はいこんにちは♪ねじばな代理のLよ♪
ねじばなったら、喉をいためたらしくって。風邪らしいけどね。
なかなか投稿しないんで、無理矢理投稿させてみました♡
んっふっふ・・・・・敵キャラのなまえがみそっ!
ちなみに、笑いたければ笑うといいと思います♪
しばらくは変な名前が続きますから♡
とあるシリーズで、敵キャラの名前、しばらくは事欠かないそうですから。
では、行ってみよー!

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「わかりやすい 四王」12



「・・・・・・・・!?」
と、いきなり上空を見つめるシルファ。
あら。

同時刻。
「む?」
ゼラスとゼロスも、それを察知し、上を見上げる。

「・・・・・きたみたいね。」
「でも、冥王宮に行こうとしてるみたいだから・・・・・」
「シルファたちに任せましょうか。」
「だな。」
リナ達は、気づいていながら、のんきにそういっていた。

「・・・・・・ちっ!フィブリゾ!付近の魔族全員冥王宮に入れなさい!」
「反逆者ですか!?」
「そのようよ!」
「・・・・・・・・全員に次ぐ!冥王宮に入れ!そして、追って沙汰があるまで出るな!」
フィブリゾの言葉に、いぶかしみながらしたがう魔族達。
「あんたもよ!足手まといだわ!」
「・・・・・・・はい。」
その言葉を聞いていた、ノーリアとハイトスが怒る。
「なにをっ!」
言って、2人でシルファに打ち掛かる!
「・・・・・・ったく!」
つぶやいて、剣や錫杖や魔力弾が触れる直前に2人の視界から消えるシルファ。
『?!』
「おそい!」
・・・衝撃は、後から来た。
どがっ!
錫杖で冥王宮の中にまで吹き飛ばされたのだ。
「・・・・ほう?」
と、声が響く。
「なかなか美人の冥王だな。・・・・・・我らは、赤眼の魔王どのに会いに来た。どちらにいる?」
「まずはそちらから名乗っていただきたい。」
「・・・・・頭も良いようだな。・・・・私の名はヴィタ=ミンだ。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「・・・・ヴィタ=C=ミン?それとも、A?E?D?」
・・・・・えーと・・・・・・
「・Cだが・・・って・・・・・・なんでおまえがそれを知ってるんだ!?」
なるほど。レモン色の髪をしているだけある。
きっと、健康状態はいいんだろう。(笑)
「・・・・・中級の濁族ね・・・・・」
シルファが、不敵な笑みを浮かべて、そう言う。
「シルファ?何事だ?」
と、そこに、ぼろぼろになった部下Sが現れる。
寛大にも、あたしは、十発で終わらせてあげたのだ。御仕置きを。
「あ・・・あわれな・・・・・・・シャブラニグドゥどのだな?」
「そうだが・・・このような格好で失礼する。どちら様かな?」
「中級濁族の名門、『ヴィタ=ミン家』の下男、ヴィタ=C=ミンです。」
シルファが口をはさむ。
「・・・・・な・・・・・・・濁族!?」
「どうせ、仲間にでも引き入れるつもりだったんでしょうけど?」
シルファのその言葉に、Cが、顔を赤く染めて、
「どこにそんな証拠がある!?」
「じゃ、『金色の魔王様に忠誠を誓う』って、いえる?」
「う・・・・・」
なるほど。誰でもできる見分けかたってやつよね。
「・・・・・・・言えないとなると・・・・・シルファの言ったことは真実か。」
部下Sが、何とか服装を整え、そう言う。
「・・・・・・・・・貴様、悔しくないのか?そのようにぼろぼろにされて・・・」
うめくようにCが言った。
「・・・もうなれた。・・・さすがに痛いしつらいが・・・・・反逆までしようなどとは思わない。」
「ほぉう。しかし、わかっているのか?この私は、貴様らよりはるかに強いぞ?」
いきなり大袈裟に威張りはじめるC。
・・・シルファには敵わないわよ♡
「・・・・・あーはいはい。」
ぱちんっ!
シルファが指を鳴らす。
同時に、シルファのまわりに光球が現れる。
「ほぉ・・・この私に挑むというのか?身の程知らずな。」
どっちがだ。
「シルファ・・・こやつが強いのは本当だ。私が百人いても敵わんぞ。」
部下Sが汗して警告するが・・・
「・・・・・・GO!」
無視してシルファが攻撃を放つ。
バリアをはって防ごうとする濁族の一部隊。
ばしゅううううううううううん!
バリアが、光球に触れたとたんに消え去る。
『なっ!?』
思ったときには・・・光球が、部隊の数人に直撃していた。
ごがああああああああああああああああああああああああああああああん!
爆発が起こる。
光の爆発が。
強すぎる光は、精神を破壊する凶器になる。
今ので、かなりの数がやられたろう。
もちろん、シルファが構成した冥王宮にいた者らは無事だし、部下Sにも結界が張ってある。
シルファは、爆光に紛れ、宵闇を振るう。
悲鳴と怒号が交錯しー・・・・
光の爆発が終わったときには、いつものシルファが浮かんでいた。
その片手に、ヴィタ=C=ミンを捕らえて。
「・・・・・・な・・・・・・・・」
呆然とする一同。
「ま・・さか・・・・・貴様・・・・が・・・・・・・あの・・・シルファだとは・・・・・・な・・・・・」
あえぎながら、Cがいう。
その声にはもはや生気はない。
「・・・・・運が・・なかった・・・・・・な・・・」
ぱしゅ。
空気の抜けるような音を立てて、ヴィタ=C=ミンは、無に帰した。

