宿題やらパソコンが使えないやらでご無沙汰していたねじばなです。
レス返ししてなくてごめんなさいぃぃぃ!
なんだかとっても部下Sじゃないシャブラニグドゥです。
ゆるしてください。
それでは・・・いってみましょう!


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「わかりやすい 反乱」~序章~2



「――もしや、シルファ様は、ご自分のために他の方が苦労のが耐えられない、
  もしくは心苦しくお思いになっていらっしゃるのではありませんか?」
―――――――――――――!
昔から、変なところで心理を突くやつだとは思ってたけど・・・
あたしたちが、シルファのことで真実を指摘されるなんて・・・!
「たとえ、フェスル様やL様やゼロス様がなんとも思っていなくとも、
  シルファ様にとっては、『迷惑をかける』以外のなんでもない・・・。違いますか?」
「・・・そうよ・・・。さすが、私に次ぐ『心を見るもの』と呼ばれるだけあるわね。」
「お褒めに預かり光栄です。・・・さて・・・ゼラスはともかく、おまえたちにも一応説明しようか・・・」
部下Sは、自分の腹心たちに向き直り、言った。
「私の名は、ルビレイ=フェノ=ツィーナ=シャブラニグドゥ。このフェスル様の直属の神官だ。
  ――リナ様が生まれた時点では、すでにただの一魔王として転生していたのだが・・・」
びししっ!
「・・・もしかして・・・私・・・より強い・・・んじゃ・・・?」
ゼラスがシルファにたずねる。
「とうぜん。ルビレイは、一時期あたしたちの代理をしていたくらいだもの。」
あたしが、言った。
『え・・・L様?!いつのまにっ!』
「おひさしぶりです。ルシファリルア様。」
「・・覚醒しちゃったの・・・。つまんないわねぇ・・・」
もう『部下S』とは呼べない。
混沌の一族で、あたしたちを除けば、一番の古株だもんな・・・。
実力的にはリナやガウリイではかなわない・・・といったところ。
「――ちょうどいいわ。あんた、気づかれないように、リナと一緒に『反乱』をどーにかして」
「L・・・彼は私の部下なのだが。」
「あら、いいじゃないフェスル。創ったのはあたしたち四人よ。」
『反乱』の余波は、すぐにこの第十九区にも及ぶだろう。
リナの力は、『反乱』を抑えるのには十分だろう。
「かしこまりました。・・・皆は元気ですか?」
「元気よ。あんたの直属部隊。」
もう、ガーヴもダルフィンもグラウシェラーも呆然とするのみ。
「そうですか。呼んでもかまいませんよねv」
「もちろん」

部下S・・・もとい。ルビレイ直属軍隊“ツィーナルグルド”は、今まで混沌の一族の中に隠れてもらっていた。
「仕事、増えそーね。」
「まったくです。」
「エル姉。ゼロス。そんなことより、彼らに説明しないと。」
シルファの呼びかけに、我に帰るあたしたち。
「それもそーですね。・・・では僕がv」
言って、ゼロスは、その場の高位魔族たちに告げた。
「皆さんご存知、『金色の母』には、実は兄弟姉妹がいましてね。
  兄がこの『時』と『運命』であるフェスル。妹が『無』と『光』である、このシルファ。」
どよどよどよっ!
ざわめく彼ら。
だが、『シルファ(様)だし。』と片付けるやつも・・・(笑)
「そして、弟が『有』と『闇』であり、シルファと対をなす、この僕・・・というわけなんですv」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『な・・・なにいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃ!?』
「ちなみにゼラスは僕とシルファの養子です。混沌から戻ったメンバーは、みーんな僕らの配下と言う扱いになりますね。」
『どひいいいいいいいいいいいい!』
「リナさんは、エル姉の子ですし、ガウリイさんは精霊王です。」
『ぬどわひいいいいいいいいいいい!』
「ミリーナさんは神族長。ルークさんは魔王長。」
『ぬげろひどわああああああ!』
「あ、アメリアさんとゼルガディスさんは、混沌宮の書記長で、けっこう偉いんですよv」
ばたっ!
一同死んだ。
「・・・情けないですねぇ・・・この程度のことで。」
ラーシャートなんかは、(あのゼロスが・・・おわああああああ!?)とか思ってるし、
覇王は(リナ=インバースがあのお方の・・・・?!うーん・・・・)とか思って気絶死するし。
「あ、そうそう。ここの魔王、1段落したら変えますからね。ルビレイはもともとは有能なんですから。」
ゼロス・・・聞いてないと思うわよ・・皆・・・。


