神という名の魔という名の・・・

闇:なんか疲れた・・・・
ファ:スライムになりかけてるぞ
闇:ううううう、レスをしたいのにする時間がない・・・・
ファ:・・・・この書いている時間をレスの時間に回したらどうだ?
闇:L様が何を言うと思う?
ファ:うっ
闇:はあ、せっかく学園祭が終って平和になるかな〜と思ってたのに・・・・今度はもうすぐすると中間だし・・・・
ファ:がんばれ・・・・ん?とするとそのあいだは小説が書けなくなると言う事か?
闇:う〜ん、その可能性は低いんじゃないかな?何せ頭の中でできてる内容だし・・・・
ファ:それくらい?
闇:う〜ん80パーセントくらい。その他は打ち込んでいる途中で付け足している。
ファ:ホントに気まぐれだな・・・・
闇:しょうがないよ。そういうキャラだし・・・・
ファ:はあ
闇:それでは、そろそろ本文にレッツゴ―!
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あの後、まだ暗く、時間もあったので俺達は部屋に戻り寝た。
まあ、俺の場合食べたり寝たりしなくても充分生きて入れるのだが・・・・そこはご愛嬌という事で寝た。


次の日、俺が起きて、1階の食堂に降りていくとルナは、目の下にくまを作っていてかなり不機嫌な様子だ。
無言でもくもく食べている。リナとアメリアはなぜか真っ赤になりながらうつむき食事を取っている。
対してガウリイとゼルは上機嫌でもりもり食べている。
マリュームさんとセシルトさんは何時も通りニコニコしながらご飯を食べている。
ゼロスは・・・・俺は精神世界をのぞいてみる。そこには、ぴくぴくしながら痙攣起こしている。
それを尻目にフィブはゼロスから出ている負の感情をたっぷり食べている。
「おはようございます」
遅くなりながらも言う俺。
「おはようファントム・・・・」
なぜか疲れて不機嫌な様子のルナ。
『お、おはようございますファントムさん』
なぜか顔を赤くしながらいうリナとアメリア。
「おお、おはようファントム」
元気なガウリイ。
「・・・・おはよう」
いつも通りだが、なぜか上機嫌なゼル。
「おお、おはようファントム君。まあ、飯でも食いなさい」
そう言って笑いを浮かべているマリュームさんに、
「おはようファントム君、さあ、たっぷり食べてねv」
そう言って朝食を出してくれるセシルトさん。
まあ、リナ達が何をやっていたかは予想がつく。
なぜルナが不機嫌なのかも・・・・なんとなく予想がつく。
理由はルナの部屋のとなりがリナの部屋、
そしてその逆側の部屋がゼルとアメリアが泊まっていた部屋・・・・ここまで書いたら分かってもらえる事を信じよう。
そして、ゼロスがなぜ痙攣しているかも・・・・分かっていただけるだろう。
そんな事を考えながら朝食を片っ端から片付けていく俺。
「よく食べれるわね・・・・」
疲れた感じのルナが言う。
そう言えば、ゼル達の部屋は俺の横だったな。
まあ、自分の部屋に闇の結界張っていたから気づかなかったが・・・・
「ルナ大丈夫か?」
心配する俺。ものスゴーク不機嫌にしているルナは怖いが、いくらなんでも彼女が疲れるのはわかる。
「ええ、大丈夫よ・・・・」
そう言ってるが、やせ我慢でしかないようだった。俺は、ため息を一つつくと、
「今日は、どっか出かけようぜ。あんたも疲れてるし、たまには息抜きも大切だぜ」
そうルナの耳元でいう。ルナは一瞬びっくりしたようだが、すぐに冷静になっていってきた。
「出かけるのは構わないけど・・・・あの子達は置いてってね・・・・」
あの子達が何を差しているか分かっている俺はすぐさま頷いた。
「あいつ等といると、かなり疲れそうだ・・・・」
そう言うと、俺は精神世界にいるフィブにコンタクを取る。
『フィブ、聞いたか?邪魔するなよ』
『ええ、邪魔しませんよ。ここにはゼロスを置いといたらいいですね』
『ああ、お前もちょっと遊びに言っていいぜ。ただ、あまり遠くに行くなよ』
『ええ、わかってます。それでは、僕はちょっと行きたい所に行って来ますね』
そう言って、ゼロスに一撃いれてさわやかに去っていくフィブ。
「はあ、どこに行くんだろう?」
つい声に出してしまう俺。
「どうしたの?」
ルナが不思議がって聞いてくるが曖昧に答えるだけだった。



