実力テストの結果が悪すぎてちょっと現実逃避にナーガが少し入ってるねじばなです。
ふっ!人生、そんな事でめげてちゃおしまいよ!
という訳で、投稿します。

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「わかりやすい 四王」7



とりあえず、ミリーナの言葉に従い、皆宿屋をあとにした。

「・・・・・ねーちゃんがいればよかったのにね。赤眼の魔王。」
腹心などの高位魔族(ゼロスとシルファはのぞく)が帰ってから。
リナがそう言う。
・・・まあ・・・恋人だし・・・確か。
「・・なんのことだ?(汗)」
あくまで白を切る部下S。
-素直じゃないなー・・・
「もうちょっと素直になったほうがいいですよ。でないとリナさんみたいになっちゃいますから。」
ゼロスがさらりという。
「どーゆー意味よ・・・」
「もちろん・・・恥ずかしさから自分の気持ち隠してるのに、相手は鈍い。
  お互い分かり合えるまで時間がかかる・・・とってもいい例じゃないですか♪」
ガウリイとリナの顔が真っ赤になるが。
「・・・・・あなたとシルファのときはもっと時間がかかってたはずでしょ。」
そのミリーナの冷たい一言でシルファの顔が赤くなる。
「・・・・・・まあ・・・・・幼なじみみたいなものでしたからねぇ・・・苦労しましたよ。」
ゼロスがめちゃめちゃ優しい・・ほんとに魔族やってたとは思えないくらいの笑顔で言う。
「・・・・何しろ・・・・・隣にいても平気で寝ちゃうよーな方でしたし・・・理性が吹っ飛びかけてもう・・押さえるのに苦労しました。」
・・・・・・おまえもだろ・・・・・平気で寝てたのは・・・
「・・・・・何か・・・もーすでに2人ともできてるってことを前提にしてないか・・・? 」
Sが言って・・・・・・六人はやっとSがいたことを思い出す(非道)。
「・・・・まあ・・・シルファは僕のものですから♡」
と・・・・いつもならここで何か攻撃してくるはずのシルファが、前方を睨み付けている。
「火竜王配下の・・・・・黄金竜ね。」
リナが言う。
「・・・・・・・・来ていただきたい。」
「やだ。」
リナが即答する。
「これから行くところがあるのよ。別にまた世界に危機が迫ってるわけでもなし。
  迫ってたとしてもそうならあたしの知り合い(部下ともいう)あたりから連絡が来るだろーし。」
「・・・・・・・そちらの親族の女性にようがある。」
ちなみに。達也とアインと舞は・・・食料調達をしてくるとか言ってたから、もう少し後に来るだろう。
「・・・お?どーしたんだ?」
・・・・・って・・・・早いし・・・達也。
「達也・・今・・音速で・・・走ってませんでした!?」
アインが息を切らせて(演技だろう。きっと。)言う。
「舞つかれちゃった・・・・・」
舞がその後ろでぐったりしている。
「・・・・それより・・・それ、火竜王の配下の黄金竜か?」
「そーみたいよ。」
「じゃ、ほっといて進もう。たとえ長期休暇でも時間は限られてるし・・・いつ緊急の仕事がはいるかわからん。」
「そーね。じゃ、ほっといて先すすもっか。」
リナと達也がぱぱっと会話してぱぱっと決めて、一同そのドラゴンの横を通り過ぎていく。
「無視するなああああああっ!別に全員来いとは言ってないだろ!?そっちの方だけ来ていただければいいんだよ!」
「お断りします。・・・・ていうか・・・わたしが行くともれなくゼロスが付いてくるけど。」
「僕はおまけか何かですか・・・・・・・・・?」
「ちがうの?」
「しくしくしく・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・ゼロスって・・・・・・・・・・・・・・・?」
竜が首をかしげているが。
「・・・・・その怪しい神官のことだとは思うが・・・本当に竜を滅ぼせし者といわれるあのゼロスか・・・?」
疑いたくなるのもよく分かる。
しかし・・・・・歩きながら会話するんだったらはじめからそうしろよ。
しかも黄金竜いつのまにか変身して人間形態だし。
「ちっちっち。そう言う猛々しい二つ名はすきじゃあありません。呼んで下さるなら・・」
「生ごみ魔族。」
「即滅ぼして差し上げましょう。(にっこり)」
「どうやら本物らしいな。」
「どういう判別の仕方です!?まったく・・・フィリアさんの仕業ですね。」
「・・・・ああ。あの裏切り者か。あいつが唯一貢献していったことだな。これは。」
・・・・・・・・・・・・・・・・
『裏切り者?』
一同、聞き返す。
「ああ。こともあろうにエンシェントドラゴン一族の若者と結婚し・・・今は聖印一位のエンシェントドラゴンの巫女。
  知らんだろうが・・エンシェントドラゴン一族も復活して・・また戦っている。」
『また・・・・・・・・・戦ってる・・・・?』
またもや聞き返す。
「奴等・・・何のつもりか神殿ごと結界で守備にのみ専念し・・・立てこもっている。
  そのうち食料が尽きるだろう・・・何を考えているやら。」
(こいつら馬鹿だし。)
S以外のその場のものが、そう思った。
確かにそのとおり。
エンシェントドラゴン一族は、混沌の一族。
結界をはってるからって、空間転移はつかえるわけだし、神殿も、彼らが見つけた一つだけではない。
元々は混沌宮や闇王宮、光王宮にすんでいるのだから。いわば、神殿は派出所である。
「・・・・・・・・・・あとで、火竜王のところによることにして・・・今は最初の目的を果たしましょう。」
神族を統べるミリーナがそう言うからには・・・・無事には済まんだろうな・・・・火竜王のやつ。

