編集作業してたら小説の打ち込みできませんでした。
ご了解ください?なので短編打ち込みです。
2003年7月25日。
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セイルーン王宮
たたたたた。
元気にかけてくる足音一つ。
それと同時に。
どごがぁぁぁぁぁぁん!!!
盛大にどこからか聞こえてくる爆発の音。
「あらあら?またグレイシアったらしょうがないわねぇ?」
そういいつつもくすくすと笑みを浮かべている一人の女性。
バタン!
勢いよく扉が開かれ。
「お母様!あのね!あのね!」
元気よくはいってくるベットの上で寝ている黒い髪の優雅な気品に満ちている女性にと、
勢いよく扉をあけて小さな女の子が扉より入り女性のベットの横にとやってくる。
ベットに横たわりつつも体を起こしている女性によく似た女の子。
ストレートの長い黒い髪が少女の愛らしさをさらにと引き立てている。
「はいはい、グレイシア、少しは落ち着きなさい・・・ね?」
そういいつつ大切な娘の髪をさらりとなでる。
「グレイシア、今日は何をしたのじゃ?ま、元気があって、結構、結構!がっはっはっ!」
そんな彼女の横でがはがはと笑っている一人の男性。
見た目、どこかの盗賊の親分のような感覚を受けるが。
一応はその筋の人間ではない。
「うん、えっと、あのね!生まれてくる私の妹のためにね!
すぐにいろいろと見せてあげようと思って!みて!あれ!」
などといいつつ、窓の外を指差す少女。
年のころは五歳か六歳程度であろうか。
その艶やかな黒い髪に黒い瞳。
だまっていればかなりの美少女。
だが、しかし・・・・・
彼女が指差すさきには・・・・。
「まあ、新しい何かを召還することができたのね?えらいわ♡」
そんなことをいいつつベットから半身を起こして娘の髪をなでる女性。
「おお、さすが儂とシルの娘じゃな!えらいぞ!グレイシア!」
そういいつつ、顔にと生やしているそのひげで娘をすりすりしている男性。
「うん!何かわかんないけど、それにまだコントロールもできないけど。召喚できたよ!ほめて!」
などといっているその少女は。
ベットの上にと横たわっている女性、シルメリアと、
そしてそんなベットの横で彼女を見ていた彼女の夫であり子供の父親でもある、フィリオネル。
「あら?違うでしょ?グレイシア?そういうときは。こう。おーほっほっほっほっ!さ、やってごらんなさい♡」
「はい!お母様!おーほっほっほっ!」
「おーほっほっほっほ!」
「がっはっはっ!」
部屋に・・・親子の笑いが響き渡る。
そんな一方で。
「うどわぁぁ!?こいつら魔術が通じないぞぉ!?」
「あ゛あ゛!またグレイシア姫様が何かを召喚されたぞぉ!?あ゛!?町にむかってるぞ!第一班、急げ!」
などといった兵士たちの怒号が部屋の外・・つまりは王宮の周りで。
そんな声が飛び交っていたりする。
ここ、セイルーン王宮。
ただ今、ここ、セイルーンの第一王子フィリオネルの正妻。
シルメリア妃に二番目の子供が授かり。
その生まれてくる妹を喜ばすんだと第一皇女でもある彼らの長女。
グレイシアが毎日のように覚えた呪文を使い。
それだけならいいのであるが当然まだ幼いというのもあるのか。
はたまたその実力がすごいのか。
ともかく小さいながらに様々に召還なども簡単にできる。
のはいいのだが。
きしゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!
セイルーンの王宮内部を、シーサーペンとらしき物体が練り歩く。
グレイシアの召還した生き物は・・・まずほぼ100%の確立で。
・・・彼女は制御などできないのである。
城にうねうねとした太い棒のようなそれの体がまきついてゆき。
外からみたら巨大な大蛇に城が襲われているかのよう。
「だぁぁぁぁ!誰かこいつをどうにかしろぉぉぉお!」
いつものごとくに兵士たちの悲鳴がここ、セイルーン王宮にて。
響き渡ってゆく。
それは、ここ、セイルーンでのいつもの光景。
一方、城下町では。
「あらあら。また姫様が術を暴走させたみたいねぇ?」
「あら、今度は巨大な蛇かしら?昨日はくらげ、その前が・・・」
などといつもの風景なので、まったく動じていない町の人々。
ここ、セイルーン。
ここ最近、気のせいではなく、何かがずれてきている町である・・・・・・
結局、そのシーサーペントもどきは。
とある旅の商品を仕入れにきた男性が。
それをしとめ分解し、引き取り決着をみたのは、それからさらに数日後のこと。
-終わりー
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説明という名前の後書き:
薫:えっと、はい、このグレイシア、当然ナーガです。
というか、いい加減にナーガの公式発表・・してほしいですねv
公式裏設定、グレイシア=ウル=ナーガ=セイルーン♡
とりあえずただ今ナーガの母親シルメリアのお腹にいるのは。
はい、アメリアです。
もうすぐ出産という臨月なので床に伏せっております。
ま、まあそれだけではないんですけど。
それはどこかで複線をひくとして・・・っと。
ともかく、生まれてくる妹のために毎日のように魔術をたしなんでいる、
グレイシア。
当然のことごとく、お約束にも、暴走させまくってます(^・^)
それを見慣れてしまった町の人々と。
いつも後始末に追われる城に勤めている兵士さんたちでした。
では、また。
姫:・・・・で?どこがセイルーン王宮?
薫:・・・・・うぐっ!(-_-;)
そ・・・・それでは・・・・・
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