あらー・・・もうこんな時間。
明日休みなんでこんな事やってるんですけどねv
取り敢えず、ミリーナとルークが出てきます。
んでは、いきます。
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もうひとつのスレイヤーズ・2! 第14話
「――お待たせしました。」
折り目正しい礼をして、あたし達のいる小部屋に入って来たのは一人の老執事だった。
まあ、何もない所が何とも言えなかったんだけど。
「お食事の用意が整いました。代行もすでにお待ちです。」
「――わかりました――」
席を立ち、扉をくぐり、廊下を歩いて程なく。
「――こちらです」
執事が足を止めたのは、一枚の扉に前。
「どうぞ――」
その中にいたのはどうでもいい領主代行らしき物体と一組の男女――ルークとミリーナ。
「――ようこそ。リナ=インバース殿。お待ちしていました。」
なんか言ってる物体はほっといてもいいけどv
「――さあ、どうぞお座りください。」
あたしはにっこりと微笑み。
「本日は、お招きに預かり、ありがとうございます。」
「いえいえ。こちらこそ。ご高名なリナ=インバース殿と、こうしてお目にかかれる機会を持てて幸いです。」
「まだ、あなた方も諦めてなかったんですね。この件はあたしも驚きました。」
白々しい口調で言うあたし。
嘘だけどv
「?何のことです?」
「あら、計画をまだ諦めていなかったんですね、と、言ったんですけど・・・お分かりになりませんでした?」
ひきっ!
一瞬顔が引き攣ってたりするラーヴァス・・・もといベルギス。
だからからかうのって面白いのよねv
ルークはちらちらとこちらを見ているが、ミリーナは無表情。
「そのことに関してはよくわかりませんが。まずは自己紹介をさせて頂きます。
私の名はラーヴァス=ネクサリア=ラングマイヤー。このヴェルギス城の城主代行をしております。
父のクラインはここしばらく病に伏せっておりまして、それで私が、代行として、領主としての債務を全うしております」
「これはこれは、ご立派な事でv薬を盛って動けなくして変わりにやっていっらっしゃるなんて、とてもご立派ですね、ベルギスさん♪」
一応丁寧な言葉で言うあたし
ひききっ!!
くす♪
面白いわねぇ
「・・・・どういう意味かは知りませんが?それに私はラーヴァスです。
実は私、こう見えても、魔道には少々興味がありまして――いえ、正確に言いますと、惑うに関する逸話を聞くのが好きでして。」
思いっきり、動揺してるのが面白い。
まあ、表面上には出さないようにしてるようだけどv
「あら、ごめんなさい。まあ、色々ありましたからね。あたしの方もv」
すまして言うあたし
「噂では色々聞いているのですが、ご当人の口から武勇伝をお聞かせ願おうかと思いまして。
と、少々話が長くなりすぎましたかな?取り敢えず、スープの冷めないうちにお召し上がりください。」
言って、自らもスプーンを取ったのだった。
「いやー食った食った。」
「よく食べたわねぇ。あたしは面白かったけどv」
面白かったわvv
あいつからかえてv
あの件あたしも関わってたしねv
後はてきとーに、簡単なもんだけ話しただけ
面倒だから、魔族のことは言わなかったけど
「本当に、リナさんごちそう様でした♡」
「あー。そう言えば、負の感情が溢れてたっけ?あの部屋。」
「リナさんのおかげで僕も食事が出来ましたよv」
そりゃあね。
あれだけ、負の感情が溢れてたら・・・そうなるでしょ
「結局何もありませんでしたね」
「あら、彼、ちょっと動揺してたわよvv」
「そうそうvv」
「ナーガとあの件に関わったんだけど、今回の件と黒幕同じだしねvv」
「そうよねvv元ルヴィナガルド国王ベルギスが黒幕vv」
「名前違ってるけど・・・?」
ま、どうでもいいんだけどね。
それでもわかるし。
「――まあ、けどともかく後ろのどうにかしない?」
「このまま宿まで案内するというのは、やめましょう。」
「賛成v」
ちょっと、遊ばして貰いましょvv
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あとがきもどき:
史織:次は、ザインが出てきます・・・・
でもまあ、ここの元国王は不幸になるしかないですよね
一度ならず二度までもリナに関わるなんて
リナ:どーゆう意味よ?
史織:あれ?
少し自覚してませんでした?
リナ:あれはっ!
悪人に人権はないからいーのよ
史織:・・・・なるほど・・・・
ま、いいや・・・
では、この辺で
リナ:じゃーね