・・・・・みゅぅ。
  やっぱりマウスパット・・・かわないとす、すべりが・・・(汗)
  ちなみに今、あまりに動かないので本を変わりにしてたりして・・。
  みゅぅぅ・・・・。
  光学式のにかえるかなぁ・・・・。
  でもかえかたもわかんないしな。(とゆーか変なことはしたくない・・・)
  それか常にタブレットをつけといてあっちのマウスを使うか、だな。うん(それもまて)
  まあ、何はともあれ。
  いくのです。
  ・・・・仕事から帰ったのが九時すぎ、んで風呂&ご飯にいってたら。  
  もう十時・・・。
  打ち込み・・・危険信号です・・・はい。
  いや、今朝方は打ち込みしなかったの?
  という突っ込みは・・・。
  今朝うわさのあの実写式セーラームーンをみてみたんですよ(笑)
  ・・・・おいこらまて。セリフ棒読みじゃ・・・。それに、ルナ、まじでぬいぐるみ?
  ・・・・声はアニメのルナと同じだったけど・・・んじゃ、ダイアナはどうするんだ?(笑)
  などと一人つっこみいれてたらなぜか本家本元のムーンが読みたくなって。
  ・・・・ええ、よみかえしちゃいました。午前中に、全巻18巻・・・あ・・・あはははは・・・。
  ・・・・何となくVちゃんの全三巻もよみなおそっかなぁ(かなりまて)
  ま、とりあえず実写版のセーラーの感想はほどほどにして。
  いくのですv

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        狭間の選択     ~ソラリア領主クライン~
   

    きぃ。
   小さくきしんで扉が開く。
   扉をあけるとどこか湿ったようなにおいが立ち込め、
   その中にまるでカビのようなにおいとも、湿気ともいえなくも、
   そんなじめじめしたようなよどんだ空気が流れ出る。
   「…おい。」
   思わず目を見開いているルーク。
   扉をあけたその中にみたものは。
   部屋の中にあったものは薄暗いランブの光ひとつと。
   そしてまた。
   古ぼけた今にも壊れそうな天幕つきのベットがひとつ。
   そしてそのベットには乾いてやせた老人が一人眠っていたりする。
   ほとんどもはや骨と皮だけの状態になっていたりするが。
   「うむ。この方はこちらの領主に違いないな。」
   などといいつつ、思わず顔をしかめるワイザー。
   よもやまさかこのようにしていたとは、
   まあ何となくは予想はしていたが。
   などとそんなことを心で思っていたりするのだが。
   「うーん。遅効性それでいて効果の高い毒までわざわざもってるわね。」
   などといいつつ一目みてそんなことを言っているリナ。
   「お、おい、あんたそんなことわかるのか?」
   そんなリナに問いかけているルークではあるが。
   「まね。とりあえずはじわじわときいてくるやつを少しずつ。
    毒の種類もわかるけど、とりあえずこの症状とこのにおい、間違いないわ。」
   きっぱり断言するリナに。
   「いや、だから何でそんなことがわかるんだよ…」
   などとつぶやくルークに。
   「ふっ。故郷(くに)ではいろいろと家族、特に姉ちゃんに訓練されてるからね。私は。」
   そういいつつどこか遠くを見つめるリナに。  
   「…どーいう姉さんだよ。それは…」
   思わず突っ込みを入れるルークではあるが。
   「ルーク、今はリナさんのお姉さんがどうの、という場合ではないでしょう。」
   そうきっぱり言い捨てて、そこに横になっているこのソラリアの町の領主。
   クラインにと近寄ってゆくミリーナ。
   そして、解毒のしかもかなりの一般には高位の術を施すが。
   「…だめですわ。この程度の術では。」
   あまりに蓄積されているその毒はミリーナの解毒呪文ですらも解毒不可能で。
   そういいつつ思わずため息をついているミリーナに。
   「ま、確かに目覚め、悪いし、ガウリイ、いっちょ、やる?」
   そういいつつ、ちらりとガウリイをみて。
   「別にかまわんが。―で、どっちがやるんだ?」
   のほほんと問いかけているガウリイのその言葉に。
   「あら、ガウリイ、かよわい私にそんな労働させる気?」
   にっこりとガウリイに向かって微笑みかけるリナ。
   「「???」」
   そんな二人にしかわからない会話をしているガウリイとリナをみて。
   首をかしげているルークとミリーナ。
   「…リナ殿だけではなくガウリイ殿まで人外魔境、というわけか。なるほど。」
   などとそんな二人の会話で何となく理解してしみじみうなづいているワイザー。
   「…ワイザーのおっちゃん。それってどーいう意味よ…」
   そんなワイザーにすかさず突っ込みをいれていたりするリナではあるが。
   「いや、言葉どおりの意味だが?
    つまりあんたたちの会話の内容からしたら。
     このロード・クラインを回復させよう。ということだろう?」
   さりげにあっさりきっぱりと言い切るワイザーに。
   「ま、そうなんだけどね。」
   伊達に奥様方から切れ者、などと評判がたっているわけではないこのワイザー。
   ま、まあ以前のリナとそしてもう一人。
   当時ルヴィナガルド王国が解体するきっかけとなった事件。
   その一件でリナにかかわりがあったから把握した、というべきか。
   「おーい、リナ、ついでに細胞も若返らせるのか?」
   「あら、それいいわねぇ。」
   「「おい!」」
   そんな二人の会話に思わず叫び声をあげているルークとワイザー。
   「んじゃ、そういうわけでっと。」
   などといいつつガウリイが何やらつぶやきつつそして手をかざす。
   「…あのガウリイさん、呪文使えたんですね…剣の腕だけかとおもってましたわ。」
   そんなガウリイをみていっているミリーナに。
   「…ミリーナ、ガウリイにも事情があるからねぇ。
    というか覚えるまで幾度か殺されたらしいからね。あいつ。
     私も瀕死の重傷になったこと幾度かあったけど。」
   『…いや、殺されたって…(汗)』
   さらりといい放つリナの言葉に冷や汗ながしつつも突っ込みをいれている、
   ルーク、ミリーナ、そしてワイザー。
   「ま、殺されてもすぐに生き返らされたりしたらしいけどね。
    そのおかげでずいぶんとタフになった。って本人もいってたし。」
   などといったセリフをさらりといっているそんなリナのその言葉に。
   「…というか普通、死んだやつ、生き返らせれるか?」
   思わずぼつりとつぶやいていたりするルーク。
   まあこれが当然の反応であろうが。
   「…ま、金色の母がついてるんだから…何があっても不思議ではないわよ…」
   そういうリナのつぶやきはその場の空気にとかき消されてゆく。
   やがて、ガウリイが手をかざすと同時に。
   それはほんの一瞬の出来事、というべきか。
   横たわっているロードの体が光に包まれたかとおもうと。
   そのやせこけた骨と皮だけとなっている表面に、ふっくらと肉がもどり。
   そして、土気色と化していた肌にはほのかにぬくもりが宿り始め。
   そんな会話をしている間に見る間に目の前に横たわる人物は。
   かつての姿を取り戻し始めてゆく。
   「…類は友を呼ぶ。とはよくいったものだな…」
   かつて、デーモンと合成されていた人物をリナが分断させたことを見たことがあるワイザー。
   そんな様子をみつつそんなことをつぶやいていたりするが。

