神という名の魔という名の・・・。
闇:疲れた・・・・
ファ:なぜ?
闇:・・・・
ファ:・・・・
闇:まあ無視しといて
ファ:おい
闇:どうでもいいですけれどたぶんもう少しで終わると思うな第1部は
ファ:たぶんて・・・・
闇:もしかしたら細かく出すかも知れないから・・・・
ファ:なんでそんな根拠の無い返事なんだ?
闇:少し頭痛がする
ファ:をい
闇:なぜか咳がでる、鼻が詰まる
ファ:完全な風邪じゃないか
闇:大丈夫、今年は最初にひいたから
ファ:関係ないだろ、眠れ
闇:いや
ファ:あのな〜
闇:限界まで挑戦してみる
ファ:・・・・もうどうにでもするがいい
闇:そう言われても・・・・まあいいか
ファ:しかし、風邪ひいたせいで投稿が遅れるということはなしにしろよ
闇:はい、それではそろそろ本文行きましょうか
ファ:ああそうだな、それではあとがきで・・・・
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フィブサイド
僕が目を覚ますと、どこかで見た事があるところだった。
「あれ?ここどこだろう?」
不思議に思いながらお父様やルナ姉さまやファントム様の名を呼ぶ。
「ルビーアイ様〜ルナ様〜ファントム様〜いらっしゃったら返事してください〜」
しかし、僕の声は近くの山に吸い込まれるだけだ。
「おや?ああ、どっかで見た事があると思ったらカタートだ」
そう、カタートのふもとだったのだ。
「ふっ、僕をこんな所に連れてきてもまったく無駄なのに・・・・」
そう言って空間移動でサイラーグに戻ろうとした、しかし、空間移動できない。
何か壁があるのか途中から進めなくなる。
「結界?」
いぶかしながら考える。そして、
「えい」
魔力弾をつくって結界にぶつける。しかし、
ピシッ、カッキャアン
そういう音がして壊れたのは僕の魔力弾のほうだった。
「うそ・・・・」
そう言って僕は黙り込む、
「もしかして!」
僕はぽんと手を叩くとすぐさま元ルビーアイ様が封印されていた場所に行く、しかし予想に反してそこはからだった。
「あれ?おかしいな〜ゼラスとかがルビーアイ様の代わりを作ったんじゃないかなと思ってきたんだけど・・・・」
そう僕がいった時に突然悲鳴が聞こえる。
「この声は!?」
急いで声のするほうに向って走る。
そしてそこで僕が見たのは・・・・
「うそ・・・・・・・・なんで?」
そこでは、異形の姿をした者達につかまった
獣王ゼラス、海王ダルフィン、覇王グランシェラー、魔竜王ガーウ゛の姿があった。
僕は気配を消して見つからないように近くの物陰に潜む。
異形の一人が言葉を発す。
「お前達は今は人間だ、逃げようなんて考えない事だな」
そう奴がいったときにゼラスが悲鳴をあげる。熱した鉄の棒が背中に当てられたのだ。
僕は助けに行こうとするが、体が動かない、それどころか声まで出せない。
「きゃああああ」
「ゼラス!」
ダルフィンが近づこうとして異形の一人に押さえつけられる。
「くそ!」
グランシェラーは自分を戒めているものをどうにか壊そうとしているがその途中異形に殴られる。
「くっそうゼラス!今助けるぞ!」
ゼラスの恋人のガーウ゛が叫んで立ち上がりるが異形たちに押さえつけられて地面に叩きつけられる。
ゼラスのほうは、次々に爪をはがされていっている。それどころじゃないどんどんナイフなどで切られていく、
そして、
「さあ、今から始まりだ!やれ!」
異形たちの宴が始まった。そして、それを見下ろし、指図しながら楽しんでいるのは・・・・
「うわああああああああ」
僕こと、冥王フィブリゾがそこにはいた・・・・
そして、僕の叫びを無視して拷問の宴は終わり無いように続く・・・・
僕の悲鳴を聞いてるか聞いていないか分からないまま・・・・
ルビーアイサイド
「はっ、ここは!?」
私は目が覚めると同時に愛用の武器を手にする。
そしてそこは見覚えがあった。
「ここは・・・・魔王城?」
そう、私はそこの謁見の間にいたのだ。今言った声は横の者達には聞こえてないようだ。
そして、私は王座を見たときに固まる。しかし今度は声が出ない。
それどころか指先一本も動かせない。
『あれは・・・・私だと!?』
そう、私が玉座に座っていて姉さんが中央に連れこまれている。
「汝に裁きをくだす!」
玉座に座っている私が声を張り上げる。
「汝に与えられるのは死!」
そう私らしきものは言い虚空から武器を取り出して姉さんのほうに近づいていく。
『な、何をするつもりだ、やめろ!』
私は声を張り上げたつもりだが何も喉からは出ない。そして私らしきものは杖を振りかぶり、
『やめろ!やめてくれ!』
私はさらに言い続けるが、やはり止めるきはないのか
「永久の彼方に眠れ竜神よ!」
そう言い、一気に杖を降ろす。私はその一瞬が何千年にも見えた。
その杖が当たった途端姉さんの身体は四散する。
『うわああああ』
私の声が違う所から届いているような感じがした・・・・
ルナサイド
私はどこかに立っていた。周りには誰もいない。
ここは・・・・
そう言った時目の前からファントムが出くる。そして言葉を紡ぐ
ここは終焉の地・・・・
ファントム?
