『出張・あんだ~ば~EX』in スレイヤーズラジオ・2


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 ”復活・【スレイヤーズラジオ】あんだ~ば~EX……復活していいのか?”
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舞 「んっじゃあ、いってみよう!!」

サウンドが収録現場内で流れる。
…どことなく効いたことのあるような…

舞  「はい!っと言うわけで…
    なぜかまたまたいきなり、問答無用で復活してしまったスレイヤーズラジオ裏番組
    ”【スレイヤーズラジオ】あんだ~ば~EX”。
    司会はご存知もなにも、皆さんとは初にお目にかかる……と思います…多分…
    香純舞(かすみまい…芸名)というものです。よろしくお願いします!そして…」
達也 「アシスタントの田中達也(たなかたつや)です…ちなみに【スレイヤーズSTS】という作品で2年ほど前に出演したことあります」
舞  「さりげなく作品の紹介してるし…これも作者の陰謀?」
達也 「ま…それしかありえんだろ…」
リナ 「ねえ…ちょっと聞いていい?」
舞  「はい?何ですか…天才美少女魔道士のリナさん…」
達也 「18にもなって美少女ってーのは無理が…」

どごしっ!

達也 「…いちゃいの…」
リナ 「…やーかましっ…とそれよりも…あんたたち、猫斗犬はどうしたのよ
    …今日はぜんぜん見てないんだけど…せっかく、火炎球の1発や2発、プレゼントしてあげようと思ってたのに…」
舞  「あ~彼ですか?え~っと…手元の資料によりますと…
    今回のゲストに呼んだのがリナさんとわかったのを皮切りに…
    いやだあ…殺される!インバース・ロイヤル・クラッシュは足のひねりが重要!竜派斬は1日3回!!
    …などとわけのわかんないことを盆踊りしながら喚くので……ディレクトリさんが…」
達也 「ディレクターだ…」
舞  「ディレクティーさんが、とげつきハンマーでぽこぽこに肩たたきをしてあげて、
    彼のために海苔巻を作ってあげて、そのまま海水浴に連れて行ってあげたらしいですけど…」
達也 「ま…簡略化すると、ぼこぼこにし、ス巻きにし、そのまま東京湾に投げ捨てたって…ところだろうな…」
舞  「泣ける話でしょ…」
達也 「え?笑い話じゃなかったのか?」
舞  「8割ほどは…」
リナ 「…あ…そ…そう…それはよったわ…」
舞  「でしょ♡」
リナ 「…で…でしょ…ってあーた…」
達也 「気にするな…いつものことだ…」
リナ 「いつも?」
舞  「さて…このあんだ~ば~EXでは…
    スレイヤーズ作品を愛すべく方々が身を焦がしてまで書きに書きまくった、作品の中から、
    この人のこのセリフ及びこのシーンが特に気に入ったと言うコメントを紹介していく、
    作者の他力本願はわが人生!という言葉とともに出来あがった番組です♡」
達也 「なんちゅー案粋な番組や…にしてもさっきの音楽…どっかで聞いたことがあるんだが…」
舞  「あ~それはただたんに作者にボキャブラリティーが無いから、そのまんまダ○ンタ○ンDXのコーナーをちょいっとひねくったもの
     …いってみれば、ぱくりってやつね…音楽同じだったでしょ…」
達也 「いーのか…おい…」

いいのだっ!

舞  「自分で自分をひねくれキメラって呼んでるし…」
リナ 「それはちょっと意味が…」
舞  「と、いうわけで皆さんお手紙くださいねぇ。ではまた来週♡」
リ&達『…こら…いきなり終わるな…』

舞  「え~でも…この後、何すればいいのよ…」
達也 「たとえばゲストの紹介とか…せっかく全員呼ん出るんだし…」
舞  「あ…なるほど…では…改めて…」

ぱあっ
突如、スポットライトがつき、4人の姿を映し出す。

達也 「…ラジオなのになぜ演出効果を?」

えっへんっ!
私の趣味だ!!

舞  「とっ言うわけで…とりあえず今回はゲストの方々をご紹介…
     まずは…相も変わらず盗賊いじめが趣味と宣言・リナ=インバースさん」
達也 「宣言するところがこいつらしいわな…」
リナ 「…るっさい…」
舞  「いつものほほんお茶が好き、自慢の湯飲みはマイカップ?ガウリィ=ガブリエフさん」
達也 「噂で聞いたけど…お手製だとか…ガウリィが作ったにしちゃよくできてるじゃん…」
ガウ 「まあ~な」
リナ 「どうせ、コーヒーカップを作ろうとして失敗しただけでしょ」
ガウ 「……………う゛…」
リ&達『…図星かい…』
舞  「ニヒルな笑みが人気呼び、悪魔と呼ばれて狂喜乱舞・ゼルガディス=グレイワーグさん」
ゼル 「…何だ…それは…」
舞  「え?でも…TRYの3話で悪魔と呼ばれて喜んでいたじゃないですか」
ゼル 「………………」
リナ 「その沈黙は肯定と、とっておきましょ」
舞  「そうですね…では…」
ゼル 「って勝手に決め…」
舞  「…そのお隣が…」
ゼル 「完全に無視かよ…」
達也 「あきらめろ…こういうやつなんだから…」
ゼル 「………………」
舞  「周りの一言無視しつつ言うことやること正義の2文字、元気笑顔の爆裂娘・アメリア=ウィル=テスラ=セイルーンさん」
アメ 「正義はいつも一つです!」
舞  「ところでアメリアさん」
アメ 「何でしょう?」
舞  「正義って、すべてがすべてイコール正しいというわけじゃ無いんですが…そのことについて一言」
アメ 「…な…何をいってるんです…そんなことあるはずがありません!」
舞  「え?でも…正義の名の下に…とか何とかいって、ただの暴力で事件を解決してる事だってあるし
    …警察だって最後は数の冒涜でいくし…」
アメ 「………………」
舞  「答えが出ないようなので次に行きましょう…」
達也 「完全にゲストで遊んどるなあ…」
舞  「というわけで今回のゲストはこの4方々…」
???「あの~お~」
舞  「………………」
???「…もしもし…聞いてますか?」
舞  「…はい…何でしょう?」

斜め後ろを振り向く舞。
そこには、いつも絶やさぬにこにこ顔に、黒髪のおかっぱ頭、そして黒い神官服をまとった…

???「僕の紹介は無いんでしょうか?」
舞  「ないです♡」
???「いや…はあとまあくをつけてきっぱり言い切られても…僕としてはちょっと困るんですけど…
      だいたい…何故、僕はここに立っていなければならないんでしょうか?」
舞  「ぶっちゃけて言えば、DXのポストくん役だから…」
???「…しくしくしくしく…」
舞  「あれ?もうこんな時間…じゃあ…今回はこの辺で…また来週お会いしましょう!」

<終わり>