んっふっふ・・・・・
ねじばな代理のエルです!ヴァイゾム君たちはどうなるのか!?
それ以前にお祭りはどうなった!?
・・・・・・・・それはおいといて(オイ)
投稿ペースが遅くてごめんなさいね。九月は学校行事がいろいろあって・・・
と、本人は言い訳してましたが。気にせずいぢめてのっとってたりします。
今回、少し長くなってると思うけど、最後まで読んでね(はぁと)。
でないと暴れちゃう♪
全然暴れられなくって困ってるのよねー・・・
じゃ、とりあえずいってみよう!
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「わかりやすい みち」11
ひるるるるるるるるるるるる・・・・・・・
一同、寒さを感じる。
「S・・・あんた、これ見たのね・・・・だから・・・泣いてるのね・・・・・」
「はい・・・・・しくしくしく・・・・・・・・・・世の中って・・・・・・・人生って・・・・・・しくしくしく・・・・」
「・・・何のことかはわかりかねますが・・・・はじめてもよろしーんでしょうか?」
「あ、いいですよネイラ。」
「はっ!」
ぼき。
・・・・ヴァイゾムの放った突きは、あっさりとその剣をネイラがへし折って終了した。
「く・・・・覇王氷河陣! 」
「あ。そんな術つかえたんだ・・・」
リナがまるっきし高みの見物口調で言う。
「あっさりよけられてるなー・・・空間移動して・・・背後にまわられて・・・反応遅いな・・・手加減してもらってなかったら死んでるぜ・・・」
ガウリイも、解説にまわっている。
それが聞こえたのか、ヴァイゾムの腹心の一人、フェズがむきになって切りかかる。
「はあっ!」
ざす。
「ぎゃああ!」
あっさりネイルを通り抜け、仲間と相打ち状になる。
「魔族に物理攻撃が効くわきゃないでしょが・・・・それくらいわかんないの・・・?」
エルがあきれ声で言う。
「あのー・・・ゼロス様・・・ゼラス様・・・・こいつら、相手にするだけ悲しくなってきましたが・・・」
ネイルが言う。
「・・・そーですねー・・・殺す価値もありませんねー・・・・とりあえず、五体不満足にしてうっちゃっときましょうか・・・」
その言葉と同時に、ヴァイゾムらの手足が吹っ飛ぶ!
ぼんっ!
「・・・・・そうそう・・・・僕は、ほかの方と違って、人間に対してでも、精神世界面からの攻撃が行えるんですよ・・・」
ひどく酷薄な表情と言葉・・・思わずその場の人間・・いや・・・
存在のほとんどがその身を震わせる。
ざざざざぞんっ!
「ー!!」
声のない悲鳴を上げ、ゼラスの放った衝撃波で吹っ飛ぶヴァイゾムたち・・・
「我ら魔族をなめてもらっては困る・・・生きるということの意味も・・
死ぬということの意味も理解できぬようなおまえたちに、リナ達をどうこう言う資格はない。」
暗に、リナ達はそれを知っている、といっているのだ。・・・特に、リナが。
「・・・生・・・・と・・・・死・・・のい・・・み・・・だ・・・と・・・・・?」
・・・・・・・はぁ・・・・
と、その、苦しそうなヴァイゾムの声を聞いて、リナがため息を吐いた。
「・・・復活・・・」
最近覚えた、いや、覚えさせられた回復呪文を唱えてやる。
姉ちゃん直伝だけあり、神族並みの回復速度である。手足は再生しないが。
「・・・・ほら・・・・。あなたはまだわかってない・・・リナさんが、誰よりも生と、死の意味を知っています。
今まで、ずっとその境を行き来してきましたから・・・その意味を問われる経験を、積んでますから・・。」
「・・・メフィ・・・ミルガズィアさん・・・ルナさん・・・他のやつの回復・・頼む。」
ガウリイが、ぽそりという。
訝しげにしながらも、三人はその言葉に従う。
「な・・・ぜ・・・・」
ヴァイゾムが、そうつぶやいた。
リナは呪文を唱え続ける。
ガウリイが、代わりに答えた。
