うにゅぅ・・・・。
なぜかちょっとパソコンいじっただけで・・・目がまだおかしいよぉ・・・。
なぜかアンジェリークの打ち込み気力が乗らないので。
こっちを打ち込みをば・・・・。
えっと、?という人は。
一部を参考にしてくださいな・・・・ではでは・・・・。
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狭間の選択 〜探しあぐねて魔力剣〜
「・・・・・ふむ。なるほど。」
確かに眉唾ではあるがいってみるだけの価値はあるわね。
とある酒場でのある日のこと。
いつものように情報収集がてらにガウリイにも女性形態にさせ。
身軽な服装で酒場に繰り出しているリナとガウリイ。
ガウリイとしてはリナと一緒のときには男性でないと気が気でないのだが。
いまだにそんなガウリイの気持ちにはまったく気づかず。
それでもリナを怒らせたくない、というので。
少し力を加えて作っている特殊な布で作られた服を着て。
しかたなしに女性の姿にとなりリナと一緒に夜の酒場にと繰り出していたりするガウリイ。
ガウリイが着ている服装はいたってシンプル。
ちなみにこの材質、ガウリイが性転換をしたときには身長から体つきまでが、
一気に変化するのであるがそれに合わせてガウリイが今来ている服はその材質上。
その姿にあった形となる特性をもっている。
まあガウリイの場合は女性の姿になったときは基本となる男性形態より、
身長からすべてが低くなってしまうのでそのような材質の服はかなり必要でもあるのだが。
リナが何か言い寄られそうになったらすかさず男性形態になり、
ごろつきなどを払いのけているこのガウリイ。
だがそんなガウリイの必死の努力にもまったく気づかずに。
今日も今日とてリナは情報収集のために。
といいつつガウリイをひっぱって夜の酒場にと繰り出していたりする。
どうみても下心ありそーな男性が話しかけてきて。
とりあえず必要な情報を聞くだけ聞いてそれから肩にと相手が手を置きかけたので、
そこにあるトレーでそのままその頭をしばきたおし。
そしてまたそれが発端となって大乱闘となる酒場の中。
一人原因となったリナはといえばのんびりとそんなことをつぶやきつつ席にと着いて、
その喧嘩を眺めていたりする。
「・・・あのなぁ。リナ。」
「あら?ガウリイ?また男性に戻ったの?ま、いいけど?」
何か雲ゆきが怪しそうだったのでトイレにとたち男性の姿にとなったガウリイが、
リナのところに戻ってきたときにはすでに遅し。
すでにもう酒場の中は大乱闘中。
「・・・・おまえもう少しまってろよ。そうしたらオレがオンビンにすましてやったのに・・・」
「だって、このあたしの肩に手をおきそうになったのよ?
しかももう片方の手なんておしりに向かってたし?」
当然の制裁、といわんばかりにきっぱりと言い切るリナ。
「だからってトレーはないだろ?トレーは?」
「呪文とかだったら弁償するのいやじゃないのよ。
それにこの喧嘩、あたしのせいじゃないしv」
にっこりと微笑んでいいきるリナ。
まあ確かに。
リナがおしりをさわりかけていた男性をトレーの角。
ちなみにこのトレーはガラス製。
その角でたたかれ血を流しよろけた先のテーブルをひっくり返し。
でそのテーブルの客が怒り・・・で今に至っているのだが。
「それより、ガウリイ!情報が入ったわよ!
ベルセドっていう町で何でもうわさになってる魔力剣があるって!」
目をきらきらとさせていっているリナに。
「とりあえずリナ、ここ出るぞ?」
そういいつつとりあえず店の主人に金貨が少しばかり入っている袋を心積もりとして手渡し。
リナをつれて店の外にでてゆくガウリイ。
外にでるともう店に来たときにはまだ夕方であったのであるが。
もはや夜の帳も下りている。
「うーん。しっかし夜の酒場ってどうして物騒なのかしらねぇ。」
などと完全に人事のようにいいつつ。
「さ、ガウリイ、明日も早いんだし。戻るわよ!
・・・とその前に!あんた、姿女性にもどしなさいよね!