「さて。ルビレイも“ツィーナルグルド”に指令下しおわったみたいだし。・・・セイルーンのリナのところに行くわねV」
「ああ。私たちは神族・魔族サイドにいるからな。」
あたしの言葉にフェスルが答える。
「シルファ・・・無茶しないように!あんたが無茶しなけりゃ、あたしたちも安心できるんだから・・・」
「ん・・・。わかった。」
「気をつけていってください。姉上。」
「あたしを誰だと思ってんの?ゼロス。」
「そうですね。」
あたしは、ルビレイを連れて、リナたちのところへ移動した。
「ルビレイ。リナたちの前では『部下S』って呼ぶわよ。」
「わかってますよ。・・・私はしがない下級魔王・・・ですね?」
「そうよ!」
笑いながらも、精神世界から、物質世界へ・・・


「リナ―♪」
「あっ!エル!部下Sも!」
「どうしたんだ?」
「んー・・・ちょっと、『反乱』を鎮めてほしいのよね。」
 「ああ、18区のあれ?」
 「そーそー。今のところ、あたしたちは動けないから。・・・シルファがどうも・・・ね。」
 このごろ、なんとなくだが、シルファがおかしい。
「あ――なるほど。んじゃ、本部はここ・・・赤星でいい?」
「いいわ。今回は任せるわ。」
「よし!じゃあ・・・本部はぜフィーリアね♪」
「あ、部下Sも協力させとくから。」
「ちなみに記憶は戻ってます。リナ様。」
「あ、そ?」
「じゃあ、私とゼルガディスさんで、正義の調査を行います!」
「『正義の』はやめろ。『正義の』は。」
元気よく言うアメリアに、突っ込むゼル。
「おっけー。」
「じゃあ、私とルークで、他の神魔世界への余波を防ぎます。」
「頼むわ。あと、それとなく『こっちに四王がいる』って流しといて。おびき寄せるから。」
「はいっ!」
「わかりました。」
言って、四人がその場を去る。
「――ルビレイ。“ツィーナルグルド”の本部、古代龍神殿を使いなさい。」
「かしこまりました。『エル様』」
「あ・・・。『部下S』だったわね。」
こそこそと指示を出す。
「エル?あ、部下S。あんた、古代竜神殿で待機ね。」
あ。ラッキー。
「はい。」
ルビレイは、微笑んでその場を去る。
――そういえば、ルビレイってフェスルとシルファの教育受けてたっけ・・・
あたしとゼロスは、ちょっと時空間の処理やってて忙しかったんだけど・・・



「部下Sのやつ、昔と雰囲気違わなかった?」
「ああ。下手な上級魔王よりよっぽど強いぜ。あいつ。」






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ね:はい!ガウリイの意味深なセリフで終わっちゃいました!
L:あんたね!読んでくださってるみんな、この先期待しちゃうでしょうが!
ね:だいじょうぶです!とりあえず序章の分は打ち込み何とか終わりそうですから!
L:そういえば・・・あたし、この先の話、知らないんだけど・・・どうなってんの?
ね:とりあえず、第四幕までノートに書き終わりました。
L:・・・打ち込めるの?そんなに?
ね:・・・・がんばります(泣)あ、L様一人称は、序章でおしまいですから。
L:なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇ!どーゆーことよ!
ね:・・・いや・・・・・・・L様一人称だと、どうしても話がつながらなくなるから・・・
?:まあねー・・・。それどころの話じゃないもんね―・・・L様のあの状況。
L:・・・あんただれ?
?:第一幕からのナレーションです。以後よろしく。覚えてる人もいないでしょうけど、ヴァイリアです。
L:・・・そういえば、「わかりやすい」初期に、誰かへのレスにいたような・・・?
ね:よくご存知ですね。・・・と言ったところで、今回はお開き・・・
ヴ+L:笑点か!?(笑)
ね:・・・・(汗)とにかく、この辺で。(ぺこりと頭を下げたかと思うと、いきなりきびすを返してダッシュで逃げる)
ヴ+L:まてえええええええええええええええええええええええ!

               あとがき END2