「いやなのさ・・・オレ達は。たとえなんであろうと・・・自分の身内が・・・自分の相棒の身内が死ぬってのは・・・。
たとえそれが、どんなに憎くても、死ぬってことはない・・・それだけだよ。
・・・・・その代わりって言っちゃ何だが・・・手足は回復できないぞ。」
最後は明るい口調で言う。
「・・・甘いですね・・・リナさんも、ガウリイさんも・・・・。」
ゼロスのつぶやきに答えたのは、呪文を唱えるのをやめたリナだった。
「あんたなら、いつかわかるわよ。あたしたちが甘いわけも、生と死の意味も。」
疑問だらけの雨降らせて 傘も差し掛けてはくれない
こんな世の中埋もれてたら 何もかも流されてゆくよ
スモーキーな日々に 何を見つけ 夢を描けというのか
黒いキャンバス 目の前にして 頭を抱えてる
旅の吟遊詩人が、リナにと作ってくれた歌だ。
今思えば、センちゃん♪の言っていた、シルファだったのかもしれない。
このままじゃ呼吸するだけの オブジェみたいになってしまう
焦る心に足を取られ 転んでも一人で立たなきゃ
誰も知らん顔 してる中で 存在を叫びたいよ
傷つくことも 汚れることも 避けたりはできない
この言葉の一つ一つがリナに・・そしてガウリイに、深く残っていたらしい。
Hey Hey Exit Running 自分だけが 見つけ出せる 鼓動求め
Exit Running 暗い闇を 今抜け出そう
Hey Hey Exit Running 立ち止まって 迷っていちゃ 始まらない
Exit Running 信じた道 走り続け Try!
「このメロディー・・・・聞いたことがある・・・・」
ゼロスがつぶやく。
強がりばかりじゃ壊れてく 心を時にはさらけ出す
素直を恥じたりはしないで それは強さへのプロローグ
涙の数だけ 見えてくるよ 迷宮からの出口が
勇気を持って 誇りを持って 今日を終わらせたい
「・・・リナの歌に・・・・何かが共鳴してる・・・?」
ミリーナの声に、一同が気づく。
Hey Hey Exit Running 自分のため 笑える日が いくつあるか
Exit Running 数える間に 時はすぎてく
Hey Hey Exit Running 生まれてきた 意味は誰も くれやしない
Exit Running この手でしか つかめないよ Try!
気がつくと、あたり一面にフェアリーソウルが集まっている。
「・・ったく・・・・シルファってば・・・余計なことを・・・・」
エルがつぶやいた言葉に、リナが確信する。
「やっぱり・・・この歌、呪歌なのね。」
「そうよ。・・・しっかし・・・リナの考えそのものって感じの歌ねー♪」
「リナって歌うまいんだよなー・・・」
ガウリイも会話に参加する。その間にも、フェアリーソウルはあたりを漂う。
「・・・・さて・・・」
汝 生と死の狭間を生きるもの わが混沌のうちにて 眠りにつけ
次の日がくるまで・・・・
エルがカオス・ワーズを放つ。
それと同時にフェアリーソウルが天空に上り行く。
「ま、お祭りだし・・いっか?」
エルが何気ない口調でそう言う。
「・・・何いってんのよ・・・これじゃあ、だめじゃないの?目立ち過ぎて・・」
「ふ・・・いいのよっ!もとはといえば、リナがあの歌歌ったのが原因なんだから!」
「いや・・そうだけどっ!夜にはお祭りがあって・・・いろいろ観光客が来るのよ!?」
ゼラスのはった結界は、リナが歌いはじめると同時に消えている。
「・・・リナさん・・・何ですか?今の歌・・・」
ゼロスが聞く。
ヴァイゾムらは、何やら涙を流して、
『改心します♡』だの、『天使様(♡×2)』何ぞ言ってリナを崇めまくっている。
(・・・・頭大丈夫かな・・・ヴァイゾム・・・・)
とかフェイルが思っているのはほっといて。
「呪歌って言ってね・・・歌そのものに魔力的なものがあって、ある程度魔力のある存在にしか歌えないものなの。
