あははv
別の小説打ち込んでたら・・一時・・過ぎちゃいました(汗)
ちなみに、本日・・・2003年2月28日の夜中の一時・・(まて!)
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遥かなる記憶の彼方に・・
ここ、銀河連邦総合機関の、総合試験。
筆記試験は、数時間もしないうちに、その、空間掲示板にと表示される。
何しろ、銀河の中心の暗闇に。
でかでかと、その番号が表示されるのである。
その表示は、一定時間を過ぎると、すぐに消える。
それゆえに、その、一定時間内で、自らの、受験番号を探そうと。
躍起になる、試験を受けた存在達。
中には、不合格で、落ち込み、やけになって、騒ぎ出し、乱闘騒ぎを起こしたりする輩も少なくないが。
その辺りのことの治安は徹底されている。
すぐさまに、そんな行動に移りかけた存在は。
強制的に、精神が落ち着く効果のある惑星にと、自らの意思に関係なく飛ばされる。
その受験番号の札を通して。
その星は、あまりに精神を安定させるので、少し危険区域にと、指定されている。
というのも、安心しすぎて、そのまま、永眠・・。
普通の精神でそこにいくと、まず間違いなくそうなるからして。
少し混乱している程度の存在には、丁度更正には最適なのである。
何しろ、その星は。
訪れるものを安心させて、そのまま、眠らせて。
その眠ったままで好い夢をみさせつつ、殺して、その養分にて成長するという、少し変わった惑星。
いや、惑星というよりは、一種の食虫植物の、その惑星形態。
広い宇宙。
植物といえども様々な形をしている生き物も存在する。
その星もそんな一つ。
見た目、普通の星なので。
よく旅人が騙されて、引っかかっているのだが。
さすがに、危険なので、今では、一応、銀河連邦警備隊の、監視下にと置かれているのだ。
その点数の結果は、混乱を極めるので表示されないが。
ヴ・・・・ン・・・・。
一時のみ、映し出される、合格者の受験番号。
まあ、後で、希望者には、この合格番号票は、有料で配布されるものの。
やはり、それは、ここ、連邦機関に就職したいという、気迫が問われる。
そんな理由から、その一瞬表示されるその時間中に。
自分の番号を探す試験者達の姿。
「やった!合格してるぅ!」
ミリーの横で飛び跳ねているのは。
幼馴染と同じ、紅い髪をしている少女。
いや、年のころは、ミリーと同じであろうか。
よっぽどうれしかったのか。
「ねえねえ!私、合格してるよ!」
見知らずのミリーの手を取って、完全に舞い上がっていたりする。
「よ・・・よかったね。」
それ以外に何と声をかけたらいいのだろう。
「ねね!私、ミメットっていうの!あなたは!?」
その、琥珀色の瞳をきらきらさせて。
ミリーに聞いてくる少女。
みたところ、どうやら、ミリーと同じく、十七歳くらいであろう。
「私?私は、ミリアム、ミリアム=フィラ。ちなみに、私も合格してるよ?」
そういって、見知らずの自分に喜びを伝えてくるその少女にと微笑みかける。
どこか、雰囲気が、幼馴染のルビーに似ているその少女。
「そうなの!?きゃあ!うれしい!私、同年代の女の子と一緒になるのって初めて!」
ぴょんびょんと。
ミリーの手を掴んで、飛び跳ねるその少女。
「私、トゥラ星系の、ミメット。今、十七よ。」
そういって、にっこりと微笑んでくる。
「・・・・トゥラ星系って・・。」
トゥラ星系。
そこは、時間率が、他と異なり、そこに住む種族の時間の流れも異なる。
つまりは。
彼等にとっては一年でも。
宇宙の平均時間率では、軽くみつもって、十年という期間。
つまりは、彼女達のいうところの。
十年は、外では、百年に値する。
そんなことをふと思い出し。
・・・なぜ、知っているのか疑問にも思うが。
何しろ、ミリーが住んでいた惑星は、トゥラ星系とは、はっきりいって、友好的な交流がないというのに。
それでなくても、銀河・・つまり、数十代銀河ほども、距離的にはかけ離れているのだからして。
「ふーん。ミメットさんねぇ。」
「呼び捨てでいいわよv」
にっこりと笑って言ってくるその言葉に。
くすりと笑って。
