遥かなる記憶の彼方に・・
楽しい時間はあっという間に過ぎるとはいうが・・・。
これもその典型的な例であろう。
長いようで一ヶ月。
その滞在期間。
さすがに、実習があるのは最後の数日だけであったが。
それでも。
完全に素人である、学生たちに。
ここ、銀河連邦の実習を経験させるというのは。
その、懐の大きさをも物語り。
逆に、これからの、可能性をも引き出す結果を今までの、経験から、得ている、組織の上の存在達。
ミレアと同じチームになった他の女の子達はというと。
逆にいえば、かなり恵まれてもいたりする。
何しろ。
先生達には内緒でv
といって。
その自由時間に。
ミリーの宇宙船に乗って。
この辺りの銀河・・つまりは、宇宙空間などを・・・つまりは、自由遊覧飛行などをもしていたりもするのである。
その、意思の力・・すなわち。
精神力で動くと説明をうけた、その船は。
今、世間一般。
この、宇宙上で、まだ確実に普及していない。
かなりの、高性能の機能やスピードを誇り。
そのこともあいまって。
普通、普通に生活していたのでは。
いや、いくら、連邦に勤めている存在でも、まず見ることはないであろう。
彼女達が生活している、その空間。
その、銀河を多々と含んでいる。
その、大銀河の中心の果て・・つまりは。
その、一番重力が強く、誰もが踏み入れてもいないとされている、その空間を具間みることができたのは。
それは、ミリーが創った、船だからこそ。
「姉様?出来れば毎週、戻ってきてよ?」
瞳をうるうると潤ませて。
もう、姉の側から離れないといけないことに気付き。
名残惜しそうに話しかけてくる、妹であるミレアの言葉に。
「はいはい。ほら、ミレア、遅れるわよ?」
そういいつつ、促すミリー。
すでに。
各自、グループごとに別れていた生徒たちは集まり、その荷物をまとめ。
「はいはい。分かってるわよ。ほら、いきなさい。ミレア。」
ぽん。
軽く、妹の背中を押して。
促すミリー。
長いようで短い。
ユニバース学園の社会見学の期間は今日をもって終了し。
これから。
ミリー達は、次元に儲けられている、次元ゲートを通じて。
一度、この辺り・・つまりは、ここ、
銀河連邦平和総合機関第784支部。
それが設置してある空間から、通常の空間にと移動して。
再び、彼女達の住んでいる惑星にと戻ってゆくのである。
「でも、いいなぁ。ミレア、あんな素敵な姉さんがいて。」
ミレアのクラスメートたちが、帰りの船のなか。
そんな、本部に勤めている姉を持っているミレアをうらやましがり。
相部屋となった、少女たちが、話しかけていたりするが。
さすがに女の子というべきか。
このたびの、見学などにおいて。
見学として連れて行かれた、とある鉱石の惑星。
そこで手にいれた、様々な鉱石などを広めつつ。
何しろ、混じり気のない、純粋なる結晶。
そんな結晶たる鉱石が、ごろごろしていたとある惑星。
光ものがむちゃくちゃに好きではない。
という、女の子でも、男の子でも。
そこの結晶を自由に持ち出してもいい・・。
そういわれれば。
まず、気に入ったものを持ち出すのは、人として。
いや、その心情的に当然といえば当然のこと。
中には、そんな純粋な結晶を糧とする種族などもいたりするが。
そこはそれ。
異次元ゲートをくぐりつつ。
そんなことをつぶやいてくる友達の言葉に。
「うん!私の自慢のお姉ちゃんなの!」
そういって。
満面の笑みを浮かべて微笑んでいる、
淡いふわふわの少しウェーブの入った髪質の金色の髪に水色の瞳をしている、女の子・・・ミレア。
ミレア=バール=ノクターン。
ミリーの・・ミリアム=フィラの妹であり、そしてまた、ノクターン家の実の娘。
その当人。
そんな姿が。
帰りの船の中で。
宇宙空間を移動する彼らがのった船の中。
見受けられているのであった。
疑問に思ったのは、いつだっただろう?
