うーみゅ・・・・。
昨日の夜にカウンタダウンロードバックアップしたときには。
437・・・・んで。
今バックアップしたら823・・・・これいかに?(汗)
ということは、一日で400人もぉぉ!!?(滝汗)
・・・・・何でぇ?(滝汗)
などと叫びつつ。
とりあえずこんにちわー。とうとう11月も後半ですねぇ・・・。
・・・・・・・・・たそがれ・・・・やらなきゃな(あぅ・・・)
とりあえず、いっきます。(んでまた首を連載増やして絞めている・・・)
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狭間の選択 ~人々の噂?~
は?
思わず聞き返す。
「白い……巨人?」
村の人よりと聞き出したその言葉にと思わず目を点にして問いかけているリナ。
とりあえず。
最近頻発するデーモンに関しての情報を村の人々より聞き出すべく。
少しばかり聞き込みをしていたときにと聞いたその言葉。
デーモンが大量発生している、という事件の裏では。
小さな町や村などが群れとなっているそれらに襲われる。
という被害もまた多発している。
ここはそんな被害にあった村のひとつ。
だがしかし。
被害にあった、というわれには村にはほとんど傷はついておらず、
村の人々も普通にいつもどおりに暮らしている。
中には村ごとひとつ、丸ごと焼けていたり、という村などは普通。
という状況である、というのにもかかわらず、である。
「そうよ。村で警護を雇っていた五、六人の傭兵達が騒いで逃げてくるもんで。
村のみんなで出てみると、むらの南の林のところにデーモンがずらり、よ。」
村に一軒しかない小さな食堂にて。
ガウリイのおごりで、昼飯をおごる、という条件と引き換えに
そんなことをリナたちにと話しているこの女性。
まあガウリイもリナと共に旅をしているのだから資金がないのでは。
という突っ込みも入るかもしれないが。
何しろガウリイは自力でオリハルコンとか育ての母達によって、
しっかりと特訓をうけて、それくらいはらくらくこなせるようになっていたりする。
それゆえに。
あまり大量に持ち込みなどして売りさばいたら怪しまれるので。
少しほど作り出してはどこかの店にと売りさばく。
というようなことをしつつ、どうにか資金をつなげているのである。
ちなみに、盗賊退治をしたときの収入はすべてリナの懐にと入っているのであるが…。
「私、デーモンなんてはじめてみたわぁ。しかもあんな大量な。
こんな小さな村でも刺激があることってあるのねぇ。ふふふ。」
よくいる、といえばそれまでであろうが。
なぜか女性などには刺激を求めている人物が少なからず存在している。
そして、リナたちに話をしているこの女性も例外には漏れず。
何もない小さな村である。
そこに住んでいる女性に限らず人々が退屈するのもまあうなずける。
「何か情けないことに村の大人たちとかなんて殺される!とかいって、
叫んでいたけどね。まったく、どこかにたくましいとのがた、いないのかしら。」
などとそんなことをいっていたりするが。
「?でも傭兵がいたんでしょう?」
そんなリナの言葉に。
「あら、傭兵なんてあてにならないわよ。
まあ、見たところ軽く百やそこらはいたかしらねぇ。デーモン。
デーモンが出たって騒ぐだけ騒いでいつのまにか姿消してたし。
まあ後でその林の一部の地面に生えている草木が赤く染まってたらしいけど。」
さりげにさらっとそんなことをいっていたりする。
「とにかくそんなこんなで、デーモンたちが村に近づいてこようとしたとき。
さすがに命はおしいじゃない?いくら刺激があっても。
それで逃げはじめた私たち、つまりは村の人たちの前で。いきなりそれは起こったの。
壮大だったわぁ。いきなり出現した白い巨人から何かの光が伸びたかと思うと。
それになぎ払われてゆくようにデーモンたちが消滅してゆく様は。
私思わずその光景を文章にしたためちゃったくらいだもの。」
などといいつつ、次なる注文を頼もうと思いつつ。ふと口調をとめ。
「あ?ロマール魚のフライセット追加してもいい?」
にこやかにいってくるその女性の言葉に。
「いいわよ。あ、おばちゃーん。ロマール魚のフライセット、こっちに追加!
私にミックスフライ三皿とランチCひとつと
スペシャルサラダ一皿追加お願いしまーす!」
そういい追加注文をかけるリナと同じく。
「あ、ついでにオレの分も。クラウンソーセージとペーコンポテトエッグと、
軽食セットAからCまでひとつづつ頼む。」
などといいつつこちらもこちらで追加注文をかけているガウリイではあるが。
「ちょっと!ガウリイ!何どさくさにまぎれてそんなに注文してるのよ!