「シルファ・・・・お前一体・・・?」
「・・・・・やっぱり、不意打ちは聞きますねぇ。しかも、勘違いしてたみたいだし。」
・・・勘違い・・・確かにしてたけど・・・・シルファの存在、ただのあたしの部下だと思ってたみたいだし。
「・・・・・・普通、不意打ちしても倒せないと思うのだが。」
「リナに術を少し教えてもらったんです♪神滅斬あたりだとか。」
「なるほど。それならば確かに可能か。」
・・・・・・・・・・・納得するなよ・・・・・部下S・・あたしが言うのもなんだけど・・・・
「あのぉ・・・シルファ様?」
ノーリアが、おびえまくってシルファに尋ねる。
「まともに食らったハイトスが意識不明の重態なんですけど・・・・貴方の攻撃・・・で・・・」
「え?あれくらいで?!うっそ・・・・あれでも実力の1パーセントもだしてないのに?」
かなり驚いているシルファ。
・・・・そうよねぇ・・・シェーラでも、結構しぶとく生き残るものねぇ・・・(←いぢめたらしい)
「・・・いちばーせんと・・・・」
高位魔族の一人が呆然とつぶやく。
「・・・・・・・あーあ・・・あいつの始末の報告書書かないと・・・・また仕事が増えちゃったじゃない・・・・」
倒れたハイトスのことなどすでに頭から追い出して、執務室へと向かうシルファ。
「あのー・・・・ハイトスはどうすれば・・・?」
逃げ腰にノーリアがいってみる。
「あ。そんなのもいたわね。ほんとに副将軍?
  言っとくけど、私は無能な部下はどんどんさくさくクビにしてくから覚悟するよーに。
  取り合えず今回は初対面で多めに見てあげるけど。・・・・・しばらくしたら目も覚めるでしょ。気絶してるだけね。」
そうとだけ言って、つかつかと中に入っていく。
部下Sもその後に続く。
「・・・・・・・・・・・逆らわない方がいい気がする。」
誰かが、ぽつりとそうもらした。

