闇の行方 ~第4話~
「リナ!!!!」
呼び止めるものの、リナの姿は、瞬く間にかき消える。
「っ・・!!!!部下Sの馬鹿ァァァァァ!!!!!」
ルナの叫びがこだまする。
はぁはぁ・・・・
さて・・どうする?
どうするも何も・・決まってるじゃない・・・。
ルナの瞳が揺らめく。
このままだと、まず確実に・・リナ様の精神は・・・・。
「・・・・エル様・・・リナの親友として・・行動させてもらいますわ・・・。」
ゆらり。
ルナの姿がかき消える。
後には、ただ、静かな風の音が響いていた。
リナがいきなり、現れて、ガウリイと分かれて、一人でいきてゆく。
そうルナに告げたとき。
ルナは、リナの瞳の中に、寂しさをみてとっていた。
全てを失ったさみしさ。
以前にもまして、寂しい光。
精神の内部に封印されていなければ、とっくに封印をといていたのだが。
精神の内部に魔王が入り込んでいたために、手がだせなかったのだ。
魔王は、リナの精神の中に・・弱さをみつけ、
そこをせめて、自分の封印を解かせようとしたに他ならないのだが。
それが、どんな意味を成すかも知らずに。
ルナや金色の王が手を出すと、少なからず、精神にその力の波動が伝わってしまう。
もし、それで、覚醒したら、今度こそ・・・。
完全に意識を閉じてしまうかもしれない。
いや、それか、昔のように、彼と異なる種族の姿に姿を変えて、彼の一生を見守ることを選ぶかもしれない。
あのときは・・彼は・・・気づいていた。
そして・・・猫の姿をしているリナ様をわかっていて・・・。
あいつから・・守り、大怪我したのだから・・・。
その結果。
リナ様は、精神を閉じて・・力を閉じて・・彼の元で彼を守ると誓って。
自らの力と存在を・・閉じたのだ。
これ以上、あいつに力を与えないためにも。
あいつも、リナ様が、力を閉じてからは・・・。
めだった動きはしていない。
でも・・・今の状況で・・あいつが目覚めてしまったら?
ルナを不安が襲う。
あのときの想いは・・二度としたく・・は・・ない。
せっかく、今回は、うまくいきかけていた。
リナ様も・・自らの気持ちに気づかれたというのに・・。
Sのせいで・・。
「部下のくせして・・リナ様を利用しようなんて・・。」
ルナは、はっきりいって、リナを封印の対象に選んだ魔王に対して怒っていた。
ぞわっ。
普通の存在ならば、その場に漂う瘴気で、気絶したであろう。
強烈なまでの瘴気。
そんな中に、ふわり。
一人の女性がいきなり現れる。
紫ががった蒼い髪に、紅の瞳。
瞳の中にやどる光が怒に満ちている。
服は・・竜神しての服ではない。
蒼い色調の上下に分かれたワンピース。
ところどころに紫や銀の刺繍が入っている。
彼女が普段着ている服。
パレスで大概きている服。
キィィィィィンンン・・・・。
涼しい音をたてて、彼女の手に、一つの剣が出現する。
赤い刃をもつそれは。
伝説とされている赤竜の剣。
「何やつ!!!」
現れた女性に対して、人の形をした人あらざるものがいう。
「・・・・邪魔よ。」
ただ一瞥しただけ。
それでも。
『ぎ・・ぎゃぁぁぁ・・・・。』
瞬く間に、かき消えてゆく。
つかつかつか。
彼女に近づこうとした魔族はことごとく、一瞬のうちにかき消えてゆく。
かまわずに歩いていく彼女。
やがて、かつての面影をのこす、水竜王の神殿にたどり着く。
「何やつだ!?」
銀の髪の男性が女性に向かっていう。
「ふふふふ。そういえば・・あんたも・・・・・・ちょっかい・・かけてくれたのよねぇ・・。」
許さない。
「・・ぎゃ!?」
銀の髪の男性を見えない何かが押しつぶすような感覚。
「・・滅ぼしは・・しないわ・・・・。そうしたら、歪みが・・生じてしまうから・・ふふふふふふふふ・・。もっと苦痛を与えてあげる・・・。」
冷たい目で見る女性。
「ぐ・・・ぎぁぁぁぁゃゃ!!!!!!!??」
何が起こったのか。
彼には理解できなかったであろう。
精神世界と物質世界において、同時に見えない攻撃を受けたのだから。
「ふん。たかが、部下Sの腹心の分際で、リナ様に手をだしたからよ・・。」
目の前で、力を失い、そのまま、眠りに入ってゆく覇王をみつつ、女性はぽつりという。
しばらく進むと・・視界が・・開ける。
そこには、無数の氷の数々。
その一番奥にひときわ、大きな氷の塊。
「・・・・誰だ?」
声が氷の中からする。
「さぁて、・・・ふふふ・・・。・・・・あんた・・・リナに何やってくれたの?」
瞳はすでに、据わっている。
「き・・貴様は!?