今のは・・・・旅の吟遊詩人・・・ていうか・・・シルファ・・・って人に作ってもらったものなの。」
「あ・・・ルークのいとこの。」
ミリーナの言葉に、ルークは、
「あいつは、いとこっつっても、義理のいとこだよ。
いつだったか俺らのむらに迷い込んできて、俺のおじさんが養子にしたんだ。
・・・そんときゃすでに吟遊詩人やってたな・・・いま・・だいたい17・8くらいの年だ。」
「・・・・・・・・・・・」
実はエルとふっかーい関係があるのだが・・・
「人の本質を見抜くのが得意で・・・特に気に入ったやつには、歌を作る。何かしら意味を持ってるらしい。」
「・・・確か、この歌は、生命の浄化って言われたような・・・?」
「・・・・・浄化・・・・?でも、僕たち全然影響ありませんよ。かなりな魔力を感じましたが。」
ゼロスが首をかしげる。
「・・・生命って言うより・・・意識・・・・精神に近いんじゃないかな・・・」
ガウリイが言う。
「だったら魔族がよけいに反応しますよ。」
ルナが指摘する。
「そうじゃなくて!・・・こう・・・生きてるやつすべてが共通して持ってるもの・・・・・・
心を、まっすぐ死と向かい合えるようにするって言うか、勇気を持たせるって言うか・・・・とにかくそんな感じだ。」
ガウリイの指摘は、はっきりいって命中している。
「・・斬妖剣は、ガウリイのもので決定だな・・・」
フェイルさんが、また席につき、いった。
「・・・フェイル様。」
と、そこで使用人らしき人が、
「・・・・セイルーンより御使者が到着なさいました。」
「お通しして下さい。」
「はい。」
ナイスなタイミングである。
ガウリイとリナは、ゼロスとゼラスにこっそり指示をだし、
エルにも相談して、5人で急いで天井裏へ行く。
「ルーク、ミリーナ、ねーちゃん。後お願い。メフィとミルガズィアさんも。・・・ちょっと脅かしてみる~♪」
と、天井裏に待機する。
こんこん。
めちゃくちゃいいタイミングで、ノックがされる。
「失礼しますぞ。」
フィルさんの声だ。
「・・・はじめまして。フェイルどの。・・・おや・・・エルメキア国王にセラウリア女王もすでにおられたか。」
「あ・・・はじめまして。こちらは・・・・」
と、フェイルが一族を紹介していく。
「・・・で、こちらがルークさんとミリーナさん。・・・そちらは、エルフのメンフィスさんに・・」
「ミルガズィアさん!おひさしぶりです!」
元気のいい声で、アメリアが台詞をさえぎった。
「・・うむ・・・久しぶりだな。人間の娘よ。」
「これアメリア。ほかのかたにしつれいじゃろ。」
フィルさんの叱責に、アメリアは、
「はい。私は、このフィリオネル=エル=ディ=セイルーンの次女で、アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンです。どうぞよろしく!」
やはり元気よく挨拶する。
「で、こちらが、ボディーガードのゼルガディスさん!」
ぶっ!
事情を聞いているルーク、ミリーナ、メフィ、ルナは一斉に吹き出す。
「く・・・くくくくく・・・そっかー。おまえも大変だなー・・・えらいのにほれたな。」
ルークが他人事のようにいう。
『なっ!?』
ゼルとアメリアが声をそろえてうめく。
「・・・自己紹介まだだったわね。私はルナよ。一応、赤の竜神の騎士。」
あえて名字は伏せるルナ。
「なるほど・・・道理で、隠れたわけだ・・・」
フェイルまでもが笑いをこらえている。
ガウリイに聞いたらしい。
「・・・・赤の竜神の騎士・・・・ですか。・・・そちらは・・・どなたですか?」
アメリアは、多少いぶかしりながらも、アルス将軍を指す。
「・・・ディルスのもと将軍のアルスさんです。」
「はじめまして。」
「こちらこそはじめまして。」
・・・・・・・・・・・・
と、会話がとだえる。
・・・・そこに。
どさどさどさっ!