ふと。
そんなことを思い出す。
自分は、どんどん歳を取ってゆくのにまったく変わらない姉の姿。
それはしかし。
宇宙という、時間率が、当然のことながら、異なる空間で生活しているのだから。
当たり前といえば当たり前なのかもしれないが。
・・・それでも。
まるで、どんどん、自分だけが歳をとってゆき。
姉であるはずのミリーに。
その姿というか、見た目の年齢が、どんどんと追いついてゆく。
・・・・ミレアが、学園を卒業しても。
そしてまた。
上に進んで、医学の道を究めようと。
その、一族の特製を生かして。
人々というか、宇宙に生きる全ての存在達に。
生きる力を与えようと、さらに勉学を学ぶために、進んでも。
・・・・ミレアが、二十歳を迎えても。
姉である、ミリーの姿は・・・。
ミレアの記憶にあるままの姿・・。
二十歳前後・・いや、二十歳には言っていないくらいにしか見えない。
ミレア。
只今、20歳。
ミリアム。
只今、30歳になるはずなのに・・・。
どうみても、このミレアとミリーが並ぶと・・。
二卵性の双子ではないのか?
というほどに。
ミリーの老化は。
ミレアの目から見ても誰の目から見ても分かるとおりに、完全に止っているのであった。
それはそのはず。
当然なことなのだが。
だがしかし。
ミリーの正体を知らないミレアにとっては・・・。
それは、不思議なことでしかなかったのであった・・・・。
そんな、疑問を感じつつも。
やがて、年月は。
ゆるやかに、過ぎ去ってゆく・・・・・。
「へえ?今の人が、ミレアのお姉さん?」
家に招かれ。
とりあえず、上がっていてください。
そういわれ。
くつろいでいると、見たことのない女性が自分に話しかけてきた。
そういっているのは。
まるで太陽なような輝きを宿した、金色の髪の男性。
その、青いまでの瞳が、ミレアを射抜く。
告白されたのは、数ヶ月前。
今日。
ミレアは、彼を両親に紹介するために、家にと招待しているのである。
ミレア。
只今、22歳。
そんな、ある日のうららかな出来事が。
これから後の。
彼とミレアの歩む決定を下すことになろうとは。
当然のことながら。
この二人には、知るよしもないこと・・・・。
−続くー
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あとがきもどき:
ちなみに。
この長編・・終らせても。
短編形式みたいにして。
ちょこまかと(そーか?)打ち込む気は・・一応(かなり強調)
ありますので・・・・。
いつになるかは不明ですが・・・・。
やるつもりであることは・・事実です・・・・。
・・・・・・・・サイトを開いている限り・・・(お゛い゛!)
ふっ。
来月で・・・・また一つ歳をとるぅ・・・・。
・・・・・あと数年で・・三十代に突入だ・・(汗)
あわわわわわ(汗)
・・・・全然自覚・・ないんですけど(涙)
・・・・・ま、外見・・よーやく、二十歳過ぎに見られだしたから・・。
・・・・よしとするか・・
(今までよく高校生とか、十八、十九、もしクは、二十歳前後と。
初対面の人とかに・・・言われていた人・・汗)
・・・・何はともあれ!
一気に時代を飛ばしたぞ(まてやこら!)
上記でも触れましたが・・・。
・・・私は、イベントなどを打ち込むその表現力に・・。
自身がありません!(どきぱっ!←かなりまて!)
あるやつのいくつかは・・短編として。
番外編として・・いつか(できるのか?汗)掲載します・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たぶん(滝汗)
とりあえずv
よーやく、ミレアの相手が登場ですぅ!(まてぃ!)
え?
短編のスピリッツで・・。
ミレアの名前がそのままだったって?
そりゃ当然v
だって・・彼v婿養子だもん(お゛ーい!爆!)
んではではvvまたいつか(無理やりに終らせて逃亡!!)
2003年4月8日&9日。
(後書きを先に打ち込んでたら・・十二時過ぎたので・・笑)