「じゃ、ミメット♡」
「私も、ミリアム・・だからミリーって呼んでもいい?フィラ・・よりはそっちの方がしっくりくるし。」
そういって、今回の試験のために、編みこんでいるのであろう。
髪をいじってミリーに言ってくるミメット。
「ミリーでいいわよ。両親も友達もミリーって呼ぶし。」
・・・ただ、一人だけ除いて。
そう思いつつ、少しちらりと胸元を見るミリー。
ミリーのことをフィラと呼ぶのは。
彼女が常に身につけている、石の精霊のファーのみ。
正式な名前はフェアリーというのだが。
それは、今のミリーは思い出してすらもいない。
「ねえねえ、これから一緒に行動しない?」
目をきらきらさせて、言ってくるミメットの言葉に。
「・・・そーいや、次はタッグを組んでの、シュミレーション試験があるんだったっけ?」
いきなり、戦闘とかにも巻き込まれても、強靭な精神を持っているか。
やはり、銀河の全てに支部をおき。
その活動範囲も広い、銀河連邦。
いつ、いかなるとき、いかような場合にも、冷静さと、判断力、正確さが必要とされる。
それは、訓練で身に付くものもあるが、その天性の、適正テストを兼ねて。
いきなり、試験の中に、シュミレーションという形で、何らかの試験が行われる。
その試験は、毎年内容が異なるので、こればかりはぶっつけ本番で望むよりはない。
大概、一人でシュミレーションを行う場合もあるが。
今、合格の掲示をしていたその光の壁の端に。
その試験が、次は相手・・つまりは、バートナーを組んで。
二人一組で行動するようにとの指示が乗っていた。
つまりは、見知らずの相手でも、すぐにコミニュケーションが取れるか。
そういう試験と、また、連邦に勤めているのは、同じ種族ばかりではない。
それになれるために、先入観などを持っている存在では到底、勤まらないのだ。
もう、単なる試験とはいえ、振るいを掛けられている試験生たち。
「・・・そね。私も知り会い・・いないし。」
まず、ベテランの存在は、こんな子供を相手にはまずしない。
それどころか、どうにか、合格する確率が高い相手を探すであろう。
少し考えて。
「じゃ、よろしくね♡」
「こちらこそ♡」
即効の速さで、意気投合し。
次なる試験で、チームを組むことを決めている、ミリーとミメットの姿が。
緑の星の上空にと設置されている、クリスタルの地面の上にて見受けられていた。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。
だからって・・これの何処がシュミレーション!?」
思わず叫ぶ。
「まあ、いいじゃないvたのしくて♡」
にこにこと、笑っているミリー。
次なる試験会場にと出向いたところ。
次なる彼等に与えられたのは。
二人乗りのシャトル。
ちなみに。
試験内容は ―。
『ここ、大銀河中の見回り。
その見回りと報告、もしくは、きちんと、連絡体制が、取れるかという存在的な能力テストです。』
そう告げられ、各自に二人乗りのちょっとした船が渡された。
船に書かれているのは、小さな番号。
その番号が、常にどこに誰たちがいるか。
本部の方で把握するのに役立っている。
「・・・・これ用の、学園にでもいってたら、別だろうけど・・。」
まさか、いきなり、実技がくるとは。
多少というか、絶叫を上げているミメットに対して。
「まあまあvいいじゃないvそれに、私、よく一人ででも、小さいころから、宇宙にでていろいろ遊んでるし。」
にこにこしつつ、あっさりと、マニュアルも読まずに。
完璧に船を操縦しているミリーを見て。
「・・・・普通、小さいころって・・・。無理なんじゃ?」
まあ、星にもよるだろうが。
ミメットが、今まで聞いた会話によると。
まずミリー達が住んでいる星では、
小さい子供、一人で宇宙に出て行くなど、出来るレベルの技術ではないはずである。
最もな疑問をいうミメットに。
「ああ、簡単よ。自分で船を創って外に出てたの。」
さらりと何でもないように言い放つミリーに対し。
「・・・・って・・・・ええ!?船を作れるのぉ!?」
思わず、驚愕の叫びを上げる。
「・・・・え?普通、誰でもできるでしょ?」
ブンブンブン!
