思いっきりテスト週間入りましたがいつものようにこっちをやってますv
英語は危ないですが・・・・
ま、まあどうにかなると思います・・・・
それでは、いきます。
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もうひとつのスレイヤーズ・2! 第23話
「にしても、面白いくらい腰抜かしたわねぇ。」
「ほんと。」
椅子から落ちてるディラールを見て言うあたしとエル。
「リナの噂って何処までも広がるな・・・・」
なんかぽそっと呟くゼル。
「どーいう噂かは知らんが。そこまでひどい奴じゃあないぞ。」
どーゆう噂かわかんないんじゃあ、説得力無いってば。
「ガウリイさんそれ、説得力無いと思いますけど・・・・・」
「ええ、説得力の欠片もないですね。それじゃあ。」
「そーよねー♪どういう噂知らないけどvv」
「あんた等ねぇ・・・・ま、いいわ、話しても無駄だし。
とにかくアリアがちょっと訳有でどーしてもクリムゾンに行かなくちゃなんないって事になってるのよ。」
「わけあり?」
「・・・・ええ・・・・」
ディラールの問いにあたし達に話したようにゆっくりと話し出す。
「ふぅん・・・・なるほどなー・・・・・・」
アリアの説明が終わったあと
アリアの横に何時の間にやら移動したディラールが呟く
「――けどよ、アリアちゃん。クリムゾンに向かうなら、一つ忠告しといてやるよ。このまま街道に行くのは止めといた方がいいぜ?」
「え?どうしてですか?」
「・・・・・・ま、大体想像つくと思うけどよ、俺も一応魔道士でな。やっぱり協会の要請で、クリムゾンに向かってたんだよ。
・・・・駄賃はスズメの涙だけどよ、金欠だったし、協会の要請じゃあ、聞いといた方が得だからな。
ところが――だ。ここから半日ほど行った先で、国王軍が居座っててな
・・・なんでも、レッサー・デーモンやブラス・デーモンにゲリラ戦しかけられて、足止めされちまってるらしい」
ンなこと勿論知ってるあたし。
エルとユニットゼロスも知ってるし。
勿論どっかで避けていく事にしてたし。
あたし達もvv
ディラールは構わず話を続ける。
「そこで、だ。
連中、デーモンに対抗するために、お上の威光カサに着やがって通りがかった魔道士、片っ端から徴用してやがるんだよ。
しかもタダで、だぜ?俺も徴用されそうになったんだけどよ。
えらそうぶった、頭のお堅い軍人さんにこき使われるなんざ冗談じゃねぇ。
で、とっととトンズラこいて――こうしてあんた等に出会った、ってわけだ。
・・・・国王軍より先に行かなきゃならねぇのなら、その国王軍に徴用されるわけにはいかねえだろ?
だから、街道を行くのは止めといたほうがいいぜ」
知ってるってv
「ってか、あれって、確かゼラス達が一緒になって遊んでなかった?デーモン呼び出して」
「ああ、そういえば、ンなことやってたわね、あの二人」
「そういえば、やってたわねvv」
思い出した様に言うあたし。
「お二人が・・・・」
「なるほど、だからか・・・・」
・・・・ま、いーや。
「街道通らないで、そのまま行っちゃうのは?」
「さんせーい♪」
「それいいわねぇv」
止めようともしないでのって来るし・・・
「そうします?」
ああ、こいつも・・・
「止めて下さい!」
でも、エル達のってきちゃったしなぁ・・・
無駄だなぁ・・・絶対にv
「どーせ水の中やらなにやらは完全に包囲されてるしねv」
あーあ。
「やめろっ!」
聞かないわよ・・・
決めた事は曲げないたちだしね。
この二人。
「おい・・・ちょっと待て!」
『いやv』
綺麗にエルとユニットの声が重なった。
直後、エルとユニットが同時にパチンと指を鳴らす。
「あ、やっぱし。」
・・・・何か悲鳴が聞こえたよーな・・・・いーや、気のせいだろうし
結局は、そのまま連れてきてるじゃない。
ディラールも。
ま、いーや。
しかもここは――カイラスの屋敷じゃない。
まあ、あたしはいいけど。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ここどこだよ?」
「・・・・・ここ・・・・カイラスの屋敷です。」
ディラールの呟きに答えるかのようなやや呆然と呟くアリア
「何でここに移動したの?」
「面白そうだからv」
・・・・・・ま、まあ、エルらしい発言といえばらしいんだけど。
アリアとディラールが呆然としてるのもわかる。
あの場所からいきなりここへ移動したのだから。
ゼル達は結構慣れてるからいいとして。
・・・いや、実際は全然良くないかも知んないけど。
「本当かっ!?」
こちらの声は聞こえてないらしくアリアの発言に声を上げ聞き返すディラール。
「多分間違いありません。ここに来たのは一度きり―
―カイラスが反乱を起す前、姉さんに呼ばれた時の事ですけど――間違いありません。見覚えがあります。」
きっぱり頷きすたすたと歩き出すアリア
「どこ行くんだ?!」
「姉さんの部屋です。」
歩む速さを少しずつはやめつつ振り向きもせずに答えるアリア。
その後について行くあたし達。
アリアは恐れる風もなく、無造作に突き進み。
やがて、ひたり、と足を止めたのは一枚の扉の前でだった。
そして、彼女は扉を引き開ける。
「・・・・姉さん・・・・」
呟いた声はかすかに震えていた――
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あとがきもどき:
史織:途中経過飛ばしまくって進めてますねぇ・・・・・私・・・
リナ:いつもの事でしょ。あんたの場合
史織:全て、というわけではないですが。殆どはそうですねえ・・・・
リナ:自覚してるじゃない
史織:あはははは。それでは、これで
リナ:じゃーねv