神という名の魔という名の・・・。
闇:つ、ついにここまで来ました。20章です。
ファ:これで終わるんじゃなかったのか?
闇:多分終わんないv
ファ:・・・・
闇:えっ、あの〜黙らないで下さると嬉しいのですが・・・・
ファ:ほう、それで?前回宣伝したようにかおさんのオリジナルキャラのフェアリーをつかうのか?
闇:ええ、ありがた〜く使わせていただこうと思ってます
ファ:まあ失礼の無い文にしろよ
闇:はい・・・・
ファ:まあいいとしてほんとに第2部を作る気か?
闇:ええ、そのつもりですが・・・・何か不都合でも?
ファ:いや、不都合は無いとしてほんとに体力持つのか?
闇:・・・・
ファ:・・・・
闇:それを言ってはいけないよ
ファ:をい・・・・
闇:まあいいとして第二部・・・・なんかかなりの量のストーリーが出来上がってたりするんだよな〜これが・・・・
ファ:おい、何でだ?
闇:う〜ん、何でだろう?まあ、作るつもりだよ第2部は・・・・
ファ:まあがんばれ・・・・そろそろ本文に入ったほうがいいんじゃないか?
闇:それもそうですね。それではあとがきで・・・・
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ファントムサイド
「くっ、大丈夫かルナ、レイ、フィブ!?」
「僕は大丈夫です」
「幻の君様こそ大丈夫ですか?!」
「ファントム大丈夫?」
爆発に巻き込まれながらも、かろうじて結界にいる三人は無事のようだ。
どうにか結界で守れたようだ。しかしまあ、何度見ても凄い術だ。
混暴斬・・・・それは、ファシナンの5つの月の一つ、黒き歪みの月の力を借りた呪文。
広範囲無差別殺戮呪文の一つ。混沌魔法に属するものでもある。その威力は・・・・
「うそ・・・・」
砂塵が晴れた後に目に入ったのは当たり一面何も無い荒地。
・・・・そう、その威力は重破斬を上回るほどの威力を持っているとも言われる。
ここら一帯といってもだいたい幻無の君から直径5キロメートル位だが、生きしものは何も無いただの荒地があるだけ。
この惨劇にはフィブもレイも唖然としている。
しかし、やった本人はニコニコしている。
「てめえ・・・・」
俺の中にも怒りがたまっている。
しかし奴は一向に気にしてないようだ。
「さあ、やろうぜ。これでお前も本気が出だろう」
そう言って虚空から二本の剣を取り出す幻夢の君。これを俺は一回見た事がある。
アリーリスとオリーリスといわれる剣だ。
俺はそれを見て、妖魔の剣を虚空に戻す。
「なっ、ファントム様何やってるんですか!?」
「ファントム何をしてるの!?」
フィブとルナが食って掛かってくるがレイだけは流石に俺と何度も面識があるので俺の行動を理解したようだ。
しかし、
「幻の君様・・・・あの剣を使うほどの相手なんですか?」
多少おびえながら言ってくるレイ。
俺は一つ頷くと、虚空から指輪とある剣を取り出す。
指輪といってもただ単なる指に通す輪であるそれが10個、左右の指にはまる。
そして、俺は剣を掴む。
「その剣は何だ?」
幻夢の君が聞いてくる。
「これは・・・・友人達の形見だ」
「なるほど、幻魔の君と幻想の君との共同作品というのはそれか」
そう言って一人納得している幻夢の君。俺は不敵に笑い、
「ああ、最終的には俺一人で創る事になったがな」
「ふっ、何が言いたい」
わざわざ挑発してくる幻夢の君。俺は、はっきり言う。
「あんたが見捨てた友人達の仇は取るって言ってるんだよ!」
そう言った途端、剣の柄の部分から銀の光で刃が造られる。
「ほう、どうやって仇を取るって言うのですか?」
そう言って奴も剣の刃の部分を投げ捨てアリーリスからはどす黒い朱色の刃を、オリーリスからは真っ黒な刃を造り出す。
「決まってる。お前を倒してだ」
そう俺が言った時、俺はさらに剣と杖を虚空から呼び出す。
そしてレイに剣を渡し、フィブに杖を渡す。そして、ルナには槍を渡す。
「これは?」
レイが代表で聞いてくる。
幻夢の君は今だこっちを向いたままで何もしてこない。
奴の事だ。全員一緒にかかっていってから失望するように俺たちの行動を楽しんでいるのだろう。
