神という名の魔という名の・・・。
闇:と言うわけで19章です
ファ:ほんとに何章になるんだ第1部が?
闇:たぶん二十章位でしょう
ファ:本当か?
闇:たぶん・・・・
ファ:・・・・
闇:・・・・そうそう、第二部からはファルトなどがかなりの確率ででてくると思われます。
その辺ご覚悟を・・・・
ファ:ご覚悟って・・・・何を覚悟するんだ?
闇:(無視)え〜では、これより第十九章を始めますあとがきで会いましょう。
ファ:だから覚悟って・・・・
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ファルトサイド
俺達は一気に間合いを詰め・・・・
「はっ」
「ふん」
そう言う声と共に剣を抜き放つ。ちなみに俺の剣はもちろんながら妖魔の剣だ。
やつの剣は光の剣。
と言っても烈光の剣ではなく、妖魔のみが習得できる術があり、その中の一つの術で光の剣と呼ばれるものがある。
それを使っているだけだ。
一瞬剣同士をかみ合わせ、次の瞬間一気に後方に下がる俺と幻無の君。
その瞬間俺は唱えていた呪文を解き放つ。
「闇の矢!」
悪夢の王様にもらったガントレッとのおかげか数百にわたる闇の矢が幻無の君に襲い掛かる。
しかし幻無の君もバカではない。とっさに呪文を唱えて反撃してくる。
「混沌壁!」
混沌によって生み出された壁に闇の矢がぶつかってくる。
そして・・・・
「ブレイク!」
やつが言った途端混沌の壁が一気に小さい欠片となって俺に襲い掛かる。
しかし、俺は、結界も張らずかなりの数の欠片を避け、
「闇の矢!」
それによって今度は殺気よりか数が少ない矢が飛ぶ
「ふっ、数より強さを選んでも、当たらなければ意味が無い!」
そう言って横に避ける幻無の君しかし、俺はこの瞬間を狙っていた。
「甘いぜ!」
そう言って俺は指を幻無の君のほうに向ける。
するとさっき横を通り過ぎた闇の矢が一気に幻無の君に集中する。
「ぐっ」
そう言いながら受けてしまう幻無の君。しかし俺は一気に後ろに下がる。
すると、
「堕天使降臨砲」
そう言う幻無の君の声と共にさっきまで俺がいた場所に黒き炎が殺到する。
そして、
「冥王降臨陣!」
そう言う声と共に幻無の君に向って黒きプラズマが殺到する。
「ぐわああああ」
そう言う声と共に倒れるひざをつく幻無の君。
「だいじょうぶファントム!?」
俺の後ろにルナとフィブが到着した。
「大丈夫だ!」
そう言って俺は呪文を唱え始める。
幻無の君も不意打ちの冥王降臨陣のダメージのため自己回復の呪文を唱えている。
黄昏より暗きもの 血の流れより赤きもの
時の流れにうずもれし 赤き世界の魔王よ
いにしえの時の中で 7つに別れしそなたの欠片
今一つとなりて 我前に姿を現せ
ルビーアイ降臨
そう唱えると、世界が震えた・・・・
そう、そう言う言い方しかいえないような感覚が襲った。
そして俺は精神世界から北の魔王にコンタクトを取る。
『聞こえるかルビーアイ!』
『ええ、ありがとうございます幻の君様』
『返事はいい。どうでもいいからその氷の結界ぶち破ってすぐに俺のところまで来い!』
『はい!』
そうやつが言うと同時に俺の真横に開く赤い穴。
そして現れたるは赤眼の魔王、ルビーアイ・シャブラニグドゥ。
「お待たせしました。幻の君様。それにフィブと姉さん」
「お久しぶりですルビーアイ様」
「久々ね。1千年前はごめんさいねルビー」
そうルナが言うと、ルビーアイことレイは深深と頭をさげて俺のほうに向いた。
「ルビーアイシャブラニグドゥ参上しました」
俺はこくんと頷きを返す。そして、
「ルナ、レイ。それにフィブ。ここら一帯に結界を張ってくれ」
俺がそう言うと、?マークをつけながら結界を張っている3人。
俺の見ている先は幻無の君。
