・・夢を久しぶりに見ました。
なぜか知らないが、学校にリナやガウリイやゼロスなんかが転校してきてました。詳しくは覚えてないけど。
確か校長がエル様になってたよーな・・・・?
・・・また、みたいなぁ・・・夢・・・めったにみないし・・・私・・・
面白いネタ、浮かぶかもしれないし♪
ま、そういうわけで、つづきです!

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「わかりやすい 四王」6



「おっはよー♪アメリアちゃん♪」
がばっ!
「・・・・・・・・リナさん・・・いきなり人の部屋に現れないで下さい。」
「えー・・・・だって・・・・ゼルガディス見つけたんだもん・・・」
「ほんとですか!?」
目を輝かせるアメリア。
「そ。昨日の大火事、何か噂が広まっててね。心配だったんじゃない?覚醒の方は任せるわよ。
  あたしたちは、ルークとミリーナがきたから、2人とその他大勢でルークの故郷に行ってくるわ♪」
「わかりました。リナさんお元気で。」
「アメリアもねー♪お土産一応考えとくわ。」
・・・・・・・・・・・・・・・がたたん!
アメリアをおこしに来たメイドが慌てる。
「あああああ・・・・今・・・・人が・・・・宙に浮いて・・・消え・・消え・・・っ!」
錯乱している。
-この程度で錯乱するなんて・・・・さては王宮に仕えて日が浅いわね・・・
・・・・・・・・・あのフィルさんの王宮である。
この程度で驚いていてはいけない。
「あ。」
アメリアがそれに気づき・・・・
「・・・・・・大丈夫ですよ。今の人、こっちが気に触ることしなければ、とってもいい人なんです。」
誉めてるんだかけなしてるんだか。
「・・・・・・・あれ・・・魔族・・・じゃあ・・・・ありませんか・・・?」
「まさか!あの人は生ごみ魔族とは違います!数々の魔族を滅ぼしてきた方なんですから!」
・・・・・・・・・・・余計怖がられてるぞ・・・・・