「出来ない、いや、絶対に出来ない!」
激しく、首を横に振るミメット。
「・・・・・私、物心つく前には、すでに創ってたらしいからなぁ・・。」
「・・・ミリーって・・変わってるわね。」
そんなほのぼのとした、自己紹介にもにた、互いの紹介をしつつ。
二人を乗せた船は。
とりあえず、実技試験ということで。
宇宙空間にと出発していってゆく……
「へへ、今回も大量、大量。」
じゃらりと。
星を襲撃して、手にいれたお宝の数々。
そして。
「・・・しかし、この箱・・・何なんですか?」
古ぼけていて、細かい細工が入った箱をみて、つぶやく、目つきの悪い男性が一人。
「・・・ふふ。」
偶然にも、水浴びしているそれを発見した。
あわてて逃げるそれを。
服を掴んで、捉えたのは、部下達が出かけていたとき。
すると、それは。
小さな光と共に箱の中にと姿を消したのである。
「・・・いいもの・・・さ。」
不可思議に輝いていたその虹色に近い羽。
人間でないのは、一目瞭然。
・・・・だが。
これを利用して、金儲けは絶対にできるな。
そう、確信し。
一人、にやにやしている、この宇宙海賊の頭。
「いいものですか。お金になるものですかね?・・・でもこれ、開きませんけど?」
力まかせに、ふたを開けようとしても、絶対に開かない。
何をやっても、斬れもしないし、開きもしない。
「不思議な箱として売り払うという手もあるからな。」
ここまで頑丈な箱だと。
興味を引かれる金持ちは少なからずとも、収集家というものは、必ず宇宙の何処にでも存在する。
彼等のやり口は、一度盗んだものを売りつけて、さらにはまた盗む。
そうしていって、どんどん規模を広げていっているのである。
「ま、てめえらは、きにせずに、今回の獲物の後始末だ!」
『へい!』
とりあえず、盗品とばれないように、それなりの手入れは必要で。
頭の言葉に従い。
足のつくようなものは、綺麗にその痕跡から何から何まで。
綺麗に消してゆく。
「・・・・・かしら!前方に一隻の船が!」
モニターに、自分達の方向にムカってやってくる、一隻の船。
「・・・・・な!?銀河連邦のものです!」
『なにぃぃぃぃ!?』
彼等には、その船に書かれている番号など目に入るはずもなく。
自分達を捕らえに、警察か警備隊が出向いてきたと勘違いし。
そのまま、いきなり。
「ワーブ準備!」
「了解!」
すぐさま、逃げる準備を開始し始める。
そんな逃げかけている数隻の船を。
実技試験中のミリーとミメットが乗った船は。
やがて、視界の先に捉えていた。
「何だろ?あの船?」
そういいつつ、いずこも同じようなもの。
ぴぴっ。
慣れた手つきで機械を操作する。
「前方の船の船籍と、乗組員。今、このルートに存在している船か否か。照合せよ。」
船の機械に向かって指示を飛ばすミリー。
「・・・ミ・・・ミリー?」
慣れたその様子に少し驚くミメット。
「え?あ・・ああ。私、以前、社会見学で本部にいったことがあるのよ。
そのときに、大概、こういうときにすることはなどは見たことあるから。」
普通、一度見ただけで全てを把握など出来るはずもないのだが。
その一度だけで、完全にマスターしているミリーなのである。
『・・・照合、完了。該当船隻・・・皆無。うち、一つは盗船と届出ある船体と判明。』
船のメインコンピュータから、答えが戻ってくる。
うきうき、そわそわv
「おもしろそvミメット、正体、突き止めましょv」
「え!?ちょ・・ミリー!?」
「何かこうでなくちゃ、実技の意味がないじゃない!」
「そういう問題!?」
「そーいう問題♡」
少しというかかなり驚くミメットをよそに。
「そこの、前の船、止まりなさい!!!」
宇宙空間に。
ミリーの声が響いてゆく。
-続くー
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・・・何か打ち込んでいる最中・・。
ページ編集がおかしー・・(汗)
変換してたら、いつのまにか・・・画面が小さく表示されるんですよね・・(汗)
・・・・なぜに?(涙)
というわけで、一回・・いや、かなり時間がかかりました・・・(汗)
・・・・何で?文字変換するためにスペースキーを押すだけで・・・(涙)
んではでは・・・・。