神という名の魔という名の・・・
闇:え〜、ついに学園祭終りました。
L:それで?
闇:気まぐれを再開したいと思ってます。
L:・・・・(←感動のため声が出ない)
ファ:・・・・(呆然)
闇:っていっても書いている途中なのでしばらく待っていただきたいと思います。
L:はやく、はやく
ファ:確かに早く書いてほしいものだな
闇:はあ、できるだけ早く打ち込みたいと思ってます。
L:にしても、このごろレスしてないわね
闇:ぎくううう
ファ:・・・・自業自得だな
闇:・・・・すみません、読み逃げばっかさせてもらってます。
L:レスもしなさいよ
闇:は〜い、それでは本文にいきましょうか
L:後はあとがきで・・・・
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リナ達がゼフィーリアに向かう少し前、ゼフィーリア郊外・・・・
ぶうん、びしびしびしびし、ぎゅうううううううう
ものすごい音がしながら俺の前の空間が開く。
「よっと、ここはどこかな?」
赤の地に降り立つ前に一応悪夢の王様に面会したのだ。
そして、俺がくるという神託をしてもらったのだ。
「何者」
振り向くと、後ろに黒い髪をした女の人が立っていた。
しかし、一瞬前まで気配はなかったはず・・・・それに、何かが普通とは違う。
その人は俺の顔を見ると、
「なっ、まさか神託の・・・・」
そう言う。と、ここである可能性が俺の頭の中に出てきた。
それを確かめるために聞く俺。
「もしかして・・・・ルナ=インバース?」
「ええ、そうだけど・・・・それよりあなたは?」
その女の人・・・・ルナは俺に名前を言われてか一瞬驚いたが、すぐに聞いてくる。
俺の可能性は当たっていたようだ。なんせ、悪夢の王様にゼフィーリアのルナに会いなさいと言われていたのである。
そのゼフィーリアの近くに俺は偶然降りたようだ。
「ああ、俺の名はファントム、異邦の民で、混沌の王様ことファクト様に仕える最強の部下だ。
ちなみに、今回の神託の張本人でもある。まあ、ファクトって言ってくれていいよ」
そう言うと律儀に答えてくれるルナ、
「私は知っていると思うがルナことルナ=インバースです。
スイ―フィードナイトと言われているけど、今は人間よ。よろしくファントム」
そういって手を差し出すルナ。
「ああ、こちらこそよろしくルナ」
そうって手を握り返す。
その後、ルナは、自分の家に連れて行ってくれるというのでついていった。
いきすがら、ルナと共に歩いていく途中道では男ににらまれ、
女にはひそひそとこっちを向きながら黄色い声を上げるという事をしている。
ルナは、終始無言だったのでこっちも無言を貫いた。
そして、ある一軒の店の前で止まる。
そこには、
『インバース商店』
とかかれた看板があった。
しかしでかい・・・・人間の家では、かなりでかい分類だろう。
そんな事を思っていたが、ルナがドアを開けて入っていったので、遅れてはたまらないと思い俺も中に入った。
「ただいま父さん、母さん」
「お帰りルナ、そちらは誰だい?」
「あらお帰りルナ、お客さん?」
どうやら、男の人のほうがルナのお父さんで女の人のほうがルナのお母さんのようだ。
「こちらは、今朝神託があったでしょ、その人よ」
「どうも、始めまして。ファクトと言います」
いきなりこっちに話題がきたので、慌てて自己紹介をする。
「ああ、そんなかしこまんないでいいよ。ゆっくりしていってくれ。俺の名はマリュート。」
そう言ったのは、ルナ似の黒い髪(あれ?ルナが似ているのか?)をつんつんに立てている男のほうの人だった。
「ゆっくりしていってくださいね。それより朝食はいかかですか?ちなみに私の名はセシルトです」
そう言って台所らしき所に消えたのは栗色の髪を腰まで伸ばしている女の人だった。
若い時にはかなりもてただろう。ルナは、食卓らしき所にもうついている。
マリュートさんも食卓らしき所についている。俺は・・・・どうしようかな?
そんな事を思っていると、セシルトさんが朝食らしき物を持って食卓に置いていく。
「あら、ファントムさん、席についてくださいな」
そうセシルトさんが言う。俺は、
「では、お言葉に甘えて・・・・」
そう言って食卓につく。
なぜか4人分用意されていたのだ。
俺達妖魔族は別段食事などしなくてもいいのだが・・・・
好意で出されたものを破棄するなんてことはできないので、インバース家の面々と一緒に食事をする事にしたのだ。
食べながら、好奇心旺盛なインバース家の面々に質問をあびせかけられる。
「ファルトさん、創られたところはどこなんですか?」
「それは、ファクト様の混沌宮なんですが・・・・」
「いえいえ、だからその〜」
「ファントム君、だから、その混沌宮の場所がどんな地名で言われているかと言う事だよ」
「それは・・・・リュークードと言われています。ちなみに、俺が済んでいる場所は、ファシナンと言われてます」
「ファシナンってなんでなの?」
「さあ?なぜか幻が住む町ファシナンと言われてます。妖の間違いなのに・・・・」
こういう風な平和な会話を続けていると、
「あら、そう言えばルナ、今日はバイトの日だったんじゃなかったの?」
「いっけない、じゃあファントムゆっくりしていてね。それじゃあ行って来ます」
そう言うと慌てて駆け出していくルナ。
「よし、じゃあ俺も魚でもつってくるわ」
そう言って、マリュートさんも釣りざおを引っさげて出て行った。
「あの〜、神と魔などの文献があるのはどこでしょう?」
二人がいなくなってからセシルトさんに聞く。
「それなら、近くに図書館があるわ、そこに行ったらいいと思うわ」
そう言って、行き方を簡単に教えてくれる。
「どうもありがとうございました」
そう言って俺もインバース商店をでる。後に残されたセシルトさんは・・・・
「さて、お店を開きましょうか」
などと気楽な事を言って開店準備を始めた・・・・
俺は、教えてもらった通り行き、図書館に着いた。
どうせなら神と魔の正確な文献がほしかったのだ。
係りの人に聞いてみる。
「あの〜、神や魔に関する資料はどこでしょうか?」
「それなら、OO棚にあります」
そう言われて探し出す。
そして、一冊の本を手にして席に座った時に俺は違和感を感じたのだ。
人がいないのだ。
「まさか・・・・結界!?」
驚愕はしなかったが、いきなりの事で驚いてしまった。
そんな俺の目の前に一つの影が出てきた。
それは、俺の目が確かなら・・・・神族の姿をしていたのだ。
「お前は、危険だ。それ故に神のみなによって殺す。覚悟!」
そう言い、いきなり神族は飛び掛ってきたのだ。
続く・・・・
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ファ:中途半端に終ったな
闇:まあね、これからが見せ場だし・・・・
ファ:ところで、Lがすねているのは何でだ?
闇:気まぐれXがまだかけてないと発覚したから
ファ:書いてやれよ
闇:まあ、頑張ってみる
ファ:はあ、ところで、マリュートとセシルトって言うのは?
闇:マリュートはリナとルナの父親でセシルトって言うのは母親だ
ファ:それで?謝ることは?
闇:・・・・すみませんかおさん。セシルから一文字付け足しただけです。ぱくっちゃってごめんなさい
ファ:はあ、寛大な心をお持ちでしたら許してやってください。
闇:それでは、今回はこの辺で
ファ:また会いましょう。それでは、
闇&ファ:さようなら〜
(すねているL様を置いて舞台は幕を閉じる)