「・・・誰もいないわよねー・・・・・・よっと・・・・」
リナは、誰も見ていないことを確認して、例の宿屋に戻る。
「・・・・・・・・・りな・・・・・ 」
「シルファ・・・なに?」
「・・・・・・・食事・・・・・遅れるよ・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「しまったぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
リナが急いで階下へと駆け下りていく。
「ガウリイっ!ああああ!もう食べてるぅぅぅぅっ!おじちゃん!モーニングセット十人前追加!」
「・・・・・・・相変わらず・・・・だな・・・・」
魔族一同その光景にやはりあきれている。
これは慣れるしかない。
だから、ゼロスやゼラス、シルファに達也に舞にアインは、へーぜんと食事を取っている。
「ところで達也・・・あんた・・・特別級だったわよね・・・STSの・・・」
「・・・・ああ。アインはα級だ。舞は・・・知らん。」
「・・・・・L様がチーフだったわよね・・・あたしも一応聞いてるわ。」
シェーラも会話に参加する。
「・・・・・一応・・・副会長だから・・・・・・私はチーフ補佐でβ級と特別級兼任してるんだけど・・・人員不足してない?」
『してる(してます)』
達也とアインが同時に言う。
「やっぱり?・・・・・一応・・似た仕事してるのもいるんだけど・・・。
  アメリアとゼルガディスは主に修復系列をつかさどってるから・・・2人の配下から数人もらってこようかしら・・・」
β級とは・・・スカウト兼新人教育である。
「・・・マゼンダさん・・?どうかなさったんですか?こんなところにまだ・・・」
ゼロスが、突っ立っているマゼンダに向かって聞く。
「・・・・・・・まだ・・・・・・状況が分からないんですけど・・・・・?」
がたがたたん!
一同こける。
-付き合いいいわね・・・こいつら・・・
「・・・・・・とにかく・・・・・・いるわね?ルーク。ミリーナ。」
「よ。ばれてたか。」
「誰だと思ってるの?あなた・・・・」
戸口の裏から2人が出てくる。
「・・・・・で・・・・行くか?俺の故郷らしきとこ。」
「もちろん。」
リナがルークに笑顔で答えて・・・・
「あ、俺達も行く♪久々にまともな休みだし♪」
「・・・・私も暇だから行くか・・・魔力封印されてたんじゃ意味ないし・・・・」
「あ、魔王様。私も行ってよろしいですか?
  一応義理でもルークのいとこだから・・・ちゃんと冥王になったって義理の親に報告しないと♪楽しみだなー負のオーラ(はぁと)」
「・・・・まあいいが・・・・他の腹心は戻って仕事だな・・・
  今のところ・・・・竜王たちは多分しばらくは動けなくなるだろーし・・・・」
・・・・まあ・・あの精神破壊兵器直撃しちゃったら・・・・
「そーでもないかも・・・・・・竜王って言うくらいだから・・あれって・・・竜族には大受けらしいし・・・・」
ゼラスがそう言う。
・・・・・・あ。そーだった。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・そーいえば・・・そうだな・・・・」
「理解不能ですよね。あれが面白いだなんて・・・・」
ゼロスがつぶやく。
「・・・・・・スィーフィードには効くようだが・・・・
  あれは多分、人間に近い感性を持っているからだろう・・・・可能性は五分五分か・・・」
Sががっくりした様子で言う。
「・・・・・とりあえず・・・いきましょ♪」
「・・・・・・じゃ、シルファ♡また今夜会いましょう。」
ゼロスの、砂を吐きたくなるような捨てぜりふに、一同固まる。
「そーいや・・・なんで冥王に・・獣神官がそんな口きくんだ・・・」
魔竜王が、ゼロスに言う。
「そりゃあ、もちろん、シルファは僕のも・・・」
ざすざすざすっ!
「・・・・・・・・痛いです・・・・・・・・・・・シルファ・・・・(号泣)」
「もちろん痛いわよ♪わたし専用の武器・・・・『宵闇』使ったもの。」
『宵闇』と対で、ゼロス専用の『暁』があったりする。
「今度やったら魔力球叩き込むからね♪それとも・・・真無斬のほうがいい・・・・?」
真無斬。リナで言うところの神滅斬。
シルファのつかさどる、『無』を使った術である。
無ゆえに、刃が見えない。
だからかなり危険。
もちろん・・・・宵闇での攻撃も、手加減して、しかも相手がゼロスだったからこそ冗談で済まされるが・・・
(でもゼロスには結構なダメージがあったりする。)
下級魔王あたりが受けたら一発であたしのところにくる。
「わかりました・・・じゃあ・・今夜はあきらめます・・・・」
(今夜は・・・って・・・・・・まだあきらめてないし・・・・・・・)
シルファが内心冷や汗を掻いていたりするが。
ま・・・・いっか。あたしにはあんまり関係ないし・・・
「とにかく・・・なんで、ゼロスがシルファにそーゆー言葉使ってるんだ・・・?
  おまえ、絶対名前に『さん』つけたり、敬語使ったりしてるじゃねーか?」
ガーヴが話を元に戻す。
「・・・・・・ですから・・・シルファと僕は、いわゆるついにある存在なんですよ。
