という訳で、やっと四王です。
いろいろ不条理なこととか、おいおいってなことが出てきます。
気にしないで下さい。
ちなみに、見所は吐血。(←待て)
趣向を凝らした吐血をさせてみようと頑張ってます。(さらに待て)
なにかいい吐血の描写があればレスください。
もれなく使ってみます。
(おいおいおい)
というわけでー・・・・いってみます!
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「わかりやすい 四王」
・・・・・・・・
「記憶操作♪」
現在・・・リナは、ルナの、四王に関する記憶を消して、つじつまを合わせてつなげている。
ゼロスは、今しばらく、獣王の部下として、楽しむそうだ。
それには、少々都合が悪いからである。
「・・・・ん?あら・・・?・・・・あああああああああっ!バイトの有給休暇の期限がっ!?
りなっ!あんたのせいよっ!おぼえてらっしゃい!」
成功したようで、ルナは急いでゼフィーリアに転移した。
すでにエルは混沌宮に帰っていった。
「・・・・さって・・・・じゃ、ちょっと・・・仕事してくるか・・・久しぶりに・・・・」
「そうね・・・私とルークのいきたいところはいつでもいけるし・・・」
「あ・・・仕事・・たまってるだろーなー・・・」
「よく考えれば、ゼルとアメリアも・・・仕事ほっぽって追いかけて来たんだろーなー・・・」
四人は、ガイリアシティの裏路地にいる。
ふぅいっと四人が虚空に消え・・・あとにはただ風が過ぎ去るばかりだった。
「・・・・・・・という訳で、混濁戦争が勃発しちゃったんですけど、L様の活躍と、
謎の詩人シルファさんとリナさんたちの必死の防御のお陰で、僕たちは生きている・・・ということです。」
・・カタートの部下Sがこおりづけになっている場所で。ゼロスは説明をしていた。
「・・・そ・・・そぉか・・・・それで・・・・L様は・・・?」
Sがなにやら聞いている。
「おかえりになりました。」
「そぉか・・・・・・・。」
「・・・・・・・・・ゼロス。
おまえたちがディルスにいたあいだ・・・こっちも一つ事件があってね・・・ガーヴが復活したの・・・。」
ゼラスが、横から話をはじめる。
「おや。・・・・あの方の気まぐれ・・・ですか?」
「そうみたいよ。あの時の記憶もあるけど、元のふつーの魔族として復活したわ。」
「・・・・・・・・・・・・よう。」
いきなり、氷の陰からガーヴが現れる。
「おめーにゃ苦労かけたな・・・」
「いえいえ。僕はあの計画は不満でしたから。・・・・どちらにしろリナさんが勝つってことは分かりきってましたし・・・・。」
ま、あのリナだから。
「・・・そーか。・・・・ついでに俺の部下も復活してるんだが・・・おまえ、ラーシャートにかなりうらまれてるぞ。」
「いやあ・・・はっはっは。少々いやみがすぎちゃいましたかね。はっはっは。」
ゼロスいわく、こーゆーところが楽しいから続けたいとのこと。
・・・ま・・・ゼロスだし・・・さすがはあたしの弟というか何というか・・
「・・・・で?リナ=インバースたちは?」
「ルークさんとミリーナさんがいきたいところがあるとかで・・・・おや・・・・?」
ふと、そこで、リナ達がこの世界のどこにもいないことに気づく。
「・・・・・・・あちゃー・・・・」
ぽそりとつぶやく。
(仕事しに帰ってらっしゃるようですねぇ・・・・僕も帰らなくては・・・)
「・・?どうかしたの?」
「・・・・・あー・・・・なんて言うかその・・・リナさんは、L様の宮殿に行ってらっしゃるようなんで・・・」
ぐっげふ!
『ルビーアイ様っ!?』
獣王と魔竜王が、吐血した赤眼の魔王を気遣う。
「大丈夫だ・・・・。・・・・・・そぉか・・・ならいいが・・・・」
「・・・・・それで・・・少々お休みをいただきたいのですが。」
「・・・・・ほう?なぜだ?」
「ダーク・パレスにいってきたいんです。」
ダーク・パレスとは、闇王宮のことである。
こういう言い方は、ごまかすときにのみ使うため、Sはやはりわからなかったらしく・・・・
「どこだ?それは・・・・?」
しかし・・・・・ゼラスが・・・・
「きいたことがある・・・・ような・・・?」
(・・・覚醒しはじめましたかね・・・?できればゼラスも連れて行きたいんですがねぇ・・・)
「知っているのか?ゼラス。」
「・・・えーっと・・・?ライト・パレス、ダーク・パレス、
カオス・パレス、シルフ・パレス、デモン・パレス、ゴッドネス・パレス・・・は・・・・それぞれ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
途中で、台詞と動きが止まる。
「・・・・・・・・・・・・・・ああああああああああああああああっ!」
いきなり大声を上げる!
