリナ。
  「って、ちょっとまってください!
    どうしてあなた方が私の本名なんて知ってるんですか!」
  などと叫ぶメフィの言葉に。
  「いやぁ、これ便利なのよねぇ。人物辞典v」
  にこやかにいいつつ、一冊のそれほど厚くもないであろう本を取り出していたりするリナ。
  「おー、そういえば、リナ、エルさんからそんなのもらってたなぁ。
    思った人物の名前とか人物紹介とか様々なことが一目でわかる。
    とかいってたっけ?」
  にこやかに。
  テーブルにつきつつ、お肉をつついているガウリイ。
  「?そんなものがあるんですの?」
  そんな会話をしてるリナたちにと聞いているミリーナ。
  「うん。見る?えっとね、使い方は簡単よ。」
  そういいつつ、本をミリーナに手渡そうとしていたりするリナの姿に。
  「…いや、ちょっとまってくれ、リナ殿(汗)」
  なぜか声を震わせつつも、そんなリナの行動をとめていたりするミルガズィア。
  -あの御方。からもらったとか今いわなかったか?(汗)
  などとそんなことを心で思っていたりするミルガズィアなのだが。
  「何を馬鹿なことを。」
  そういいかけ、一笑に付すメンフィスの言葉に。
  「えっと。何何?
   『メフィの本名。メンフィス=ラインソード。
    極度の人間恐怖症だったのだが、グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーンこと。
    白蛇(サーペント)のナーガの出会いによって。
    彼女を師と仰ぐようになり…』」
  そこまでいって一区切り。
  「あ、面白いのみっけv
    えっと、何何?
    『当人が生まれて十年と少したったある日に、森の中にでかけて、
     音に驚いて、服をきたまま、そのままそそ…』」
  そこにかかれている文字を読み上げるリナの言葉に。
  さっと顔色を変えていたりするメフィ。
  「って、きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!
    どうしてそんなことまでわかるんですかぁぁ!?」
  すでに顔面蒼白。
  まあ、誰しも過去の古傷は知られてたくないもの。
  「あ、まだいろいろと情報が…」
  そういいつつ、そこに書かれている文字をさらに読み上げようとするリナに。
  「きゃぁぁぁぁあ!というか、どうしてそんなことが書かれてるんですかぁぁ!?」
  ほとんどパニックになっていたりするメフィ。
  「メフィ。あきらめろ。…多分、間違いなく。
    リナ殿がもっているあれは。『かの金色の母』から彼女がもらったものであろう…」
  深いため息とともに、そんなことをつぶやいているミルガズィア。
  「…え゛?あの?ミルガズィアおじ様?」
  どこかメンフィスの声が震えているのは。
  おそらくは気のせいではないであろう。
  「…な、何か何がかかれていたのかかなり気になるが。
   はっ!まさか、ミリーナのあんなことやこんなことまでそれでわかるんじゃ!?」
  目を輝かすルークに。
  「ルーク、まさか知りたい、とかいうんじゃないでしょうね?」
  「…うぐっ。」
  本音は果てしなく知りたいが。
  あっさりとミリーナにと畳み掛けられ、言葉を失っていたりするルーク。
  「あ、あの?よくわからないことはともかくとして!?
    どうして、崩壊した宿屋が一瞬で再生できるんですか!?
    それに、さっきの?!どうみても、あれって人間じゃありませんよね!?」
  こちらは、いまだにパニック状態になったままのジェイド。
  まあ、この反応が普通の人間の反応なのであろうが。
  まず、一つ。いきなり、女の生首、しかもさかさま、ついでに首から下はまるで根っこもどき。
  一つ。首の部分から無数にうねる角らしきものを生やしている存在。
  一つ。目の前でいきなり宿屋崩壊。
  一つ。崩壊したはずの宿屋が瞬時にガウリイによって再生。
  …ここまで続けざまに目にして。
  混乱しないほうが、おかしいのかもしれないが。
  「気にしない、気にしない。」
  あっさりとそういうリナに。
  「そうですわ。ジェイドさん、こんな程度を気にしてたら。
   リナさんたちとは旅などできませんわ。」
  「…リナさんとガウリイさんって…いったい…」
  ミリーナのしごく冷静なことばに。
  ぽつりとそんなせりふをもらしているジェイドであるが。
  「…同感ですわ。この二人、本当に人間ですの?」
  などと、先ほどリナ…さんが一瞬にして魔を消滅させた術といい。
  そんなことを思いつつ。
  そんなことをいっていたりするメフィ。
  「あら、私は人間よ。」
  「オレは人間だぞ?」
  『どこがだ(ですか)(そうか?)。』
  にこやかに、言い切るリナとガウリイの言葉に。
  ものの見事に、声を重ねる二人以外の全員、
  ルーク、ジェイド、メフィ、メンフィス。
  この四人の声が。
  まるで何ごともなかったかのような再生された宿屋の一階にとある食堂にて。
  しばし見受けられてゆく。

  
                             -続くー

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    あとがきもどき:
     薫:ふふふふふ。
       メフィ、大混乱(笑)
       まあ、いきなり目の前でガウリイが宿屋を再生させれば。
       驚く以外の何ものでもないでしょう(笑)
       とりあえず、しはらく13巻やって・・・んで、ガイリアについたら、
       12に戻って、それと13のミックスになるなぁ。この狭間。
       まあ、昔(まて)を思い返すような感覚で、読んでお付き合いくださいなv
       原作小説と比べてみればわかりやすいかも(かなりまて)
       何はともあれv
       次回であのメフィの暴走かな?(笑
       ではではvv