神という名の魔という名の・・・

闇:短いです!
ファ:いきなりなんだ?
闇:だから、今回かなり短いです
ファ:なぜ?
闇:・・・・
ファ:・・・・
闇:それは秘密と言う事にしておいて
ファ:しておいてって・・・・
闇:はあ、これ考えてる間にも新しい作品が頭の中にできちゃったりする
ファ:なに〜
闇:はあ、でも小説2に入れるのはやめにしておこう
ファ:ってことはついに小説1に遠征!?
闇:ちょっとまて!何で遠征!?
ファ:気分的v
闇:・・・・
ファ:・・・・
闇:まあ、もしかしたら小説1に何かを入れるかもしれないのでその時はよろしく
ファ:よろしくって何を?
闇:まあ置いといて・・・・
ファ:明日試合じゃなかったのか?
闇:はっ、忘れてた!急いで準備しなくっちゃ。それでは皆様、あとがきで会いましょう(だっしゅ)
ファ:では、本文どうぞ・・・・
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ファントムサイド

「今日はこの宿屋に泊まりましょう」
フィブの意見でここに泊まる事になった・・・・


ルナにあってから大体5日経っている。
ルナの言う事だと後2、3日でサイラーグに着くらしい。
そして、今は昼間。昼飯を食べてさあ出かけようというときに雨が降ってきたのだ。
そして、今までの疲れもあるからというフィブの意見により今日はここで雨宿りになってしまったのである。
「しかし、何も無いわね〜」
この意見はルナ。
確かにここには何も無い。見事なまでに何も無い。
宿屋もこれ一件。
仕方なく、俺達は二部屋とり、俺とフィブ(なぜかいなくなる事多し)そしてルナの使う部屋と言う風に分けた。
昼間だが、ルナは部屋に戻り、いつもの事ながらフィブはいなくなり、俺一人になってしまった。
「暇だ・・・・」
流石に何もできないと暇で暇で仕方ない。
かと言ってルナの部屋に行く気は無い。なぜか入るなと言われているからである。
「寝るか・・・・」
暇なので寝る事にしてしまった俺であった。


俺は浮いている?

ここはどこだ?

疑問が次々に浮かんでくる

そう言えば・・・・どこかで・・・・

<ピシッ、カキャァァァン>

くっ、今のは?一体?

汝は何者だ?

あんたは誰だ?

我か?我は・・・・・・・・

ああ、あんたが・・・・そうか

して、なぜ汝はこの場にきた?

さあ、それよりここはどこだ?

ここは・・・・(ファントムどうしたの?)

えっ?(ねえファントム?)

(起きて!どうしたの!?ねえどうしたの)



「はっ」
「きゃ」
目が覚めたら目の前に心配そうな顔をしたルナがいた。
「だいじょうぶ!?何度読んでも起きなかったのよ!どうしたの?」
ルナが鉄砲玉のように質問をぶつけてくる。
「わからない・・・・今のは一体?」
俺も答えようが無い。ルナは俺の顔の目の前に目線を合わせ・・・・
「ホントにだいじょうぶ?フィブは今いないし・・・・添い寝してあげようか?」
「襲ってもいいんなら良いが?」
俺が冗談をこめて言うと枕で殴られる。
「どうでもいいけど、もうそろそろ夕飯にしましょう」
そう言ってルナは降りていく。俺は一応顔を洗って下に降りる。
そこには結構たくさんの人々が食事を取りに来ていた。
俺はすぐにルナの席を見つけ・・・・呪文を唱える。
そして、ルナに言い寄っている男達に言う。
「おいおい、人の恋人に手を出すなよ。ルナは俺のだぜ」
「なんだと、てめえ、えらそうな面しやがって」
「ふふふ、これくらいたく無かったらさっさと出でいけ」
そう言って手のひらにできた黄色い球を見せる。
「もしかして・・・・火炎球!?」
いきなり店の中が静かになる。
「食らいたく無かったらさっさと出てけって言ってるんだけど・・・・」
そう殺気を込めて言うと男は慌てて出て行く。
すると、さっきまで静かだった食堂が一気に盛り上がる。
兄ちゃんかっこいいな〜とか女はキャーキャー言っている。しかし、宿屋の親父が近づいて来る。
そして、
「今日は、ただにさせてもらいます」
そう言って奥にさがって行く。
「よかったわね」
ルナが言ってくれて俺はかなり上機嫌になった。


「は〜食べた食べた」
夕飯を食べた後、直行で部屋に帰還する俺。ルナは、まだ寝てないだろうが俺はもうねる予定だ。
「ううう、おやすみなさい・・・・・ZZZZZ」
やっぱり早い・・・・


汝は何を願う
(あれは何だ?あれは・・・・俺?)

我が願いは、我を王に・・・・

そうか・・・・汝の願いかなえよう
(ちょっと待て俺らしきもの、何言ってんだ、そいつは・・・)

はははは、力が、力がみなぎるぞ、ははははははははは
(な、何だ!?いきなり身体が変化しやがった。何者だ!?)

汝の願い聞き入れた。契約により、命貰うぞ・・・・
(おい、何言ってやがる。っておい、何をしてるんだ!)

ひゃああああ、命?契約?知らんな。お前なんぞ用済みだ。死ぬがいい。
(おいおいおい、ちょっと待て!何で俺に切りかかるんだよ!)

ふん、所詮失敗か・・・・
(おいどういう意味って・・・・なっ)

ひゃが?がああああああああぼっ

永久と共に眠るが良い
(おい、何言ってるんだ!)

ぎゃあああああああびしゃ

ふん
(・・・・なっ、こいつは誰だ?ホントに俺なのか?)

汝は何を望む・・・・
(ちょっと待て、何でルナが・・・・)

わたしは・・・・・・・・
(ちょっとまて!ちょっとまってくれ!)


「うわああああ」
気がついたら、ベットの上だった。周りを見るが、別段変わった所は無い。
「どうしたの!?」
俺の声によって飛び起きたのだろう。
ドアを開けてルナが入ってくる。
「どうしたのファントムってきゃ」
入ってきたルナをいきなり抱きしめる。
「っちょっと、ファントム?」
「おかしな夢をみたんだ・・・・」
「夢?」
ルナが不思議がって聞いてくる。
「どんな夢なの?」
「わからない・・・・」
そう言うと同時にルナが俺を抱いてくる。
俺はまだ夢の影響で少し混乱している。
そんな俺に、優しい言葉をかけてくれるルナ。
「落ち着いて、ファントム。ここには何もいないわ。だいじょうぶよ。だいじょうぶ。だいじょうぶ・・・・」
そう聞いているうちに俺はもう一度眠った。
しかし、今度は悪夢を見ずに・・・・そして朝、からからに晴れた太陽の元、手をつないで歩いている俺とルナの姿があった。

続く・・・・



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闇:すみません、長くなりました
ファ:これって・・・・番外編?
闇:いいえ、番外編じゃない理由が何個かあるんです。
ファ:じゃあ言ってみろ。
闇:それだけはできません。なぜファントムがこんな夢を見たのか。
   それは理由があるからです。はっきり言ってこの章は大変重要です
ファ:重要って言うと?
闇:これからの話しの鍵になったりもします
ファ:鍵?
闇:多分分かりますよ
ファ:ふ〜む
闇:まあ、ここら辺にしましょう今回は・・・・
ファ:そうだな
闇:それでは、ここまで読んでくださった皆様。どうもありがとうございます。それでは・・・・また今度・・・・・・・・
闇&ファ:さようなら〜