明日が休みなのでゆっくり打ち込みしますvって、やってたら明日になるので今日中に終わらせますvv
多分今日で五巻分が終わります

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       もうひとつのスレイヤーズ!    第34話



「ここねvv」
今は丁度クロツ達のアジトの近くのしげみに(取り敢えず)隠れてアジト側を見ていたりvv
「で、どうやって入り込みます?」
アメリアが聞いてくる。
「取り敢えずゼロスに先に行かせるわ。ただし、何やってもいいけど写本は残しておいてよねvvゼルはそれに用があるんだしvv」
「えぇ?!あんなもの人にお見せするわけには・・・」
「いいのよ、それともあたしの言う事が聞けないのかしら?♡」
「・・わ・・・わかりました・・・」
あたしの誠意ある説得に応じて納得するゼロス。
「いいんですか一人で行かせて?」
そのまま歩き始めるゼロスを見てアメリアがあたしに言う。
「いいのよ、そっちのがゼロスにもいいでしょvv」
「そうそうvv」

と、

なぜか炎の球(ファイアー・ボール)が飛んでくる。
この程度の小技でどうにかなるとでも思ってんのかしら?
こいつらは・・・
あたしはおもむろに手を突き出しファイアー・ボールを霧散させる。
あたしにとってはすんごく簡単だしvv
「な゛っ!?」
何驚いてるのかしら?
あたしが簡単にファイアー・ボール霧散させたせいかしら?
それともこのあたしが気づいてないとでも思ってったのかしら?
まぁ、ゼロスが行ってからここに来たんだけどねvv
「あらあら、何驚いてるの?」
なんか楽しそうにユニットが話してるしvv
「お前らには関係のない事だ。お前たちの好きなようにはさせん。」
何故か見なかった事にしてるし。
「ついに出ましたねっ!悪の副教団長っ!」
あ、またはじまった♡
「人間に正義も悪もあるものか。あるのは強いか弱いかだけ。――貴様ら俗物にはわからんだろうがなっ!」
言って走り出すバルグモン
・・・ふぅぅんv
あたしに手を出すとどうなるかわかってないみたいねぇ♡
「邪魔なのよねぇ♡あんたらみたいなのは♪」
手のひらにあるものを取り出す。
まぁ、これも混沌――つまりあたしの力なんだけどねvv
「エル?こんな所で使う気?」
「大丈夫よv使ってもSのとこに余波送っとくからvv」
「ならいいけど」
いいんだvv
なら♡
「混沌の球♡」
Sの呪文なんてつまんないしvv
ちなみに地上への影響はないvv
ただ単にバルグモン達に当てただけだしvv
まあ、Sにも余波は送ったけどどうでもいいし。
「さて、行きましょうか♡」
あたしは言って歩き出す。
なぜかアメリア達が冷や汗かいてるけど関係ないしvv
どんっ!
あら、なんかゼロスがやってるわね♡
「行くぞっ!」
故か焦った感じに言うゼル。
まあ、いいかv
そのまま歩き出すあたし達。




「――ゼロスか――」
まぁ、これぐらいやるでしょうね。ゼロスならvv
入口をくぐったとたん足元に一人の獣人の死体。
「あの人、どんな技を使うの?」
「・・・・知らん。俺も直接目にした事はない。」
ゼルはあっさりかぶりを振る
「エルさん達は知ってます?」
「知ってるけど・・・・知りたい?」
「ええ。」
即答してくるアメリア。
「一番得意としてるのは精神世界(アストラル・サイド)からの攻撃ね♡他にもあるけど知りたい?」
「精神世界って・・・・やめて置きます。」
根性のない・・・
「取り敢えず奥に進みましょvv」
ユニットが皆を促す。
ま、どうせただの地下施設だしv
あらぁ♪
なんか目の前を横切る影一つ。
ちらりとこちらを振り向くもそのまま走って行く。
そのまま、扉の向こうに消えるが――
「振動弾!」
リナが唱えてた呪文であっさりとその扉を壊す。
その向こうは小さな礼拝堂があったりvv
奥に小さな祭壇と、全く似てないSの像
「写本はこの部屋に隠してたんだ♪」
信者その一がその奥の扉に手をかけたときにリナが言う。
その奥にいるあいつに気づいて楽しそうにvv
信者その一は小さな笑みを浮かべ迷わず扉のノブを廻す
その先には当たり前ながら黒い姿――ゼロスが佇んでいた
「――きさまっ!?」
ぽんっ!
あらら、気づかないほうがいけないのよvv
「ゼロスちょっと貸してねvv」
「・・・は・・・はい・・・」
素直に写本を渡してくるゼロス
「これねvvゼル見るんでしょ」
「あ・・ああ・・・」