となればこっちも!さらに子羊のローストと魚のキモのテラーヌに鴨の卵のスープ追加!」
次々と追加注文をかけるそんなリナたちをみつつ。
「よくあなたたちそんなにおなかに入るわねぇ。」
半ば肝心しつつそんなことをつぶやいているリナたちと同じテーブルについている、
村の女性。
「で?その白い巨人って何だったの?」
注文をかけたその後に再び問いかけてくるそんなリナの言葉に。
くすっ。
「あなたたちって面白いわ。」
くすくすくす。
しばしくすくすと笑いつつも。
「そうねぇ。だから今言ったとおりよ。
デーモンたちが襲ってくる、とみんなが覚悟して避難を始めたその直後に。
いきなりあたりが明るくなって、で、何かの光になぎ払われるように、
デーモンたちが片っ端から吹き飛んでいったのよ。」
「「…は?」」
そんな女性の言葉に思わず目を点にしているリナとガウリイ。
「まだ生き残っているデーモンとかもいたんだけどねぇ。
で、あたりの何かが燃えててちょっと離れたところに巨人がいるのが見えたのよ。
大きさは小さい山程度くらいかしら。
とにかく全身真っ白よ。その巨人が白く光ったかと思ったら。
何か光が辺りをなぎ払って、デーモンも何か炎の矢みたいなので、
応戦してたみたいだけどまったく聞いてないみたいで。
で、気づいたときにはもうその巨人、いなかったのよねぇ。
ねえねえ、あなたは何だとおもう!?」
などといいつつ、目をきらきらとさせつつ。
食後に頼んだケーキセットを口にと運びつつ言ってくるその女性。
「いや、何だって言われても…」
いろいろと可能性はあるし。
などと思うがとりあえずそれは口にはせずに。
「でも役人なんて信じてくれないのよぉ。
デーモンなんてそんな物騒な存在を一瞬で駆逐できるものがいるものかって。」
そういうその言葉に。
いや、私もガウリイもできるんだけど。
と思わずその言葉を言いそうになり思わず飲み込むリナ。
それをいったら何となくややこしくなるような予感がリナの脳裏にふとよぎったからではあるが。
どうやらこの女性。
どこにでもいる、いわゆるおしゃべりさん。らしく。
常に何か話しの種がないか物色している人種にと分類される性格らしい。
そんな人物に下手に何かいって変なうわさが立ってもこまる。
そんなことを思いつつ。
「う、うーん。もう少し詳しく話し、知らない?」
とりあえずその興味を他にと向けるためにと話をそらす。
その言葉にしばし考え。
「うーん。詳しくっていってもねぇ。
あ、もしかしたら、ガイリア・シティで大々的に傭兵を募集している。
という噂も聞くし、そっちにいけば何かわかるかもよ。それでね……」
かくして。
しばらく数時間以上。
リナとガウリイは
その女性の彼女自身の予想などを延々と聞かされてゆくのであった……
ガイリア・シティ。
以前にもリナとガウリイはそこにいったことがある。
といってもそのときに一緒であった旅の仲間は今はいないが。
そんなことを思いつつ。
とりあえずどっちにしてもガイリア・シティに向けて行くつもりでもあったので。
そのまま、延々とうとう日が暮れるまで話を聞かされ。
仕方がないのでその日はその村で宿をとり。
かくして次の朝、村を出ているリナとガウリイの姿が。
すがすがしいまでの朝の街道筋にて見受けられている。
朝の柔らかな日差しが当たりの景色を明るく包み込み。
深緑のにおいがあたりにと広がっている。
右手の森からは小鳥のさえずりなどが道にと届き。
左手からはその道より少し離れた場所にある小川から、川のせせらぎが風にのって、
聞こえている。
そんな平和そのものの光景をみつつ。
ふと。
―そういや、あのとき、私たちがいきなり移動してバニックになった。
という噂…聞いたわねぇ。
などと一人思っているリナであるが。
「しっかし、どうもこれ絶対にエルさんたちが面白いから。
という理由で絶対にオレたちが事件に巻き込まれるようにしているような気がするの…
オレの気のせいかなぁ……」
ぽつりとつぶやくガウリイの台詞に。
「…ガウリイ、怖いこといわないで…」
もしかしたらそうかもね。
ここまでこうも普通は事件などに巻き込まれるのって不思議だもんねぇ。
などとガウリイの台詞にしみじみつぶやきつつもため息交じりに答えるリナ。
そんな会話をしつつ。
道を歩くことしばし。
と。
「―はふ。」
思わずため息を盛大にとはいているリナ。
右手の森から漂う気配。
「というか、しつこいなぁ。」
思わずあきれてつぶやくガウリイ。
そんな二人がのんびりと会話をしているそんな中。
その気配は間をおかずに二人にと近づいてくる。
がささささっ。
音と同時に茂みより出現するひとつの影。
だがしかし、それが繰り出したはずの一撃は。
いともあっさりと無効化される。
それと同時に大きく飛びのき、そのまま距離を保ちつつ体制を整える。
まあ当然といえば当然であろう。
それとすれば一撃で致命傷を与えられるくらいの力を込めていた。
にもかかわらず二人にたどり着く前に、何か見えない何かで自分の体が阻まれ、
攻撃が無効化されてしまったのであるからして。
リナとガウリイの行く手の道をさえぎるようにそこにたたずむ一つの黒い影。
