こんにちはv昼間から打ち込み開始vv
今日は早く帰れたしvv
そういえばまだナーガ、ルナのこと気づいてなかったりvv
すぐ気づきますけど
ま、どうにかなるでしょう・・・
そろそろいくのです

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     もうひとつのスレイヤーズ!    第21話



「ねえ、リナ。こんな所になんで赤の竜神の騎士(スィーフィード・ナイト)ルナ=インバースがいるのよ?」
出発してすぐナーガが聞く。
「なんでって・・・姉ちゃんがここにいてもおかしくないでしょ?」
「姉・・?・・・・・リナあんたの?リナって確か名前がリナ=インバース・・・ってインバース?!」
ナーガ、やっと気づいたらしい。
「何で教えてくれなかったのよ!!」
「ナーガ・・・・あんただって教えてくれなかったでしょ~が?」
「うっ・・・!」
リナは、もともとナーガのこと知ってたけどねvv
「それより、そろそろセイルーンにつきますよ?」
ふとルナが言う。
「あら、ほんとv」
まあ、すぐそこだし♡




「にしても、思った以上に混乱してるようですね。」
セイルーン王国首都セイルーン・シティの小さなレストランに入ってすぐシルフィールが言う。
まあ、この国今お家騒動真っ最中だしvv
「しっかし・・・」
ガウリイが言う
「なんです?」
ルナが聞く。
普通気になるしねえ
「何だってこの町、こんなにざわざわしてるんだ?」
どっしゃぁぁぁんんん!!
ルナが椅子から落ちてるvv
シルフィールは目が点になってるしvv
う~ん
楽しいvv
「もしかしてガウリイさん、まさかとは思いますけどそこら辺の事情まったくわかってないとか・・・?」
「全然知らない。」
きっぱり言ってるガウリイ。
「あ・・・あのねえ・・」
「おーほっほっほっほ!!今私の家が(王宮のことよ)お家騒動真っ最中なのよ」
「でね。半年ほど前にここの王様が病気で倒れて意識はあるもののベットから起きることができないんだって。
  ま、当然のことながらそこで次の王様は、誰かってことになって今大騒ぎしてんのよ。」
ナーガの説明に付け足してるリナ
「へぇ。」
わかってるんだかわかんないあいまいな返事をするガウリイ。
「わかったの?」
「―――いや、よくわからん」
「・・・・・♪」
無言でしかも喜々としてあたしの力を使おうとするリナ。
わかってるのにねえ・・・
まあ、リナのほうもそれを承知でやってるんだしvv
「わ・・・わかった!わかったからそういうのは使わないでくれ!」
力を霧散させてるし・・・
そのままガウリイに当てればよかったのにぃ
ふふふ♪
「ところでシルフィール、念のために聞くけどその親戚のうちには何時頃着くよ、って連絡したのよね。」
あら、リナ違う話題に変えたわね
「ええ。前にカノン・シティのメッセージ・センターで連絡取りましたから間違いないと思います。」
「じゃあ、今からシルフィールの叔父さんの家に行きましょうか。」
リナは、そういうと席を立った。



「あれです。あの茶色い屋根の家。」
あら、いるじゃないここに彼が
知ってたけど
「あら?この気配は・・・」
ルナが気づいたvv
さすがルナね
いい子いい子vv
「みたいね。あたしとしてはあんまり会いたくないなぁ・・・」
「乙女の理想崩すのには一番だけどvv」
「楽しんでない?ユニット?」
「あら?楽しくないの?」
「楽しいけど・・・」
「楽しいわよねvv」
ふふ♪
本当に楽しいわvv
「・・・・あの、宜しければ寄っていただけません?」
「いいわよvv」
シルフィールがドア・ノッカーを鳴らす。
・・・・・・
「留守かしら?」
「家の中にいるわよ。ただ警戒してるだけ
「何で?」
ナーガがリナの言ったことに聞いてくる。
「彼がいるから、よ。」
あたしが言った瞬間扉が開く。
「おお!シルフィールか!」
「お久しぶりです。グレイ叔父さん。」
「久しぶりね。グレイ」
「グレイシア様?い・・急いで中に!」
グレイが言いあたし達まで中へ押しやっていく。


「何よいきなり!」
声は、横手から返ってきた。
「おお、グレイシア!」
「お、お父様?!」
いきなり出てきたフィルを見て驚くナーガ。
「お、おぬしはいつぞやの魔法娘達ではないか!ルナ=インバース殿も!」
「お久しぶりです。殿下」
ルナが丁寧に挨拶する。
「お知り合いですか?殿下?」
「うむ、信頼しても良い人物だ。」
「・・・・その方はいったい?・・・」
シルフィールが聞いてくる。
「あ、ああ、この方はな、あまり大きな声では言えんがな・・・。
  この国の第一王位継承者、フィリオネル=エル=ディ=セイルーン様であられる。」
あ~あ、はっきり言っちゃった。
「――え?――」
だから言ったじゃない
「・・・おうぢ・・・さま?」
「ね、理想は捨てておいた方が幸せでしょ?」
頷くかわりに言うあたし。
「はぅっ・・・・・」
その場で卒倒するシルフィール。
まあ、気の毒のような気もするけどそこは置いといてvv
あたし達には関係ないしvv
こっちはこっちで楽しまなくちゃねvv


               -第22話へ-






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あとがきもどき:

史織:ご愁傷様です。シルフィール・・・・
  あそこまで理想とかけ離れた人じゃあしょうがないですよね
  L:あ~らら♪可哀想にシルフィール
史織:いや・・そんなに楽しそうに言わなくてもいいじゃないですか
   ちっとも可哀想に・・なんて思ってないんじゃないですか?
 姫:いいじゃないの別にvv見てるのは楽しいしvv
  L:そうそうvv
   楽しければいいのよvv
史織:そうですか・・・・?ま、いいかエル様達がいいなら(良くないけど)
    では、この辺で失礼します
L&姫:またね♪