それからすぐに、冥王宮にこもれという命令は解除された。

さて、執務室。
「しかし・・・今回は結構早く終わったんですね?御仕置き・・・・」
「いうな。」
部下Sが、なんと、シルファの治療を受けながらそう言う。
俗にいう音楽治療というやつなのだが。
精神生命体である魔族にはことのほか効くのである。
特に、シルファはまがうたが得意だから。
まあ・・・歌の性質を変えてやれば、滅ぼすこともできるんだけど・・・
「さ、これでだいぶよろしいでしょう?」
「うむ。たすかる。」
シルファは、歌いながら書類に目を通していたりなどしていたのだが。
「・・・・仕事・・・早いな・・・」
「そうですか?これでものんびりやってるんですけど・・」
「・・・・・・・・・(汗)」
(ほんとに、このシルファ、何者だ?)
部下Sは心の中でそんな事を思ったりもするが。
「・・・・失礼します。」
と、冥王配下の高位魔族がやってくる。
「獣王様がお見えです。」
「お通ししなさい。」
「かしこまりました。」
シルファは、もちろんそのまぞくのほおに、一筋の汗が浮かんでいるのを見逃さなかった。
「なんのよう?ゼラス。」
「いえ・・・フィブリゾの気配を感じましたから、一応挨拶を・・・と。」
「・・・お・・・お久しぶりです・・・・・・ゼラス・・・・・」
フィブリゾが、汗してそう言う。
ほんとは、様もつけたかったのだろうが、今の立場などを考慮して言わないことにする。
賢明な判断である。
「・・・・おひさしぶり。まさか、赤眼の魔王様までいらっしゃるとは思いませんでしたけど。」
「気づいたとは思うが・・・エル様に少し・・・な・・・。そのあと、ここに何かの気配を感じて飛んできたのだ。」
「濁族ですね。それは私も感知しました。・・・シルファがいるから大丈夫とは思ってましたけど。」
「・・・そぉか。・・・で、その件が片付いた後、少し治療を受けていたのだ。いい腕をしている。」
・・・・・・・・・・・・・
「えええええええええええええええええっ!?」
ゼラスは、大声で驚きを表した。
「シルファの治療を受けたですってぇぇぇぇぇっ!なんてうらやましいッ!」
こらこら。
「すばらしい歌声だったでしょう?あの声、治療を受けてる人にしか聞こえないのがほとんどだから・・・」
「なるほど。羨ましがるのも分かるな。」
・・・・あたしやゼロスやリナやガウリイには聞こえるんだけどね。
聞こうと思えば。
「・・・あら・・・?
  そういえば、さっき、副将軍のハイトスが白目むいてるのをノーリアが運んでましたけど・・・・なにかあったんですか?」
「ん。私を無礼な娘呼ばわりした挙げ句に、2人で打ち掛かってきたのをちょっと小突いたらああなった。」
シルファが、書類をこなしつつ、こともなげにそう言う。
「・・・・・・・・・・・・・・・。ノーリア、よく気絶しませんでしたねー・・・」
「ハイトスがノーリアの下敷きになってたからじゃない?」
「なるほど。」
・・・・・そういう問題?(笑)
「と・・・・そうだ。シャブラニグドゥ様。シルファを歓迎する宴でも開きません?」
「をを!それはいい!ついでに四界の魔王達も呼ぼう!自慢してみたいしな。」
「あ、じゃあ、水竜王のところの新年会と一緒にしちゃいません? 」
「いいな!よし。シルファ。水竜王に連絡とってくれ。ゼラスは天竜王に。私は高位の魔族達に連絡する。」
『かしこまりました♡』
・・・・おもしろくなりそうじゃない・・・・(にやり)




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・・・・あとがきも、あたしがやるのよ♡
さあ・・・・次は、宴編ねっ!
実は全然宴になってなかったりするんだけど・・・ま、いいか。楽しかったしね・・・・ふふふ・・・(涙?!)
ではでは皆様、またの投稿を気長に待ってやって下さい。