  まったく同等の力を持ち、まったく逆の性質を持つ。シルファが滅びれば僕も滅びるし、僕が滅びればシルファもまた滅びる
  ・・・そういう相互関係にあるんです。」
「・・・・・・・あら・・・?それって・・・ゼロスが・・・今の・・・冥王であるシルファと同じ力を持ってるってこと?」
「そうです。ダルフィン様。」
「じゃあ・・・あなた・・・腹心クラスの力を持ってるの・・・?」
(・・・・・超特クラスの混沌の力をね・・・。いや・・・有と闇の力か・・・)
ゼロスを正しく知っているものが心中で突っ込む。
「まあ、似たようなものですね。最近まではちょっと封印かかってたんですけど・・・記憶とともに覚醒しまして。」
「では・・・・・確かめさせてもらうぞ」
突然覇王がゼロスに躍り掛かる。
精神世界からも同時に攻撃をしている。
ぱちん。ばぎぃぃん・・・・・・
ゼロスの指慣らし一つで・・・・覇王の携える剣が砕け散り、精神世界にあった魔力衝撃波もきれいさっぱり消えている。
「現象率をかえてやればこんなこと簡単なんですよ。」
現象率とは、存在する比率のこと。(←勝手に作ったへ理屈です)
つまり・・・普通は、100パーセント存在しているわけである。
魔法を使った攻撃なんかは、魔法を使ったときのみ存在できるから、パーセンテージは低い(・・・・と思う)。
精神体であろうがそれは変わらないし・・・存在に関することは、『有』をすべるゼロスの管轄。
こんなことは塵ほどのことでしかない。
「簡単に言うけど・・・それってものすごく高度なことですよ・・・・ゼロス様・・・」
シェーラがっぽそりといった言葉は、どうやらだれも聞いていなかったらしい。
「・・・現象率操作は・・・・・高位の方の許可が・・・・要るはずじゃ・・・・?」
Sが呆気に取られている。
「あ・・・・。しまったああああああああああっ!報告書の作成が必要なんだったぁぁぁ・・・」
ゼロスがかーなり情けない声を出す。
「そんなものほいほい使うからよ。
  どうせやるなら、存在を肥大させてパンクさせるとか・・そっちなら引っかからないじゃない?」
「ああ・・・そうでしたねぇ・・・・」
・・・・そっちの方が現象率操作より難しい・・・
「まあ・・・報告書はしかたないから書くとして・・・・ちょっと不便ですね・・・覚醒したからには・・・今の立場は。」
「そ?あなたは、ひっさしぶりに解放されたからそうかもしれないけど・・・・
  わたしはここしばらくは解放しっぱなしだたから・・・ちょうどいいわ。」
「気をつけることにします。」
ぼそぼそとしゃべる2人。
「・・・・・・・・ゼロス・・おまえ・・・もしかして腹心より強いんじゃ・・・・?」
「さあ。正確には知りませんから・・・僕自身。」
まあ・・・その時々で人間に調子があるのと同じ事だ。
それに・・・・無限大に広がる。闇と有そのものなのだから。
あたしにはかなわないということだけが決まっている。
・・・・いや・・・・あたしの強さによりすべての強さが決まってくる・・・といったところか。
これとこれはこういう関係にある、ということのみ大まかに決まっているのだ。
「・・・・・・ま・・いいか・・・巨大な戦力が手に入ったってことだし・・・・」
(巨大すぎると思う)
リナとガウリイ、ルークにミリーナ。心中でつぶやいてはいるものの。
-似たよーなもんでしょが。あんたらも。
「おーい・・・もう、いってもいーか?早くしねーと次の町に着けねーんだが・・・・」
ルークが、頭を抱えてうなる魔族一同にルークが声をかける。
「ああ・・・そうだな・・・じゃ・・・ゼロス。おまえも付いてこい。」
「はい♡」
・・・・シルファ・・・・・あきらめたほうがいいかもよ・・・
「リナぁ・・・・・(びくびく)」
「シルファねーちゃぁん・・・・・(びくびく)」
『今夜一緒に寝よ・・・・』
どーやら共同戦線をはって男2人から身を守るらしい。
「・・・・・・・・何か・・・・・・嫌がられてないか?ゼロス。」
「照れてるんですよ♪気にすることありませんて。」
・・・・こっちは・・・・単なる確信犯と野生のぼけ男。(ちょっとひどい)
「・・・・いくわよ。」
ミリーナは・・・・ルークを尻にひいてるから。大丈夫らしい。
時々、押し負けちゃうときもあるけど。
2人とも、ミリーナのことをそんけーしている。
とりあえず、ミリーナの言葉に従い、皆宿屋をあとにした。






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やっと本題に入った・・・・・
という訳で、ねじばな代理のエルです。
ねじばなはまだ前書き当たりでボーっとしてるんで。(くぐつの術をかけたらしい)

やっとルークのさと帰りに・・・・
ああ・・・まだ外の世界に行かないのね・・・つまんないったら・・・
せっかくあの神族のくず(byリナ)復活させたのに・・・

あとでどついとこ・・・・
実力テストも捨てたみたいだし。

ともかく、まだまだ第一章が続きます。
読んでやって下さい。投稿ペース、遅々としてますけど。
あたしがかつ入れとくんで♪

(謎の物体が少しぴくりとして、冷や汗をながしはじめる。)

・・・・・・・・・あれ?効果が薄れてきたかな・・・
ま、いいや。
それでは7でお会いしましょう♪