先日、リナとガウリイが行き当たったことのあるとある存在。
「―つーか。あんたもしつこいわねぇ。とっととケリつけましょうか?」
あきれつつ思わずつぶやくリナに対して。
「…ココナラモクゲキ者…フエナイ…」
たどたどしい口調でそんなことをつぶやいていたりする。
「とりあえず。無理やりにでも引き剥がす?」
人間として元に戻せないのならば、せめては。
人としての体に戻すことくらいしか、リナにはできることはない。
そんなことを思いつつも。
「だなぁ。というか、これ引きかばしたらその場で消えるぞ?こいつ?」
すでにもう目の前の存在は人にはあらざるものにと変化している。
元、いくら人間であった、といっても。
その肉体に魔が憑依し、そしてまた。
高位魔族の手によりその人であったその魂まで魔と化してしまっている目の前の存在。
ガウリイの力やリナの力で、彼に憑依している、というか、
力の一部ともなっている魔を引き剥がしたところで。
彼自身が助かる、というものでもない。
ということは、二人ともそれはよくよく十分にとわかっている。
だからこそ。
どうすればいいのか、その判断がなかなかつかないのだが。
そう二人がそんなことを思っているその間にも。
先にその黒いシャーマン、のような存在は。
やがて地をけって二人にと襲い掛かってくる。
「でぇぇぃ!ままよ!獣王牙操弾(ゼラス・プリッド)!!」
とりあえず、向かってくるものには対抗が必要。
そんなことを思いつつ、ついつい反射てきにと呪文を唱え。
向かってくるそれにと解き放つリナ。
その言葉に従い、獣王、ゼラス=メタリオムの力を借りたその術は。
生み出された光の帯は起動を変えつつ相手をつ追尾する。
この術、並大抵のことでは防ぐことは不可能。
大抵この術に狙われれば間違いなく逃げ切れる可能性はかなり低い。
ぐぉぅ!
そしてそれを見て取り、【彼】が吠える。
同時に小さな薄い光のたてが【彼】のすぐそばに術の起動を防いで出現する。
だがしかし、この程度の防壁ではこの術を無害にすることは皆無。
当然のことながら光の帯はひともあっさりと光のたてを砕いてゆく。
普通、そこで、ジ・エンド。なのであるが。
そのまま【彼】は起動を変えてひょいと身をそらしてゆく。
そして光の帯はそのまま行き過ぎるものの
すぐさまに起動を変えて【彼】を追いかけ追尾する。
【彼】が出現させた炎の矢はこちらはこちらで完全に。
ガウリイが無効化させていたりする姿も見て取れていたりするが。
そして、再び光の帯が【彼】の元に直撃しそうになるとまたまた光の盾を生み出し、
そして貫く直前でかわす。
そんな行動を幾度も繰り返し。
パキィン。
やがて威力を徐々にと弱められた光の帯は。
いく度めかの光の盾にとぶつかり、そして互いにと消滅する。
「―へぇ。」
思わず関心の声を出すリナ。
普通この術から逃れるすべは。
まずは受けてもまったく平気な存在。
これはまあおいておくとしても。
他には精神世界面(アストラルサイド)に逃げ込み交わすか。
またはこの術そのものを無効化させるか。
そのどちらか。
この術、基本的には対象者を打ち砕くまで追尾する術なのである。
「対術と弱防御魔法の組み合わせで無効化した。
というのをみたのは初めてよ。」
などとしみじみいっていたりするリナではあるが。
この行動からみてもこの【彼】が普通のそこいらにいる雑魚魔族とは違う。
というのを明確にと物語っている。
普通、やろうとしてできることではない。
「―それで?リナ、どうするんだ?」
そういつのまにかリナの横にと立っているガウリイが。
関心しているリナにと問いかけてゆく。
どうしようかしら。
このまま、【彼】を滅するのはいたって簡単。
だけどできれば助けたい。
というのも本音。
その戸惑いが。
逆に【彼】に攻撃のチャンスを与える時間を与えてゆく。
次の瞬間。
再びそれが地をけり、リナとガウリイの方にと向かってゆく。
―と。
「振動弾(ダム・プラス!)」
ドゴガァァン!
術は。
リナでもガウリイでもなく。
そして当然【彼】でもなく。
まったく関係のない方向から。
【彼】の足元の土を巻き上げて爆発音を響かせてゆく。
「…ちっ。ハズレたか。」
その声と同時に。
森の中から、三つの影が。
道にと躍り出てくる様子をみつつ。
「縁があるわねぇ。よくよく。」
思わず苦笑しつつそんな影に向かって問いかけるリナの言葉に。
「よくいう『腐れ縁』ってやつか?」
そんなリナの軽口に、少しばかり顔をしかめつつ。
現れた男性。
― ルークは顔をしかめるのであった。
-続くー
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あとがきもどき:
薫:うにゃぁぁぁぁ!
打ち込みしてたらもう23時だよぉぉお!
あ・・・・・明日こそは!早くに打ち込み終わらすぞ!(無理だってば・・・)
あうあうあう・・・・。
とりあえず。
ようやくルーク、登場です。
次回でミリーナも登場ですvあしからずv
ま、とりあえずがんばるのです・・・・(多分・・・・)
ではでは・・・・また・・・・・
2003年11月16日某日