   「う…ううん。」
   やがて。
   小さくうめき横たわっている人物、本来ならばすでに五十過ぎ。
   「…このどあほー!あんたは若がえらしすぎよぉぉ!」
   スバコォン!
   その目覚めてよろよろとしつつも上半身を起こしたロードをみて。
   絶叫をあげつつ懐からスリッパを取り出し、ガウリイをはたいく。
   そんなほのぼのとしたリナとガウリイの様子がみうけられ。
   そしてまた。
   「…つーか、これっておもいっきり詐欺じゃないか?」
   「……わたくしはノーコメントとさせていただきますわ。」
   そして起き上がったその人物をみつつ。
   そんなことをつぶやきつついっているルークとミリーナ。
   「…いくらなんでも、これは若がえらしすぎなんじゃないのか?」
   あきれてつぶやくワイザー。
   彼らの目にはいったのは。
   見た目の年齢、十代、後半、または二十代前半。
   黒いつややかな髪をしている、そこそこハンサム、ともいえる顔立ちの整った。
   一人の人物。
   実際の年齢はすでに齢をかるく55は超えている、というのにもかかわらずに。
   「??貴殿たちは?は!息子が、ベイサムが!」
   おもわず頭を抱えつつ、ずっと臥せっていたために、そしてまた。
   薬を盛られていたがために多少記憶の混乱が見受けられていたりするのだ。
   そういいつつ起き上がろうとするロードを手で支えつつ。
   「ロード・クライン殿、ですな。私はルヴィナガルド共和国、
    特別捜査官ワイザー=フレオンと申すもの。
    この国に逃げ込んでいる元国王ベルギスを追撃しているのだが。」
   そういいつつロードの体を支えつつ、なぜかかなり若くなっているこの町…もとい、
   このあたり一帯の領主、クラインにと話しかけているワイザー。
   その言葉をきき、ふとじっと自分の横にいるワイザーをみつめ。
   「た、頼む!あいつを止めてくれ!あいつは!」
   改心した、やりやおしたい。
   そういわれて快く身元を引き受けた。
   違う名前とそして偽の身分も用意した。
   にもかかわらず、彼が気づいたときには。
   ちゃくちゃくとこの町で次なる実験は彼はしようとしていたのだ。
   それに気づいたクラインとそして息子は当然のこごとくにそれをやめさそうとした。
   -が。
   ある日、彼は息子のベイサムと共に、ベルギスがいつのまにか呼び寄せていた、
   ルドヴィガナ王国の王室近衛団、彼らを使い、二人を幽閉、捉えたのである。
   そして、彼-ロード・クラインは、この部屋にと閉じ込められ。
   そしてそれまで気づかないうちに盛られていた薬の影響もあり。
   そのままここにと幽閉され。
   そして。
   「あいつは…ベイサムを実験一号にする、といっていた…」
   それは彼にとってはつい先ほどのような感覚にとらわれているのだが。
   もはやそれは先刻前ではなく数ヶ月前のこと。
   『な゛!?』
   その言葉に思わず目を見開くミリーナとルーク。
   「…ということはもう、やはり…」
   想像はしていたが。
   とため息をついているワイザー。
   「とりあえず、ロード・クライン殿。まだ本調子ではないですから。
    あまりうろうろしないでくださいね。
    というかロードって確か息子のベイサムと瓜二つ、だったから。」
   そうつぶやくリナに。
   「そういえば、あのラーヴァスって名乗っていた、代行は。
    兄のベイサムがいろいろよからぬことをたくらんでいる。
     ―そういってたしな。実際に姿を消したベイサムより、
     代行の言葉を兵士たちも信じているのが現状だしな。」
   その中にも自分も含まれてたが。
   そんなことを心でおもいつつもはき捨てるようにいっていたりするルーク。
   「ま、どうするかは本人の自由だろうし。
    それで、どうするんだ?リナ?ロードは救出したが?」
   のほほんとリナにむかってにこやかに笑みを浮かべるガウリイに。
   「だぁぁあ!あんたは何いってんのよ!
    きまってるじゃない!ここで行われている馬鹿なことを、叩き潰して、
     あのベルギスを叩きのめす!にきまってるじゃないの!」
   がくがくがく。
   あきにかに場違いなまでににこやかにいってくるガウリイの服をつかんで。
   がくがくと前後に振っていたりするリナではあるが。
   「それじゃ、建物が違うんじゃないのか?本格的にやってるのは…」
   こまったようにいまだにリナにゆすぶられながらつぶやくガウリイの言葉に。
   はっと気づいて手を離す。
   「ああ!いわれてみればあれやってる気配はこの建物じゃない!?
    町の外のはま、ゼロスのやつのせいでぶっつぶれたけど。
     まだこの城の中のあの建物の一角!」
   などと思わず叫んでいるリナに。
   「…いや、だからどうしてあんたら、そこまでわかるんだよ…」
   「…ルーク、それはきっと考えたらいけないことなのよ…」
   そんな二人の会話に突っ込みを入れるルークをさらりとなだめているミリーナ。
   「とりあえず私は私の役目、ベルギス前国王を捕まえるか。
    もしくは退治する、という権限も与えられているからな。
     ―ま、あんたらのやりたいようにやってもいいぞ。」
   のほほんとにこやかにいっているワイザー。
   「ほんと!?それじゃ、とりあえず、問題の建物に向かって移動するわよ!」
   それだけいいつつ、リナもまた何やら唱え始め。
   「ちょっとまて!いきなりか!?」
   思わず抗議の声をあげるルークのその声よりも早く。

