もうすぐ十一月・・・月日は早い。光陰矢のごとし。
現在、古典の時間に思いついた、平安風スレイヤーズを構想中。
帝と中宮はもちろんL様が兼任。
取り合えず太政大臣をシルファにして・・・
左大臣がS、右大臣がルナ、内大臣がD。
人物の設定中で、中身はかいてないんですけど・・・
とんでもないことになると思います。
女御の中に男がいたりするかもしれません。
って・・・その話はおいといて・・
いきます!

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あらすじ:
四王・・リナ(混沌)、ガウリイ(精霊)、ゼロス(闇と有)、シルファ(光と無)が、時々仕事もしながら、Sの世界で遊んでいる。
っていうか、そのまま遊んでることになった。シルファは新冥王になり・・北の魔王が復活した。
どうする水竜王(←復活したらしい)!

「わかりやすい 四王」3



「そうそう・・・今、実は、エンシェントドラゴンの神殿に行ってたんですよ。」
アクア=ラグラディアがとーとつにそう言う。
「エンシェントドラゴンの? なぜ・・・?」
「それはね、海王。エンシェントドラゴン一族ならびに火竜王一族のすべてが復活したからよ♪」
ぐはああああああっ!
魔族一同吐血する。
「・・ぐ・・げふぉ・・・・・・せっかく厄介ものどうし消えてくれたと思ってたら・・・・」
「・・・世の中うまくはいかないものだ・・・シェーラも復活したはいーが・・・冥王一派はまだまだ人材不足だ・・・」
シルファ一人で十分だと思うわ・・・戦力的には。
「・・・・・・おや・・・もうよるですよ。」
「宴会しましょ・・・復活の祝杯でもあげましょう・・・・セイルーン当たりにでも行って血祭りに・・・ふふ・・・」
(セイルーンっていえば・・・アメリアさんも混沌の一族の重役・・・早く目覚めてもらわねば・・・)
ゼロスの頭をふとそんな事がよぎり・・・
「じゃあ、今からセイルーンで血祭りの宴会てことでよろしいでしょうか♪」
「よし・・・行くぞ。邪魔したなミルガズィアとやら。」
あ。Sがミルガズィアさんのこと覚えた。
「・・・・・・・・・・・・・・すぐ知らせねば・・・・な・・・・」
ミルガズィアは・・・メフィとともにセイルーンへ転移した。
ルナにも使者を出したようだ。

「・・・・・・・・はぁ・・・・リナさんたち・・・まだ会いに来て下さいませんねぇ・・」
セイルーン王宮の一室で。
アメリアは嘆息していた。
「もう一ヶ月以上立ちます・・・・」
こんこん☆
「はい。」
「お客人がお見えです。」
「誰ですか!?」
目を輝かせて兵士に尋ねるアメリア。
「ミルガズィアという方とメンフィスとおっしゃる方です。」
「・・・・?わかりました。すぐいきます。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・Sたちより早い・・・・なんで?

「・・・・・北の魔王が復活した。祝宴と称してこの町で血祭の騒ぎを起こすらしい。
  早く止めねば甚大な被害が出る・・・・。しかし・・・あのリナ=インバースがいない・・・。
  ここ一ヶ月、探してみているのだが・・・ルナ殿にも分からんという。」
・・・そりゃ・・・混沌宮にいれば・・ね・・・・
「一応ルナ殿を呼んでおきましたわ。」
「たいへんです!そんな悪、この私が許しません!
  皆さん!魔道士協会に連絡を!各地のロードにもこの事を伝えて下さい!」
「うむ。・・・・・・アメリア。おぬしは先に行っておれ。すぐ兵士たちにも向かわせる。」
「はい。とーさん!」
と・・・ちょうどそのとき!
どがああああああああああああああああああああああんん・・・・・・・
王宮が火で包まれた。

「まさか王宮を狙ってくるとは・・・!」
「当たり前でしょ。普通は頭を狙うもんよ。」
アメリアがうろたえ、そこにマゼンダが現れる!
「あああっ!あなたはっ!?・・アルフレッドの・・!」
「ああ・・・・あの坊やのこと?・・・ま・・・どうでもいいじゃないそんな事は・・・」
「お久しぶりですアメリアさん。」
『ゼロス(さん)!』
「お前・・・なぜ・・・ここは私一人で十分だよ!」
マゼンダが食って掛かる。
「・・・はぁい♪アメリアちゃん♪」
「・ゼラスさん!?・・・・なんで王宮にっ!」
「そりゃ・・・魔族がここを邪魔に思って襲ってるからよ・・・アメリア。」
・・ぴたり。
シルファが現れると同時に・・・アメリアの様子が変になる。
いつもなら説教を垂れるはずが・・・やけにおとなしい。
「・・あなた・・・何者ですか?・・・・どこかで・・・お会いしましたか?」
現在は夜。王宮の大半は火にまかれている。町のもの達は非難しているのかすら分からない。
そんな状況下でも、アメリアは落ち着いている。
いつものアメリアではない。
「・・・・・・・・・書記官アメリア。・・・・・・・この呼び名に覚えは?」
ゼロスが口を出す。
「・・・・・書記官・・・・・・・なにか・・・聞いたことがあるような・・・」
「・・・じゃあ、二翼王は?」
「ああ、それは、お2人のことじゃないですか・・・・・・・・・・・って・・・・・」
・・・とっさに答えて・・・
「あああああああああああああああああああああああっ!思い出しましたあああああああああああっ!」
(よし。)
三人がそう思うと同時、マゼンダが、これを隙と見て取ったか、アメリアたちに魔力弾を放つ!
「でもここでの私は王女です!セイルーンの人々に手を出すことは許しませんっ!」
どぎゃっ!
無造作に魔力弾を弾き返す。
・・・・そう・・素手で・・・・
「なっ!?」
どごがらああああん!
とっさによけたマゼンダの後ろでかべが崩れ落ちる。
「ぬおおおおおおおっ!おうきゅうがっ!」
フィリオネルが叫んでいたりするが。
「だいじょーぶです!とーさん!私が直します!」
「・・・・・・・赤眼の魔王に退避するよう仕向けなきゃ・・・」
「きれたアメリアさんはゼルガディスさんじゃないと止められませんしね・・・リナさんたちでも止められますけど・・・」
ふいっと虚空に消えるシルファとゼロス。
「・・・・・・・消火せよ!」
アメリアの声が響き・・・・一瞬で火事が見事に静まる。
「・・・・・・なにっ!?」
「今の強大な魔力はいったい?!」
部下Sらも今のはさすがに気づいたらしい。
「・・・・・・・構成せよ!」
二度目の声が響き渡り・・・焼け落ちたはずの王宮が見事に復活していく。
「おおおおおおおおおおおお!さすがはアメリアじゃ!」
これをふつーの人間がやろうとするとどんな苦労になるかも知らずにアメリアを誉めるフィルさん。
「父さん。わたし、首謀者のところに行って来て、正義を教えて来ます!」
「うむ。」
「レイ・ウィング!」
アメリアは、窓から外に出・・・空中で術をといた。