写本を手に取る。

――しばらくして――

「もういいんですか?ゼルガディスさん」
アメリアがゼルに聞く。
「ああ。」
その瞬間。
ぼっ!
写本が燃える。
「何やったっ?!」
「あんな不完全なもの必要ないでしょvvまあ、燃やしたのはゼロスだけどvv」
と、そこへクロツとヴァイレウス、ルーディアがやってきた。
「なっ?!」
何故かこちらを睨み付け。
「貴様たちだな?!これは!」
「こいつのせいvv」
あたしはゼロスを指差す。
「こんな事が一人でできる筈がないだろうっ?!」
現にゼロスがやったって・・・ま、信じないでしょうけどvv
「本当ですし・・・ねぇ。」
ガウリイ達にアメリアが言う。
「そうだな。」
「嘘をつきおって――写本はどうしたっ?!」
「僕が燃やしました♡」
ニコニコと笑いながらいけしゃあしゃあと言うゼロス。
「嘘をまだつくつもりか・・ならいいだろう。」
いや、全部嘘じゃないし。
「――ヴァイレウス!ルーディア!」
『はっ!』
「グロウヅを目覚めさせろ!」
何故か傍らに佇む獣人二人に言う
「――いけませんっ!クロツ様!あれはもう、グロウヅなどではありません!へたをすれば・・・・」
ま、もうグロウヅなんかじゃないわよね。
「――ならばこの場でこいつらを引きとめろっ!グロウヅは私の手で目覚めさせる!」
最初からそうすればいいのにv
「クロツ様!」
「ゼロス、クロツの引き止めよろしくねvvさて、あたし達はグロウヅのもとに行くからvv」
パチンと指を鳴らしてそのままグロウヅのもとへと移動する。
途中で叫んでたけど気のせいよね♡
ちなみにゼロスはクロツのもとへ行った。


「さて、これどうする?」
「混沌に返すのが一番よvv取り敢えずわねvv」
その後遊ぶけどvvあたしやリナ、ユニットがvv
「これなんですか?」
「・・・えっと確か人間の間ではザナッファーって呼んでなかった?」
『ザナッファー?!』
ゼルとアメリアの声が重なる。
「ざなっふぁーってなんだ?」
どてっ!
ガウリイのボケに倒れる二人vv
相変わらずよね♡
「お前の先祖が倒したんだろうがっ!」
「と・・・取り敢えず“混沌の球”」
そのままグロウヅの入ってたカプセルごと無に返す。
あーあじけなかった。
その後ゼロスはゼラスに報告しに行ったし。
ゼルはこのまま付いてくるらしいvv
楽しくなりそうね♡



                -第35話へ-





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あとがきもどき:

史織:う~ん完全に今回終わらせましたって感じだなぁ
    ま、いっかそのうちどうにかなるし
    次から六巻分です
 L:あら半端なのは自覚してるんじゃないvv
 姫:そのようねぇ♡って、事でプレゼント♡

(中略)

L:あら、もうちょっと後でやっておきましょ♡
 では
姫:またね♪