部屋ひとつしかとってないんだからね!」
並んであるくガウリイにびしゃりといっているリナ。
一人部屋を二つとるよりはたいてい二人部屋、つまりはダブルをひとつ取るほうが、
金額的には安く上がる。
そのためにリナはいつも宿屋などではガウリイに女性の姿になるように強制しているのだが。
・・・・まあリナが寝静まった後に。
ガウリイがたとえ男性の姿に戻っていたりする・・・という事実は。
今だにリナはまったく欠片も気づいてなかったりするが。
「はいはい。」
そんなリナの声に答えリナの頭をくしゃりとなでる。
「だぁぁあ!だからぁ!髪が痛むからやめろっていってるでしょうが!」
そんなガウリイの手をぴしゃりと払いのけているリナ。
傍目からみればどうみても恋人同士のじゃれあいにしかみえないじゃれあいをしつつ。
酒場で情報を得てそのまま宿屋にと戻ってゆくリナとガウリイの姿が。
とある町にて見受けられてゆく。
「うーん、これはかなり・・・・♪」
道すがら真偽を確かめつつ進むリナとガウリイ。
確かにそれがあるのはどうやら事実らしいが。
「そもそもその剣を探しにいった人が行方不明になる。
というのが何か信憑性があるわよね。」
実際に役所で調べたところ事実行方不明者は出ているらしい。
おそらくは届出がなされていないものをいれればかなりの数になるであろう。
というのが対応してくれた役所の人のその言葉。
そこまでわかっていてどうして調べに行かないのか。
そう聞いたところ。
ただのうわさや不確定な事実で役人を動かすわけには上がみとめない。
ということらしく。
行方不明者の捜査、といった仕事も魔道士協会にと配布されていた。
まさに一石二鳥とはこのこと。
剣を探してゆけば行方不明になった人たちの行方もわかる。
そしてまた別にその剣に関しては所有は国や町にある。
とは明記されてないのだからして。
「とにかく剣を見つけたというグレンという男性を訪ねましょ。
話はそれからよね。」
調べたところその剣を発掘したのは一人の男性らしい。
そしてまたその男性がその剣をどこかに隠した・・・とか、または、
剣があった場所についてうそを報告した。
などと真偽はいろいろといわれている。
「わざわざ探さなくても。エルさんとかがくれるっていうんだし。」
ゴルンノヴァがあちらの世界に戻るとき。
不便だろうから代わりの剣、化しましょうか?
という申し出が実はあったりもしたのだが。
「冗談!あんたねぇ!金色の王とか宇宙の姫とかが!
渡すっていうものにまともなものがあるとおもう!
絶対に遊びの対象にされかねないわよ!」
きっぱりはっきり言い切るリナ。
事実変わりに渡そうとしていたものは彼らを引っ掻き回すには十分すぎるものの。
・・・・実はとある世界の魔王そのものだったりもするのだが。
それは何となく勘でよみきり丁寧にその申し出を断り、こうして自力で剣を探しているこのリナ。
伊達に息統合しているわけではない。
ガウリイと一緒に行動するに辺り、よく訪ねてくる彼女たちの性格は。
もはや大体のところはリナはつかんでいる。
だからこそ。
面倒なことになるよりは自力で探したほうがまし。
ということで新しい光の剣に変わるものを探しているのだが。
「・・・・おーい?リナ?今の言葉でこの辺りの精神世界にいた魔族たち・・・。
ある程度滅んだぞ?」
「いーのよ。そんなことは。」
いきなり彼らの創造主である王の名前・・・しかも通り名前を言われ。
精神世界面にてこの辺りいったいにいた魔族などは今のリナの言葉で滅んだり、
または死亡したりとしていたりするが。
そのことにすばやく気づいているガウリイはさすがといえばさすがであるが。
だがその事実を一言ですまし。
「とにかく、いくわよ!目指すはベルセド!」
「はいはい。リナのいうとおりに。」
そんなほのぼのとした会話をしつつ。
うわさの真偽を求めカルマート公国の端にあるその町にと向かってゆくリナとガウリイ。
カルマートにはいって数日の後。
ドゴォン!
森にと響く爆音の音。
「ガウリイ!いくわよ!」
「おう!」
絶え間なく続くその音はまぎれもなく攻撃呪文の音。
しかも音の数は複数。
たいていそういったときには誰かが襲われているか。
もしくは何かが起こっているか。
そのようなときにたとえば襲われている人物を助ければ。
間違いなく礼金もしくはお礼がもらえる。
かなり打算ずくで動いているリナではあるが。
そんなことをおもいつつ。
ガウリイと共に音のしたほうにと向かってゆくリナとガウリイ。
音のしたほうにとかけってゆく。
そこに見えるのは。
「放してください!」
数名の黒尽くめの男たちに囲まれている三つあみをしている女の子と。
そして。
「われらの力になってもらおうか。」
などといって少女の手をつかんでいる黒尽くめの男たち。
「ちょっとまちなさい!か弱い女の子一人によってたかって!」
さすがに相手はたったの一人。
なのに相手は数十人。
リナがそれをみて思わず声をあげつつ。
「ファイアー・ボール!」
声とともにそんな男たちにいきなり術をお見舞いする。
「おーい、リナ、いきなりそれはないんじゃないか?」
それをみてのんびりとそんなことをいっているガウリイ。
「いいのよ!だってこいつら人でないし。」
『な゛!?』
きっぱりと言い切るリナのその言葉に絶句している男たち。
「ま、確かに。どうやら合成獣とか、あとは魔を合成されてたりするようだけどなぁ。」
全身を黒い服装で覆っているのにもかかわらずに。
見ただけでそんなことを言い当てているこの二人。
なにやつ!?