「・・・・・・なぜ・・術無しで浮かんでいられる?」
ルビーアイが聞く。
「もちろん!正義を愛する心で!」
・・・・・・・書記官アメリア。混沌宮の書記を束ねる。リナの仕事の補佐などやっていた。
主に、修復系が得意。
「・・・・具体的には?」
「正義を愛する心に火をつけて!」
アメリアのこれは、ゼロスお得意の『それはひみつです』に匹敵する。
つまり。
教えてくれない。自覚してないんだけど。
「あのー・・・あの状態のアメリアさんにはそういうことは聞くだけ無駄ですよ・・・」
ゼロスがそう助言する。
「・・・・・あれ?ゼロスさん、まだ部下Sの配下やってたんですか?」
ぐふっ!
S、ゼロス、シルファ、ゼラスが吐血する。
あ・・・・・シルファってばお茶目にも赤銀色の血を吐いてる(←どーゆー血だ。それは。)
「あ・・アメリアさん・・・僕は、今の立場が気に入ってるんで・・・よけいなことはなさらないで下さいますか?
  それとも、仕事を増やしてほしいですか?」
「とんでもないっ!・・・・・・・・・・あれ・・・?シルファ様・・・冥王の気配がしますけど・・・」
『んなっ!?』
魔族一同、アメリアがずばり言い当てたせいか、のけぞる。
「・・・・あなた達がいないあいだ、一月十三部屋処理してたから・・・有給休暇とってるのよ。
  楽しそーだから、冥王やってみてるわけ。オッケー?」
「はい。わかりました。」
「あとはゼルガディスだけね・・・覚醒してないのは・・」
「ゼラスさん・・・それ、ほんとですか!?じゃあ、私が覚醒させます!」
「お願いね♪・・・・そうそう・・・仕事についてなにかあると思うから・・・一回出仕したほうがいいわよ。」
「そうします。・・・・・・・・・もうセイルーンには手を出さないで下さいね。」
「・・それは分からないわね・・・魔族だし。」
「・・・・・・・・分かりました。全力で阻止させていただきます。それではっ!」
アメリアは・・・その場で混沌宮へと移動した。
(あ・・・・)
『んなにいいいいいいいいいいいいいいいいいっ!?』
やっぱり魔族一同の叫びが響いたのだった。





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L:・・・あらすじが・・ものすごくわかりにくいんだけど。
ね:だって・・・わかりやすくしたら、四王の説明からしなきゃいけないじゃないですか。
L:しろ。
ね:ページが足りなくなります。
L:へぇ?このわたしに口答え?
ね:・・・・・そーともいいますけど、ぶちのめされる前に一つ。
L:あら、いい覚悟じゃない。テストが悪かったのがそんなにショック?
ね:(ぐさっ!)
と・・とにかく。前書きにもかきましたが、とんでもねーことを思いついたのです。
L:・・・・あ・・・あれね。まだ人物の配役しかやってないじゃない?
ね:人物は、「わかりやすい」シリーズの設定とにたよーなもんです。
L:あたしが帝・・ね・・・
ね:そーです。国語の資料集見て、階級調べて、仕事調べて・・・それで配置して・・・結構疲れます。
L:じゃあ、なんでするのよ?
ね:・・・・おもしろそうだから。
女性中心の世界ですからねぇ・・・
L:確かに面白いかも・・・気の強い女性キャラはいっぱいいるし。
ね:それに、よくあるお家騒動とか、不敬罪とか、かいてみたかったし。
L:かけるの?
ね:・・・・・・・・・・・・・・・・・・(涙)
L:出直してこいッ!
(ねじばなが、外の強風の中、飛ばされていく)
L:・・・・まあ・・・わるくないかもしれないけど・・・
みなさんどう思われます?
・・・でも・・まえがきにあった・・・女御に男って・・・ヤだし。
入れるならやっぱきれーな女性よね♪

L:多分このシリーズが終わった後になるでしょうけど・・
ま、いっか。こんなところで暴露してても意味ないし・・・(←じゃあいうな)
それではみなさん♪

しーゆーあげいん!