神という名の魔という名の・・・

闇:え〜、知らない間にたくさんの小説が出ていて驚いている闇竜です。
L:で?気まぐれXは?
闇:そればっかですね〜
ファ:仕方ないと思うぞ。なんせこの話ではLは出ないんだからな・・・・
L:ふええええ
闇:泣いても脅しても無駄。
L:ちっ
闇:まあいいとして、前回書き忘れたのですが、何でアメリアのリナに対する口調が丁寧語なのかというのは・・・・
ファ:言うのは?
闇:そっちのほうがいいから
ファ:・・・・
L:・・・・
闇:いやね、アメリアは丁寧語のほうが似合うし・・・・
ファ:まあいいけど・・・・
L:流石気まぐれね・・・・
闇:なんかさらっとひどい事言われたような・・・・
ファ:気のせい気のせい
闇:まあいいや、ちなみに前回はリナサイドで書きましたが、今回からはファントムサイトで行きます。
   ちなみに、ファントムがいない時には神(?)サイドで書きます。それではよろしく・・・・
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「リナさん起きてください!大変なんです!」
「なによ〜後もう少しだけ・・・・」
「神託がおりたんですよ!それも重要な神託が・・・・」
「だから、私には関係ないって・・・・」
そういって、アメリアの追求から逃れようとするリナ、
「では、もし金色の魔王がらみだとしてでもですか?」
その一言でリナは一気に目が覚めたようだ。
「どういうこと!?」
「詳しいことは応接間で言います。早くきてください」
そう言ってドアから急いで出て行くアメリア。
「一体なんなのよ〜」
部屋には呆然としているリナだけが残された。


「それで?どんな神託がおりたって言うの」
あれから10分後不機嫌な顔つきで起きて来たリナが最初に言ったセリフがこれである。
「え〜、だから金色の魔王様がらみの神託なんです〜」
「だから内容伝えなさい!でないと竜破斬でここを吹き飛ばすわよ!」
はっきり言って怒気を含ませているリナの様子におびえながら言い出すアメリア
「ええとですね、
 異邦の混沌よりおりたちし 幻の種族
 その力混沌をも操りすべてを無に帰す
 闇より暗き眼をもち 蒼穹より青き髪を持つ
 その者降りたりしは 赤き世界
 我闇よりなお暗きものなり
以上です」
それを聞いた時のリナの顔は、別段変化が無かった。
「それで?」
「ですから、異邦の民が来ているんですよ!それも、リナさんと同じ力を持つ・・・・」
「だから、それがどうしたのよ」
「つまり、魔族に引き込まれてしまうと大変な事になってしまうんですよ!」
そこまで言われてやっと気づいたのかリナの顔が青くなる。
「それって・・・・大変な事じゃないの!」
「ですから、早く見つけて友達にならないと、そして、心に正義を持ってもらわないと・・・・」
アメリアが何か言いつづけているがリナには聞こえてない。
「もしかしたら、姉ちゃんが何か知ってるかもしれない・・・・」
「そう言えばリナさんのお姉さんてスイーフィードナイトでしたね!
  ということは何か知っているかも!こうしてはいられません!」
そう言うと、一気に駆け出していくアメリア。
「やれやれ、アメリアのあの性格は変わらんな」
そう言うのは、ゼルである。ちなみにゼルやガウリイがいたりする。
ゼルは内容を理解しているが、ガウリイはボーとしている。
リナはため息を一つつくと
「ガウリイ理解している?」
一応聞いてみる。すると、
「う〜ん、一応は理解しているけど・・・・」
驚き!
「なに!?ガウリイもしかして脳が戻りかけてるとか!?」
「なに!?旦那が分かるだと!?天地崩壊のまいぶれかもしれん」
「お前等な〜俺の事を馬鹿にしてないか?」
「「うん、している」」
「しくしくしく」
すねて泣いてしまったガウリイであった。
その時、ドアをばんと開いてアメリアが入ってくる。
しかしその格好は旅支度が済んでいる。
「リナさん!何やってるんですか!早く用意してください!」
「ちょっと待って!どこに行くの?」
そう聞くリナに対してアメリアは答える。
「どこって・・・・リナさんの実家に決まってるじゃないですか。さあ行きましょう」
この一言によって、リナ達は急いで旅支度に追われるはめになったのだった。