女性の放つ、殺気には、彼は覚えがあった。
自分と相対する存在。
魔王と対をなす、この世界の・・神。
女性の前にいるのは、氷の中にいる黒い髪を長く伸ばした、魔道士風の男性。
古の大賢者、レイ=マグナス。
「・・・なぜ、ここに!?」
驚愕する魔王。
「ふふふふふふふふふふふ・・・。きまってるじゃない・・・・お仕置き♡」
「・・・・?」
魔王には意味が解らない。
「覚悟するのね・・・。あんたの・・あんたのせいで!!!!」
涙が浮かぶ。
「安心なさい・・滅ぼしはしないから・・・。
あんたを今ここで滅ぼしたら・・・いやでも、 魔族はリナを集中して狙うでしょうから・・。
リナには手出しできない程度にまで・・・弱体化はさせてもらうわ・・。ふふふふふふふ・・・・・。」
「なぜ、そこでリナ=インバースの名前がでてくる!?」
「問答無用!!!大切な・・妹だからに決まっているでしょう!!」
そう。
大切だった。
何よりも。
リナの寂しさを一番側で見ていたのは自分なのだから。
ぶわっ。
女性からあふれ出す神気。
しかし、竜神としての力よりかなり強い。
「まて!!フェアじゃないだろ!」
「五月蝿い!!!」
『い~わよ・・。ルナ・・・やんなさい・・・・。』
虚空より声が響く。
凛としたそれでいて何とも言いようのない上品で気品のある声が。
『・・・あたしも・・いくから。』
「はい。エル様・・・覚悟は・・いいわよね・・・。S!!!!」
きぃぃぃぃん!!
ルナから剣が繰り出される。
それと同時に切り裂かれる精神世界における魔王の本体。
「くっ!!」
氷からぬけでて、実体化する魔王。
「なんで、エル様までが同意するんだ!?」
彼には訳がわからない。
確かに。
自分は、情けないとは思う。
封印に縛られて、なかなか活動が思わしくないから。
でも、それでも。
リナ=インバースが放つ負の感情は。
そこそこに、自分に伝わり、大分力も回復していた。
うまくすれば、このまま、封印が解けれる程度に。
なぜ、そこまで、力のある感情が発生するのかはわからないが。
だから、リナ=インバースを全て取り込もうとしているのだ。
格段に力が増すのがわかっているから。
しかし・・。
いきなり、現れた、このスィーフィードは・・・。
どうやら、それに対して、怒っているようである。
妹?