やつの回復呪文はもう終わっているはずなのだが、まだ何かを唱えている。つまり・・・・
「堕天使降臨陣!」
「混暴風!」
やつが呪文と解き放つのと俺が呪文を解き放つのは同じタイミングだった。
そして、
ぐわあああああああああああ
長い聞こえるはずの無い悲鳴が聞こえ、混暴風が消えた後には幻無の君の姿は無かった。
「終わったの?」
ルナが恐る恐る聞いてくる。しかし俺の表情は険しいままなので不思議そうな顔をしている。
フィブとレイがルナを左右から守っている。
「出てこいよ。いるんだろ幻夢の君!」
そう言って一点に向って闇の矢を放つ俺。
すると、それらはふっとその場で消えてしまう。そして、
「ふふふふふ、久々だな幻の君」
冷たい声と同時に空間がねじれ、俺のよく知っている顔が出てくる。
「久しぶりだな幻夢の君。いや、今はスイーフィード闇の面とでもいったほうがいいか!」
そう言うと、ルナが驚いたのが解かった。
レイもフィブも驚いているのが分かる。
空間のねじれから出て来た幻夢の君は、一瞬驚いた顔をして俺のほうに向いて聞いてくる。
「いつ解かった?」
「ルナから話を聞いた時だよ」
そう言うと幻夢の君が少し驚いたのを俺は見逃さなかった。俺は構わず先を続ける。
「ルナはかなり清い心の持ち主だ。
そんなやつの闇の面を作ろうとするなら俺と同等かそれ以上の力が無いといけない。
いま俺と同等でそんなことを必要をするのはお前しかいないからな」
そう言って睨みつける。すると、
「ははははは、たいした推理力だよ。で?それがわかってどうする?」
ねじれから出て来た幻夢の君はそう聞いてくる。これは、俺に対する挑戦状だ。俺は不敵に笑うと言う。
「決まってる。お前を倒すだけだ」
そう言って剣を構える。すると奴は、
「そうか、じゃあお前が全実力を出せるようにしてやろう」
そう言って呪文を唱えだす。
「なっ、その呪文は!」
驚きながらも急いで俺達に結界を張る。その瞬間、
「混暴斬」
どをおおおおおおおお
巨大な爆発に俺達は巻き込まれた・・・・
続く・・・・
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闇:さて、やっと終わった。打ち込みに大体3時間
ファ:・・・・
闇:さて、ここで説明しておきましょう。幻無の君と幻夢の君は違う存在です。
ファ:ほう、違う点を言ってみろ
闇:ちょっと怖いんですが・・・・まあ、下をご覧ください
名前 幻無の君
種族 高位妖魔
年齢 ?
特徴 黒い髪、黒い目、黒い神官服
性格 暗殺者のようにターゲットのみ攻撃。実力は、結構高い。忠誠心が強い。
名前 幻夢の君
種族 高位妖魔
年齢 ?
特徴 青い髪、赤いプルートアーマー、青い目
性格 かなり派手好き、一人の相手に何十人もの人が死んでも気にしない。忠誠心は強い。かなりの強さを持つ。
闇:以上です。
ファ:かなり強い分類か?
闇:ええ、結構な強さです
ファ:ほう、まあオリジナル魔法使いすぎじゃないか?
闇:気にしない気にしない
ファ:・・・・第1部はこの幻夢の君を倒したらお終いか?
闇:その予定です
ファ:そうか・・・・これからがどうなる事やら・・・・
闇:次回フェアリーがでます。
ファ:なに!?
闇:ううううう、かおさんありがとうございます。今回は人間の大きさのフェアリーにしようと思ってます。
ユニット様などはもう少し後で出てくると思います。
ファ:・・・・失礼のないようにな
闇:はい、それではここまで読んでくださった皆様、
ファ:次回、ついに因縁の対決です。幻夢の君対幻の君、どのようなラストに!?
闇:ううううう、できるだけ早く出したいと思ってます。それでは、今回はこの辺で・・・・
闇&ファ:さようなら〜