などと警戒しつつ呪文を放ったリナの方向を見ようとしたその最中。
「ちょぉぉぉとまったぁ。あんたらもしつこいな。」
「まったくですわ。」
リナたちとは違う方向から聞こえてくる男女の声が。
その二人の声を聞きつけ。
「・・・ちっ。また貴様らか。」
「リーダー。ここはひとまず。」
多勢に無勢。
確かにこちらは人数的には有利ではあるが。
だがしかしあまり目立つ行動はしないようにと上から指示が出ている以上。
他人がこうして四人もきてしまったからにはこの場は引くよりない。
そんなことをおもいつつ。
「われらはあきらめないからな!」
などと言い放ち。
「ダークミスト!」
黒い霧の術を唱え霧にとまぎれて消えてゆく黒尽くめの男たち。
「・・・・つーかあいつら・・・・何となぁぁぁく私・・・・知ってるようなきがする・・・」
霧にまぎれて消えてゆく男たちをみつつそんなことをつぶやいているリナに。
「なあ?リナ?あいつらこんなもの落としていったぞ?」
一人が落とした何かのワッペンを拾いつつそんなことをいっているガウリイ。
「どれどれ?」
「・・・・・・・・・・・・」
ガウリイが持っているそのワッペンらしきものは。
服の切れ端。
そういえば私の術で一人の服装燃えかけてたの切り取って火消してたわね。
あいつら。
などとそんなことをおもいつつそれを見ているリナ。
そこにはどこかに見覚えのある紋章が。
「・・・・・・あ゛ー・・・・ルヴィナガルド王国の紋章だわ・・これは・・・・」
どうりでどこかで見たことある気配だと。
などと頭を抱えているリナ。
リナは以前その王国とちっょとしたことでかかわりがあり。
その結果かつては王国であったその国は今では共和国にと変わっているのだが。
「確かそれって国民をデーモンに変えようとして王国でなくなった国だろ?
エルさんが面白そうなことしている国がなくなったとかいって、
何やら当時ぶつぶついってたし。」
などとのほほんとそんなことをいっているガウリイ。
「・・・・ま・・・・まあ金色の王にかかったら・・・そうなのかもね・・・しゃれになんないけど・・・」
ガウリイの言葉に思わず少しばかり汗を流しつつ。
当時あの一件を解決したことを思い出しているリナ。
そんな会話をしているリナとガウリイとは関係なく。
「まったく。シェーラちゃん。危ないよ。一人で歩いたら。」
「そうですわ。狙われているのを知っていて。それでも一人歩きだなんて。」
ふとそんな声が聞こえてきてこの場に自分たちだけではないことに気づいているリナとガウリイ。
ちなみにさきほど襲われていたみつあみをしている村娘の格好をしている少女は。
なぜか完全に硬直していたりするのだが。
理由は簡単。
とんでもない単語を聞いたからに他ならない。
はたと話しかけてくる男女の言葉にわれにと戻り。
「ご心配なく。それに私守ってくれなんて一言もいってませんから。
いくら聞きにこられようとも質問にはお答えできません。」
そんなことをいいつつ地面に散らばった花々をかごにと拾い集め。
「助けてくれたことには感謝します。でもこれ以上私にかかわらないでください。」
そういってかるく頭を下げてそのままその場から立ち去ってゆく少女。
「あ、まってくれよ!シェーラちゃん!」
「・・・・ちょっと!?それだけってことはないんじゃない?