スィーフィードには、いないはず。
目の前の女性から感じるのは、少しばかりの人の雰囲気。
かつての自分との戦いにおいて、衰弱し、人間になっているはずの、相対するこの世界の神。
自分があの人間を並み居る人間の魂から封印に選んだ点はただ一つ。
何よりも、強い精神をもっていながら。
ひとつのことをつけば、簡単にそれが壊れるとわかったから。
あのものの、精神は・・何かを失うことを非情に怖れていたから。
今はわかる。
それがあのガウリイ=ガブリエフだということが。
案の定。
あの人間を標的にすると・・格段にリナ=インバースの中の我は、日増しに力をつけている。
それでも、なかなか封印がとけないのは・・なぜなのか。
あの人間がいるから、
あのリナとかいう人間の精神が守られているのがわかったから。
・・だから、部下達に命じて。
集中的に、ガウリイ=ガブリエフを殺すように命じた。
あれがいなくなると、確実に。
こちらの勝利は間違いがないから。
「あんたが・・リナを・・リナ様を苦しめるからでしょうが!!!」
一瞬放たれたルナの力。
「・・・・な゛!?」
驚愕する。
すぐにその力の波動はなくなったが。
今の一瞬に感じた力は・・竜神クラスのものでは・・なかった。
どこかで・・昔に感じたことのあるような。
「き・・・貴様!?」
「・・・・リナ=インバースは・・この私・・ルナ=インバースの妹よ・・。」
怒りに満ちたまなざし。
『・・・ま、それだけじゃ・・ないけど・・ね。』
金色の光が収縮する。
「えええええええエル様ぁぁぁ!!!!!?」
狼狽する魔王。
『ルナ、どんどんやっちゃって!!少々・・あんたの力・・使っていいから。ばれない程度にここの世界に・・結界はるから・・。』
「解りました。・・感謝します・・エル様・・・。」
ルナの横に現れる金色に輝く絶世の美女。
彼らの絶対上司。
逆らえるはずもない絶対者。
全ての混沌を生み出せし存在。
―
「まて!!スィーフィード!!力とは!?」
意味が解らない。
「
ルナが静かに言葉を滑り出す。
「―――!!!!!!?」
今、何をいった!?
スィーフィードは・・何をいった!?
思考が・・混乱する。
知る由もない。
ルナがリナが人として、輪廻にのったとき。
あまりに、張り裂けそうになる心を保つために、自らが、ここの竜神となったというのは。
ちょうど、リナが彼らを創りだせし直後の出来事であったがゆえに。
まだ、このシャブラニグドゥに相対する存在を創り出す前であったがゆえに。
まとう。
と思ったのだ。
リナが・・再び、その心を完全に開くそのときまで。
少しでも、意識と力を閉じているリナの力になりたいがために。
本来の仕事もこなしつつ。
この世界の竜神も兼用していたということを。
それは、この世界を金色の王より、任されている深淵なる真の王の補佐官。
ここの混沌そのものの存在。
金色の母の妹なる存在。
金色の母は、妹の代わりにここで目覚めを待っているにほかならない。
ここ、百五十億兆万年、意識を閉じ、眠りについているかのお方の代わりに、
基本的に、全てを取り仕切っている存在の名前・・・。
それが、なぜ、このスィーフィードからそのとおり名がでてくるのだ!?
「・・・覚悟は・・いいわね。」
目の前の自分と対を成すはずの彼女の姿は。
雰囲気ががらりと一辺していた。
自分では、太刀打ちもできないほどの強大な力を感じる。
「・・・ま・・・・ま・・・・さ・・・・か!?」
『問答無用!!!!』
ごぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・
黒い衝撃波と、そして、紫がかった、深淵の闇が当たりに満ち溢れる。
まさか・・!?
関係者!!?スィーフィードが!?あの存在の!?
魔王の思考は・・混乱する。
関係者どころではなく、本人であるのだが。
金の縁取りの大鎌が振り下ろされる。
紫の銀の縁取りのある紅い刃も。
「・・・ぎ・・ぎぁゃゃゃゃ・・・・・」
彼は・・・それ以上声を上げることはできなかった。
本体から、そがれる力。
それは、実体化する力も・・完全に失っていた。
少しでも、衝撃がくわわれば、そのまま、混沌に沈み行く直前までのダメージ。
氷の中から・・人物が消えた。
ただ、波動からそこにいるというのがわかるだけ。
「はぁはぁ・・。」