結局、その竜も付いてくることになり。
その竜の名は、ニーギャというらしいが・・・
かれが、目的地のすぐ近くまで運んでくれたので・・・すぐについた。
「見えたぞ。あれが俺の故郷らしい場所だ。」
「・・・・山奥ねー・・・」
まわりじゅう山である。なのに規模はでかい。
「でかいな。山奥の割に。」
Sの言葉に・・・
「暗殺者の町ですから。あそこにいるのは、暗殺者か、依頼人かのどっちかですよ。」
シルファがこともなく答え・・・って・・・・
『暗殺者の町?』
「ああ。言ってたろ?オレも昔やってたって。」
「ちなみに私もやってたわ。お金結構入るから。」
ルークとシルファがさらりという。
「いくぞ。」
ミリーナは・・・一度、暗殺者の町を突き止めてくれという依頼があったから、知っていたらしい。
ただ・・・結果を報告する前に依頼人が殺されたらしいが。

「・・・・・・・・・・・・」
『るぅぅぅぅぅぅぅぅくぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!?』
町に入るなり。
街の人々がいっせいに声を上げる。
「おまえどこ行ってたんだ!?」
「そいつらは依頼人か!?それとも暗殺者仲間か!?」
「シルファもいるじゃないか!」
「ローフどのが探しておられたんだぞ!?」
口々になにか行っている。
「うるさいっ!おやじんトコで全部聞くから通してくれ!」
「・・・・・通さないなら道を作るまでよ。」
シルファの一言が、喧騒の合間を縫って、いやに静かに聞こえ。
あたりが静まり、さささっと道が開く。
「さすがシルファ。」
ゼロスが誉めてたりする。
「あなたよりいいでしょ?あなた、時々警告無しに道作るから。」
「はっはっは。いやですねぇ・・・警告はしますよ。実践して。」
意味ないだろ。警告=実践じゃ。
「ま、ゼロスだし。」
そんな会話をしていると・・・
「ルーク!」
「あ・・・ラーフ!」
ルークの弟が登場する。
「俺の弟だ。・・・で・・・何のようだ?今から家に行くが・・・・」
「うん・・・・時々、この町にきてた、暗殺者の中の暗殺者、ズーマが、誰かにやられたの、知ってた?」
げふげふげふっ!
一同吐血する。
しかも・・・血が・・・勝手にゴーレムになって動きまわってるんですけど・・・
・・・・・・・・・・・・・・気にしないでおこう。
「・・・知ってるの?その様子だと。」
「ごめん。ズーマならあたしがとどめさしちゃった。」
『なにいいいいいいいい!?』
「いやー・・・あいつはてこずったよなー・・・・一回・・・セイルーンで・・リナが狙われたときは・・・
  俺が右腕切り落として・・・リナの追撃で左手炭化してたのに・・・魔族と同化して復活しちゃうんだもんなぁ・・・」
ぐふぅ!
『ま゛・・・・ま゛ぞく!?』
街の人々が口から血をたらしていう。
・・・・・何か・・・吐血が多いなぁ・・・・
「そーよ。セイグラムって言う下級の魔族。あ、下級って行っても、中級に近いかな・・・」
「ああ・・・彼ですか。愚かなものです。リナさんが憎いからといって・・・人間なんかと同化するなど・・・」
「まったくだ。」
ゼロスとSが、そう言っている。
「・・・・・・・・・・・・・アトラスの魔道士協会のいざこざの・・・・原因・・って・・・報告されてる・・・?」
「そ。実はその件あたしとこいつが関わってるのよ。」
「ま、怨恨ってことだ。気にするな。こいつらに関することは、不条理なことばっかだから。」
『おまえがゆーな。』
Sの発言に一同突っ込む。
「あんたがその不条理代表なんだからね。・・・・・・ナーガには敵わないかもしれないけど。」
「確かに・・・彼女・・・魔力弾もろに受けてへーきでしたからねぇ・・・」
ゼロスが、リナの言葉に頷く。
「ともかく・・いくぞ。」





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はーい♪ねじばな代理のエルです!
なんか眠いそうなんで、早めに終わらせろとかいってたけど・・・

かおさん、吐血したときに、血が、コウモリゴーレムになってSをつつくというのを、取り入れました(笑)
多分、もっと後に出てくるでしょうけど。

・・・・え?時間切れ!?
そんな事あたしが許すと思ってんの!?

ね:・・・それでは皆さん、次回にお会いしましょうです!(逃げッ!)

まちなさああああああああああああああああああいいいいいいいいいいいいっ!

------------ぷつん。

ね:・・・・・・ああ・・・・次回はまえがきにもあとがきにも出られなひ・・・
次の次にお会いしましょう。では。(またもや逃げ!)

まぁぁぁぁてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!

一応、7・えんど