一行がセイレーンを出たのは昼過ぎだった。
なんだかんだ言って昼ご飯も食べたリナ達だったのだ。
一向は、急いで進む。めざすはゼフィーリア、しかし、
「おやおやおそろいで、どこに行かれるんですか?」
今一番会いたくない奴の声が上空から聞こえてきた。
リナ達は完璧無視をしている。
「おやおやつれないですね〜」
しかし無視、
「しくしくしく、リナさん何か言ってください」
「うるさいわよゼロス。何か用があるの?」
振り向かないがそう言うリナ。
ちなみに他の人々は、ガウリイはボケ―としている。
アメリアは、現実逃避に走りかけている。ゼルは・・・・完璧無視。
そんな面々のまん前に立ち塞がるように生ごみパシリ魔族事ゼロスは現れる。
「お久しぶりですねリナさんv」
「何のようよゼロス」
「いえいえ、ちょっと獣王様からある事を頼まれましてね」
そう言うゼロスの顔は、いつもどうりニコニコ顔だ。
「頼まれたこと?」
「そうです。なぜかあるところの空間が変になってましてね、そこの調査を頼まれたのです」
「で?何で私たちの所に来たの?」
容赦ない目つきでゼロスをにらむリナ。
ゼロスが「秘密ですv」を使ったらそく重破斬を使いそうな勢いだ。
しかし、
「いえ、僕が行こうとしている所と、リナさんたちが向かっている所と同じじゃないかな〜と思って・・・・」
「それって、ゼフィーリア?」
「ええ、そうです」
そこまで言った時、リナに胸倉をつかまれるゼロス。
「言いなさい」
その声は静かだが、殺気が篭っている。
「ええ、別に構いませんが・・・・」
そう言ってリナ達と共に歩き出すゼロス。
「いや〜、ゼフィーリアの近くで空間のゆがみを獣王様などが感知されましてね〜、その原因調査です」
「空間のゆがみって・・・・ゼロスさん達が使う空間移動のせいじゃないんですか」
そう言ったのはアメリア。しかし、ゼロスは首を横に振る。
「いいえ違います。僕達の空間移動では、この世界の物質世界と精神世界をつなぐだけではあれだけのゆがみはできません。
  あれは、異世界と空間を無理やるつなぐという荒業をやってのけた時のゆがみだと獣王様はいっておられました」
「ってことは、異世界とこの世界を強引につないだってこと?」
そうリナが聞く。
「まあそうです。けれど、そんなことは通常無理です。赤眼の魔王様でもできないでしょう」
そういい、肩をすくめるゼロス。
「ということは赤眼の魔王おも越える実力者ということだなゼロス」
そう言ったのは今まで沈黙を守っていたゼルであった。
ゼロスはこくんと頷きかえす。
「はっきり言ってどんな人なのか分からないのでリナさんたちの力を借りたいのですが・・・・」
かなりいいにくそうに言うゼロス。しかし、
「いいわよ。その代わり私たちをゼフィーリアに連れて行って」
リナは、ウルウル目で頼む。
しかしその目は無理にでも連れて行かせるといっている。
ゼロスはため息を一つつくと、
「分かりました。皆さん一瞬目をつむってください」
そう言った。
リナたちが言う事を聞いて一瞬だけ目を瞑るとそこは今までの街道ではなく、少し離れた所に城門が見えた。
「あすこがゼフィーリアです。では行きましょう」
そう言いゼロスが歩き出す。その後を四人が歩く。
そして、城門に着いた。
すると、リナがすたすたと城門の兵士のほうに行く。
すると兵士が気づき、挨拶をする。
「おお、あなたはインバース家の・・・・どうぞおとおりください。して、そちらのほうは?」
「あっちの四人は私の連れよ」
そう言うと共に城門を通されるリナ一行。
「こんなんでいいのか?」
律儀なゼルが聞いてくるが、
「インバース家って言ったらここでは有名なのよ。じゃあ、姉ちゃんに会いに行きましょう」
多少震えながらリナが言う。
そして、5人はルナが働くリアランサーに向かう。

続く・・・・



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闇:え〜、次回リナの父さんと母さんを出す予定なので、名前を知っている人、レスください。
L:・・・・今回あんた出るはずじゃなかったの?って言うかぜんぜんシリアスになってないし・・・・
闇:それを言っちゃだめですよ
ファ:なんせ、この気まぐれのこと、この先はなんも考えてないんだろう
闇:いや、この話しの大体の内容はもうできている
ファ:何!?
L:天地崩壊でもするの!?
闇:あのね〜この物語を書く時にもう最後などを決めているし・・・・
ファ:早い・・・・
闇:って言ってもずいぶん先になる予定だけど・・・・
L:まあ、早く打ち込みなさい。こんな駄文でも読んでくれる人々はいるんだから
闇:まあそうですね。それでは、次回ついにファントムが出ます。それでは今日はこの辺で
闇&L&ファ:さようなら〜
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L:ところで気まぐれXは?
闇:今書いているところ・・・・
L:早く打ち込みしなさい
闇:はい・・・・