神という名の魔という名の・・・

闇:はあ、やっと終った学園祭・・・・
ファ:で?この話ではどうなるんだ?
闇:それ言ったらどうしようもないでしょう。って言うかツリーもう落ちそうだよ
ファ:・・・・仕方ないんじゃないか容量が少ないらしいし・・・・
闇:ううううう
ファ:まあ、ないてないで早く書いたほうがいいんじゃないか?丁度Lは出かけてるし・・・・
闇:そうですね・・・・それではそろそろ本文をどうぞ・・・・
  ちなみに、ファクトがいない時には神サイドでなくルナサイドとなりました。その点よろしく・・・・はあ・・・・・・・・
ファ:疲れきってるな〜
#####################################



「で?これからどうするの?」


あの後、晩御飯を食べて(なぜか9人分用意がしてあった)今は丁度食後のお茶を飲んでいる所だ。
そして、リナが聞いたのだ。
「どうするって・・・・なにを?」
何も分かってないガウリイがリナに聞く。俺はリナの答えに返事を返す。
「きっとここにいることはばれているから、気にしないでいいでしょう。そのうちあっちから来ますよ」
そう言ってお茶を飲む。アップルティーというらしい。なかなかおいしい。
「ってなんでそんなに落ち着いてるのよ!」
なぜか机をドンと叩きながら俺に詰め寄るリナ。
ガウリイが必死に止めているが多分無理だろう。
ゼルとアメリアは他人事、マリュートさんとセシルトさんやれやれといった顔をしている。
しかたなく俺が口を開きかけた時ルナがリナに言う。
「リナ、落ち着きなさい。彼にも考えがあるんでしょうから・・・・」
そう言って俺のほうに向く。
みんなの目線もこっちに当たっているのが分かる。
仕方なしに俺は話し始める。
「俺の実力は混沌を使えるって言う事で分かってるだろ?」
そう言うと、みんな頷く。俺はさらに言葉を続ける。
「ついでに、俺は混沌の王様ことファクト様に最初に創られた存在だ。
  世界も何もかも創るられる前に創られたという事だ。
  つまり、ゼロスのように同じ位置についていても俺だけずば抜けて強いという事だ。
  だから、俺を倒そうと思ったらかなりの力を持つものでしかいけないということだ。わかった?」
みんな分かってくれたのか首をコクコク縦に振っている。
「ということは・・・・やっぱリ赤眼の魔王様より強いんですか!?」
いまさらながらゼロスが聞いてくる。
リナ達も今思いついたのかあっという顔をしている。
ルナもだ。
俺は、冷静に答える。
「まあな、奴の完全の時の力を1と例えるなら俺の力は軽く一兆を超えるな・・・・」
そう言った時、リナ達はいすからずり落ち、ルナまでバランスを崩して転倒、ゼロスは一気に影が薄くなった。
「一兆って・・・・」
どうやらルナは現実に向き合ってるらしい。
ゼロスはぶつぶつ言ってるし、ガウリイは最初から理解してない。
リナ達は現実逃避して、マルートさんとセシルトさんはのんびりしている。
「まあ、一気に力出しているわけじゃないし・・・・」
そう言ってアップルティ―を飲み干す俺。
「ごちそうさまでした。それじゃあおやすみなさい」
そう言って席を立ち、自分の与えられている部屋に行くと、すぐさま亜空間を渡る。
俺達妖魔族は、通常精神世界と、亜空間と呼ばれる場所に道を作って物質世界に降臨する。
しかし、俺ぐらいの高位になるといきなり亜空間に道を作ることが出来る。
まあ置いといて、俺が目指すは、悪夢の王様が住まう混沌宮・・・・


「おやすみって・・・・ファントムって寝なくてもいいんじゃなかったけ姉ちゃん?」
リナが聞いてくる。私は一応答える、
「そのはずだけど・・・・ファントムは何考えてるかわからないから・・・・」
そう言って空間のゆがみを察知する。
ゼロスのほうを見ると、ゼロスも同じらしく驚いた顔をしている。
「まあ、いいんじゃないの?ファントムさんはそれなりの考えがあるんでしょうし・・・・」
そう言うのはアメリア。
「あいつに聞けばいろいろな知識が手に入るかも・・・・」
そうぶつぶつ言っているのはゼルガディス、母さんと父さんは後片付けを終らせ(なぜかかなり早い)私たちに言う。
「それじゃあ私たちも寝るし・・・・」
「お前等も早く寝るんだぞ!」
そう言って寝室に行こうとする。そこに母さんがガウリイに言う。
「じゃあガウリイさん、今晩はリナと一緒に寝てねv」
何時の間にか母さんと父さんに結婚の許可をもらったのだろう。
母さんと父さんは上機嫌で寝室に入っていった。
「じゃあリナとガウリイはリナの部屋ね、アメリアとゼルガディスもいっしょの部屋ね」
分かりながらもそう言って私も寝室に入る。そして、まさに寝ようとした時、3つの気配がする。
「何者!?」
私は赤竜の剣を取り出しながら構える。すると、目の前に3体の神族が出てきたのだ・・・・

続く・・・・



#####################################
闇:疲れた・・・・
ファ:おつかれ・・・・今回は短いね
闇:ああ、短くなった
ファ:これからどうなるの?
闇:それは次回を見てのお楽しみとしましょう
ファ:それでは、今回はこの辺で・・・・
闇&ファ:さようなら〜