「さて、リナvvvv」
食事を食べて、食後のお茶を飲みきるとガウリイがリナの手を取って二階に上がっていく。
その様子を見て・・・・
「はあ、リナさん頑張ってください」(←アメリア)
「旦那もよくやるな・・・・さて、出かけるかアメリア」(←ゼル)
「はい」(←アメリア)
そう言って出て行くゼルとアメリア。
「結婚式はいつにする気かしら」(←セシルトさん)
「まあ、その前にどうなる事やら・・・・」(←マリュートさん)
全然心配してないし・・・・
「ううううう、またやる気なのリナ達。しくしくしく」(←ルナ)
昨日の事を思い出しているのか本気で泣き出しているルナ。ゼロスがこっそり負の感情を食べて復活している。
「そう言えばルナ、あんたもいつまで一人身なの。早く彼氏でも作って結婚しちゃいなさい」(←セシルトさん)
「まあ、そろそろ考えてもいいぐらいじゃないか?」(←マリュートさん)
そう言われると慌てているのか顔を真っ赤にして反論しているルナ。
「ちょっと待ってよ。私にだって好きな人が・・・・」
「何本当か!?」
「まあ、すぐに赤飯炊かなくっちゃ」
本気で台所に駆け込もうとしているセシルトさん。
「あの〜そこまで彼氏作んないですかルナって・・・・」
不安になった俺が聞いてみる。すると、
「ええ、告白されるなんてしょっちゅうだけど、一件も受けてないわ」
ため息をつきながら言うセシルトさん。
「いい人でも作ったらいいのに・・・・」
そこまで言った時、上の階で喘ぎ声がする。俺とルナは顔を見合わせ・・・・
『いってきます』
そう言って、急いで扉から出て行った。
「やれやれ、こりゃあ2人とも両思いだな」
「そうね〜、まあ、それよりそろそろお店開けましょうか・・・・」
そういった会話がなされてるとも知らずに・・・・


「で?どこに行くのファントム」
インバース商店から出た後、最終的に町の中を歩き出す俺たち。
途中道端の男達が俺に殺気を向けてるが気にしない。
「そうだな〜どこに行こうか・・・・」
そう言いながら俺たちの足は自然に町の郊外のほうに向いていた。
「広いわね〜」
「そうだな〜」
ついたのは広い広場らしき所。今日は天気もいいのでたくさんの人たちがいる。
俺達は自然に足を止めるとベンチに座った。
「そう言えば、おしゃれってした事あるか?」
つい何気なく聞いてしまう。ルナは一瞬驚いたような顔をしたが、
「そう言えば少ないわね・・・・滅多におしゃれなんてしないし」
そう言って黙ってしまう。
「よし決めた、今日はルナにおしゃれをさせよう」
「は?」
そういった俺の言葉に驚いたような顔でこっちを向く。
「じゃあ、早速行こうか」
そう言うと同時にルナを連れて空間移動する俺。