「いいか、一度しか言わんぞ」
そう言って説明を始める。
「レイに与えたのは死と言われる剣だ。通称デス。
恐るべき力を持ち、混沌の力を封じ込めた剣だ。
フィブ、それはダークロット。黒き闇を封じてある宝珠を持った杖だ。
今お前が持っているのの何十倍もの威力を持っている。そしてルナ、お前の槍はブリューナク。
通称光の槍。その槍は、フェンの形見だ。俺が持っているよりお前が持っていてくれるほうがいいだろう」
そこまで言って俺は袋から仮面を出して自分の顔を隠す。
「おしゃべりはもういいか?」
幻夢の君が言ってくる。
「ああ、いくぜ!」
その俺の声が、戦いの火蓋を切った。
こいつ相手には生半可な攻撃は聞かない。
なら・・・・
そう心の中で決めて呪文を唱え始める俺。
レイとフィブが幻夢の君に踊りかかり、ルナが後方から支持をする。
その隙をついて俺は唱えだす。ガントレッとの増幅と共に・・・・
神魔対極を成すものよ 汝の欠片によりて我に更なる力を与えよ
これによって左右のガントレッとが光りだす。
そして、呪文を唱えだす。
四天宝珠を司りし 混沌を制する者達よ
混沌の王ファクト
悪夢の王セーフィー
時の王フェンオルラー
宇宙の姫ユニット
われここに汝らに願う われここに汝らに誓う
我等が前に立ち塞がりし 全ての愚かなる者に
そなたらが力によりて 久しく無に帰さんことを
唱えきった時に頭の前と両手とみぞおちのあたりに魔力弾ができ、それが合わさる。
「させるか!」
幻夢の君が叫び、何千という小型の魔力弾が俺に向かって放たれる。
「あぶない!」
ルナが悲鳴に近い声を上げた次の瞬間、俺に向かっていた魔力弾はことごとく消え去る。
「なに!?」
驚愕の声を上げている幻夢の君、レイとルナとフィブは強制的に俺の後ろに連れて込まれている。
そして、驚いている幻夢の君に向って俺が力ある言葉を解き放つ!
「混沌王共絶斬!」
4つの魔力弾が合わさった槍が幻夢の君につきさる。
「ぐわああああ、くっいまいましい」
「ありがとよフェアリー」
「どういたしまして、久々ねファントム」
そう、俺の後ろでルナたちを強制的に俺の後ろに連れ込んだのは宇宙の姫様直属の部下フェアリー、
今は俺たちのような大きさだ。
といっても、部下…というのとは少し違うが、まあそんなような存在だが。
しかし、格好は変わってない。
「気をつけてファントム!あいつ何か唱えているわ!」
ルナが叫ぶ。急いで見ると、確かに何か唱えている。
俺は奴の口の動きを確かめて、叫ぶ、
「急いでこの場を離れろ!」
しかし、ルナたちは何が起ころうとしているのか分からないまま奴は力ある言葉を解き放つ、
「幻実空間」
そう奴が言うのと同時に俺たちの真後ろに黒い穴が開く。そこに吸い込まれる俺達、
「きゃああああ」
「なっ、姉さん!ってうわあああああ」
「わわわわわわわわ」
ルナが吸い込まれて、レイとフィブも同時に吸い込まれる、
そしてどうにか保ってた俺とフェアリーも奴の魔力弾によって背後に押される。
フェアリーは、吸い込まれる前にユニット様に急いでコンタクトを取って吸い込まれる。
「くそ!これでも食らえ!」
俺は吸い込まれるぎりぎりで一発の魔力弾を放ち吸い込まれる。
そして俺は気を失ったのが自分でも解かった・・・・
「くくく、惜しかったなファントム・・・・」
魔力弾を食らって右手を持っていかれた幻夢の君が笑っているとも知らずに・・・・
続く・・・・
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闇:はあ、やっとこさ打ち込み完了
ファ:長かったな
闇:3時間か・・・・
ファ:はあ、もう少し精進しろよ
闇:はい・・・・
ファ:まったくもう、それで?これからどうなるんだ?
闇:それはお楽しみと言うことで・・・・
ファ:まったく・・・・どうでも良いがこの話は何話になるんだ?
闇:大体20話過ぎたからね〜どうなる事やら・・・・
ファ:おい
闇:まあ、もうすぐ分かると思います。それでは、今回はここらにしときましょうか
ファ:それでは、二十一章で会いましょう。
闇&ファ:さようなら〜