天井から突如、誰かの荷物が落ちてくる。
「・・・俺の荷物!?」
ゼルガディスが言い・・・その荷物の中身がその場に散らばっている。
「・・・あ。異界黙示録の写本。」
と、ルナが言うと同時に、ぼっ!とそれが燃えて灰と化す。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ゼルの全身からさっきがにじんできた。
「どこだゼロスっ!でてこいっ!」
「出てこなければ・・・正義の仲良し四人組み、うたっちゃいますよっ!」
「それはやめろおおおおおっ!」
すかさずゼルが突っ込む。
リナもおもわず突っ込みそうになって、慌ててエルやガウリイに止められる。
「・・・・よくお分かりになりましたね。」
ゼロスが、虚空から現れる。
「崩霊裂!」
いきなりぶちかますが・・・それはゼロスに届かない。
「・・・なにものだっ!?」
現れた金髪の女性がさえぎったのだ。
「魔族・・・だなっ!」
ゼルの言葉に、だーれも反応してくれない。
「皆さん驚かれないんですか?」
アメリアがおもわず尋ねる。
『いやだって知ってるし。』
きっちし重ねて言う一同。
「はじめまして。私の名はゼラス・・・ゼラス=メタリオムよ。よろしく。」
『ゼラス=メタリオム!?』
「俺達をリナのおとりに使う気か!」
「そんな悪の野望、この私が許しません!」
2人が戦闘態勢に入る・・・が。
「あれ・・・・?まだ気づいてないんですかっ!?」
ゼロスが声を上げる。
「なにを!?」
声を荒げてゼルが聞く・・・・と、刹那。
『どおりゃあああああああああああっ!』
リナ、ガウリイ、エルの飛びげりをゼルとアメリアがまともに食らう!
まわりは爆笑の渦だったりする。
「り・・・り・・・リナさんっ!?」
「がうりいっ!?」
「ひさしぶりね。ゼル。アメリア。」
「よっ!」
「なんでおまえらがここに!?」
「なんでって・・・ここ、オレのいえ。」
ガウリイのあっさりした答えに、思わず2人は。
『ガウリイ(さん)が覚えてたっ!?』
「おまえらなぁ・・・・・」
ま、とーぜんだろう。
「おお!リナ殿!ガウリイ殿!久しぶりじゃのう!」
「お久しぶりですフィルさん。・・・・あ、そうそう、こっちはエル。あたしのたびの連れよ♪」
「・・・・・で・・・・?なんでゼロスがいるか、知ってるのか?」
ゼルが、真剣な表情で聞いてくる。
「まーね。・・・なんか、ゼラスとゼロスも一緒に旅してんのよ。おもしろいから。」
『ねー♪』
エルとゼラスとリナの声がはもる。
「ねーっじゃありません!こんな害虫以下の代物と旅するなんてっ!?」
「アメリアさん。その害虫以下ってのはやめて下さい。」
「じゃ・・・・リナさんと旅するなんて、正気ですかっ!?」
ずべっ!
「くぉらアメリアっ!どーゆーいみよっ!」
「そのまんまです。」
「・・・とりあえず、一緒にお祭りいきましょ。」
エルの言葉に従い、リナ一行は外に出た。
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N:・・・・・・・・。
L:なに・・?
N:はっ!?今何時だっ!?
L:寝てたの?あっきれた。
N:いや・・・鎌をかまえないでほしいなーとか思ったり・・・
L:(ちっ!)
あんた・・・いつになったらガウリイの故郷編終わらせるの?
N:・・・・・・まだそこまでかきあがってないんですう・・・・。
L:(エルがどこからか直立不動の部下Dをつかみとった!)
N:うわわわっわわわわ!ちょっとまってください!あともう少しで終わるんで
すよ!
L:早く終わらせなさい。あたしが暴れらんないじゃない!
せっかくゼラスがお茶会の準備してくれてるのに!
N:ああっ!ばらしちゃだめです!
L:いーのよ。これくらい。で?
N:・・・・・今、ガウリイたちが旅立とうとしてるとこまでいきました。
L:ふぅん?じゃ、次は何書くわけ?
N:最後の募集キャラを出します。
かなり遅れてごめんなさい。
L:・・・・あら?(エル、「みち」の書きだめを見て)リナとガウリイとルーク
にミリーナ・・・・覚醒・・・して・・る?
N:はい!その方がL様心置きなく暴れられるでしょ!
L:そ。ならいいわ。
N:裏設定みたいになりましたが・・・・また投稿します。
L様を活躍させようの会の皆さんのご活躍、この私、会長ねじばな、心から
喜んでおります!
L:ちょっと!なにそれ!?
N:・・・書き殴りで、自分の投稿した小説や詩に、ちらっとだけでもいいから
L様をだそうという活動をしている会なのです!
L:あら(はぁと)どうりでこのごろあたしが活躍してるわけね!
それに免じて今回だけは見逃してあげるわ!
N:よかった・・・・
そう言えば、会員まだまだ募集中です。レスにてお知らせください。
L・N:では、またこんどー♪
(生きてれば・・・byねじばな)