ゼロスは、いつもの『それはひみつです』のポーズで、言うな、とこっそり指示している。
「・・・・・私もいってきますっ!」
「・・・・・・で?どこにあるんだ?そりゃ。」
魔竜王の問いに、2人が硬直する。
−よけいな問いを・・・・・
「・・・・えと・・・その・・・・」
迷った挙げ句。
『それはひみつです♪』
そう言い残して逃げた。
「あ!逃げやがった!?」
「・・・ま、いいか・・・あの方といてつかれたろうし・・・あの2人・・・・。いい休養だろう。」
−どーゆー意味かしら・・・?んっんっんっ・・・・?
「養父上・・・・だったんですね・・・・」
「・・・向こうでは、今までどおりに接して下さいよ。今の立場、気に入ってるんですから。」
「報告にあったシルファって・・・養母上でしょ・・・・?」
「ええ。さ、つきましたよ。」
ゼラスは・・・ゼロスとシルファの養子である。
もちろんSなど比べ物にならないほどに強いのだが、
いつもあたしにいじめられてるSを哀れに思って、こっそり部下のふりをしているのだ。
−いい子ねぇ・・・・ゼラスちゃん♪
もちろん魔力は自制している。ここしばらくは、あたしが記憶も封印していたのだが。
「ゾイス。ご苦労様です♪」
「ああああああっ!ゼロス様にゼラス様っ!?やっと戻ってらしたんですねっ!?
今まで大変だったんですよ!シルファ様がいなかったらそれこそ機能が停止するくらいにっ!」
ゼロス直属の秘書ゾイス。
ゼロスは結構まめな人なために苦労をしていなかったのが、
ひょんなゼロスらの気まぐれからいっきに苦労人となった混沌の一族のうちの一人である。
「はいはい。わかってますよ。・・・・今しばらくは、僕たち、現在の立場でいたいので・・・少々我慢して下さい。」
「・・・ちゃんとこっちの仕事もできるシステムを作らないと・・・」
「・・・・・・・・そう言えば・・・シルファ、部下Sの部下って楽しそうだからやってみたいって言ってましたっけ・・・?」
「そーなんですか?じゃあ、冥王あたりやってもらいましょーよ♪」
「そーですね♪」
2人とも、こんな会話をしてはいるがしっかり仕事に手をつけていたりする。
・・・さすがだなー・・・・・
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L:・・・・・・なんなの・・・?この展開は・・・四王の説明すら入ってないじゃない・・・
ね:ごめんなさい。「みち」のほうで一応設定は書いたんで・・いいかなー・・・と。
L:あのね!はじめての人はどうするのよ!
ね:・・・・・はじめての人はまったく筋が読めないと思います。
L:・・・・あのね・・・・(とげつきハンマーが現れる)
ね:あのあのでも!今度説明もかねて事情説明会を開きますから!
混沌宮ラジオ専用スタジオAで!
L:・・・それならいいけど・・・使用料払いなさいね。
ね:えっ・・・・・そんな・・・・
L:じゃあ・・・かわりに中間で、平均75点以上採りなさい。
ね:・・・・・頑張ってみます。残り二教科。
L:それはいいとして・・・ただの説明会じゃつまんないわね。
ね:はい!ですから、ゲストを募集します!
『わかりやすい』シリーズで、何か質問があれば、質問をそえてレスして下さい。
一定期間を置いて、放送(?)いたします。
ネタばれになる場合でも、説明しちゃいますので、その辺はご了承ください。
L:今のナレーション・・・誰?
S:はい!わたしです!
L:そーいや、あんた、今回出番多いのよねー・・・・このあたしよりも。
S:でも・・・L様一人称ですよ!?
ね:語りと、出るのとでは天と地ほどのさがあるのよ。
L:そういうこと。
S:そんな・・・あの・・・・混沌握って迫らないで下さい!
ね:・・・成仏してね。
L:あんたもでしょ!
ね・S:ぎゃああああああああああああああああ!
L:というわけです。
次も遅くなりますが、まってやってください。ではでは♪