神という名の魔という名の・・・

闇:と言うわけで四章です。
ファ:前回は、ファクトとファントムと間違えて大変な迷惑かけたな・・・・
闇:・・・・その節はどうも失礼しました。
L:それで?これからはどうなるの?
闇:それは秘密です(ゼロス風)
ファ:・・・・
闇:だ〜、無言で剣抜くのやめろ、そっちも鎌だすな!
ファ:それで?
闇:・・・・戦闘シーンはかなり簡単に終らせるト思います・・・・
L:それで?私を出す気になった?
闇:それはありえん
L:・・・・
闇:それでは、ここらから本文にいきましょうか。
  では、どうぞ。ちなみに前回までのは著者別と過去ログにはいってます。そちらをご覧ください。
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「くそ!」
そう言って俺は一歩後退する。
するとさっきまでいた場所に銀光がきらめく。
ぎりぎりで避けれたようだ。
しかし、こちらもただで死ぬわけにはいかない。
まあ、死ぬつもりなんて毛頭ないが・・・・
「闇の矢」
俺の力ある言葉によって何十という数の闇の矢が生まれ、神族に殺到する。
しかし、神族はいきなり真横に回避する。
そこに俺の魔法が追い撃ちをかける。
「闇の槍」
黒き闇の槍が神族に突き刺さる。
しかし、それにも構わず魔力弾を放ってくる。
「なぜ我を襲う!」
魔力弾をかわしながら聞く。すると、
「ソナタは金色の魔王様の力を使うらしい。
  これは、我等の敵になった暁には脅威となる。可能性があるものは消去あるのみだ」
そう言って、さっきとは比にならない位の魔力弾を投げてくる。
しかし、
「ふざけるな!可能性は排除するだと!それが神族か!」
俺の一括と共に俺の手に生み出された赤い剣が魔力弾を切り裂く。
神族は驚きの表情を上げすぐさま別の魔力弾を作ろうとするが遅い。
俺は一気に間合いを詰めると、十字に神族を切り裂く。
「この剣は妖魔の剣・・・・妖魔族にのみ与えられし最強の剣だ」
そう言って言葉を続ける。
「神は光に、魔は闇に、すべては、混沌の元に・・・・」
そう言いながら剣をしまう。
そして言い切ったとき、今まで保ってた神族の体は消滅する。
それと同時に図書館にあった違和感は消える。
今の言葉はいつも俺が何かを滅ぼすときへの言葉・・・・いつもの癖だ。
俺は、きびすを返しインバース商店に戻る。
そこには、たくさんの人がいろいろな物を買っていた。
中には魔道士っぽいのから主婦のおばちゃんまで・・・・いろいろな人々が殺到していたのだ。
そんな人々の向かう先はカウンターそこには・・・・ニコニコしながらお客さんの対応をしているセシルトさんの姿があった。
俺は邪魔にならないように声をかける。
「すみません、ルナさんはどこにいますか?」
突然声をかけたのにまったく驚いた様子もなく答えてくれる。
「リアランサーと言う所でバイトをしているわ。まあ、今はかなり忙しい時間帯でしょうがね」
見ると、時刻は丁度2時を指していた。
「ありがとうございます」
そう言ってまた店から出る俺。そして目指すはリアランサー。しかし、
「すみません、リアランサーとやらにはどこに行けば良いのですか?」
途中で二人ほど町の人間に聞かなくてはならなかった。


「ここか・・・・」
インバース商店を出てからはや30分迷いに迷ってやっとたどり着く。
なんか神族と闘った時よりも疲れたような気がする。
途中男には絡まれるわ女には黄色い声を上げられるわで大変な目にあったのだ。
まあ、女はほっといて絡んできた男は叩きのめしてやった。

からんころん

「いらっしゃいませ」
昔ながらの鐘の音がして笑顔で迎えてくれる一人のウエイスト。
ルナではない。
「お一人様ですか?」
「ああ」
「ではこちらへ・・・・」
そう言って窓際の席に連れて行かれる俺。
余談だが、半数以上の人々の視線が俺に集まる。
まあ、もうピークを過ぎたのか客の姿はまばらだが・・・・
「ご注文は何になさいますか?」
そう言って注文表を見せてくれるウエイスト。一通り見て・・・・
「じゃあ、このハンバーグ定食にする」
「かしこまりました。少々お待ちください」
そう言って奥にさがろうとする。
「あっ、ルナさんは今どこにいられますか?」
何をしに来たかをやっと思い出す。すると、
「ああ、ルナさんだったら今挑戦者の方々と戦っておられますよ」
「はい?」
一瞬何を聞いたか理解しなかった俺はもう一度聞きなおす。
「ですから、挑戦者の方々と戦っておられるんですよ。もうすぐおこしになられると思いますが・・・・もしかして挑戦者ですか?」
ボケ―としていたが、一応否定する。
「え?ああ、いいえ、挑戦者ではありません」
そう言うと、笑ってウエイストさんは奥に行った。
しばらくすると、頼んでいたハンバーグ定食とやらがきた。食べてみると結構おいしかった。
「はぐはぐはぐ」
あっという間に食べて、デザートにレモンシャーベットとやらを頼んだ時にルナが帰ってきた。
「すみませんマスター」
「いいよ、今回は5分だったね、最短記録に一歩及ばずだったね」
どうやらこの風景が日常茶飯事のようだ。
そうおもっていると、さっきのウエイストさんがルナに話し掛けて俺のほうを指差す。
そして、奥にまた引っ込みルナにシャーベットを渡してまた奥に引っ込む。
ルナは盆にシャーベットをおき俺のほうにやってくると、
「どうしたの?なにかあった?」
そう聞いてくる。
「ちょっと話しにくいし、短時間じゃ話せないんだけど・・・・」
そう言うと、さっきマスターと言ってた人に何かを言ってエプロンを取って俺の前の席に来た。
「で?話しにくい事って?」
単刀直入に聞いてくる。俺は、さっきあった事を話す。
「実は・・・・・・・・と言う事があったんだよ」
ルナは最初は驚いていたが、すぐさま冷静さを取り戻す。
「信じられないことだが、現実にあったんだ」
そう言うと、
「わかったわ。信じる。その代わり、今から言う事をよく聞いて」
「なに?」
そう俺が身を乗り出したときリアランサーのドアが開いた。

続く・・・・



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闇:はあ、やっと打ち込み完了。
ファ:短かったな
L:中途半端ねついでにぜんぜんシリアスじゃないし・・・・
闇:ううう、それは俺も分かってるんだ。
ファ:で?どうなるんだこれから?
闇:これからは・・・・人は死ぬ、町は壊れるという感じで行くような気がします。
L:感じ?
闇:そう、感じ詳しい事は分からない
ファ:で?この話はどれくらい続かせる気だ?
闇:目指すは10話だな
ファ:はあ、まあがんばってくれ
闇:それでは、今回はこの辺で
闇&L&ファ:さようなら〜