神という名の魔という名の・・・
闇:はあ、気まぐれWも落ちた・・・・
L:そう思うんなら早く打ち込みしなさいよ
闇:そう言われてもな〜あれは、俺の気まぐれでもあるし・・・・
L:ということは・・・・もし気が向けばXがでるってこと?
闇:うん、そうだけど?
L:じゃあ、気が向くようにしてあげようか?(鎌を構えて脅迫中)
闇:いいえ、遠慮しておきます。では、そろそろ本文です。
L:あっ、ちょっと待て!
闇:ちなみにこの話では、前回までのあらすじを書く気はありません、今までのを読んでください。それでは、レッツゴー
L:だからちょっと待てって・・・・
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私は、リナ=インバース。
世間では、ドラまたとか、盗賊殺しとかこのごろでは、魔を滅ぼし者とか言われている者だ。
いまは、姉ちゃんことルナ=インバースの元に帰る途中だ。
そして、横には黙っておけば金髪の美男子だが頭の中はくらげ並みの私の相棒ことガウリイ=ガブリエルがいる。
「なあ、リナ〜いつになったらお前の実家にいけるんだ〜?」
「何回言っているのよ!
ここはまだセイレーンじゃないの、それで、宿屋の分のお金をうかして貰うためにここにいるんでしょうが!」
そう、今いるのはセイレーンの王宮内なのだ。
そこで昔の友のアメリアに会いに来たのだ。
「そうだっけ?」
聞いてきたガウリイは、やっぱりくらげだった。
そう思っていると、ドアが開いて懐かしい顔が出てくる。
「久しぶりですリナさん」
そう言って元気よく入ってきたのはアメリアことアメリア=テスラ=ウル=セイレーンである。
「久々ねアメリア」
「オウ、久々だなアメリア」
「ガウリイさんも久々です。ところで今回は何の用ですか?」
そう聞いてくるアメリア、事件がらみだと思っているのだろう。
私はそんなアメリアに対して左右に首を振った。
「いや〜ね、今回は、ここに寄ったついでだし、久々に友人の顔ぐらい見てもいいかな〜と思っただけよ」
「ついでに、ただ飯くいに来たんだけどな」
ガウリイがボソッと言っているが、必殺スリッパアタックで黙らせる。
「で?どうなの?泊まらせてくれる?それとも、ドラスレで王宮ごと吹き飛ばされたい?」
私は、天使の笑顔で言うと、なぜか青くなりながら頷くアメリア。
「いいですよ・・・・今晩は、フルコースですね・・・・」
半分諦めが入った口調で言うアメリア。
「んん?アメリア何か文句でもあるの?」
そう言いながら詰めいると
「い、いいえ、なんでもないです〜」
そう言って逃れようとする。そこに、
「アメリア様、お客様が面会に求めています」
そう言う声が聞こえてきた。すると、うれしそうに私から離れるアメリア。そして、
「ええ〜ゼルガディスさんが来てるんですか!?」
そう言うと、一気に駆け出すアメリア。
しかし、私は何か悪い予感がしてきた。
「なあ、なんか悪い予感がするんだが・・・・」
そう言うのはいつのまにか立ち直ったガウリイ、
「私もそう思う・・・・」
そう言って、呆然となってしまった。
「よう、久々だなリナに旦那」
しばらくして入ってきたぜルに一瞬誰だか分からなかった。
なぜかと言うと、石の肌だったからだは、普通の人間の肌になっているし、
針金の髪だったのは、まだ銀色だが前のような固さは無いように感じる。
「もしかしてゼル・・・・戻ったの!?」
まだ本物かわからないが、一応聞いてみる。
「おう久々だな〜ゼル」
ガウリイが言っているところからして本当のようだ。
「ああ、やっと戻ったんだ。ただ、キャバシイはそのままでな」
そう言うゼルは、今までの氷の笑顔とは違う、本心からの笑顔だ。
「それの話は、私も興味あります。でも、その前に夕食にしません?」
アメリアの一言で一向は食堂に向かう事になったのだ。
食堂には、フィルさんが待っていた。
「久々じゃのうリナ殿」
ガウリイがちょんちょんと肩を叩いてくるが、質問の内容が分かるので、先に答えてやる。
「フィルさんよ。ほら、スレイヤーズの4巻ででてきた・・・・」
そこまで言うと、
「おお、思い出した」
そう言うガウリイ、しかし、ホント〜に思い出したのだろうか・・・・不安が残るが、
「リナさん?食べなくていいんですか?ガウリイさんはもう食べているけど・・・・」
そう言うアメリアのセリフで我に帰る。するとさっきまで後ろにいたはずのガウリイがいない。
そして、私の目の前には、運ばれてきた料理を幸せそうに食べるガウリイの姿が・・・・
「あああああ、先に食べるなんて卑怯よ!」
そう言って、私も食べ始める。そして、食事に突入!
「ふう、お腹いっぱい、もう食べられない」
数十分後、出されたものを食べつくし、お腹いっぱいでベットに横になっている私の姿があった。
あれから、詳しい話はあすという事で今日は切り上げたのだ。
まあ、ゼルはフィルさんに話したいことがあるといって私室に行ってしまったが・・・・
「ZZZZZ]
あいも変わらず寝てしまう私であった・・・・あすが大変な事になるとは思いもよらず・・・・
終・・・・第2章に続く
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闇:はい、ということで第二章は明るくしてみました。次回からはかなりシリアスになる予定です。といっても、俺の頭でどこまで書けるかは分かりませんが・・・・ついでに気まぐれXは、この物語が一段落ついてから書くつもりです。しばらくお待ちください。それでは、今回はこの辺で