どうして襲われているのか教えてくれてもバチあたらないんじゃないの?」
立ち去ろうとする少女の前にと立ちふさがりにっこりと微笑んで聞いているリナ。
「それはあなたたちには関係ないことですから。
それでは失礼いたします。」
これ以上リナ達にかかわっていてははっきりいって命が危ない。
シェーラと呼ばれた少女は内心そんなことを思っているのだが。
そのまままるで逃げるようにとその場を立ち去ってゆく少女。
「ちっ。あんたらが出てくるから・・・・。追いかけるぞ!ミリーナ!」
「ほうってはおけませんわね。確かに。」
そんなことをいいつつリナ達とは別のグルーブ。
一人は目つきの鋭い男性にもう一人は銀色の髪をポニーテールにしている女性。
女性の方を男性がミリーナと呼んでいたのでおそらく名前はミリーナなのであろう。
「ルーク、急がないとまたまかれてしまいますわ。」
「そうだな。さすがは俺のミリーナだぜ!」
「馬鹿なことをいってないで。とにかくシェーラさんを追いかけますわよ!」
などといつつちらりとリナ達を具間みただけで。
立ち去っていったシェーラを追いかけてゆくルークとミリーナという名前の男女。
そんな三人の姿をしばらくみつめ。
「・・・・・ねえ?ガウリイ?・・・・あのシェーラっていう子・・・・。
どこか気配おかしくない?」
何かが異なるというのがリナの勘がそういっている。
「ん?そりゃ、あいつも魔族だからじゃないのか?
一応力と隠してるみたいだけど。ついでにあの気配は覇王一派だな。」
さらり。
そんな立ち去るシェーラをみてさらっといっているガウリイに。
「・・・・・何で覇王将軍シェーラがんなとこにろいるのよ・・・・」
思わずそのガウリイの言葉に頭を抑えるリナ。
リナは家柄というかとにかく様々な知識を家族から・・・・姉に当たるルナから教え込まれている。
覇王一派に属しているシェーラ。
それは。
覇王将軍シェーラ。
それ以外には・・・いない。
「それはオレにもわからんが。そこにいるゼロスにでも聞いてみたらどうだ?」
さらりとそんなことをいいつつ何もない空間を指差していたりするガウリイ。
「・・・・それもそーね。ってことでラグナブレード!」
ザシュ!
ガウリイの言葉をうけてにっこりと微笑みその場を闇の刃でいきなり切りつける。
どでっ!
それと同時に何もない空間から落ちてくるひとつの黒い影。
「リリリリリリリナさん!いきなり切りつけるのはやめてください!」
地面に落ちた黒い影が何やら抗議の声を上げていたりするが。
「ゼロス?勝手にオレたちについてきてて、無事に済むとでもおもってるのか?」
落ちてきたその黒い塊にむかってにっこりとそんなことをいいつつ。
すっと精神世界のこの黒い塊・・・すなわち獣神官ゼロスの本体に刃を突きつけているガウリイ。
「・・・・うう・・・・だから・・・・だから僕はいやだっていったんですよぉ!
魔王様の・・・・獣王様の・・・馬鹿ぁぁぁあ!」
などといいつつ本気でなき始めていたりするのはリナ達とは知り合いでもある、
獣神官ゼロス。
ちょっとしたことでリナ達とは行動を共にしていたのだが。
・・・・・免疫ができたであろう。
という理由から二人に曲がり間違っても誰かがちょっかいをかけないようにと。
監視しておくように。
という上司命令によりしかたなく隠れて様子をみていたのであるが。
「んっふふ。ゼロス?きりきりと白状することね!」
「だぁぁ!リナさん!その黒い塊・・というかあのお方直伝の虚無球はやめてくださいぃぃい!」
シェーラ、ルーク、ミリーナがいなくなった森の中。
ゼロスの悲鳴が・・・しばらく響き渡ってゆくのであった。
獣神官ゼロス。
一度リナ達とかかわりになったがために。
もう彼には逃げ場などないのだ・・・ということは。
いまだに彼は気づいていない。
−続くー
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あとがきもどき:
薫:というか。
なぜか打ち込みしてたらやはりいつものように邪魔してくるうちの猫・・。
なぜなんでしょうかねぇ?(笑)
どうでもいいけどキーボードの上とかを歩いたり、
手に擦り寄ってきて邪魔したり・・・と。
今まで熟睡してたのにいきなり始めるのが何を言いたいのやら(笑)
まあなどとただいま打ち込みしている現状はおいとくとして。
ふふふふふ。
出てきました、シェーラちゃん。
ついでにルーク&ミリーナも。
まあ問題なのは。
リナ&ガウリイ。
はじめっからシェーラが魔族だとわかってることですね。
何をたくらんでいるのかそれを調べていくことになりますけどね。
え?ゼロス?彼は知りませんよ。
というかこの計画・・・・覇王が勝手に一人で計画、
指導していることですからねぇ。
ええ、とめました。魔王は(笑)
何しろ、エル様ゆかり?のガウリイはいるわ。
インバース一族でもあるリナもいるわ。
ですからね。ほぼ最強(笑)
でもやっている理由のひとつ。
その原因は・・・やっぱり根本は人身御供です(こらこらこら)
あしからず・・・・。
それでは、またいつかv次回でv
2003年9月11日某日