その様子におかしさを感じた私は聞く。すると、
すまないルナ
そう言われ、体が金縛りにあう。
えっ
私が驚きの声を上げる
すまない・・・・
ファントムはひたすらなぜか謝り、だんだん足元から崩れていく。
どうしたの!?
私が叫び声をあげるが、届いてないのかどんどん崩れ去っていく。
待ってよ!
しかし、ついに完全に崩れていく、そして彼の後ろには・・・・
うそ・・・・
私が赤竜の剣を持ってたたずんでいた。
笑顔を浮かべながら、そして私は足元が崩れる感覚を覚えた。
フェアリーサイド
私は佇んでいる。なぜ?私の中にはその言葉しかない。
それはさっきのユニット様のセリフからだ。
『あなたなんて要らないのよ。さっさと出て行って』
ユニット様はそう言われ、私の本体を片付け、どこかに行ってしまわれた。
私の中にはなぜとしか浮かんでこない。
そう、今までのユニット様の記憶がどんどん思い出される。
しかし、
「あれ?思い出せない・・・・」
そう、どんどん何かを忘れていく。
「え?えええ?」
どんどんなくなっていく記憶。
「いや〜!」
叫んで耳を閉じてもどんどん抜けていく。
そして、私は世界がゆがんだ感覚がして足元が遠のく感覚を覚えた。
ファントムサイド
「・・・・やはりここか」
そう言って俺はどんどん歩いて行く。
「やれやれ」
そう言いながら歩くと、途中で光の帯がある所に向っていくのが見えた。
「あっちか!」
そう言って俺は走り出す。その横をまた光が横切るが完璧に無視する。そして・・・・
俺は大きい光の帯が倒れている子供を直撃し、一人の子供がその友人達を必死に叫んでいる様子を、そして、
「重破斬」
俺はそいつ等三人に向けて呪文を解き放つ。混沌の触手は三人に一気に襲い掛かり・・・・
パッキイイイイン
という音を立てて一人を除き消える。俺はそいつに向かって言う。
「俺はその術は食らわないぜ」
そう言って闇の波動を解き放つ。するとそいつは消え、声が当たりに響き渡る。
『ほう、効かんか・・・・しかし、ここからは出ないぜ』
間違いなく幻夢の君だ。しかし、俺は余裕で答える。
「ふん、おめえがこの術を使うことぐらい分かっている。
混沌魔法邪術 幻実空間・・・・そのものの心の中の不安や恐れなどを現実のようにしてみせる。お前の十八番だろ」
そう言ってしばらくすると返事が返ってくる。
『ふっ、流石は幻の君、しかし俺のこの空間は破れないぞ』
そう言ってはははははと笑い始める。そんな奴に俺はふっと笑い、
「なぜ俺が共同の作品を持ってきたと思う?俺が何の準備もせずにここに来たと思うか?」
『なんだと?』
奴が言ってくるが俺は先を続ける。
「そろそろ倒すぜ。ラグナブレイカー!」
そう言うと共に俺の手に生まれる銀の剣。
『それはさっきの!』
奴は驚いているが俺は無視して残っている子供を切り裂く。
「確かにここはお前が憑依している者を破壊しないとでれない仕組みだ。けどな」
そこまで俺が言った時子供の身体は霧散し、さっきまでの光景も消え、闇よりなお暗き空間に漂う。
俺は一息つくと、
「分かってしまえばこっちのもの、すぐにそっちに行くぜ」
そう言ってその空間を泳ぎ始める。俺を信じてくれる者達を助けるため・・・・
続く・・・・
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闇:打ち込み終了!
ファ:何時間かかってるんだ!
闇:・・・・すみません、4時間です
ファ:遅すぎるだろう!
闇:これでも頑張ったんですよ
ファ:・・・・まあいい、ところでもう少しで第1部終了だな
闇:ええ、うまく行けば後3章くらいで終わるはずです
ファ:そうか・・・・最後まで頑張れよ
闇:ええ、それでは今回はここら辺で・・・・
闇&ファ:さようなら〜