力を抑えてはいるものの、やっぱり納得がいかないルナ。
「まあまあ、ルナ、とりあえず・・これで、部下Sもしばらくはリナには手出しできないわよ。・・・その間が勝負よ。」
金色の王が傍らのルナにいう。
「・・・解ってます!!リナ様に・・ガウリイを会わせて見せます!」
今、彼は、目覚めたところ。
これから、自分の所にくるつもりのようだ。
今のままの彼では・・リナ様を守りきることは・・無理かもしれない。
・・・ならば。
魂自体のもつ、力を呼び覚ませばいい。
彼が・・全てを思い出しさえすれば・・全てうまくいく。
・・・だから・・・・。
「・・・そーね。・・この時代と未来は繋がっている・・。繋がりであるあっちの世界か・・崩壊しかけてるから・・ね。」
金色の王がぽつりという。
「・・・状況は・・悪化している・・ということ・・ですね。」
二人がみたビジョン。
全てを失い、リナが精神崩壊し。
この深淵なる真の王そのものである空間が、瞬く間に、金色の王のもとに、何もない空間として還りゆくビジョン。
反対に。
うまくいけば、この世界は・・発展する証に。
未来なる世界も設立されている。
この時間と連動する未来の世界。
ここの状況一つで・・あちらは変化・・する。
あちらが崩壊しかけている。
それすなわち―最悪の結果に向かっている証でもあるのだ。
「まあ、あたしが何とか、保つわよ。
―リナの方は・・お願いね。あの子・・あたしの呼びかけにも・・。・・・・やっぱり・・応じないから・・・・。」
「わかりました。」
すぅ。
かき消える二人の女性。
後に残るは、中に何も見えなくなった氷の塊。
その裏で、考えることもままらないほどに、力を失った、この世界の魔王・赤瞳の魔王(ルビーアイ)シャブラニグドゥの7/1。
レイ=マグナス=シャブラニグドゥの姿―。
魔族達は、魔王の弱体化とともに、一時、その力を大半失った。
その一時の期間が・・・チャンスの期間。
「リナ!?」
―― 荷物は・・あった。
だけど・・隣で寝ていたはずのリナがいない。
ふと、荷物の上の手紙に気づく。
ガウリイはいやな予感が・・した。
心臓が張り裂けそうになる。
震える手で、それを手に取る。
―『さよなら、愛してるがウリイ。世界よりも何よりも彼方だけを。
―だから、あたしは彼方を失えない。何よりも大切だから。
―だから・・さよなら。探さないで。
―生きて。彼方が生きていてさえいてくれれば・・あたしは大丈夫だから。
―このままだと、あたしは、いつか彼方を殺してしまう。
―彼方があたしのせいで死んでしまうかもしれない。
―彼方に何かあったら、この世界だでなく全てを壊してしまう。
―だから・・愛してる・・愛してる・・だから・・さよなら・・ガウリイ。
―さよなら・・・・。 リナ 』―
――っ!!!!
なぜ・・なぜだ!?
「・・・・リナ・・・オレは・・お前がいないと・・生きていかれないんだぞ・・。」
昨日までのリナの姿がちらつく。
自分に抱かれていたリナの姿が。
確かに―あのときのリナは、おかしかったかもしれない。
今さら気づくオレは馬鹿だ・・。
あれほど、一線を越えることを拒んでいたリナ。
――後に戻れなくなるから・・と。
でも、オレは・・それでもいいといった。
リナがその気になるまでまとうと思った。
リナの中に魔王がいても、リナはリナだ。
もし、魔王が目覚めそうになったら、オレがリナを守ってやるから・・と。
リナが数日前。
『抱いてもいい・・よ』といってきたときには―。
オレはリナが全てオレを受け入れてくれるものだと思っていたのに・・。
でも・・オレは、リナを始めて抱けるうれしさで・・
・・・・リナの決心を見逃していたらしい。
・・・・馬鹿だなオレは・・・。
リナの残した手紙には、涙の後がくっきりと残っている。
ガウリイは、そんなリナの手紙をにぎりしめ、きつく唇をかむ。
昨日までは・・確かに、オレの腕の中にいたのに・・。
あの温もりが・・。
今は、そのリナがいない。
あの出来事は・・リナ、オレから離れるための・・お前の決心だったのか?!
オレに抱かれることが・・。
―あきらめない。
手紙に書かれているリナの言葉。
リナがオレを愛してくれているなら、なおさらだ。
絶対に・・見つけ出す!!
たとえ、地の底だろうが、混沌の中だろうが、みつけだす!!