   「フェイス!」
   リナの術が完成し。
   …若返ったロードの前よりいきなりリナたちの姿は掻き消えてゆく。
   「うわ!?」
   当然といえば当然の反応。
   いきなり五人の姿が掻き消えたに驚きつつ。
   ベットの上にて腰を抜かしているクラインの姿がそこにはただ残されてゆく。


   人間というものは何を考えているものやら。
   よこしまなことをしているところには必ずといっていいほどに厳重にと警備を配置している。
   ここで何かやってますよ。何かがありますよ。
   といっている、というのにも当たり前、ということに違いはないのに。
   そしてまた。
   リナたちがむかったさきもまさにそんな中。
   広い城の敷地内部にあるドーム型の神殿風の建物。
   普通の兵士たちにはただの本当の神殿、として信じられていたりする。
   ちなみに神殿などが多々とあるのは、代行が信心深いからだろう。
   それで納得している兵士たち。
   どこぞの町の何も考えてないというかのんびりとした人々といい勝負かもしれないが。
   その中でも一番に厳重にと警備が多い神殿。
   その内部に、リナたち五人は出現していたりする。

   「明かり(ライティング)」
   そういい、ミリーナが天井にと明かりを放つ。
   ゆらゆらとした明かりに照らし出されるは並んだ長椅子、中央の道の先には祭壇。
   一件どこをどうみても普通の神殿と変わりはないが。
   「とりあえずこの下だな。」
   そういいつつ。
   キン!
   ガウリイが腰に挿している剣を抜き放ち。
   そのまま、床をきれいにマルク切り取ってゆく。
   「…あんた、人間離れした剣技もってるな…」
   ルークのつぶやきは。
   ただただ、周りの空気にと溶け消えてゆく。


                             -続くー

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    あとがきもどき:
     薫:・・・・・・・・なぜかねむい・・・・。
       うみゅ・・・・。
       今日はあまりに眠いからこのまま寝ます・・・・うみゅぅ・・・・。
        ああ、短いよ・・・・短い・・・・くすん。
       ではでは・・・・・。
       とりあえず今は熱・・・・七度五分なんだけどなぁ・・・・。
       2003年10月18日某日。