今日もまた帰ってきてすぐ何もやらずに打ち込み開始vv
親もどっか行っちゃったし。先に進めるのです。
それではいきます。

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        もうひとつのスレイヤーズ!    第49話



しばらく進むうちに当たり前ながらも一枚の扉がある。
「あらあら、少しは飾り気あってもいいと思わない?」
「確かにここまでそっけないとねぇ・・・」
何の飾りも無い扉に呟きつつその扉を開けて中へ入る。
中には特に何も無く・・・・
あるとすれば部屋の中心にクリスタルの丸い柱があると言う程度。
まあ、その中に部屋一つは入るけど。
そこはそれ。
「・・・・一体・・・・」
ぽつりとシルフィールが呟きかけたときクリスタルの中心に影が浮かび上がる。
「ガウリイ様!?」
シルフィールが声を上げてクリスタルに近づく。
・・・・あれ映像なのにねぇ・・・・
「ガウリイ様!ガウリイ様!」
クリスタルの柱を叩きつつ言うシルフィール。
当たり前ながらガウリイはぴくりとも動かない。
「――無駄だよ。それはただの映像だからね。」
やぁっと出てきたわねぇ。
クリスタルの映像が変わりクリスタルから見えるのは小さな黒い影。
そう、冥王フィブリゾの姿がクリスタルに映る。
「久しぶりねぇ・・・・フィブリゾ君♪」
「・・・・・え・・・・・?」
リナが言った言葉を聞いてシルフィールが数歩クリスタルから離れる
「・・・・この・・・・子供が・・・・?」
「貴女とは初対面だね。リナ=インバースとどういう関係かは知らないけど、まあ、人間の言う『仲間』ってやつかな?
  ――はじめまして。その通り、僕が冥王フィブリゾ。赤眼の魔王シャブラニグドゥ様の五人の腹心のうち一人
  この冥王宮の――そしてこのサイラーグの王たる存在さ。――短い付き合いになると思うけど、よろしく。」
・・・・ふざけてるし・・・・こいつ。
「あんまりおふざけが過ぎると自分が後悔する事になるわよ♪冥王フィブリゾ♪」
ユニットがなにやら楽しそうに言う。
ま、ここではリナがやるって言ってたけど
あたしのもとに帰って来たらあたし達の番♡
さぁて、どうしようかなぁ♡
「そろそろ、君たちと別れた二人が来るようだね。随分早く着いたようだけど。」
その一言ともにアメリアとゼルの姿が映し出される。
『フィブリゾ!』
アメリアが入ってきていきなり言う。
『久しぶりだね。君たちがいくら頑張っても僕にはかないっこ無い、
  と言う事を教えてあげようと思ってここにいたんだから感謝して貰いたいくらいだけど。』
・・・まあ、今のアメリア達ならフィブリゾにはかなわないかもしれないけど。
実質的にはフィブリゾが一番下だったりするし。
いまは関係ないからこれは置いといて。
フィブはそのまま続ける。
『まあ、それで僕が本気になったら君たちが呪文を唱えてる間に君たちを倒す事はたやすい。
  それじゃああんまり面白くないからね。そこで――ひとつ、ゲームをする気はないかい?』
ゲーム・・・ねぇ・・・
『ゲーム?』
眉をひそめるアメリア。
『そう簡単なゲームだよ。君たちが僕に攻撃する僕は防御するだけで手を出さない。
  それで、君たちが僕を倒せればそちらの勝ち。倒せなければ僕の勝ち。』
ふぅぅんv
「あら、まあv面白そう♪」
リナの手のひらに魔力球が生まれている。
それも暁よりも眩しき力が♡
「さて、行きましょうかvあたし達もvv」
そのまま指を鳴らしあたし達を移動させる。




「はいとーちゃく♪」
「リナさん!いきなりあーいうのはやめてください!」
『崩霊裂!』
リナとシルフィールの言葉と、アメリアとゼルが呪文を放つのがほぼ同時だった
ま、呪文は発動してないけど
「――その程度の術なら防ぐのに呪を口ににする必要もないよ。防ごうと思う、ただそれだけで呪力を発動前に中和できる」
「あー、はいはい。じゃ、これは?神聖火炎!」
「――なっ?!――」
リナの取り敢えず言った力ある言葉に驚きの声を上げるフィブ。
「まあ、中和はできなかった様ね♪にしても、こいつは何考えてるのよ?」
フィブリゾがここからいなくなったのを見て言うリナ
トカゲの尻尾きりで逃げたんだけどね。
「さあ?」
「・・・・あのねぇ・・・・エル・・・」
あたしの言葉を聞きジト目であたしを見るリナ。
あたしがこんな下っ端のこと気にするわけないじゃないのvv
「ま、いいわ。って、あら?何がやりたいのよ、あいつはv」
あたしも聞きたい。
リナが見てるほうに何があるのかわかっていてあたしはそう思う。
『??』
あたしとユニット以外がリナが見てるほうをいっせいに向く。
「がっ!ガウリイ様!?」
シルフィールが声をあげ、ガウリイに近寄る。
「んっふっふっふ♪」
『リナ(さん)?』
『あ~あ、リナに喧嘩売るからこうなるのよねぇ(♪)』
「あら、そんなことないわよ♪それに、ねぇ・・・・・・」
リナがその後言った言葉は聞こえなかったけど
「・・・さて、それ起こしてここの最下層に行くわよ。本当の・・・ね♪」
どんっ!
この言葉と同時にちょっとした塊が落ち、ガウリイの頭に当たる。
「いてぇ」
「ん?なんか言った?♡」
「・・・・・いや、なにも。」
何を感じたかちょっぴし引いてるガウリイ
さて、最下層に行きますか♡
何やってくれるのかしらねぇv


      -第50話へ-




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あとがきもどき:

史織:一部はこの次で終わりそうです。
    まあ、一部のエピローグはありますけど・・・
  L:ねぇ・・・リナは何秘密にしてるの?vv
史織:えっと・・・・
    それは、本人に聞いて下さい。彼女、秘密多いですから・・・・
リナ:なんか言った?
史織:リナ?!呼んでないのに・・・・
  姫:あら、リナvリナに秘密があるって言うから教えてもらおうと思って♡
リナ:・・・・やだ♡今は秘密♡
史織:リナの場合は何かと・・・ですもんね。
リナ:ま、今は言えないし。んじゃ、あたしはこの辺でv
 (言って消えるリナ)
姫&L:ちょっと、リナ?
史織:さて、この辺で私は失礼します
 姫:あ、私リナ追いかけよっと♪またね♪
 L:あ、あたしもvじゃーねぇ♪