―― オレは・・リナがいないと生きていかれない・・。
リナの悲しむ姿を見たくない。
リナが笑っていると、昔からみているあの夢も見ないから・・。
いつからだったたろう。
夢の中の少女がリナの姿になったのは。
ぼんやりとしか見えてなかった夢の中の少女。
いつも、寂しそうな瞳をして・・泣いていた。
リナのためなら・・オレはどうなってもいい。
リナが幸せになれるのだったら。
「・・・・リナ・・。きっと、見つけ出す!!逃がして・・逃がしてなるか!!」
やっとこの胸に抱いた温もり。
15日間の短い期間。
・・・まあ、初めてのリナをそこまで続けて抱いていたオレもオレだけど・・・。
―あきらめられるわけ・・ないだろ?
―リナ・・・・。
誰よりも、強いようで、弱いお前を知っているから。
だから、オレは常にリナの側にいると誓ったのに・・。
・・・前にもあったような気がする。
・・・・リナを守る・・と。
いつのことだったか。
おかれているリナの荷物と路銀。
リナのことだから、これを売ってでも、足しにしろというのだろう。
だけど・・オレは手をつけない。
リナに渡す。
オレの手で。
二度と、リナがオレから離れようと思わないように。
しっかりとリナをつなぎとめておくために。
リナの居場所はオレの隣だ。
そして、オレの居場所もリナの隣だけなんだ・・リナ・・・。
手紙を握り締めて、ガウリイが悲痛な声を漏らす。
強い決心をその瞳に宿して、彼は外を見る。
「・・・リナの居場所・・ルナ義姉さんなら・・何か知っているかもしれないな。」
やみくもに探し回るより、確実な方法でお前を探し出してやる。
「絶対に見つけ出す・・・だから―まってろ・・リナ。」
お前の隣にいるのは―オレだけだ。
そしてオレの隣にいるべきなのも―リナ、お前だけなんだから。
ぐしゃ。
手紙を握り締める。
昨日までのリナは、すでにベットにいない。
あの笑顔が・・隣にいない。
リナがいたという痕跡は、ただ、シーツについた、赤い染みのみ・・。
リナが初めてだった証のみ。
リナの荷物も、持ち主がいなくなって泣いている。
「―・・とりあえず・・ゼフィーリアに向かうか・・」
リナのことだ。
絶対にルナ義姉さんには、何かいっているはずだ。
他に今は方法はない。
― だから・・リナ。
リナ、お前が俺を必要としてくれている限り・・オレはあきらめないからな。
― リナの温もりを。その笑顔を―その全てを―。
― だから・・・待っててくれ、リナ。
オレが向かえにいってやるから・・・・。
とりあえず、服を着て、そして、ガウリイは・・宿を出る。
宿の女将に聞いたところ、リナが出発したのは、昨日の夕方らしい。
・・・まだ、近くにいるかもしれない。
ガウリイは、リナを探す・・旅にでた。
-続くー
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まえがき:
まえがき:
こんにちわ♪
ああ・・・くらい・・くらすぎるぅぅぅぅ!!!!
しくしくしく・・・・。
では・・・・しくしくしく・・・・。
Sの馬鹿ぁぁぁぁ!!!!!
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あとがき:
薫:はい♪暗いから、こちらはせめて、明るく・・(汗)
ちなみに。過去話・・読んでないと意味が全然解らないと思います!!(まて!)
まあ、なるべく平行して、打ち込んでは・・いるんですけどねぇ・・・。
ああ・・どんどん溜まってゆく・・・(まてまて!)
次回は、ガウリイの出発視点と、リナ視点です♡
リナ、次回で、妊娠してることを知ります(汗)
ガウリイと分かれてから・・五ヶ月が経過してますが・・・。
ではでは・・・・・・。
リナス:リナお母様ぁぁ!!
薫:おや、リナスちゃん、そろそろこっちに来るんですか?
リナス:だって!!私の時代のガウリイ父様とリナ母様・・姿が、消えかけだしたし!!!!
薫:・・・・連動・・してますからねぇ・・・(汗)
リナス:エリーお姉様と、カウリイお兄様は、この時代には、自分達がいるから、
同一人物が同一時空弦に存在すると、歪が生じるからって・・これないそうだし・・・・。
薫:・・・・なるほど。
・・・・リナの心の支えに・・なってあげてくださいね・・・。
リナス:当たり前!!!あ、じゃあ、あたし、エル様のところにいくから!!じゃあね!!!
薫:・・・運命が・・回り始めましたね・・・・。では・・・・・・。
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