しばらくして、いきなり町の路地に現れる俺とルナ。
「ここ、どこらへんよ」
いきなりの事で驚いているのか聞いてくるルナ。
「うん?ああ、ここはファシナン。俺が住む所さ」
そう言って歩き出す俺。慌ててルナも追いかけてくる。
「それで?ここに何か用なの」
すぐさま聞いてくるが、俺は沈黙を続ける。
「ねえってば」
少し怒ったように言ってくるが、俺はルナをなだめ、ある一軒の家の前に着く。
「ここは?」
見た事がないのかルナが興味津々で聞いてくる。
「あんた等で言う異界のマジックショップ屋」
そう言われたときに唖然としていたが、俺は構わずに中に入る。
「いらっしゃいませ。おや?ファントム様ですか、久々ですね」
言ってきたのはこの店の主人のアセルト。これでも妖魔だ。
まあ結構高位の・・・・
ルナは、入ってきてから量の多さか驚いている。
「なあ、このあいだ言ってたよな。神魔石って言うのが手に入ったって・・・・」
そこまで言うと、アセルトは案内してくれる。
「お〜いルナ、ついてこいよ、迷っても知らないからな」
そう言うと、慌ててついてくるルナ。
しばらくすると、アセルトがある棚の前で止まる。
そこには、混沌の結晶体のような宝石がついたネックレスがあった。
「これでいいでしょうか?」
アセルトが聞いてくる。俺は頷くと、
「いくらだ?」
聞いてみる。
「2千ルームです」
無情な言葉が返ってきた。
「もうちょっと安くできないか?」
俺が懇願の目で言うと、
「じゃあ、1500ルームでは・・・・」
そう聞いてくるアセルト。
まあ、ここら辺で手を打つか・・・・後ろではルナが首をかしげている。
「ああ、ほらよ」
そう言って虚空からコインを取り出す。
「ほらよ」
アセルトは受け取ると、
「まいど」
といって箱にネックレスを入れて俺に渡してくれる。
俺は、ネックレスを箱から取り出すと、ルナの首にかける。
「ちょっと、それくらい私でも出来るわよ」
真っ赤になりながら言うルナだが、抵抗はしない。
俺はネックレスをかけるとルナに向かっていった。
「さて、丁度時間だ」
「えっ?時間って?」
不思議そうに聞いてくるが、俺はルナを連れてもう一度空間移動する。


着いた所は、山の頂だった。まあ、ここを目指して移動したのだが・・・・
「どうしたの?家に帰るんじゃなかったの?」
ルナが不思議そうに聞いてくるが、俺はある方向に向かって指を差す。
ルナは俺の指を差したほうを向いて・・・・・
「わあああ、綺麗な夕日・・・・」
そう、それは沈みかけている真っ赤な太陽だった。
「どうだ?」
「うん・・・・」
それっきり太陽が沈むまで黙ってしまうルナ。
俺もつられて黙る。
そして、しばらくすると地平線の向こうに太陽は消えてしまった。
「綺麗だったね」
「ああ・・・・」
「またつれてきてね」
驚いて振り向くと、暗闇の中でも分かるほど顔を真っ赤にしたルナがいた。
俺は一瞬驚いたが・・・・
「ああ、また来ような」
そう言ってルナのほうへ手を伸ばす。ルナは笑って俺の手を取った。
そして、俺達は空間移動をしてインバース商店に戻った・・・・

続く・・・・



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闇:・・・・
ファ:なんでファントムとルナがらぶらぶになりかけてるんだ?
闇:・・・・
ファ:なんでだ?(ぎらっ)
闇:すみません・・・・こうなってしまいました。多分このままファントムとルナのカップルになると思います・・・・
ファ:はあ、すみません。これは闇竜が考え出した駄文です。気にしないでください
闇:しかし・・・・やるな〜
ファ:・・・・お前の事じゃなかったけ?
闇:あれ?そうだったかな?まあ、今回はかなりほのぼのとしています。
  次回からはついにシリアス風になるような予感がしますので、そこら辺よろしくお願いします
ファ:ところで・・・・これ打ち込むのに何時間掛けてるんだ
闇:・・・・大体2、3時間ぐらい・・・・
ファ:呆れた・・・・
闇:考えるのは早いんですが打ち込みは遅いです。そこら辺ご了承ください。
ファ:それでは・・・・
闇:また今度
ファ:楽しみにしてくださいね(読んでらっしゃる人いるかな?)
闇&ファ:さようなら〜