・・・・・・・・・・ごめんなさいいいいいいいいいいいいいいいいいい!
もうこの一言に尽きます!
言い訳はしません!
2ヶ月もあけちゃったよ・・・
・・・まあ、それはともかく。
早速いってみましょうか。
さっき打ち込んだばっかりのやつです。
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「わかりやすい 反乱」第三幕~シルファ側~1
ここで、最近ファンが急増している光翼王ことシルファ=フェルの話をしよう。
第一幕では名前しか出ていなかったし、第二幕では・・・ね。
序幕の終わりのほうから見たいって?いや、それでは話がつながらない。
そもそも、ことの起こりは、シルファの眠りの封印の直後なのだから・・・
闇翼王ゼロスに抱かれ、シルファは考えていた。
ゼロスも今は疲れ果て(?)て眠っている。
(リナが“純粋なゆがみ”であり続けるのは・・・なぜ・・・?)
今までずっと思ってきたことだった。
(確たる自我のある今のリナは、己の中の歪みを消し去ることができるはず・・・。
歪みは私たちの作り出したイレギュラーだから・・・ん・・・?)
そこで、シルファは気づく。
(・・・”私たちの作り出した“・・・!?もしかして・・・私たちの・・・せい?リナがゆがみの中心であり続けているのは・・・!)
シルファは、そこで決意する。
(だとすれば・・・何とかしてみせる。)
すっかり忘れていたのだ。
真なる四王・・・四皇のちからは・・・その意識ひとつでさえ、及ぼす力は大きい。
「しばらく、忙しくなりそうね・・・。」
つぶやき、シルファはゼロスにしっかりと身を寄せた。
それからというもの、シルファは下準備のために、
ゼロスたちがいなかったとき以上に仕事をして-医者に泣いて止められたにもかかわら
-フェスルやエルやゼロスに仕事をとられたわけである。
(でもま、いっか♪下準備、事務的なことは終わったし♪)
それで・・・今度は2~3日行方をくらますようになるわけだ。
「ちょうど18区が面白い計画立ててるし・・・利用するか♡」
・・・楽しそうである。
実のところ、気が重いので口調だけでも・・・という空元気なのだが。
「ひさしぶりにやりますか。」
シルファは、全身黒尽くめの、体にフィットしたつなぎとブーツと手袋に着替え、上から灰色のローブを着る。
もちろん、あちこちに武器が仕込んである。
ヴンッ!
「俺は、そう簡単に見つかんないぜ♪ゼロスだろうが、エル姉だろうがフェスル兄だろうが、な。」
姿と声が変化した。
銀の髪は変わらないが、瞳が濃紺だ。
体や顔つきも男だし、声は男とも女ともつかない中性的な声だ。
そう―“銀光のナスィル”だ。
口調は趣味で変えているらしいが、性格は普段よりはじけている。
「この姿だと、好き勝手できるしねぇ。」
普段の“シルファ”が光の性格とするなら、“ナスィル”は無の性格だ、といえば大体わかるだろう。
これは、地なのだ。
「さって・・・いくか。」
ナスィルは、18区と17区の境界区へと転移した。
どうやら、反乱軍の総指揮官鉄刃神フェリトリスは、区域間の壁―空間壁が破れないようである。
当然といえば当然だ。あっさり破れるようでは意味がない。
「へぇ?なかなか面白いことを計画してるようじゃないか。」
ナスィルが、こっそり背後にたたずんで言った。
「な・・・何者だ?!」
「安心しな。混沌の一族からの刺客じゃない。今はフリーの傭兵だ。」
言っても、敵意は消えない。
「俺の名はナスィルだ。――情報屋でもあるから、あんたらのことは知ってる。自己紹介はいらないぞ。」
「どうして・・・こんなところに・・・?」
「面白そうだから、協力しようかと思ってね。
情報なら金次第でいくらでも売ってやるし、気に入った仕事ならタダだ。
俺はあんたらを利用する。あんたらも俺を利用する。――どうだ?」
「わかった。手を組もうじゃないか。」
もし、ナスィルの正体を知っていたら、絶対いえないだろう。
「よし。んじゃ・・・おい、てめーら下がってな!空間壁破るぞ!」
言って、無造作に片手を振りかなり抑え目の衝撃波を出し、あっさりと亀裂を入れる。
「これだけでいい。自由に転移できるぞ。18区と17区間はな。」
(亀裂だと、混沌軍も利用できるもんねぇ・・・)
そんな考えも知らず、反乱軍は喜び、17区へと進んだ。
「あの御方に反逆だと!?なんて無謀な!?」
やっぱり、17区のやつらはそう言ったのだがー
陣頭指揮(フェリトリスと変わったらしい)をとっているナスィルは・・・
「んじゃ滅べ。」
と、魔力弾を一撃お見舞いする。かなり手加減し、わざとはずして。
ぼひゅ
音を立て、銀河が50個消滅した。
『わかりました従います。私が悪かったです(汗)』
無論、その銀河は・・・永遠に戻らないのだが・・・
(後で、18区と17区、まとめて消すからいっか♪)
コワイことを考えているナスィルだが、逆らえるはずもなかった。
こうして、反乱軍はあっさり転移装置のある17区をほぼ制圧できたのだ。
2~3日いなかったのは、こういう理由があったのだ。シルファは・・・(汗)
『シ~ル~ファ~(怒)どこ行ってたんですか~?』
ゼロスとフェスルのW攻撃にひるむ。
帰るなり、出くわしたのだ。無論、姿や服はシルファヴァージョンだ。
「ゼ・・・ゼロス・・・。フェスル兄・・・。きゃ・・・ちょっと・・・!?」
ゼロスが横抱きにして、寝室のほうへとすたすた歩いていく。
「ちょ・・・ゼロス・・・っ!仕事は・・・!?」
「私がやっておく。ゼロス、後は任せる。」
フェスルが言って、仕事をしに去る。
ぱたん。
ゼロスは先刻から返事もしない。
「・・・ゼロス?」
扉を閉めた後、シルファをソファに横たえさせ、ようやっと口を開く。
「あなたは・・・自分がどれだけ愛されているか・・・まだ自覚が足りないんですかね?」
覆いかぶさるように、シルファの頭の両脇に手をつき、真剣な表情で言う。
「ゼロス・・・」
「この2日間・・・僕らがどれだけ探したと思ってるんです!」
怒っている。
「ただでさえ過労気味で・・・本気を出すことすらままならないのに!」
そう。
勘違いしないでほしい。
ナスィルのあの攻撃は、封印された力で、それも過労気味であの力なのだ。
しかも、抑えている。
(ちょっと暴れたら結構すっきりしたんだけどな♪)
気楽なことを考えているシルファ。
「心配性ね。」
一言、そういうと。
「シル・・・どわっ!?」
シルファが、いきなり魔力弾を放つ。
あわててゼロスが無効化したが。
「-ね?大丈夫よ。」
にっこり微笑む。
「シルファ・・・」
ゼロスは意思をくじかれ、崩れ落ちる。
結局、ゼロスはシルファに見事にだまされたのである。
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さあ!どうでしょう!?
ナスィルは、シルファだったんですねぇ。
実を言えば、シルファだけじゃなくて、ゼロスにも・・・あるんですけどね。性格の変化。
ゼロスの女性形態・・・。
それはまあ、おいといて。
こんなの、エル様には見せられませんよねぇ・・・
さあ、これからシルファはどうなるのか!?
(実はまだ最後までノートに書き上げてない)
苦情・感想など受け付けております。
なるべく、レス返しするように努力します。
ではでは!またちかいうちに!